お部屋探しのコツや知識まとめブログ|Rooch(ルーチ)
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

家賃交渉を成功させる5つのコツ!相場と値切るタイミングを実例付きで大公開!

交渉が成立した様子のイラスト

家賃交渉はできるの?という疑問にお答えします!家賃を値切る際の5つのコツや、交渉をお願いする最適なタイミングまで徹底解説します。

家賃交渉の上手なやり方を理解して、成功率を高めましょう!

この記事は、不動産屋「家AGENT」池袋店の阿部さんにも内容を監修してもらいました。

阿部さん

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上。管理職になる前の年間接客件数は380~400件。家賃交渉の経験も豊富。

家賃交渉を成功させるための5つのコツ

家賃交渉を少しでも通りやすくするために、5つのコツを紹介します。以下の内容に気を付けて交渉すれば、通る可能性が上がります。

①不動産屋を味方につけて交渉してもらう
②下げて当然という態度をとらない
③値下げしてほしい金額を明確にする
④エリアの相場から極端に下げようとしない
⑤交渉が通ったら必ず契約すると伝える

①不動産屋を味方につけて交渉してもらう

仲介業者が管理会社に家賃交渉している

家賃交渉は、お部屋を紹介した不動産屋を通しておこないます。入居するまでの窓口なので、味方につけて交渉を頑張ってもらいましょう。

自分で直接交渉するのは避けるべきです。大家さんや管理会社が、不動産屋に仕事を任せている意味がないからです。不安がられて、審査に落とされるケースもあります。

慣れている不動産屋が交渉したほうが成功率も高いので、遠慮なく相談してください。

②下げて当然という態度をとらない

「下げて当然」という態度をとらずに、丁寧にお願いしましょう。態度が悪いと、入居後のトラブルを心配されて申し込みを断られる場合があります。

不動産屋には、嫌われるよりも好かれたほうが損をしません。「この人のために頑張りたい」と思えば、より本気で交渉に取り組みますし、家賃交渉も通りやすいです。

③値下げしてほしい金額を明確にする

家賃交渉は、具体的な金額を伝えると成功率が上がります。「とにかく安く」などの抽象的な伝え方では、いくら値下げすれば納得するのかわからないからです。

値下げ交渉する女の子

ちなみに、家賃の交渉は2000~3000円で伝えるのが、常識の範囲内です。

ずっと空室が続いているなどの理由で値下げに根拠があれば、5000~6000円の交渉でも、通る可能性はあります。

④エリアの相場から極端に下げようとしない

家賃には相場があり、周辺の同じような物件も参考に決められています。また、階数や室内の設備によっても変わります。

相場に対して妥当な家賃なら、交渉しないほうが良いです。予算オーバーと判断され、審査に落ちやすくなるからです。

周辺の家賃をネットで調べたり、不動産屋に似たような物件を見せてもらったりして、相場をふまえて交渉しましょう。

⑤交渉が通ったら必ず契約すると伝える

交渉すると、大家さんや管理会社には心配されます。条件に納得していない人が、契約直前にキャンセルするケースが多いからです。

「家賃が2000円安ければ必ず契約する」など、キャンセルする心配はないとアピールすると、交渉に応じてもらいやすいです。

管理会社に交渉している仲介業者

ただし、同じお部屋を気に入ったライバルの存在には要注意です。交渉なしでも良いと伝える間もなく、交渉のない人が優先されるケースがあるからです。

交渉が通らない物件のほうが多いので、あくまでダメもとで通ったらラッキーと考えたほうが良いです。

予算が心配な人は、最初から安くて住みやすいお部屋を紹介してもらいましょう。

家賃交渉の材料は多いほど良い

仲介業者が管理会社に交渉材料を見せている

家賃を安くしてもらうためには、交渉の材料が必要です。以下のような条件に当てはまる項目が多いほど、交渉が通りやすいです。

家賃交渉するための材料
・空室期間が長く他のお部屋も空いている
・アクセスや周辺環境に問題がある
・築年数が古い和室など
・エリアの家賃相場より高い
・物件の設備と家賃が見合っていない

