お部屋探しのコツや知識まとめブログ|Rooch(ルーチ)
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

家賃10万円のお部屋に住むには手取りはいくら必要?生活費はどれくらい?

家賃10万円のお部屋に住むなら手取りはいくら必要?のイメージイラスト

家賃10万円のお部屋に住むにはどれくらいの手取りが必要?という疑問を解決します。

複数の手取り額を元に、生活費の内訳や実際の生活の様子を紹介します。

また、生活費を抑える方法や東京都内で家賃相場が低く住みやすい地域も紹介していきます。ぜひ参考にしてください!

この記事の内容は、ファイナンシャル・プランナーの岩井さんに監修していただきました。

監修 岩井 勇太
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士

日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。

家賃10万円のお部屋に住むときの手取り目安

家賃10万円のお部屋に住むときの手取り目安は30万円以上が望ましいです。一般的に家賃目安は「手取り額の3分の1」と言われています。

お部屋を探すときは家賃だけでなく、管理費・共益費を含めた「総家賃」を確認してください。

家賃の予算が10万円あれば、都内なら渋谷区や新宿区などの都心部や、高級住宅街のある文京区や品川区でもお部屋の選択肢はいくつもあります。

下記の画像は文京区に実際にあるマンションです。JR山手線巣鴨駅から徒歩5分でモニター付きオートロック完備、築年数4年で総家賃9.5万円です。

クアドリフォリオ千石 外観

クアドリフォリオ千石 内装

高級住宅街の物件らしく随所にデザインが効いています。実用面も充実していて、バストイレ別や浴室乾燥機、独立洗面所など人気の条件が揃っています。

岩井さんのアイコン 岩井
東久留米市や清瀬市など都心部から少し離れたベッドタウンなら、2LDKなどのファミリーマンションも予算範囲内です。

実際は手取りの1/4を目安にしたほうがいい

家賃の目安は手取りの3分の1と言われていますが、実際にはもっと安い家賃の物件に住んでいる人が多いです。

新婚や子供のいる世帯など、将来のために意識的に貯金をしたい場合は手取り額の4分の1を目安にお部屋を探してみてください。

「手取り3分の1」と「手取り4分の1」の家賃目安を一覧にしました。お部屋探しの参考にしてください。

手取りの3分の1 手取りの4分の1
手取り27万円 約90,000円 約67,500円
手取り28万円 約93,000円 約70,000円
手取り29万円 約96,000円 約72,500円
手取り30万円 約100,000円 約75,000円
手取り31万円 約103,000円 約77,500円
手取り32万円 約106,000円 約80,000円
手取り33万円 約110,000円 約82,500円

予算目安はあくまで上限なので、3分の1を超えないようにお部屋選びをしてください。

手取りごとの生活費例

3種類の手取り額を例にして、家賃10万のお部屋に住んだときの生活費をシミュレーションしました。

実際の生活の様子も紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

手取り26万円の生活費例

手取り26万円の人でも、交際費や予備費を確保しながら家賃10万円のお部屋に住むことは可能です。

手取り26万円の人の生活費例
家賃 100,000円
食費 40,000円
水道光熱費 10,000円
交際費・娯楽費 40,000円
通信費 10,000円
日用品・消耗品代 10,000円
その他 20,000円
貯金・予備費 30,000円
合計 260,000円

食費が4万円なので毎日外食はできませんが、月の半分ほど自炊できれば家計が赤字になることはありません。

その他は病院代や美容室代など月ごとに変動する費用を割り当てています。2万円も予算があれば急な出費があっても問題なく対応できます。

どの予算を見ても余裕のある生活はできますが、何も考えずに浪費できるほどのゆとりはありません。毎月の予算を意識しながら暮らしましょう。

手取り30万円の生活費例

一人暮らしで手取り30万円もあれば、特に節約を意識しなくても余裕のある生活ができます。

手取り30万円の人の生活費例
家賃 100,000円
食費 60,000円
水道光熱費 10,000円
交際費・娯楽費 50,000円
通信費 10,000円
日用品・消耗品代 10,000円
その他 20,000円
貯金・予備費 40,000円
合計 260,000円

