最終更新:2021年3月5日

手取り23万円で一人暮らしするなら家賃はいくらにするべき?どれくらい貯金できる?という疑問を解決します!
理想的な生活費の内訳や、自炊派・外食派の生活費をそれぞれシミュレーションして詳しく解説します。
安いお部屋の探し方や、生活費の節約方法、実際に手取り23万円で一人暮らししてる人の体験などもあるので、ぜひ参考にしてください。
手取り23万円の家賃目安は約7.6万円
手取り23万円の家賃目安は約7.6万円です。これは「手取り金額の3分の1」です。
手取り23万円になるのは、月収約29万円・年収約350万円の人です。総支給・月収で考えてしまうと、税金や保険料などの差し引き分が足りなくなります。
東京23区内で家賃7.6万円というと、一人暮らしの平均的な家賃相場なので幅広いお部屋が見つかります。
都心で探すと狭めの物件が多いですが、少し離れれば広くてキレイな物件も見つかります。
ちなみに、管理費・共益費を含めた「総家賃」で予算を決めてください。どちらも家賃引き落とし日にまとめて支払うお金です。
家賃11万円だとギリギリの生活になる
手取り23万円で家賃11万円のお部屋に住むと、毎月の生活費がギリギリです。
交際費や娯楽費は節約しなくても生活できますが、貯金がほとんどできなくなります。
以下は、家賃7.6万円と11万円の生活費比較です。家賃以外の内訳は同じ金額にしています。
家賃7.6万円の場合 | 家賃11万円の場合 | |
---|---|---|
食費 | 40,000円 | 40,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 | 10,000円 |
交際費・娯楽費 | 35,000円 | 35,000円 |
スマホ・ネット代 | 12,000円 | 12,000円 |
日用消耗品代 | 10,000円 | 10,000円 |
交通費 | 10,000円 | 10,000円 |
合計 | 193,000円 | 227,000円 |
貯金・予備費 | 37,000円 | 3,000円 |
食費4万円というと多めに見えますが、1食当たりで言うと444円なのでそれなりに節約を意識しないと生活できません。
また、他の項目を少し使い過ぎただけでも生活費が足りなくなるので、家賃11万円のお部屋に住むと余裕のある生活は送れません。
実際は限界まで家賃を抑える人が多い
家賃が目安の7.6万円以内に収まっていれば普通に生活できますが、実際にはもっと家賃を抑える人が多いです。
収入に合わせて家賃を上げてしまうと、貯金や急な出費にお金をまわせなくなるからです。
余裕のある生活をしたいなら、家賃を「手取りの4分の1」くらいで抑えたほうが良いです。
家賃7.6万円の物件に住んだ人の生活費例
手取り23万円で家賃7.6万円のお部屋に住んだ人の生活費をシミュレーションしてみました。
自炊派と外食派に分けて、生活費を紹介していきます。
自炊派は毎月の生活費が約18.8万円
普段から自炊をしている人は、毎月の生活費を18.8万円まで抑えられます。
手取り23万円の人なら、毎月4万円くらい貯金できる計算です。
家賃 | 76,000円 |
---|---|
食費 | 35,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
交際費・娯楽費 | 35,000円 |
スマホ・ネット代 | 12,000円 |
日用消耗品代 | 10,000円 |
交通費 | 10,000円 |
合計 | 188,000円 |
予備費・貯金 | 42,000円 |
食費3.5万円というと、基本的には自炊をしてたまに外食ができるくらいの予算です。
お弁当を作って職場でのランチ代を節約できれば、そのぶん好きな物を買ったり趣味にお金を使えます。
外食派は毎月の生活費が約20.6万円
外食がメインの人は、毎月の生活費が約20.6万円も掛かる計算になりました。
手取りの23万円に対して使い過ぎなので、食費以外の項目をできるだけ節約しないと生活に余裕がないです。
家賃 | 76,000円 |
---|---|
食費 | 55,000円 |
水道光熱費 | 8,000円 |
交際費・娯楽費 | 35,000円 |
スマホ・ネット代 | 12,000円 |
日用消耗品代 | 10,000円 |
交通費 | 10,000円 |
合計 | 206,000円 |
予備費・貯金 | 24,000円 |
食費5.5万円と言うとかなり贅沢できそうな印象ですが、1食当たりの予算は約600円です。
節約を意識しなくても生活できますが、高級なお店に通えるほどの余裕はありません。
また、手取りの金額に対して貯金額が少ないので、できるだけ安いお店で食事をして節約したほうが良いです。
家賃を抑えると生活費が多めに確保できる
毎月の固定費である家賃を抑えられれば、生活費が増えて一人暮らしがラクになります。
ただ、家賃の安さだけを重視すると住みにくいお部屋に当たることがあるので、不動産屋に相談して理想のお部屋を見つけましょう。
おすすめの不動産屋は、チャット不動産屋の「イエプラ」です。わざわざお店に行かなくても、チャットやLINEで相談しながらお部屋探しが進められます!
