最終更新:2021年1月21日

年収800万円だと家賃目安はいくら?という疑問を解決します!年収ごとの家賃目安や、年収800万円の手取り額はいくらか、年収800万円の生活はどんな感じか、家賃の金額ごとの生活費モデルや審査に落ちない家賃目安も紹介します!
年収800万円なら家賃の目安は16.4万円
年収800万円の人は、手取りの3分の1である「16.4万円」が家賃目安です。
年収の3分の1が家賃目安と言われることがありますが、保険料や税金などで給料が減るので、手取りを元に家賃を考えたほうが良いです。
年収800万円から保険料や税金などを差し引くと、約590万円です。単純に12で割ると、月約49.1万円が手取りとして残ります。詳しい控除金額は後ほど紹介します。
ただ、年収800万円もあればよほど家賃を高くしすぎなければ、余裕のある暮らしができます。あくまで手取りの3分の1は目安なので、毎月の生活費を元に考えてみてください。
年収ごとの家賃目安一覧
年収800万円に近い人の家賃目安を早見表にしました。昇給などを考えて、近い給料の家賃目安も把握しておきましょう。
青い文字をタップすると、それぞれの家賃の生活についての解説に移動できます。
家賃目安 | |
---|---|
年収700万円 | 145,000円 |
年収750万円 | 155,000円 |
年収800万円 | 164,000円 |
年収850万円 | 173,000円 |
年収900万円 | 189,000円 |
年収800万円の手取りは約590万円
年収800万円の人の、1年間の手取り額は約590万円です。月に換算すると、毎月の手取りが49.1万円ほどです。
下記の例のように、給与からは税金や保険料、年金などが引かれます。
年収800万円の控除額と手取り額の例 | |
---|---|
厚生年金保険料 | 680,000円 |
健康保険料 | 474,000円 |
雇用保険料 | 24,000円 |
所得税(源泉徴収税額) | 470,000円 |
住民税 | 451,500円 |
1年の手取り額 | 5,900,500円 |
新入社員は、前年度の収入がないので1年目は住民税がありません。
そのため、2年目以降にいきなり手取りが下がったように感じるので、あらかじめ住民税が引かれることは覚えておきましょう。
月収と手取り額を混同して家賃22万円のお部屋に住むと、娯楽費や貯金額をやや削らなくてはいけません。
年収800万円だとどんな生活ができる?
年収800万円なら、一人暮らしだけでなく同棲や新婚、3人家族など世帯人数が増えても、節約する必要がないほど生活費に余裕があります。
以下、普通に一人暮らししていた場合の毎月の生活費を、自炊派と外食派に分けてシミュレーションしてみました。
自炊派 | 外食派 | |
---|---|---|
家賃 | 164,000円 | 164,000円 |
食費 | 40,000円 | 95,000円円 |
水道光熱費 | 14,000円 | 14,000円 |
交際費・娯楽費 | 100,000円 | 100,000円 |
通信費 | 15,000円 | 15,000円 |
交通費 | 12,000円 | 12,000円 |
衣類・日用消耗品代 | 30,000円 | 30,000円 |
合計 | 375,000円 | 430,000円 |
貯金 | 116,000円 | 61,000円 |
年収800万円もあれば、よほど無駄遣いをしない限りは、自炊でも外食派でも節約しなくとも余裕のある暮らしができます。
やや家賃目安をオーバーしたとしても、娯楽費や貯金額を削れば支払えるほど裕福です。
年収700万円の生活との比較
年収700万円の場合、年間手取りが約524万円、月の手取りが約43.6万円あります。一人暮らしだけでなく同棲や新婚でも、節約を意識しなくても余裕のある生活ができます。
同棲や新婚の場合でも、家賃目安をオーバーしなければ無理に節約しなくても良いです。年収800万円の人と違い、目安をオーバーすると節約が必要になります。