食費が6万円確保できていれば、お昼は毎日コンビニ弁当や外食チェーン店で済ませても生活費は圧迫されません。

時間のある日や休日に自炊を心がければ、お寿司や高級レストランなどでの贅沢もたまには可能です。

貯金額は手取り26万円より1万円多い4万円に設定できました。特別大きな出費がなければ年間50万円近い貯金ができます。

手取り34万円の生活費例

手取り34万円あれば、予想外の出費があっても家計内で資金をやりくりできるようになります。赤字になることはほぼありません。

手取り34万円の人の生活費例
家賃 100,000円
食費 60,000円
水道光熱費 10,000円
交際費・娯楽費 60,000円
通信費 10,000円
日用品・消耗品代 10,000円
その他 30,000円
貯金・予備費 60,000円
合計 340,000円

食費や娯楽費、その他といった自由に扱える予算が15万円あるので、1人の収入で2人暮らしをすることも可能です。

1日1食だけでも自炊する、スマホを格安SIMにするなどの簡単な節約を意識すれば、毎月貯金しながら十分にゆとりのある生活ができます。

家賃を抑えると生活費を確保できる

毎月の固定費である家賃を抑えれば、節約を意識せずとも生活費を多めに確保できます。

ただし、安すぎる物件には壁が薄く騒音トラブルが起きやすいなどの理由があります。家賃が安くて質が良い物件を探すには、チャット不動産「イエプラ」がおすすめです!

SUUMOやHOME’Sに載っていない未公開物件を紹介してくれるので物件の選択肢が広く、快適に暮らせるお部屋を選べます!

専門のスタッフが深夜0時までチャットやLINEで対応してくれるので、寝る前のちょっとした時間でも家賃や間取り、買い物環境などについて相談できます!

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家賃や生活費が抑えられるお部屋の探し方

広いお部屋を探している人や、予算内に収まる物件選びが進まない人は以下の項目を意識してください。

繁華街や人気のエリアからは少し外れますが、家賃や生活費を抑えられる部屋を探しやすくなります。ぜひ参考にしてください。

・家賃相場が低いエリアを選ぶ
・駅徒歩と築年数の条件は緩和する
・各駅停車の駅を狙う
・都市ガスのお部屋にする
・アパートタイプの物件にする
・繁忙期を避けて引っ越す

家賃相場が低いエリアを選ぶ

家賃相場が低いエリアに条件を絞れば、広い間取りや駅から近い物件でも予算内に収めやすくなります。

東京23区内だと「江戸川区」「葛飾区」「足立区」「練馬区」「板橋区」の家賃相場が特に安いです。

各区の一人暮らし向けの間取りの家賃相場は以下の通りです。

一人暮らし向けの家賃相場
江戸川区 約6.2万円
葛飾区 約6.2万円
足立区 約6.3万円
練馬区 約6.7万円
板橋区 約6.8万円

※ワンルーム・1K・1DKの相場・2021年9月調査

家賃が安ければ敷金礼金も安くなります。引っ越しにお金をかけたくない人は相場の低いエリアに絞りましょう。

岩井さんのアイコン 岩井
東京23区内で家賃を抑えるなら、「練馬区」や「板橋区」がおすすめです。家賃が安いだけでなく、犯罪発生率も低いので女性の一人暮らしや子連れでも安心して生活できます。

駅徒歩と築年数の条件は緩和する

物件条件のなかでも、駅からの距離と築年数は家賃に大きく影響します。例えば、駅から5分と15分の物件では、相場が5千円近く違います。

どうしても譲れない条件をいくつか決めておき、それ意外の条件は柔軟的に決めると物件の選択肢が広がります。

自転車を持っている人は、駅徒歩20分以上の物件を一度検討してみてください。駅前と違って敷地に余裕があるので、間取が広く設備が充実した物件に出会えます。

岩井さんのアイコン 岩井
お部屋に求める条件が多すぎると、お部屋探しはなかなか進みません。ライフスタイルに合ったお部屋を探すためにも、まずは不動産屋のスタッフにご相談ください。

