お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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収入の半分が家賃だと生活はきつい?どんな暮らしになるのか徹底解説!

収入の半分が家賃だと生活はきつい!?のイメージイラスト

収入の半分が家賃だときつい?
どんな感じの生活しになる?

長く住むことを前提に引っ越しするなら、物件にこだわりたいですよね。広い間取りや、BT別など条件が良いお部屋にしたいものです。

しかし、条件が良いお部屋は人気があるので家賃が高めです。条件に合ったお部屋だと、収入の半分ほどが家賃で消える可能性も…。

そこで当記事では、収入の半分の家賃で生活できるかを解説します。そもそも入居審査に通るのか、理想の家賃目安も紹介しています。ぜひ参考にしてください。

収入の半分が家賃はやめたほうが良い

収入の半分が家賃はやめたほうが良いです。収入が月30万円以上ない人は、毎月の生活費がカツカツになりやすいからです。

年金や所得税などが差し引かれるので、実際に使えるお金が減ります。医療費や冠婚葬祭などの急な出費に対応できなくなります。

人によっては給料日前の1週間はお金が足りず、カップ麺やモヤシ生活になります。

お金のやりくりで辛い思いをするのであれば、家賃は少しでも抑えたほうが良いです。

年収によっては入居審査に落ちる可能性がある

年収が低い人は、収入の半分を家賃にすると入居審査に落ちる可能性が高いです。

一般的な審査基準は「家賃の36倍以上の年収がある」ことです。この基準以下だと「家賃を滞納する恐れがある」と判断されてしまいます。

年収の目安 月収の目安
家賃5万円 180万円以上 15万円以上
家賃6万円 216万円以上 18万円以上
家賃7万円 252万円以上 21万円以上
家賃8万円 288万円以上 24万円以上

新築やペット可物件、デザイナーズマンションなど人気の条件は、審査が厳しい傾向にあるので家賃の40倍以上の年収と考えておいた方が良いです。

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家賃が安い人と半分の人の生活費比較

収入が月24万円(手取り20万円)の人と仮定して、家賃7万円と家賃10万円で生活費を比較してみました。

結果、収入の半分が家賃だと、生活費が足りないことがわかります。家賃以外の内訳は、統計局の「家計調査」を基に一人暮らしの平均を入れています。

家賃7万円 家賃10万円
食費 約38,000円 約38,000円
水道光熱費 約11,000円 約11,000円
娯楽・交際費 約30,000円 約30,000円
通信費 約18,000円 約18,000円
日用消耗品・衣類 約9,700円 約9,700円
医療費 約7,000円 約7,000円
合計 約183,700円 約213,700円

収入の半分が家賃の人は一般的な平均の生活費だとオーバーするので、毎月の節約は必須となります。

以下で、生活費の内訳の解説とともに、実際に収入の半分を家賃にしている人が心がけている節約方法を紹介していきます。

食費

総務省が実施した一人暮らしの家計調査によると、1ヶ月の食費の平均額は約3.8万円です。しかし収入の半分が家賃の人は、平均額より節約しなければいけません。

1ヶ月に使える食費が3万円だとすると、1日千円ほどしか使えません。以下の表のように調整しないと無理です。

1日 1ヶ月
100円 約3,000円
約500円 約15,000円
約400円 約12,000円
合計 約1,000円 約30,000円

コスパの良い食材で1日3食自炊をしないと厳しいです。かなりギリギリの食生活になるので、栄養が偏る恐れがあります。

毎日お弁当持参にしている
女性のアイコン食費は月3万円を超えないよう、自炊しています。週末にまとめて作り置きをたり、晩御飯の残りをお弁当箱に詰めるだけにしているので手間も少ないです。飲み物も家でお茶を沸かして持参しているので、なんとか食費が抑えられています。(20代後半)

水道光熱費

一人暮らしの水道光熱費の平均は約1.1万円です。内訳は以下の通りとなり、電気代が半分を占めます。

水道代 2,167円
電気代 5,729円
ガス代 2,850円
合計 10,752円

水道光熱費は、無駄遣いをやめるだけで月8千円ほどまで抑えられます。ただし、エアコンを使う機会が多い夏と冬は高くなりやすいです。

エアコンの温度を一定にする、シャワーの出しっぱなしをやめる、使ってないコンセントを抜くなど、常日頃の節約を意識しましょう。

こまめな節電・節水で3千円節約できた
男性のアイコン使ってないパソコンや、テレビなどのコンセントはこまめに抜くようにしてます。あとは、お風呂はシャワーで済ませたり、洗濯する時はまとめて洗濯するとか風呂の残り湯を使う、休日の昼間は電気を消すとかしています。こんな感じで節電・節水を心掛けてたら毎月の水道光熱費を7千円近くまで抑えられるようになりました!(20代前半)

