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退去費用の相場|アパート・マンションからの引っ越しで損しないコツ【賃貸】

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退去費用の相場はいくら?という疑問を解決します!賃貸アパートやマンションの引っ越しの際に、退去費用がどのくらいかかるのか、原状回復とハウスクリーニングの負担範囲を、国土交通省のガイドラインや実例をもとに解説します!

退去費用に関する解説漫画

退去費用とは

退去費用とは、賃貸物件から退去する際に発生する費用のことです。

基本的には、お部屋を修繕する原状回復費用と、専門業者を使ってクリーニングするハウスクリーニング費用を合わせて「退去費用」といいます。

お部屋を乱雑に扱い、傷や汚れをたくさん残していたり、設備を壊していた場合には、退去費用は高額になりやすいです。

ただ、入居時にどんな契約を結んだのか、お部屋をどのように使っていたのかなどで金額が大きく変わるため退去費用の相場はないといえます。

退去費用は敷金で支払うのが基本

賃貸物件の退去費用は、基本的には入居時に預けた「敷金」を使って支払います。退去費用を支払っても敷金が残っている場合は、残額が返金されます。

敷金の返金についての計算式

ただ、敷金だけでは退去費用をまかなえなかった場合は、足りなかった分の金額が請求されます。

また、入居時に敷金を預けていない「敷金なし」の物件に住んでいた場合は、全額を退去時に支払わなくてはならないため、請求額は高額になりやすいです。

退去費用の実例と体験談

お金と電卓と家
実際にあった退去費用の実例と体験談をご紹介します。当サイトRoochが実施したインタビューをもとにしているので、自分に近いケースを参考にしてください。

家賃6万円のワンルームに2年間住んだ場合

敷金 (6万円)
原状回復費用 8万円
ハウスクリーニング代 3万円
退去時の支払い 5万円
2年しか住んでいなかったけど…
困り顔の男性のアイコン2年しか住んでいなかったから退去費用はかからないだろう、と思っていたんですが、イスを置いていた位置の床がかなりスレていて、張り替えになりました。キャスターがついているイスなのに、なにも敷いていなかったのが悪かったんですかね…。(男性/20代)

原状回復費用とハウスクリーニング代の合計が11万円で、敷金として入居時に6万円支払っていた場合の例です。敷金から差し引いて、退去時に支払った金額は5万円になりました。

家賃7万円の1Kに6年間住んだ場合

敷金 (7万円)
原状回復費用 4万円
ハウスクリーニング費用 0円
退去時の支払い 0円(敷金3万円返還)
入居期間が長いとむしろ良いみたい
男性のアイコン長いこと住んでいたので、いくらか手出しがあるかと思っていましたが、預けていた敷金で足りて、返金もありました。むしろ入居年数が長いほうが、退去費用は安くなるみたいです。(男性/30代)

入居期間が6年と長かったので「普通に住んでいれば仕方ない傷=自然損耗」と判断されて、請求される範囲が小さかったケースです。壁や床についた細かい傷は請求されませんでした。

また、ハウスクリーニング代を負担しなくて良い契約でした。

退去費用は4万円で、預けていた敷金7万円のうち3万円が返金されました。

家賃9万円の2DKに5年間住んだ場合

敷金 (0円)
原状回復費用 8万円
ハウスクリーニング費用 5万円
退去時の支払い 13万円
タバコのせいで高くなりました
困り顔の女性のアイコンなるべく掃除をするようにしていたんですが、週末同棲していた彼氏がタバコを喫っていたからか、かなり高くなりました。「下げてほしい」って交渉したんですが、全然下がらなかったので、本当にかかった費用なんだと思います。(女性/30代)

室内でタバコを吸っていたため、壁紙を張り替えることになり、費用が高くなったケースです。

また、入居時に敷金を預けていなかったので、退去時には一度に13万円も支払うことになってしまいました。

実際にどのくらいの人が敷金を返金されているの?