イエプラのメリット3選
イエプラには、チャットで対応してもらえる他にもメリットがあります。3つ紹介します。
・深夜0時まで対応している
・おとり物件を取り扱ってない
スーモやホームズには載っていない未公開物件もあるので、選択肢が多いです。「家賃〇万円以下で駅に近い物件はある?」などチャットで送れば、最適な物件を紹介してくれます。
「深夜0時まで対応している」点は、かなり便利です。忙しくて不動産屋に行けない人でも、スキマ時間を活用してお部屋が探せます。
必ず空室を確認するので、おとり物件に騙される心配もありません!
家賃が安いお部屋の探し方
以下の3つのことに気を付けてお部屋を探すと、相場よりも安いお部屋が見つかりやすいです。
・各駅停車の駅を狙う
・駅徒歩や築年数などの条件を緩和する
家賃相場が低いエリアを狙う
そもそもの家賃相場が低いエリアを狙えば、相場より安いお部屋が見つかりやすいです。
東京23区内なら「葛飾区」の家賃相場が1番安いので、とにかく家賃を抑えたい人におすすめです。
各駅停車の駅を狙う
各停しか停まらない駅は急行が停まる駅に比べて人気がないので、家賃相場が低いことが多いです。
なかでも「特急」や「快速」が停まる駅の隣を狙うと、安いお部屋が見つかりやすいです。
駅徒歩や築年数などの条件を緩和する
こだわりの条件を緩和すると物件の幅が広がるので、安いお部屋が見つかりやすいです。
とくに築年数へのこだわりは捨てたほうが良いです。
築年数が古い物件の中には、外装・内装ともにリフォームされているキレイな物件もあるので、キレイな物件=築浅とは限らないからです。
毎月の生活費を抑える方法
毎月の生活費を抑えるために、簡単にできる節約方法をいくつか紹介します。一人暮らしの人は、是非試してみてください。
・コスパの良い食材で自炊をする
・エアコンの温度を一定に保つ
・格安SIMのスマホに変更する
・光回線サービスを見直す
・タップ式のコンセントにして待機電力を抑える
都市ガスのお部屋を選ぶ
プロパンガスではなく、都市ガスのお部屋を選びましょう。都市ガスは公共料金なので、金額が一定なうえ、急な値上がりはありません。
以下の表は、都市ガスとプロパンガスの料金の違いをまとめたものです。、一人暮らしの人が平均的に使用する1ヶ月のガスの量(5㎥)で計算しています。
都市ガス | プロパンガス | |
---|---|---|
1㎥あたりの料金 | 314円 | 504円 |
5㎥使用した場合 | 1,570円 | 2,520円 |
基本料金 | 750円 | 1,574円 |
月額合計 | 2,320円 | 4,094円 |
コスパの良い食材で自炊をする
コスパの良い食材で自炊をすれば、1食300円ほどに収められます。とくに使い勝手の良い、安い食材の一部をまとめました。
豆腐:1パック20~30円
パスタ麺:1袋100~200円
納豆:3パックセット50~150円
鶏胸肉:100g70円
ひき肉:100g60円
キャベツ:半玉200円
じゃがいも:1個25~35円
人参:1個35~45円
たまご:1パック100~200円
カレーやシチュー、お好み焼き、ハンバーグ、ポトフなどは、上記の食材メインで作れます。
エアコンの温度を一定に保つ
エアコンの温度設定を夏は26度、冬は20度で固定するだけで、年間で約15,000円も電気代を節約できます。
エアコンは設定温度を1度変えるだけで、13%も電力の消費量が変わります。どうしても温度を変えたい場合は、なるべく長時間、同じ温度設定にしましょう。
