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礼金を払いたくない人必見!値引き交渉してもらう方法を大公開!【賃貸】

礼金を払いたくないときの対処法のイメージイラスト

礼金を払いたくないときの対処法や、礼金を値引き交渉のコツを紹介します!

そもそも礼金とはなんなのか?礼金のかからない物件の探し方についても解説しているので、初期費用を抑えたい人は参考にしてください。

この記事は、宅建士で現役の賃貸営業をしている豊田さんに監修していただきました。

監修 豊田 明
不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士

賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。

そもそも礼金とは

礼金とは、お部屋に入居させてもらうお礼として大家さんに支払うお金のことです。

もともとは物件数が少なかった頃に、下宿に子どもを預ける親が謝礼金を包んでいたことが慣習として残ったものといわれています。

礼金はお礼として支払うものなので、退去時に返金されることはありません。

ちなみに、関西などの西日本では礼金ではなく「敷引き(しきびき)」と呼ばれるケースがあります。

契約時に退去費用などに使われる「保証金」として、家賃3~6ヶ月分のお金を預けます。保証金の中から退去時に「敷引き」分が差し引かれます。

敷引き分は返金されないので、礼金と同じ扱いになります。

礼金の相場は家賃1ヶ月分

国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査報告書」によると礼金の相場は家賃1ヶ月分です。

下記のグラフは、国土交通省の調査で礼金ありの物件を借りた人が、どのくらいの礼金を支払ったかをまとめたものです。

令和2年度の礼金の相場データ

参考:令和2年度住宅市場動向調査報告書

礼金ありの物件を借りた人の半数以上は、家賃1ヶ月分を支払っています。

ちなみに、礼金に消費税はかかりません。家賃7万円のお部屋を借りた場合の礼金は、7万円ちょうどです。

礼金が付いている理由

礼金が付いている主な理由は以下の3つです。

・立地や設備が良く人気があるから
・相場より家賃設定を低くしているから
・大家さんの利益を出すため

立地や設備が良く人気があるから

新築や駅近で便利など、人気のある物件は礼金が高めに設定されています。礼金が高くても入居希望者が集まりやすく、大家さんの儲けを増やせるからです。

以下で、礼金が高くなりがちな物件の特徴を紹介します。

・新築
・分譲賃貸
・デザイナーズマンション
・タワーマンション
・駅徒歩5分未満
・ペット可、ペット共生
・楽器演奏可

また、礼金を設定することで入居者を精査する目的もあります。

礼金を高く設定しておけば、支払う余裕がない人は申し込めません。そのため、収入に余裕がある質の高い人が集まります。

相場より家賃設定を低くしているから

物件検索サイトで引っかかりやすくするために、家賃を相場よりも安くしているケースがあります。

お部屋探ししている人は少しでも安い家賃に住みたいと考えるため、検索結果を「家賃の安い順」で見る人が多いからです。

家賃を下げた分、礼金を払ってもらうことで利益を補っているというわけです。

気になるお部屋が周辺の相場よりも安い場合は、礼金を含めたトータル金額で、本当にお得か確認するのをおすすめします。

大家さんの利益を出すため

特に理由はなく、大家さんの利益を増やすために礼金を設定しているケースもあります。

商売として賃貸経営をしているため、少しでも利益を上げたいと考える大家さんは多いです。

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礼金を払いたくないときの2つの対処法

賃貸物件を契約する際に、入居させてもらう謝礼として支払う礼金を礼金を払いたくないときの2つの対処法をご紹介します。

礼金は敷金と違って退去時の返金がなく、特に支払うメリットがありません。礼金を払いたくない人は、是非参考にしてください。

・交渉で礼金の値引きしてもらう
・礼金が0円の物件を探す

交渉で礼金の値引きしてもらう

礼金を支払う必要のある物件でも、交渉して値引きしてもらうことが可能です。

礼金は大家さんの収入となるため「なるべくたくさんのお金が欲しい」と考えて礼金を設定していますが、空室が続くなら礼金を値引いてでも入居してほしいと考えるからです。

特に、賃貸業界の閑散期(6~8月)に募集をしている物件では値引き交渉がしやすいです。

ちなみに、値引き交渉は入居者希望者が大家さんに直接お願いするのではなく、不動産屋を通して交渉してもらいます。

礼金が0円の物件を探す

お部屋を探し始める段階で「礼金なし」の物件を希望すれば、礼金はかかりません。

国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査報告書」によると、礼金なしの物件は全体の48.2%でした。全国の約半数の物件が礼金なしです。