単に安くしてほしいと言っても通らないので、交渉する根拠の参考にしてください。

空室期間が長く他のお部屋も空いている

ほとんどの大家さんは、ローン返済など毎月の出費があります。空室だと家賃収入がなくマイナス収支になるので、家賃を下げても入居者を決めたい場合があります。

空室が2~3ヶ月続いているお部屋や、同じ建物で空きが多いと、交渉が通りやすいです。空室状況は、不動産屋に確認してもらえます。

アクセスや周辺環境に問題がある

駅から徒歩20~30分でアクセスの悪い物件や、周辺にお墓があるなど、立地の問題で相談してみるのも手です。

基本的に、家賃交渉が通りやすいのは、人気がなく借り手がつかない物件です。

築年数が古い和室など

人気がないお部屋なのに家賃が高めなら、近くにある似た物件を引き合いに出すと交渉が通りやすいです。

築年数が古い和室などで家賃が高ければ、下げてもらえる可能性は高いです。

エリアの家賃相場より高い

人気に関わらず、周辺の似た物件と比べて家賃が高いなら、交渉材料にできます。もし家賃の設定が微妙だとわかれば、値下げを検討してもらえます。

家賃を決める際は周辺の物件も参考にしているので、相場とかけ離れた家賃の物件はなかなか見つかりません。

ちなみに、築浅やデザイナーズマンション、設備が充実した物件など、家賃が高くても妥当なケースもあるので、不動産屋に調べてもらうと良いです。

物件の設備と家賃が見合っていない

エアコンの型が古い、モニターが無いインターフォンなど、設備が微妙なのに家賃が高い物件は、交渉が通りやすいです。

家賃交渉が通らなくても、設備を新しいものに交換してもらえるケースもあります。

入居前に相談したほうが確認しやすく、検討してもらえる可能性が高いので、気になる部分は早めに伝えてください。

交渉経験が豊富な不動産屋に相談するべき

家賃交渉やお部屋探しに不安がある人は、気軽に相談できて親身になってくれる、経験豊富な不動産屋を頼るべきです。

おすすめは、チャット不動産屋「イエプラ」です。チャットやLINEでやりとりするので、対面だと言いづらいことも伝えやすいです。

「予算が足りないので家賃交渉してほしい」「気に入ったお部屋の家賃が高いので交渉できないか」など、プロの不動産屋スタッフに気軽に相談できます。

家賃だけではなく、敷金礼金などの初期費用の交渉経験も豊富なので、とにかくダメもとでも交渉してほしいという人におすすめです!

イエプラボタンバナー

家賃は大家さんに最終的な決定権がある

家賃を決めているのは、物件の大家さんや管理会社です。最終的な決定権は大家さんにあり、家賃交渉が通るかどうかは大家さん次第です。

大家さんや管理会社は、借り手がついて採算がとれる家賃を考えて募集しています。築年数、間取り、広さ、周辺環境なども総合的に判断して、家賃を決めています。

お部屋は大家さんにとって大切な資産であり、苦労して考えた家賃を安く見積もられて、良い気分はしません。交渉が通らなくても、背景に理解は必要です。

更新のタイミングでも家賃交渉は可能

借りるときよりも、お部屋を更新するタイミングのほうが、家賃交渉がうまくいく確率が高いです。次の入居者を探すのが大変だからです。

「家賃負担を少なくしたい」という理由で引っ越しを考えているなら「更新するので家賃を下げてもらえませんか?」と、早めに管理会社に交渉してみましょう。

大家さんが自分で管理している物件なら、大家さんに直接交渉する形で大丈夫です。

阿部さん

更新が近づいたらダメもとで交渉してみたほうが良いです。空室がいくつかある物件なら、長く住む予定と伝えると通りやすいです。

更新のタイミングでも交渉のコツはほぼ同じ

住み始めよりも快適ではない部分を、あくまで丁寧に相談してみると良いです。

大家さんが「空室になるより住み続けてもらうほうがお得」と考えれば、交渉が通る可能性が上がります。

住み心地の変化を交渉材料にすると良い

以下で、更新時の交渉材料を紹介します。特に「近所の環境の変化」は理解を得やすいです。

更新時に家賃を交渉する際の材料
・建物に雨漏りなどの不具合が多い
・他のお部屋の募集家賃がやけに安い
・他に似たような家賃の安い物件がある
・エアコンなどの設備が古くなってきた
・近所のスーパーやコンビニがなくなった
・マンションが建って日当たりが悪くなった
・入居後に近所にパチンコ屋ができてうるさい
・近くに高いビルが建って電波環境が悪くなった
・駐車場などの共用部分が目の前で騒音がすごい
・管理が行き届いていないので管理費分を交渉する