格安SIMのスマホに変更する
大手の携帯会社だと利用料金は6,000円以上かかりますが、格安SIMであれば3,000円前後まで固定費を下げられます。
キャリアにこだわりがある人は、契約中のプランを見直して、電話代や通信料を安いものにすれば1,000~2,000円は節約できます。
光回線サービスを見直す
ネット代を節約するために、スマホのキャリアなど自分に合わせた光回線を選ぶべきです。自分に合っていない光回線は、逆に損をすることになります。
スマホのキャリアに合った光回線を選ぶとセット割が適用され、スマホ1台につき毎月最大1000円も割引されます。
光回線の多くは2年契約なので24ヶ月で24000円もお得になります。
お得に使えるおすすめの光回線については、私たちの運営している別のサイトで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
タップ式のコンセントにして待機電力を抑える
タップ式の延長コンセントにして、使用していない家電製品の電源をオフにしてください。毎月150~300円ほど、電気代を節約できます。
とくに消費電力が多い、テレビ・ブルーレイレコーダー・パソコン・ドライヤーは、寝ている時間だけでもオフにすべきです。
▶未公開物件が無料で見られる!
おすすめのお部屋探しサイトはこちら
手取り23万円で一人暮らししている人の体験談
実際に手取り23万円で一人暮らししてる人の体験談を集めました。
どんなお部屋に住んでいるのか、毎月の生活はどんな感じになるのか、ぜひ参考にしてみてください。



家賃が目安である7.6万円に収まってる人は、貯金をしながら余裕のある生活ができてます。
家賃目安をオーバーしてる人でも、食費に気をつけながら生活をすれば少しの貯金はできるようです。
もともとの出費が多い人は、できるだけ家賃目安より安いお部屋に住んだほうが良いです。
一人暮らしするまでに必要な費用目安
一人暮らしするまでに必要な費用目安は以下の通りです。家賃7.6万円なら最低60万円は準備しておきましょう。
賃貸の初期費用 | 家賃4.5ヶ月~5ヶ月分 |
---|---|
引っ越し費用 | 約5~7万円 |
家具家電購入費 | 約10~15万円 |
賃貸の初期費用は、敷金・礼金や仲介手数料など、お部屋を借りる際に必要なお金で、一般的に家賃の4.5ヶ月~5ヶ月分と言われています。
引っ越し費用は、引っ越し業者の利用料や自分で引っ越した際のレンタカー代です。家具家電購入費は、新居に設置する家具や家電を新しく購入した際の費用です。
引っ越し業者は相見積もりで決める
引っ越し業者は「相見積もり」と言って、複数の業者から見積を貰もらい、比較して1番安いところを選ぶと良いです。
業者同士がお客を獲得するために価格競争をするので、正規の値段よりもかなり値下げしてもらいます。
また「A社は〇円だったので、同じくらいの金額でやってもらえないか」など、金額の交渉もしやすくなります。
とくに「引越し侍 」は一括見積もりサイトの中でも提携業者数が多いのでおすすめです。2020年10月現在で約310社と提携しています。
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遠くに住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人や、不動産屋の営業マンと対面することが苦手な人にもおすすめです!