鍵とお金の手渡し
実際にどのくらいの人が敷金を返金されているのか、リクルート住まいカンパニーが2万人に対して実施した「引越しに関する実態把握調査」をもとに解説します。

敷金を返金された人は全体の31.5%

「引越しに関する実態把握調査」によると、退去時に敷金が戻ってきた人は全体の31.5%でした。

下記の表は、退去時に敷金が返ってきた場合の平均額を、間取りごとにまとめたものです。返金された敷金の平均額は、全体で約5.4万円でした。

返金された平均額
ワンルーム 約29,000円
1K 約37,000円
1DK 約41,000円
1LDK 約67,000円
2K 約34,000円
2DK 約49,000円
2LDK 約66,000円
3LDK 約81,000円
全体 約54,000円

参考:リクルート住まいカンパニー「引越しに関する実態把握調査」

1LDKや2LDK、3LDKは敷金の平均返金額が6万円を越えています。リビングのついている物件は、ほかの間取りよりも敷金が高い傾向にあるため、返金額が高くなりやすいからです。

追加の費用を請求された人は全体の68.5%

上記の調査結果を言い換えると、全体の68.5%は追加の費用を請求されていることが分かります。

追加の請求があったのは、敷金よりも多額の退去費用がかかった、あるいは「敷金なし」の物件に住んでいた人たちです。

下記の表は、退去時に追加の請求を受けた場合の平均額を、間取りごとにまとめたものです。退去時に追加で支払った費用の平均額は、全体で約12.1万円でした。

追加で支払った費用の平均額
ワンルーム 約69,000円
1K 約77,000円
1DK 約91,000円
1LDK 約126,000円
2K 約92,000円
2DK 約117,000円
2LDK 約148,000円
3LDK 約169,000円
全体 約121,000円

参考:リクルート住まいカンパニー「引越しに関する実態把握調査」

1LDKや2LDK、3LDKなどの物件は、追加の請求額が12万円を超えています。返金額が高い間取りでもありましたが、キレイに使っていないと、追加の請求を受けやすいことが分かります。

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原状回復費用とは

メモ帳に書き込む女性の手
退去の際には、借りていたお部屋を「原状回復」する必要があります。

一般的に「原状回復」とは「もとの状態に戻すこと」をいいますが、賃貸物件を退去する際には、国土交通省による下記の定義が当てはまります。

国土交通省による「原状回復」の定義
「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」

上記の定義は、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(PDF)」に記されています。文中の「賃借人」とは「入居者」のことを指しています。

国土交通省の定義を要約すると、故意や過失でできたり、日常的な清掃などを怠ったなど、一般的ではない使い方で生じた傷や汚れだけが、原状回復の対象です。

普通に生活するうえでつく傷や汚れなどは「通常損耗」といい、入居者の負担範囲から外れます。入居者がすべての修繕費用を負担するわけではないので、間違えないようにしましょう。

入居者の負担する範囲

国土交通省のガイドラインを参考に、入居者が負担する傷や汚れの具体例をまとめました。

傷や汚れの内容
・引っ越し作業などでついた引っかき傷
・冷蔵庫下にできたサビが原因の損害
・雨の吹きこみなどを放置したことによるフローリングの色落ち
・カーペットに飲み物や料理をこぼしたことによるシミ、カビ
壁・天井 ・台所の油汚れ
・結露を放置したことで拡大したカビ、シミ
・クーラーからの水漏れを放置したことによる腐食
・タバコなどのヤニ、臭い
・くぎ穴、ネジ穴
・天井に直接つけた照明器具の跡
・落書きなどの故意の汚損、破損
窓・柱 ・ペットのつけた傷、臭い
・落書きなどの故意の汚損、破損
設備など ・コンロ置き場や換気扇などの油汚れ、すす
・風呂、トイレ、洗面台の水垢、カビなど
・手入れを怠ったことによる設備の破損
・用法違反による設備の破損
・紛失や破損が原因の鍵の取り換え
・庭に生い茂った雑草(戸建て賃貸の場合)

大家さんの負担する範囲

大家さんが負担する傷や汚れの具体例をまとめました。

常識的な使い方をしたうえでついた傷や汚れは「通常損耗」として扱われ、入居者ではなく大家さんが負担します。次の入居者のために実施する備品の交換なども、大家さんの負担です。