家賃交渉を断られたら、管理費を交渉するのも手です。管理が行き届いていない部分を指摘すると、交渉に応じてもらえます。

▶管理費について徹底解説した記事はこちら

家賃滞納やマナーの問題があると交渉は難しいので、大家さんに良い入居者だと思ってもらえるように過ごしましょう。

更新時に家賃を増やされるケースもある

更新の際に、周辺の地価上昇などの理由で家賃を増やされるケースがあります。

お部屋の価値は、時間が経つと減るのが通常です。しかし、人気の物件では入居後に上がる可能性もあるのです。

更新の際にかかる費用まで意識して、なるべく家賃が安い物件を見つけられるとベストです。

家賃交渉はお願いするタイミングが重要

家賃交渉をお願いするタイミングは重要です。交渉する時期や言うタイミングで、交渉結果が大きく異なるので参考にしてください。

・入居申込の前に交渉するべき
・入居審査中も交渉自体はできる
・交渉が通りやすいのは閑散期の4~8月
・繁忙期の1~3月と9~10月は難しい

入居申込の前に交渉するべき

家賃交渉のベストなタイミングは「入居申込の前」です。「○○円下がれば申し込みます」と不動産屋に伝えると、大家さんや管理会社に確認してくれます。

阿部さん

悩まれていたお客様が「家賃を2,000円下げたら絶対契約する」と約束してくれたので、無理を承知で管理会社に何度も交渉しました。そのときは3,000円下げてもらえて、お客様にも満足いただけました。

入居審査中も交渉自体はできる

申し込んだあとに交渉もできますが、ほとんどの場合は「言うのが遅い」「申し込む前に言ってほしい」と嫌がられます。

家賃や敷金礼金などの、条件に納得したうえで申し込むのがマナーとされています。後出しするよりも、あらかじめ伝えたほうが交渉は通りやすいです。

女性のアイコン「家賃を下げてくれないならキャンセルする」って、契約直前にゴネれば簡単に交渉が通る気がするのですが…。
阿部さん

その方法はおすすめしません。契約の直前に交渉を後出しすると、大家さんへの心証がかなり悪いです。入居後のトラブルまで心配されるので、条件に納得したうえで申し込むべきです。

交渉が通りやすいのは閑散期の4~8月

4~6月の空き物件

交渉が通りやすいのは、4~8月の閑散期です。特に4~6月はお部屋を探している人が少なく、住むこと自体を交渉材料にできます。

4~6月の空室は、9~10月まで埋まらないか、最悪は1~3月まで空室のままです。家賃交渉が通りやすい時期なので、少し家賃上限を上げて探すのもアリです。

不動産屋も交渉に時間をかけられるので、成功率が高いです。注意点として、閑散期は良い物件ほど埋まっている傾向があります。

▶お部屋探しに最適な時期を徹底解説した記事

繁忙期の1~3月と9~10月は難しい

お部屋を探している人が多い繁忙期は、交渉がほとんど通りません。交渉しない入居希望者がすぐに見つかるからです。

特に1~3月の進学・就職シーズンと、9~10月の転勤シーズンはお部屋を探す人が多く、交渉は難しいと思ったほうが良いです。以下で時期ごとの特徴を紹介します。

時期 特徴 交渉可否
1~3月 もっとも忙しい繁忙期
進学・就職シーズンで忙しい
交渉は難しい
4~8月 閑散期で交渉向き
忙しさが落ち着いている
6月がもっとも安い
9~10月 第二の繁忙期
転勤シーズンで忙しい
交渉は難しい
11~12月 繁忙期前の準備で少し忙しい
募集が増え始める
交渉はやや難しい

引っ越しに締切がなければ、交渉の通りやすい4~8月や、転勤シーズンの落ち着く11~12月にお部屋を探すのも一つの手です。

家賃交渉した人の実例3つ

当サイトRoochが実施したアンケートをもとに、家賃交渉の実例を3つご紹介します。

交渉が成功するかどうかは、ケースバイケースです。交渉する際の参考にしてください。

家賃交渉の実例
①空室が多いので交渉してみた
②設備の不備があったので交渉した
③代わりに礼金を値引いてもらえた

①空室が多いので交渉してみた

家賃 :7.6万円 ⇒ 7.3万円

物件を見に行って空室数を数えました
男性のアイコン同じマンションの違う部屋がいくつも募集していたので「もしかして空室ばかりの物件なのでは?」とアタリをつけました。それからは、不動産屋に連絡する前にまず1人で物件を見に行き、空室状況を確認しました。もちろん部屋には入れませんが、カーテンの数と集合ポストの状態を見れば、入居率はほとんど分かります。あとは内見のタイミングでちょっと交渉するだけで、3,000円安くしてもらえました!(男性/20代)