各駅停車の駅を狙う

各停列車しか停まらない駅は電車の本数がやや少なく人気がありません。そのぶん家賃相場が低めに設定されています。

なかでも「特急」や「快速」が停まる駅のいくつか隣の駅を狙うと、安い物件を見つけやすくなります。

都市ガスのお部屋にする

プロパンガスではなく、都市ガスのお部屋を選びましょう。

都市ガスは公共料金なので、金額が一定なうえ急な値上がりがありません。プロパンガスに比べて火力(熱量)は劣りますが、その分料金が安いのが魅力です。

以下の表は、都市ガスとプロパンガスの料金の違いをまとめたものです。一人暮らしの人が平均的に使用する1ヶ月のガスの量(5㎥)で計算しました。

都市ガス プロパンガス
1㎥あたりの料金 314円 504円
5㎥使用した場合 1,570円 2,520円
基本料金 750円 1,574円
月額合計 2,320円 4,094円

プロパンガスに比べて、都市ガスの方が1ヶ月あたり約2千円近く節約できます。年間に直すとガス代だけでも約2万円ほどの差が生まれます。

ガス会社は入居後に変更できない物件が多いので、お部屋探しや内見の時点で必ず確認してください。

アパートタイプの物件にする

1~2階建ての部屋数が少ないアパートは、管理費や維持費が少なくてすみます。家賃が安い物件が多いので狙い目です。

オートロックや監視カメラが無い物件が多く、セキュリティにやや不安が残りますが、男性や一人暮らしに慣れている人ならそれほどデメリットになりません。

岩井さんのアイコン 岩井
セキュリティの甘い物件でも2階のお部屋に住めば、外から覗かれたり洗濯物を盗まれるリスクを大幅に減らせます。人気の条件なので、入居募集を見つけたらぜひ検討してみてください。

繁忙期を避けて引っ越す

引っ越し時期を自由に決められる人は、不動産屋や引越し業者の閑散期を狙って引っ越しをしましょう。

新生活に向けて引っ越す人の多い1~3月、人事異動のシーズンの9~10月は不動産屋の繁忙期です。この時期は値下げやフリーレントの交渉がほとんど成功しません。

繁忙期が空けた6~8月、11月上旬は閑散期です。繁忙期に借り手が見つからなかったお部屋が安く出回ることがあります。

初期費用と引っ越し費用の変化を一覧にまとめました。引っ越し時期の参考にしてください。

賃貸物件の初期費用 引っ越し費用
1月 高い 普通
2月 高い 普通
3月 高い 高い
4月 普通 高い
5月 安い 普通
6月 安い 安い
7月 安い 普通
8月 安い 普通
9月 普通 普通
10月 普通 高い
11月 普通 安い
12月 普通 普通

上記の一覧で分かるように、賃貸物件の費用と引っ越し業者費用が安くなる時期が重なるのは6月です。

閑散期には敷金礼金がかからない「ゼロゼロ物件」が増えます。引っ越しのタイミングが合う人はぜひ探してみてください。

効果の大きい生活費節約5選

毎月の生活費を抑えるために、簡単に実践できて効果の高い節約方法を5つ紹介します。

一度手続きしたり、意識するだけで節約ができる方法だけを厳選して集めました。ぜひ試してください。

・電力やガスは料金が安い会社に切り替える
・スマホのプランや契約を見直す
・コスパの良い食材で自炊をする
・エアコンの温度を一定に保つ
・美容室代はカットモデルになって浮かせる