娯楽・交際費

娯楽・交際費は、趣味や嗜好、会社や友人の付き合いなどで使うお金です。月の平均は約3万円となります。

娯楽・交際費は、無制限で高くなりがちです。外に遊びに出たり、飲み会に行くと1回5千円ほど消えると考えたほうが良いです。

お金がかからない趣味を作る、宅飲みにきりかえるなど無駄遣いしないようにすべきです。

筋トレを趣味にしている
男性のアイコン大学時代は頻繁にカラオケや飲みに行ってたんですが、見栄をはってちょっと高めの物件に住んでからはやめています。どうにか出費を抑えたくって、ジョギングや家での筋トレを趣味にしました。もともと体を動かすことが好きだったのと、目に見えて増える筋肉に今では率先して筋トレしているほどです。お金はかからないし、鍛えられるしで一石二鳥な気がしています。(20代前半)

通信費

通信費は、スマホ代やネット回線代です。合計で月1.8万円が平均です。

契約中のプランを見直す、格安SIMに変更するだけでも、半額近く節約できます。

動画を見るだけなら格安SIMで十分!
男性のアイコンスマホは大手キャリアから格安スマホにして、自宅のインターネットはポケットWi-Fiにして通信費を節約してます。お昼や夜など回線が混み合う時間帯はちょっと通信が遅くなるけど、Youtubeなどの動画を見るくらいだったら問題ないです。スマホと自宅のインターネットの通信料を合わせても月1万円で抑えられるので、格安プラン様々って感じですね。(20代前半)

日用消耗品・衣類

日用消耗品・衣類の平均は月9.7千円です。化粧品や衛生用品を買う機会が多い女性は、支出がプラス5千円ほどかかります。

メーカーにこだわらない、ドラッグストアや百均ショップを活用して安いものをえらぶなどしてください。

詰め替え用ばかり買っている
女性のアイコン洗剤やシャンプーリンスなどは、基本付け替え用を購入しています。入れ物は100均で買ったものを利用しています。やっぱり容器付きより値段が安いので、ちりつもでも節約したほうが良いですよね。あとはお徳用とかをよく買います。メイク道具もプチプラを愛用しています。(30代前半)

医療費

医療費は、病院や薬代と生命保険の掛け金が含まれます。

医療費は人によってかなり差があり、身体が丈夫な人であれば月2~3千円ほどで済みます。ただし、急病の時にお金が足りなくなるので、毎月医療費は確保しておいた方が良いです。

健康的な生活をすれば病院いらず!
男性のアイコン適度な運動をして、睡眠時間は最低7時間とる生活を続けていますが、大きな病気どころか風邪もひいていません。おかげで病院いらずなので医療費は、ほぼかかっていません!(20代後半)

収入の半分が家賃だと、かなり節約を徹底しないといけません。収入が少ないと無駄遣いは一切できないので、かなり我慢を強いられた生活になります。

家賃は手取りの3分の1が理想

家賃の理想は「手取りの3分の1」以内です。収入で考えてしまうと、年金・所得税・健康保険料などが差し引かれるので、お金が足りなくなります。

手取り額ごとの家賃目安を表にまとめたので、参考にしてください。

家賃目安
(管理費・共益費を含む)
手取り18万円 約60,000円
手取り19万円 約63,000円
手取り20万円 約66,000円
手取り21万円 約70,000円
手取り22万円 約73,000円

将来のために貯金をしたい、節約生活は嫌だという人は「手取りの4分の1」まで抑えても良いです。

実際に新居を探す人は「寝るだけだからもったいない」「住めば都だから安くて良い」などと考え、家賃を抑える傾向にあります。

家賃を抑えると生活費に余裕が出る

毎月の固定費である家賃を抑えてしまえば、生活費に余裕が出ます。浮いた分をそのまま貯金に回すこともできます。

ただし、安いお部屋はそれなりの理由があるので、不動産屋に細かく確認しましょう。

当サイト運営の不動産屋「イエプラ」なら、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談できます。安い理由を教えてくれますし、安い物件のみを提案してもらえます。

不動産業者専用のデータベース「ATBB」を使っているので、ネット上に無い物件も出てきますし、ほかサイトの物件もまとめて確認してくれるので便利です!

収入の半分が家賃の人の生活費例

収入の半分が家賃の人は、毎月の生活費が圧迫されている人がほとんどです。

実際にどういった暮らしをしているのか、生の声を紹介します。自分の場合はどういう生活になるのかイメージしてみてください。

手取り22万円/家賃11.5万円の男性

人物詳細
  • ・月収25万円、手取り22万円
  • ・豊島区の家賃11.5万円の1DK
  • ・食事はコンビニ弁当か外食多め
  • ・飲み会は月1で我慢
家賃 約115,000円
食費 約40,000円
水道光熱費 約10,000円
娯楽・交際費 約25,000円
通信費 約10,000円
日用消耗品 約10,000円
合計 約210,000円

住んでいるお部屋は、豊島区にある家賃11.5万円の1Kのマンションです。職場に近いお部屋を探していたので、思い切って収入の半分のお部屋に申し込んだそうです。

忙しくて自炊をする暇が無いため、食事はコンビニ弁当や外食が多めです。外食が続くと食費が予算をオーバーしてしまうため、給料日前はやむなく自炊をしています。

また、飲み会は月1回までと制限を設けて交際費を節約しています。

貯金は一切できていない
困り顔の男性のアイコン会社近くが良かったので勢いで物件を選んだ結果、自由に使えるお金が少ないし、将来のための貯金が一切できません。友人の冠婚葬祭時もお金がなく断っているほどです。このままだとヤバいなって思っているので、次の更新時は家賃が安い物件に引っ越す予定です。(20代前半)

