最終更新:2020年12月1日

家賃はクレジットカード払いにできるの?という疑問に回答します!カード払いにするメリット・デメリットや、クレジットカード払いにする以外で費用を抑える方法についても合わせて解説します!
家賃をクレジットカードで払えるかは物件によって違う
家賃をクレジットカードで払えるかどうかは、物件によって違います。同じ不動産会社の物件でも、クレジットカード払いできる物件とできない物件があります。
家賃の支払い方法は、お部屋を貸している大家さんが決めます。同じ不動産屋で紹介されていても、物件によって大家さんが違うので、クレジットカード払いできるかどうかも違います。
大東建託やアパマンショップなどの大手不動産屋は、ホームページなどに「クレジットカード払い可能」と書かれていることがありますが、全ての物件が対応しているわけではありません。
そのため、借りたいお部屋でカード払いできるかどうかは、必ず不動産屋に確認するべきです。
カード払い対応の物件が少ない理由
家賃をクレジットカードで支払える物件は非常に少ないですが、理由は「大家さんが手数料を支払う必要があるから」です。
クレジットカードの手数料は、家賃を支払う側ではなく家賃を受け取る側が支払う、と決められています。そのため、大家さんや管理会社が手数料を支払わなくてはいけません。
手数料を支払うと家賃収入が減ってしまうので、クレジットカード払いに対応している物件はまだまだ少ない状況です。
カード払いを利用するメリット
家賃の支払いにカードを利用した場合のメリットを、簡単に紹介します。詳しくはカード会社によって違うので、使いたいカード会社のホームページ等を確認してください。
クレジットカードのポイントが貯まる
家賃支払いでも、普通のお買い物と同じようにポイントが貯まります。ポイントの還元率が1%のカードで家賃7万円を支払った場合、年間で約8,400ポイントが貯まることになります。
1ポイント=1円のレートで現金や商品券と交換したり、1ポイント=2円以上の商品と交換したりできるので、ポイントが貯まらない支払い方法よりも格段におトクです。
支払い履歴が付き社会的信用度が上がる
クレジットカードの利用額を滞りなく支払うと、支払い返済履歴が溜まり、社会的信用度があるという証明になります。通称、クレジットヒストリーと言われるものです。
クレジットヒストリーは、国内の金融機関に情報が共有されるので、滞納歴がなければローンを組む際などの審査で有利になります。
振込みの手間が省ける
クレジットカード払いなら、家賃の引き落とし日に自動でカードから支払われるので、家賃を振り込む手間が省けます。
また、自動で支払われるので、カードが止まっていたり限度額に達していない限り家賃を滞納する心配がありません。
引き落としや振り込みより融通が利きやすい
クレジットカードで家賃を支払えば、カード側の機能で分割払いやリボ払いにできるので、引き落としや振り込みで支払うよりも融通が利きやすいです。
家賃を払ったら生活費が足りない、というような状態になった場合などに便利です。
家賃をカード払いにするデメリット
家賃をクレジットカード払いにするとき、注意しなくてはいけないデメリットもあります。3つ紹介するので、頭に入れておきましょう。
新しくカードを作らなくてはいけない場合がある
家賃支払いには大家さんや不動産屋が契約しているカードしか使えないので、該当のカードを持っていない場合、家賃支払い用のカードを作る必要があります。
新しくクレジットカードを作るとなると、普通の入居審査に加えてカード会社の審査も必要なので、手間も時間もかかってしまいます。
もし、カード会社の審査に落ちた場合は、現金で支払わなくてはいけません。
支払いが遅れると滞納履歴がつく場合がある
家賃支払いに限ったことではありませんが、カード会社への支払いが遅れると滞納履歴が付いてしまう場合があります。
滞納履歴が付くと、今後の入居審査に通りづらくなる、他のローンが組めなくなる、といった大きなデメリットにつながります。
支払いが遅れてしまったことに気付いた、もしくは確実に支払えないことが分かっている、という状態になったら、すぐにカード会社に電話して状況を伝えましょう。
すぐに連絡した場合、滞納履歴が付くかどうかはカード会社の対応によりますが、少なくとも何もせずに放置するよりは良いでしょう。
普通の賃貸物件より家賃が高い場合がある
物件によっては、カード手数料分の費用が家賃や管理費に上乗せされている場合があります。
クレジットカード払いできることのメリットよりも、家賃が少し高くなってしまうデメリットのほうが大きいと感じたら、普通の家賃で入居できる物件を探したほうが良いでしょう。
入居中だとカード払いに変更できない可能性が高い
2013年以降に、クレジットカード払いに対応する物件が増えましたが、2013年より前に入居している場合だと、一部の物件はカード払いに変更できない場合があります。
切り替え手続きが面倒なうえ、大家さんの手数料が発生してしまうため、断られてしまうためです。
銀行口座を見直せば引き落とし手数料は抑えられる
家賃をクレジットカード払いにできない場合は、銀行の手数料を見直して少しでも費用を抑えましょう。
銀行にもよりますが、基本的には「口座振込手数料」と「自動引き落とし手数料」の2つの手数料がかかります。
そのため、少しでも手数料が安い銀行に口座を変えるとおトクです。
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