傷や汚れの内容
・フローリングのワックスがけ
・家具の設置によるへこみ、設置跡
・フローリングや畳の日焼け
・次の入居者のためにおこなう畳の裏返し、表返し
壁・天井 ・テレビ、冷蔵庫などの電気ヤケによる黒ずみ
・壁に貼ったポスターや絵画の跡
・画鋲やピンなどの穴
・エアコン設置による壁のビス穴、跡
・クロス(壁紙)の日焼け
窓・柱 ・破損していない網戸の張り替え
・地震で破損したガラス
・自然に起きた網入りガラスの亀裂
設備など ・エアコンの内部洗浄
・台所やトイレの消毒
・浴槽の取り換え
・破損や紛失などがない場合の鍵の取り換え
・機器の寿命による設備の故障
・専門業者によるハウスクリーニング

修繕箇所ごとの費用の目安

修繕箇所ごとの、大まかな費用の目安を一覧でまとめました。実際の金額は業者によって変わりますが、自分のお部屋がどれくらいの退去費用になるのか、計算する際の参考にしてください。

修繕費用の目安
壁紙の張り替え/㎡ 750~900円
ふすまの張り替え/1枚 3,000~4,500円
トイレの水垢・カビの清掃 5,000~8,000円
床材についた汚れ/1ヶ所 10,000円
サッシのカビの清掃/1ヶ所 10,000~20,000円
浴室の水垢・カビの清掃 10,000〜20,000円
キッチンの油汚れの清掃 15,000〜25,000円
床材の張り替え/1枚 8,000~10,000円
壁の下地ボードの取り替え 25,000~60,000円
壁紙の張り替え(全面/6畳) 30,000~40,000円
柱の修繕 10,000~40,000円
カーペットの張り替え 40,000~60,000円
フローリングの張り替え 80,000~120,000円

入居者負担であっても居住年数で請求金額は下がる

入居者負担になる傷や汚れであっても、居住している年数が長いと請求金額は下がります。

壁紙や床材、設備などには「耐用年数」が決まっており、年数が経つほど価値が下がっていくからです。

入居者の負担割合の説明画像

上記のグラフは、クロス(壁紙)を修繕する場合に、年数の経過によって入居者の負担がどのように変わるのかをまとめたものです。

新品のクロスを張り替える場合は100%の負担ですが、3年後(点A)では50%に下がります。また、6年経過後には0%まで下がるので、入居者はほとんど費用を負担しなくて済みます。

ただし、0%になったからといって無料になるわけではありません。また、上記はあくまで目安で、悪質な汚損・破損については、割合が変わる場合もあります。

耐用年数は設備によって変わるので、主なものをまとめました。

耐用年数 設備
5年 流し台
6年 壁紙、カーペット、エアコン、インターホンなど
8年 書棚、たんす、戸棚などの金属製ではない家具
15年 便器、洗面台の給排水設備、金属製の家具など

入居者負担は最小単位の費用が適用される

入居者負担で原状回復する場合、可能な限り最小単位での修繕が適用されます。

東京都は「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」で、修繕箇所ごとに最小単位をまとめています。以下に分かりやすくまとめたので、参考にしてください。

入居者の負担範囲
フローリング ・原則㎡単位
・汚損箇所が複数箇所の場合は居室全体
・部分補修の場合は経過年数は考慮しない
・原則1枚単位
・汚損箇所が複数枚に渡る場合はその枚数分
・消耗品に近いので経過年数は考慮しない
カーペット
クッションフロア
・汚損箇所(単位は特になし)
・汚損箇所が複数箇所の場合は居室全体
壁紙 ・原則㎡単位
・張り替えが必要な場合は一面分までを入居者負担とする場合もある
・タバコなどのヤニや臭いはクリーニングまたは張り替え(部分補修が困難なため)
ふすま ・1枚単位
・消耗品であるため経過年数は考慮しない
・1本単位
・原則として経過年数は考慮しない
設備機器 ・補修にかかった費用
・交換にかかった費用
・補修にかかった費用
・紛失の場合はシリンダーの交換費用も含む
・紛失の場合は経過年数は考慮しない

参考:東京都「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン 第3版」

フローリングや畳、壁紙などには最小単位が決められており、例えば「1ヶ所だけの汚れに対してフローリング全体を張り替える」などは不当な請求なので、拒否できます。

ただし、タバコのヤニや臭いなどは部分的な補修では修繕できないため、居室全体の壁紙を張り替えるも珍しくありません。

また、補修箇所や内容によっては、前述した「経年劣化」が適応されない場合もあります。

ハウスクリーニング費用とは

モップでフローリングを掃除
「ハウスクリーニング費用」とは、専門業者による清掃サービスを受けるためにかかる費用のことです。日常的な清掃とは違い、特殊な薬剤や道具を使うため、一定の金額がかかります。