また2021年6月現在、不動産屋専用情報サイト「ATBB」で東京23区内の物件を調べたところ、40.9%が礼金なしの物件でした。

物件数
礼金あり 76,253件
礼金なし 52,814件

礼金なしの物件は増加傾向で、敷金や礼金がかからない物件でも室内設備が充実した良質な物件が見つかります。

礼金の値引き交渉を成功させるコツ

交渉をする女性のイラスト
礼金交渉を成功させるコツは4つです。あまり強引に値引きをお願いすると、入居を断られてしまうので慎重に進めましょう。

・閑散期を狙って交渉する
・値下げしてくれたら必ず契約すると言う
・交換条件を提案してみる
・不動産屋を味方に付ける

以下でそれぞれのコツについて詳しく解説します。参考にしながら交渉をお願いしてみてください。

閑散期を狙って交渉する

閑散期(6~8月)を狙えば、不動産屋は時間をかけてでも契約を成立させたいので、礼金交渉が成功しやすいです。

大家さんも早めに空室を埋めないと、繁忙期(1~3月)まで入居希望者が集まらないリスクがあるので、検討してもらいやすいです。

値下げしてくれたら必ず契約すると言う

礼金交渉が成功して値下げできたら、必ず契約する意思があることを不動産屋に伝えるようにしましょう。

「礼金が下がれば、予算に収まるので必ず契約します」と言えば、大家さんも入居してくれる人だと認識して値下げを検証してくれます。

交換条件を提案してみる

礼金を値下げしてもらう代わりに、家賃を値上げしても良いなどの交換条件を提案してみても良いです。

例えば「礼金なしにしてもらう代わりに家賃を2,000円上げてもらっても良いです」と提案してみましょう。

家賃60,000円で礼金が1ヶ月分の物件と、家賃62,000円で礼金がかからない物件に2年間住んだ際に必要な費用は以下の通りです。

家賃60,000円
礼金1ヶ月分
家賃60,000円×2年(24ヶ月)
+礼金(60,000円)=1,500,000円
家賃62,000円
礼金0ヶ月分
家賃62,000円×2年(24ヶ月)
+礼金(0円)=1,488,000円

家賃を2,000円上げても、2年間住んだ場合のトータル費用は12,000円も安くなります。

不動産屋を味方に付ける

不動産屋と仲良くなって味方に付けましょう。

不動産屋も人間なので良いお客様には「良いお部屋を見つけてあげたい」「少しでも費用を安くしてあげたい」と交渉を頑張ってくれるからです。

礼金交渉してもらいたいなら、ネット上の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。来店不要でチャットやLINEでやりとりをするので、対面ではお願いしにくいことも伝えやすいです。

交渉経験が豊富な営業マンが多数在籍しているので、費用の相談も気軽にできます。

深夜0時まで対応してくれるので、仕事が忙しくて不動産屋に行く時間がない人も利用してみてください。

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礼金を値下げしてもらいやすい物件の特徴

礼金交渉が成功しやすいお部屋の特徴を3つ紹介します。

値下げしてもらいやすい順に特徴を並べているので、狙って探したい人は、あらかじめ不動産屋に条件を伝えておきましょう。

・相場よりも礼金が高い物件
・築年数が古いなど条件が悪い物件
・空室期間が長い物件

相場よりも礼金が高い物件

国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査報告書」によると礼金の相場は家賃1ヶ月分です。

近隣で間取りや築年数、駅までの距離が同じような物件と比較して、礼金が高いなら値下げしてもらいやすいです。

例えば、礼金が家賃2ヶ月分以上のお部屋なら、家賃1ヶ月分の金額を下げても残り1ヶ月分が大家さんの収入になるので、値下げしてらえる可能性があります。

ただし、新築や人気エリアにある物件では、礼金交渉に応じてもらえない可能性があります。礼金を値下げしなくても入居希望者が集まりやすいからです。

築年数が古いなど条件が悪い物件

築年数が30年以上、駅徒歩20分以上、和室など、人気がない条件のお部屋は、入居者が決まりにくいので礼金交渉の成功率が上がります。

また、周辺に墓地や風俗街などの施設がある場合も、礼金交渉がしやすいです。

お部屋の設備や周辺環境によって人気がない物件は、そもそも礼金がなしになっている場合もあるので狙い目です。

空室期間が長い物件

空室期間があると大家さんは家賃収入がなくなってしまします。そのため、礼金を値下げしてでも入居してもらうほうを優先します。

不動産屋に「前入居者が退去したのはいつすか?」と聞けば、空室期間がわかります。

礼金以外に費用を抑える方法

礼金の交渉以外で、初期費用を抑える方法を5つ紹介します。礼金の交渉ができなかったときの参考にしてください。

・フリーレントを付けてもらう
・仲介手数料を安くしてもらう
・鍵交換費用などの付帯費用を安くする
・敷金なしで探す
・月末に入居して日割り家賃を抑える

フリーレントを付けてもらう

フリーレントとは、一定期間の家賃が無料になることです。フリーレントになる期間は入居開始日から0.5~1ヶ月分が相場です。

大家さんは敷金や礼金、家賃などを値下げしてしまうと、別のお部屋で既に契約している人から同条件にするよう求められてしまうリスクがあります。

そのため、キャンペーンとしてフリーレント期間を設けることで値下げに応じてもらえることがあります。

仲介手数料を安くしてもらう

仲介手数料は、礼金と同じように契約時に支払う一時金です。仲介手数料も退去時に返金されません。

また、仲介手数料は「家賃1ヶ月分+税」が上限ですが、下限は決まっていません。最初から0.5ヶ月~無料の不動産屋もあります。

鍵交換費用などの付帯費用を安くする

前の入居者が使っていた鍵の交換費用や、お部屋ごとに加入する付帯サービスの費用を安くすることで初期費用が抑えられます。

鍵交換費用は、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、大家さん負担です。基本的に特約で入居者負担になっているので、大家さんに負担してもらえないか相談してみましょう。

他にも、室内の消毒サービスや24時間サポートなどの付帯サービスも不要であれば外してもらうべきです。1~2万円ほど初期費用が安くなる可能性があります。

敷金なしで探す

敷金とは、家賃の滞納や退去時の修繕費用に備えて大家さんに預けるお金のことです。礼金と違って退去後に返金される可能性があります。

敷金なしで探すと家賃1ヶ月分の初期費用が抑えられます。ただし、敷金を預けないと退去時に支払うお金が高くなるので注意が必要です。

月末に入居して日割り家賃を抑える

月初に入居すれば、日割り家賃や前家賃が必要なくなるため初期費用が抑えられます。

入居日は一般的に申し込みから約2週間後に設定されます。不動産屋に相談すれば、大家さんに入居日の交渉をしてくれることもあるので相談してみてください。

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