最終更新:2021年3月19日

手取り18万円なら家賃はいくらにするべき?どれくらい貯金できる?月収と年収は?という疑問を解決します!
家賃目安をオーバーした場合や、自炊派・外食派の生活費をそれぞれシミュレーションして詳しく解説します。
家賃が安い物件の探し方や、実際に手取り18万円で一人暮らししてる人の体験談などもあるので、ぜひ参考にしてください。
手取り18万円の家賃目安は約6万円
手取り18万円の家賃目安は約6万円です。これは「手取り金額の3分の1」です。
手取り18万円になるのは、月収約22.5万円・年収約270万円の人です。総支給・月収で考えてしまうと、税金や保険料などの差し引き分が足りなくなります。
東京23区内で家賃6万円のお部屋を探すと、ワンルームで狭い部屋がほとんどです。
家賃が安い部類に入るので、築浅・バストイレ別・駅チカ・2階以上など、人気の条件はすべて諦めたほうが良いです。
ちなみに、管理費・共益費を含めた「総家賃」で予算を決めてください。どちらも家賃引き落とし日にまとめて支払うお金です。
家賃8万円だと生活費が足りない
手取り18万円で家賃8万円のお部屋に住むと、毎月の生活費が足りません。
節水・節電や自炊をするなど、常に節約を意識しながら生活しないと、家賃を支払えないので一人暮らしどころではなくなります。
以下は、家賃6万円と8万円の生活費比較です。家賃以外の内訳は同じ金額にしています。
家賃6万円の場合 | 家賃8万円の場合 | |
---|---|---|
食費 | 30,000円 | 30,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 | 10,000円 |
交際費・娯楽費 | 30,000円 | 30,000円 |
スマホ・ネット代 | 12,000円 | 12,000円 |
日用消耗品代 | 10,000円 | 10,000円 |
交通費 | 10,000円 | 10,000円 |
合計 | 162,000円 | 182,000円 |
貯金・予備費 | 18,000円 | -2,000円 |
手取り18万円で家賃8万円のお部屋に住むと、節約をしても貯金はできないのでやめたほうが良いです。
家賃目安の6万円に抑えても月に2万円しか余裕がないので、急な出費があると貯金はできなくなります。
実際は限界まで家賃を抑える人が多い
家賃目安が手取りの3分の1とは言っても、実際にはもっと抑えてる人が多いです。
できるだけ毎月払う固定費を抑えておかないと、冠婚葬祭などの急な出費に対応できないからです。
また、ちょっと使い過ぎたくらいでも貯金ができなくなるので、余裕をもって生活するなら「手取りの4分の1」に抑えたほうが良いです。
家賃6万円のお部屋に住んだ人の生活費例
手取り18万円で家賃6万円のお部屋に住んだ人の生活費をシミュレーションしてみました。
自炊派と外食派に分けて、生活費を紹介していきます。
自炊派は毎月の生活費が約15.7万円
自炊派の人は、毎月の生活費を15.7万円に抑えられます。
手取り18万円でも、毎月2万円以上は貯金できる計算です。
家賃 | 60,000円 |
---|---|
食費 | 25,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
交際費・娯楽費 | 30,000円 |
スマホ・ネット代 | 12,000円 |
日用消耗品代 | 10,000円 |
交通費 | 10,000円 |
合計 | 157,000円 |
予備費・貯金 | 23,000円 |
食費を25,000円に抑えるには、かなり節約しないと厳しいです。
買い物は少しでも安いスーパーや薬局を使い分けたり、割引シールが張られた食材を中心に買うなどして工夫したほうが良いです。
また、娯楽や趣味をできるだけ我慢すれば、浮いた分を貯金にまわしたり急な出費に備えられます。
外食派は毎月の生活費が約17.7万円
外食派の人は、毎月の生活費が17.7万円も掛かってしまいます。
貯金ができないうえに、少し使い過ぎただけで生活費が足りなくなるほど余裕のない生活になります。
家賃 | 60,000円 |
---|---|
食費 | 45,000円 |
水道光熱費 | 8,000円 |
交際費・娯楽費 | 30,000円 |
スマホ・ネット代 | 12,000円 |
日用消耗品代 | 10,000円 |
交通費 | 10,000円 |
合計 | 175,000円 |
予備費・貯金 | 5,000円 |
外食派の人は、1食当たりの費用をワンコイン以内に納めないと生活が厳しいです。
料理をしない分、水道やガスなどの光熱費は抑えられますが、余裕が出るほどの金額ではありません。
できるだけ食費以外の費用も節約しないと、かなりギリギリの生活になります。
家賃を抑えると生活費が多めに確保できる
毎月の固定費である家賃を抑えられれば、生活費が増えるので一人暮らしがラクになります。
ただ、家賃の安さだけを重視すると住みにくいお部屋に当たることがあるので、不動産屋に相談して理想のお部屋を見つけましょう!
ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、来店しなくともスマホからチャットやLINEで相談するだけで、自分好みのお部屋が探せます。
不動産業者専用のサイトからスタッフが探してくれるので、SUUMOやHOME’Sに載っていない未公開物件も紹介してくれます。
「家賃〇万円以下で駅に近い物件はある?」「家賃が安いエリアが知りたい!」など気軽に相談できます。深夜0時まで営業しているので、寝る前のちょっとした時間でも問い合わせできます。
家賃が安いお部屋の探し方
以下の3つのことに気を付けてお部屋を探すと、相場よりも安いお部屋が見つかりやすいです。
・各駅停車の駅を狙う
・駅徒歩や築年数などの条件を緩和する
家賃相場が低いエリアを狙う
もともと家賃相場が低いエリアを狙えば、安い物件を見つけやすいです。
とくに、東京23区内なら「葛飾区」や「練馬区」の家賃相場が低いので、なるべく家賃を抑えたい人におすすめです。
各駅停車の駅を狙う
各駅停車の駅は、急行や快速が停まる駅に比べて人気がないので、家賃相場が低いです。
都心へ出る時間や乗換回数は増えますが、そのぶん家賃を下げられます。
駅徒歩や築年数などの条件を緩和する
こだわりの条件をいくつか妥協するだけでも、安い物件は見つけられます。
駅から徒歩10分以内を15分以内に延ばしてみたり、2階以上希望を1階も含めてみることで、物件の幅が広がります。
とくに気をつけたいのが、築年数です。築浅に絞ってしまうとリフォーム済みでキレイだけど築年数が古い物件が除外されてしまいます。
キレイな物件を探したいなら、築年数を指定しないほうが良い物件に出会いやすいです。
毎月の生活費を抑える方法
毎月の生活費を抑えるために、簡単にできる節約方法をいくつか紹介します。一人暮らしの人は、是非試してみてください。
・コスパの良い食材で自炊をする
・エアコンの温度を一定に保つ
・格安SIMのスマホに変更する
・タップ式のコンセントにして待機電力を抑える
都市ガスのお部屋を選ぶ
プロパンガスではなく、都市ガスのお部屋を選びましょう。都市ガスは公共料金なので、金額が一定なうえ、急な値上がりはありません。
以下の表は、都市ガスとプロパンガスの料金の違いをまとめたものです。、一人暮らしの人が平均的に使用する1ヶ月のガスの量(5㎥)で計算しています。
都市ガス | プロパンガス | |
---|---|---|
1㎥あたりの料金 | 314円 | 504円 |
5㎥使用した場合 | 1,570円 | 2,520円 |
基本料金 | 750円 | 1,574円 |
月額合計 | 2,320円 | 4,094円 |
コスパの良い食材で自炊をする
コスパの良い食材で自炊をすれば、1食300円ほどに収められます。とくに使い勝手の良い、安い食材の一部をまとめました。
豆腐:1パック20~30円
パスタ麺:1袋100~200円
納豆:3パックセット50~150円
鶏胸肉:100g70円
ひき肉:100g60円
キャベツ:半玉200円
じゃがいも:1個25~35円
人参:1個35~45円
たまご:1パック100~200円
カレーやシチュー、お好み焼き、ハンバーグ、ポトフなどは、上記の食材メインで作れます。
エアコンの温度を一定に保つ
エアコンの温度設定を夏は26度、冬は20度で固定するだけで、年間で約15,000円も電気代を節約できます。
エアコンは設定温度を1度変えるだけで、13%も電力の消費量が変わります。どうしても温度を変えたい場合は、なるべく長時間、同じ温度設定にしましょう。
格安SIMのスマホに変更する
大手の携帯会社だと利用料金は6,000円以上かかりますが、格安SIMであれば3,000円前後まで固定費を下げられます。
キャリアにこだわりがある人は、契約中のプランを見直して、電話代や通信料を安いものにすれば1,000~2,000円は節約できます。
タップ式のコンセントにして待機電力を抑える
タップ式の延長コンセントにして、使用していない家電製品の電源をオフにしてください。毎月150~300円ほど、電気代を節約できます。
とくに消費電力が多い、テレビ・ブルーレイレコーダー・パソコン・ドライヤーは、寝ている時間だけでもオフにすべきです。
▶未公開物件が無料で見られる!
おすすめのお部屋探しサイトはこちら
手取り18万円で一人暮らししている人の体験談
実際に手取り18万円で一人暮らししてる人の体験談を集めました。
どんなお部屋に住んでいるのか、毎月の生活はどんな感じになるのか、ぜひ参考にしてみてください。



家賃が目安の6万円前後に抑えられてる人は、少なからず貯金をしながら生活できてます。
家賃目安を大幅に超えている人は、かなり生活がギリギリのようです。
とくに、趣味やペットなどのお金が掛かる生活をしている人は、できるだけ家賃が安い物件に住んだ方が良いです。
一人暮らしするまでに必要な費用目安
一人暮らしするまでに必要な費用目安は以下の通りです。家賃6万円なら最低50万円は準備しておきましょう。
賃貸の初期費用 | 家賃4.5ヶ月~5ヶ月分 |
---|---|
引っ越し費用 | 約5~7万円 |
家具家電購入費 | 約10~15万円 |
賃貸の初期費用は、敷金・礼金や仲介手数料など、お部屋を借りる際に必要なお金で、一般的に家賃の4.5ヶ月~5ヶ月分と言われています。
引っ越し費用は、引っ越し業者の利用料や自分で引っ越した際のレンタカー代です。家具家電購入費は、新居に設置する家具や家電を新しく購入した際の費用です。
引っ越し業者は相見積もりで決める
引っ越し業者は「相見積もり」と言って、複数の業者から見積を貰もらい、比較して1番安いところを選ぶと良いです。
業者同士がお客を獲得するために価格競争をするので、正規の値段よりもかなり値下げしてもらいます。
また「A社は〇円だったので、同じくらいの金額でやってもらえないか」など、金額の交渉もしやすくなります。
とくに「引越し侍 」は一括見積もりサイトの中でも提携業者数が多いのでおすすめです。2020年10月現在で約310社と提携しています。
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