手取り20万円/家賃10.3万円の女性

人物詳細
  • ・月収23万円、手取り20万円
  • ・新宿区の家賃10.3万円の1K
  • ・食事は自炊中心
  • ・化粧品にはこだわりたいタイプ
家賃 約103,000円
食費 約25,000円
水道光熱費 約10,000円
娯楽・交際費 約30,000円
通信費 約7,000円
日用消耗品 約20,000円
合計 約195,000円

風呂トイレ別や洗面台独立、オートロック付きマンションなどの希望条件が多く、家賃が高くなっています。

女性なので、化粧品など毎月の日用消耗品代は男性と比べて高めです。また、どうしても使いたい化粧品が多く、プチプラで済ませるのは難しいそうです。

代わりに食費と通信費を抑えるようにしています。食事は自炊中心で、もやしや豆腐などのコスパが高い食材を使って節約しています。

買い物1つでもかなり悩む
困り顔の女性のアイコン毎月生活費がギリギリなので、買い物1つでもかなり悩んでいます。頭の中であれこれ計算しながら食材を選んでいるので、買い物にも時間がかかっています…。化粧品や服は妥協したくないし、娯楽費も限界まで削っているのでこれ以上は無理そうです…。(20代後半)

合計手取り28万円/家賃15万円の男性

人物詳細
  • ・彼女と同棲中
  • ・手取り18万円+彼女の手取り10万円
  • ・目黒区の家賃15万円の1LDK
  • ・食事は自炊中心
家賃 約150,000円
食費 約40,000円
水道光熱費 約20,000円
娯楽・交際費 約30,000円
通信費 約20,000円
日用消耗品 約15,000円
合計 約275,000円

フリーターの彼女と同棲している男性は、家賃15万円の1LDKに住んでいます。

住み心地や交通の便はかなり良いですが、生活費が毎月ギリギリで貯金はできていないそうです。食費で彼女と揉めることもあり、かなり後悔しているようです。

少しでも貯金額を増やすため、自炊をしてお昼をお弁当にしたり、スーパーの特売日にまとめ買いするなど節約を心掛けています。

また、お互いのデートは家で映画を見たりゲームをするなど、お金がかからないように工夫しているそうです。

生活費でよく彼女と喧嘩になる
困り顔の男性のアイコン家賃は自分が、食費と光熱費は彼女が払っているんですが、毎月食費や光熱費が高いって喧嘩になります。自分のほうが家賃ってう大きなお金を払っているのに、些細なことで文句を割れるのでうんざりしています。たまにコンビニでオヤツを買おうものなら、凄い嫌な顔をされるくらいです…。もう少し家賃が安いお部屋に住んで、生活費に余裕があったらこんなにストレス溜めることもなかったのかなって後悔しています…。(20代前半)

収入の半分を家賃にしている人のほとんどが後悔していると回答してくれました。

自分の生活費を見直して、本当に収入の半分の家賃にしても大丈夫か見直すと良いです。

家賃が安いお部屋の探し方

少しでも家賃を抑えたい人のために、安いお部屋の探し方を紹介します。

以下の条件に当てはまるお部屋であれば、相場より安いお部屋が見つかりやすいです。

  • ・家賃相場が低いエリアで探す
  • ・駅徒歩と築年数は妥協する
  • ・こだわり条件は2~3個までに絞る
  • ・アパートタイプの物件

家賃相場が低いエリアで探す

家賃相場は、エリアによってかなりの差があるので安いエリアでお部屋を探してください。

23区で相場が1番低い葛飾区と1番高い港区のワンルームのお部屋を比べると、約6万円も差があるほどです。

葛飾区であれば、条件次第で家賃4~5万円ほどのお部屋が見つかります。とにかく費用を抑えたいなら、1番手っ取り早い方法です。

駅徒歩と築年数は妥協する

駅徒歩は5分と15分では、一人暮らし向けの間取りの相場で8千円ほど差があります。駅から遠い物件ほど人気がないので、家賃を低めに設定しています。

また、築年数は指定しないほうが良いです。リフォームで内装が綺麗になったお部屋が出てくる可能性があります。

こだわり条件は2~3個までに絞る

BT別・オートロック・ロフト付きなどのこだわり条件は、2~3つまでに絞りましょう。こだわりすぎると高いお部屋しか出てきません。

また、条件に優先順位をつけておくと良いです。理想の家賃帯が見つからなかった場合、優先度が低い条件を1つずつ緩和してください。

アパートタイプの物件

アパートタイプの物件は、戸数が少なく建設コストが低いです。マンションと比較すると、一人暮らし向けの間取りで家賃5千円~1万円近くも差が出ます。

1度寝れば朝まで起きない人や、2~4年ほどの短期間しか住まないという人なら、アパートでも快適に暮らせます。

また、エントランスやエレベーターなどの共有部分はほとんどないため、管理費も安いです。

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家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

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