築20年の物件で、1ヶ月ほど空いているお部屋でした。交渉がわりと通りやすい6~7月に内見と契約を済ませています。

空室の多い物件は、時間をかけて交渉できるのがメリットです。交渉中に他の人にお部屋をとられても、別の空き部屋に切り替えられるからです。

②設備の不備があったので交渉した

家賃 :6.2万円 ⇒ 交渉失敗
設備 :クローゼットにガタつき

入居前に修繕されるという話になりました
困り顔の男性のアイコン内見時にクローゼットの金具が壊れているのを見つけました。ドアが上手く開け閉めできなかったんです。ただ、自分はそもそも衣類が少ないので「故障したままで良いから、代わりに家賃を1,000円下げてくれませんか?」と交渉しました。仲介の不動産屋はそのまま大家さんに伝えてくれましたが、結果はNOでした。「故障は入居前に修繕するから値下げはできない」とのことでした。(男性/20代)

大家さんに値引く理由がなければ、家賃交渉は難しいです。交渉が通らないときは、話を進めるかどうか1日後には回答する必要があります。

ライバルが現れた場合に備えて、交渉が通っても通らなくても話を進めるのかは、不動産屋と決めておくべきです。

回答が遅れると、契約の意思が固いライバルにお部屋をとられる可能性があります。

③代わりに礼金を値引いてもらえた

家賃 :8.2万円のまま
礼金 :家賃2ヶ月分 ⇒ 家賃1ヶ月分

スタッフさんからアドバイスをもらいました
女性のアイコン「すごく気に入った物件だけど、生活するには家賃が少し高い」と不動産屋さんに話したところ、家賃交渉できるかどうか、真剣に相談に乗ってくれました。「ほかのお部屋との兼ね合いもあるから家賃交渉は難しいと思います。けど、礼金が相場よりも高いので、安くできないか交渉してみましょう」という話になりました。交渉の結果、大家さんが礼金を1ヶ月分減らしてくれました。(女性/20代)

大家さんにとって家賃は影響が大きく、交渉が通るケースは少ないです。

交渉が通らなくても、妥協案を出してもらえる場合があります。その際は引き際を見極めて、お部屋がとられる前に判断しましょう。

マル秘イエプラバナー

家賃交渉が通らないときは初期費用を交渉してみるべき

家賃交渉を失敗したら、初期費用を交渉してみましょう。礼金などの一時金を安くできれば、トータルで損しない場合もあります。

主な契約期間である2年(24ヶ月)スパンで考えて、毎月の家賃がいくら下がったのと同等かを表にまとめました。

初期費用の値引き 24ヶ月で割った金額
30,000円 約1,250円
50,000円 約1,600円
70,000円 約3,000円
90,000円 約3,750円

例えば、家賃9万円の物件で礼金を1ヶ月⇒0円にできる場合、2年間の家賃を3750円引いてもらえたのと同等です。考え方のひとつとして、参考にしてください。

▶初期費用の内訳や安くするコツの解説記事

仲介手数料の交渉は最後にしたほうが良い

値引きしやすいのは、敷金礼金と仲介手数料です。仲介手数料は不動産屋の主な収入源なので、いきなり値引くのはおすすめしません。

担当者のモチベーションが下がり、他の交渉を頑張ってもらえなくなる可能性が高いです。

費用が心配なら不動産屋に相談するべき

費用を抑えてお部屋を探したいなら、チャット不動産屋の「イエプラ」がおすすめです。

イエプラならチャットやLINEでやりとりするので、対面だと言いづらい交渉もしやすいです。

不動産屋だけが見れる、専用のデータベースでお部屋を紹介してもらえます。スーモやホームズにはない未公開物件もあるので、家賃を抑えたお部屋も見つかりやすいです。

深夜0時まで営業しているので、忙しくてお店に行く時間がとれない人にもおすすめです!

イエプラボタンバナー

follow us in feedly

お役立ちまとめページ

  • 東京大阪周辺の住みやすさ大図鑑東京大阪周辺の住みやすさ大図鑑

  • お部屋探しの前に知るべき知識お部屋探しの前に知るべき知識

  • 家賃の上手な決め方家賃の上手な決め方

  • お部屋の間取りや広さについてお部屋の間取りや広さについて

  • 賃貸契約の初期費用について賃貸契約の初期費用について

  • 入居審査についての疑問解決入居審査についての疑問解決

  • 不動産屋を賢く利用する知恵不動産屋を賢く利用する知恵

  • 引っ越しに必要な費用について引っ越しに必要な費用について