ハウスクリーニングの主な内容
・床の清掃とワックスがけ
・汚れた壁紙の清掃と張り替え
・台所や浴槽、トイレなどの水回りの清掃
・ベランダの清掃
・エアコンの内部洗浄

国土交通省のガイドラインによると、本来、ハウスクリーニング費用は大家さんが負担することになっています。

しかし、実際には「クリーニング費用30,000円は入居者の負担とする」という「ハウスクリーニング特約」が賃貸契約に含まれていることがほとんどなので、入居者が負担するのが一般的です。

ハウスクリーニング費用の相場

ハウスクリーニング費用の相場を、間取りごとにまとめました。ただし、同じ間取りでも、専有面積によって金額は変わるので、あくまでおおまかな目安として参考にしてください。

ハウスクリーニング費用
ワンルーム、1K 15,000~30,000円
1DK、1LDK 30,000~40,000円
2DK、2LDK 30,000~70,000円
3DK、3LDK 50,000~85,000円
4DK、4LDK 70,000~100,000円

基本的に、ハウスクリーニング業者の手配は、大家さんや管理会社がします。

費用を抑えようとして、入居者が勝手に安い業者を使ったとしても、あとでもう一度ハウスクリーニングされてしまい、二重に費用がかかる危険があります。

どうしても自分自身で業者を選びたい場合は、大家さんや管理会社に相談しましょう。

国土交通省のガイドラインよりも特約の内容が優先される

国土交通省のガイドラインよりも、賃貸契約書に記されている「特約」のほうが優先されます。ガイドラインは法律ではなく、あくまで指針だからです。

賃貸物件への入居時には、特約の内容にも合意したうえで署名捺印しているため、基本的に、あとから撤回は不可能です。

ただし「部屋の修繕にかかる費用はすべて入居者が負担する」などの一方的な内容の特約は、無効だと主張できる場合があります。

以下では、賃貸契約にとくに多い「ハウスクリーニング特約」と「敷引き特約」について解説します。ほかにも、設備ごとに、どちらが原状回復費用を負担するのか定めているものもあります。

ハウスクリーニング特約

前述したように、現在では、ほとんどの賃貸契約に「ハウスクリーニング特約」がついています。退去時のハウスクリーニング費用を負担する特約です。

ウェブ上には「入居前にハウスクリーニング特約を外すよう交渉すると良い」と書いている記事がありますが、成功率が低いうえ、入居審査に落ちやすくなるので、やめたほうが良いです。

汚したものを綺麗にするという意味でも、ハウスクリーニング費用は入居者負担になるのが一般的と諦めましょう。

敷引き特約

敷引き(しきびき)とは、入居時に預けた敷金からあらかじめ差し引く金額を決めておく特約です。たとえ退去費用が安価に済んだ場合であっても、定められた金額は返金されません。

敷引き特約は、主に、以下のように賃貸契約書に記載されています。一定額の敷金を差し引くことを「償却」といいます。

・退去時、敷金2ヶ月分のうち1ヶ月分を償却する
・ペットを飼育した場合、敷金2ヶ月分をすべて償却する

例えば、入居時に「家賃2ヶ月分」の敷金を預けており、敷引きが「家賃1ヶ月分」になっていた場合は、退去時に返金される金額は最大で家賃1ヶ月分です。

差し引かれた敷金は、退去費用にあてられます。もしも敷引きの金額だけでは退去費用をまかなえない場合は、さらに返金額が減ったり、追加で請求を受けたりします。

敷金を返金しない前提の特約に納得できないかたは、敷引き特約のある物件は避けましょう。

また「保証金」が必要な関西地方の物件の場合は「解約引き」という似たような特約がついている場合もあります。

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退去費用をできるだけ抑える5つのコツ

窓の拭き掃除
退去費用をできるだけ抑えて引越すためのコツを5つ紹介します。どのコツも難しくないので、できるだけ全てのコツを実践したほうが良いです。

①荷物を運び出してからお部屋を掃除する
②自分で業者を呼んで修繕する
③立ち合いの時間を夕方に設定する
④見積書を発行してもらう
⑤大家さんや管理会社と交渉する

①荷物を運び出してからお部屋を掃除する

家具や段ボールなどの荷物を運び出した後、できるだけお部屋を綺麗に掃除しておきましょう。水回りや、冷蔵庫・掃除機の下など、普段は掃除しない部分を重点的に掃除すると良いです。