電力やガスは料金が安い会社に切り替える

電気やガスなどの光熱費は使用量が同じでも、供給会社やプランを切り替えるだけで安くできます。

しかし、会社によって料金や条件が異なるので、自分のライフスタイルに合った料金プランを選ばないと節約効果が得にくいです。

いくつかの項目を入力するだけで料金プランの比較やシミュレーションをしてくれるサイトや、電話で相談を無料で受けてくれるサービスがあります。

一度見直せば、それ以降ずっと節約効果が続きます。大した手間はかからないので一度検討してみてください。

スマホのプランや契約を見直す

格安SIMに乗り換え
大手の携帯会社だと利用料金は6千円以上かかりますが、格安SIMであれば3千円前後まで固定費を下げられます。

キャリアにこだわりがある人は契約中のプランを見直してください。電話代や通信料を安いものに変えたり、余計な保証を外せば千円~2千円は費用を削減できます。

コスパの良い食材で自炊をする

コスパの良い食材で自炊をすれば、1食あたり300円ほどに収められます。

ナムルや煮物などの日持ちするものを作り置きしておけば、忙しい日や飲食店が開いてない時間でも手軽に食事ができます。

なかでも使い勝手が良くて安い食材の一部をまとめました。

もやし:1袋10~20円
豆腐:1パック50~70円
パスタ麺:1袋100~200円
納豆:3パックセット50~150円
鶏胸肉:100g70円
ひき肉:100g60円
キャベツ:半玉100円
じゃがいも:1個35~40円
人参:1個35~45円
たまご:1パック100~200円

カレーやシチュー、お好み焼き、ハンバーグ、ポトフなどは、上記の食材メインで作れます。

自炊ができれば生活費を抑えられるだけでなく、生活力も身につきます。一人暮らしを機にぜひ挑戦してみてください。

エアコンの温度を一定に保つ

エアコンの温度設定のイメージイラスト

エアコンの温度設定を夏は26度、冬は20度で固定するだけで、年間で約1.5万円も電気代を節約できます。

環境省が節電を呼びかける「Cool Choice」というサイトではエアコンの設定温度を1度変えるだけで、13%も電力の消費量が変わるといわれています。

どうしても温度を変えたい場合は、なるべく長時間同じ温度設定にしましょう。

美容室代はカットモデルになって浮かせる

ホームページなどで募集しているカットモデルになれば、格安で美容室を利用できます。

髪型やカットの量、カラーは指定されていることが多いです。好みの条件を見つけたときや雰囲気を変えたいときにはぜひ利用してみてください。

引っ越しに必要な費用目安

一人暮らしするまでに必要な費用目安は以下の通りです。家賃10万円のお部屋に引っ越すならなら最低でも60万円は準備しておきましょう。

賃貸の初期費用 家賃4.5ヶ月~5ヶ月分
引っ越し費用 約5~7万円
家具家電購入費 約10~15万円

賃貸の初期費用は、敷金・礼金や仲介手数料などお部屋を契約する際に必要なお金です。一般的に家賃の4.5ヶ月~5ヶ月分と言われています。

引っ越し費用は、引っ越し業者の利用料や自分で引っ越した際のレンタカー代です。

家具家電購入費は、新居に設置する家具や家電を新しく購入した際の費用です。

岩井さんのアイコン 岩井
敷金・礼金や仲介手数料は家賃を元に金額が決まります。家賃の約5ヶ月分とかなり大きな出費になるので、後悔しないよう慎重にお部屋を選んでください。

引っ越し業者は相見積もりをして決める

引っ越し業者は複数の業者から相見積もりをもらって1番安いところを選んでください。

業者同士がお客さんを獲得するために価格競争をするので、正規の値段よりも値下げしてもらえることがあります。

また「A社は〇円だったので、同じくらいの金額でやってもらえないか」など、金額の交渉もしやすくなります。

とくに「引越し侍 」は一括見積もりサイトの中でも提携業者数が多いのでおすすめです。2021年9月現在で約320社と提携しています。

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