娯楽費や貯金額をさらに確保したい人は、こまめに家電製品のコンセントを抜いて待機電力を削減、スマホのSIMを格安の物に変えるなどのできる限りの節約はしましょう。。
年収900万円の生活との比較
年収900万円の場合、年間手取りが約657万円、月の手取りが約54.7万円です。
お金に余裕があるので、家賃目安を2万円ほどオーバーしても毎月節約を意識する必要はありません。子どもが2人いる4人家族だとしても、生活費に余裕があるほどです。
生活費を抑えられる人であれば、都内の高級タワーマンションに住むのも夢ではありません。
年収800万の人の生活費シミュレーション
年収800万円で一人暮らしする場合の毎月の生活費を、家賃ごとにシミュレートしてみました。どのくらい貯金できるのか、どんな生活を送れるのか確認してみてください。
先にも紹介しましたが、年収800万円は月の手取りが「約49.1万円」の人です。
家賃10万円だと毎月10万円以上の貯金が可能
家賃10万円だと、毎日外食したとしても月10万円以上の貯金ができるほど、余裕のある生活ができます。
家賃 | 100,000円 |
---|---|
食費 | 93,000円 |
水道光熱費 | 12,000円 |
娯楽費・交際費 | 100,000円 |
通信費 | 14,000円 |
交通費 | 12,000円 |
衣類・日用消耗品代 | 30,000円 |
合計 | 361,000円 |
貯金 | 130,000円 |
食費は1食千円として単純計算していますが、お酒を飲む人であれば自炊にして浮いた分を酒代に回すこともできます。
また、節約せずとも娯楽費は10万円程確保できます。それでも、毎月10万円以上の貯金が可能です。
さらに貯金額を増やしたい人は、月の半分ほど自炊をして食費を5万円ほどまで抑えれば、プラス4万円ほど貯金に回せます。
ちなみに、都内で家賃10万円のお部屋を探すと、山手線沿いなどの主要駅であればワンルーム・1K、足立区や練馬区などの家賃相場が低い地域だと2DKなどの広めのお部屋があります。
家賃16.5万円だと節約せずとも余裕がある
家賃16.5万円だと、年収800万円の人の家賃目安に近いので、節約せずとも余裕のある生活ができます。
家賃 | 165,000円 |
---|---|
食費 | 60,000円 |
水道光熱費 | 14,000円 |
娯楽費・交際費 | 100,000円 |
通信費 | 14,000円 |
交通費 | 12,000円 |
衣類・日用消耗品代 | 30,000円 |
合計 | 395,000円 |
貯金 | 96,000円 |
自炊と外食を半々にし食費を6万円以下に抑えられれば、娯楽費も貯金も多めに確保できます。それ以外節約しなくていいので、ゆったりとした生活が送れます。
同棲や新婚の場合は一人当たりの娯楽費を5万円にさえすれば、それ以外の節約は不要です。
都内で家賃16.5万円のお部屋を探すと、ワンルーム・1K~3LDKと様々な間取りのお部屋が見つかります。広い部屋を希望する場合は、家賃相場が低い地域がおすすめです。
家賃20万円だと無駄遣いはできない
家賃20万円だと、無駄遣いはできませんがよほどでない限りは節約は不要です。
家賃 | 200,000円 |
---|---|
食費 | 60,000円 |
水道光熱費 | 12,000円 |
娯楽費・交際費 | 80,000円 |
通信費 | 14,000円 |
交通費 | 12,000円 |
衣類・日用消耗品代 | 30,000円 |
合計 | 408,000円 |
貯金 | 83,000円 |
ご飯は自炊と外食を半々にして食費を6万円以下に抑える、娯楽費を8万円に抑えるなどしないと貯金できなくなります。
一切貯金を考えていない人であれば、冠婚葬祭や体調不良時の医療費として2万円を避けて置き、残りの約6万円を食費や娯楽費に回すことも可能です。
ちなみに、同棲や新婚、子育て世帯の場合は家賃20万円のお部屋に住んでしまうと、生活費が圧迫されるのでおすすめできません。
家賃16.4万円ならどんなお部屋に住める?