自分で掃除すれば費用がかからない汚れなのに、ハウスクリーニング費用がかかってしまうことがあります。

以下の項目で、重点的に掃除するべき場所と掃除の方法を詳しく解説します。

キッチンの油汚れ

コンロや換気扇についた油汚れは、クレンザーや油汚れ用マジックリン、柑橘系の洗剤などを吹きかけて、メラミンスポンジでこすり落とします。

また、洗剤ではなく重曹を使うのも効果的です。水に溶かして霧吹きして、こすります。

それでも落ちない場合は、スポンジの表面に石鹸を塗りつけ、粉のままの重曹を揉みこんで拭けば、ほとんどの油汚れは落とせます。

洗面台や鏡の水垢・黄ばみ

洗面台や鏡についている水垢や黄ばみには、メラミンスポンジとクエン酸水を使います。

クエン酸は、100円均一などで買えます。500mlのスプレーボトルに、小さじ2~3杯を目安に水に入れて混ぜてください。

クエン酸を吹きかけてから5分ほど待ち、メラミンスポンジでふき取りましょう。

タイルやサッシの黒ずみ・カビ

浴室タイルやサッシの溝などにできる黒ずみやカビには、歯ブラシとカビ取り剤を使います。

カビ取り剤をかけてから15分ほど待ち、しっかりと浮き上がらせてから歯ブラシでこすり取ります。

ただし、しっかりと洗い流さないとにおいが残ってしまいますので、注意が必要です。

壁紙の汚れ

壁紙の汚れは、中性洗剤を薄めてメラミンスポンジに染み込ませ、軽く擦れば、綺麗になります。

汚れが落ちたあとは、シミにならないように固く絞った雑巾でふき取りましょう。

②自分で業者を呼んで修繕する

退去前に自分自身で業者を呼び、問題のある個所を修繕しておけば、退去費用を抑えられる可能性があります。基本的に、管理会社が手配する業者は、修繕費用が高い傾向にあるからです。

ただし、なかには、補修された箇所について文句をつけ、再度、修繕費用を請求する悪質な不動産屋もいます。2重に請求を受けるリスクが心配な人は、この方法は避けたほうが良いです。

③立ち合いの時間を夕方に設定する

夕方の薄暗い時間帯に退去の立ち会いをしてもらうことで、傷や汚れが見つかりにくくなります。

ただ、あまり暗い時間帯になってしまうと懐中電灯で照らしながらチェックされることが多いです。立ち合い当日の午前までに家具の搬出して、昼間に清掃、夕方に立ち合いというスケジュールが理想的です。

④見積書を発行してもらう

退去費用が何にどれくらい使われるのか明確にするために、見積書は必ず発行してもらいましょう。

見積書では修繕内容と価格を確認します。入居者の負担になる費用であったとしても、その価格が通常よりも高すぎる場合には、拒否できます。

各費用の相場と比べて、高額過ぎないか確認しましょう。納得していない見積もりには、絶対にサインしてはいけません。

見積書にサインしてしまうと、費用の支払いに合意したものとみなされ、減額や免除してもらうのが難しくなるので気を付けましょう。

⑤大家さんや管理会社と交渉する

退去費用を抑えるうえで、最も効果的なのは、大家さんや管理会社に値下げ交渉することです。

残念なことに、退去費用は多めに見積もった金額で請求されることが多いです。電話を1本入れるだけで、数万円下がることも珍しくありません。

交渉の際には、ただ漠然と「納得がいかない」と伝えるのではなく、高いと感じる見積もりの項目について詳しく話を聞き、納得できない理由を具体的に説明しましょう。

入居時の写真など、客観的な材料があるならば、交渉はとくに成功しやすくなります。

また、見積書の金額が高いと感じたのならば、複数の内装業者から見積もりを提示してもらうことを提案してみましょう。

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