東京23区内で、家賃16.4万円だとどんなお部屋に住めるのか調べてみました。
千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区など家賃相場が高い都心だと、駅徒歩5分以内・バストイレ別のワンルーム・1K~1LDKのお部屋があります。
またタワーマンションで探すと、15階以下にはなりますが1K~1LDKのお部屋がありました。都心部の場合は、家賃に16.4万円かけても一人暮らし向けの間取りが多いです。
練馬区や江戸川区などの家賃相場が低い地域では、2LDKや3LDKなどのファミリー向けの間取りが見つかります。新築を条件に探した場合は1LDK~2LDKの間取りばかりでした。
以下は、23区の家賃相場一覧になります。お部屋探しの際に参考にしてください。
23区の家賃相場はこちら
家賃相場 | |
---|---|
葛飾区 | 約6.5万円 |
足立区 | 約6.5万円 |
江戸川区 | 約6.6万円 |
練馬区 | 約7万円 |
板橋区 | 約7.3万円 |
杉並区 | 約7.7万円 |
荒川区 | 約7.8万円 |
中野区 | 約7.8万円 |
北区 | 約7.9万円 |
大田区 | 約7.9万円 |
世田谷区 | 約8万円 |
墨田区 | 約8.2万円 |
豊島区 | 約8.6万円 |
江東区 | 約8.9万円 |
品川区 | 約9.1万円 |
台東区 | 約9.3万円 |
文京区 | 約9.4万円 |
新宿区 | 約9.8万円 |
目黒区 | 約9.8万円 |
渋谷区 | 約10.7万円 |
中央区 | 約10.9万円 |
千代田区 | 約12万円 |
港区 | 約12.7万円 |
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家賃16.4万円の引っ越し費用は約100万円
引っ越しにかかる費用の目安は、部屋を借りる初期費用が家賃の約4~5ヶ月分、荷物を運ぶ費用が約7~9万円、家具家電・日用品の購入が約10~15万円です。
家賃16.4万円の場合、引っ越しするまでの費用目安は100万円ほど見ておきましょう。
ただし、家族暮らしで引っ越す荷物が多い場合、荷物を運ぶ引っ越し費用が10万円を超えることもあります。
初期費用を抑えるなら、敷金や礼金が0円のお部屋を探したり、仲介手数料が安い不動産屋でお部屋を探すべきです。
敷金・礼金・仲介手数料はそれぞれ家賃1ヶ月分が相場なので、3つとも0円のお部屋なら家賃の3ヶ月分くらい抑えられます。
引っ越し費用を抑えるなら、業者に頼まず親や友人と協力して自力で引っ越ししたり、1月~4月の繁忙期が落ち着いてから引っ越ししましょう。
賃貸の審査に落ちない家賃目安
賃貸の入居審査では「家賃が年収の36分の1以下」でないと落ちる可能性が高くなります。
支払い能力があると判断される家賃目安は、生活を圧迫せず、収入相応の暮らしをする家賃目安よりも少し緩くなっています。
以下、賃貸の審査に落ちない家賃目安をまとめました。
年収 | 入居審査基準の家賃目安 |
---|---|
230万円 | ~63,000円 |
250万円 | ~69,000円 |
300万円 | ~83,000円 |
320万円 | ~88,000円 |
350万円 | ~97,000円 |
370万円 | ~102,000円 |
400万円 | ~110,000円 |
430万円 | ~117,000円 |
450万円 | ~125,000円 |
500万円 | ~138,000円 |
ただし、先にも記載した通り、一般的な家賃目安よりも審査基準は緩くなっています。
そのため、入居審査の家賃目安通りのお部屋を選んでしまうと、生活費が圧迫されるので注意してください。
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