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4人家族の食費は平均いくら?理想の割合や節約方法を徹底解説!

4人家族の団欒風景

4人家族の1ヶ月の平均食費について、総務省統計局のデータを基に徹底解説します!

四半期ごとの平均や、購入品目ごとの費用、手取りに対する理想の食費目安はもちろん、東京都内で暮らす4人家族の生活費実例も紹介しています。

おすすめの節約方法や、食費以外で支出を見直す方法もあるので、是非参考にしてください。

この記事の内容は、ファイナンシャル・プランナーの岩井さんに監修していただきました。

監修 岩井 勇太
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士

日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。

4人家族の1ヶ月の食費は約8.7万円

総務省統計局が公表する「2020年度 家計調査 家計収支編 世帯人員別」によると、4人家族の1ヶ月の食費は約8.7万円です。

以下は、四半期ごとに分けた1ヶ月の平均食費金額です。

1~3月期 82,724円
4~6月期 84,711円
7~9月期 88,318円
10~12月期 92,532円
平均 87,071円

参考:総務省統計局「家計調査 家計支出編(2020年度)」

10~12月は、クリスマスやお正月のお節料理の仕込みがあるので、他の時期と比べると食費が高めです。

外食の平均金額は約1.3万円

食費の中から外食費だけを算出してみたところ、月約1.3万円でした。この結果から、4人家族のほとんどが外食が少なく自炊していることがわかります。

1~3月期 14,690円
4~6月期 8,870円
7~9月期 14,153円
10~12月期 15,527円
平均 13,310円

参考:総務省統計局「家計調査 家計支出編(2020年度)」

家族そろって外食に行く場合、月2回程度でないと1.3万円に収まりません。また、チェーンのファミリーレストランなど、価格の安いお店でないと食費が高くなります。

品目ごとの平均費用目安

品目ごとの平均費用をまとめてみたところ、野菜やお肉の割合が高いことがわかりました。

品目 1~3月 4~6月 7~9月 10~12月
穀物 7,634円 8,245円 7,629円 8,042円
魚介類 5,142円 5,746円 5,324円 6,580円
肉類 9,274円 11,055円 10,192円 10,579円
乳卵類 4,538円 5,199円 4,789円 4,625円
青果類 10,782円 12,520円 11,875円 11,779円
調味類 4,164円 4,616円 4,206円 4,653円
飲料 4,940円 5,838円 6,290円 5,276円
その他 36,248円 31,492円 38,012円 40,998円

※その他の中には、お菓子類・お惣菜・酒類・外食費用などが含まれます。

その他の費用は、7~9月はアイス類、10~12月はクリスマスケーキなどで費用がやや高めです。それ以外の品目は、どの季節もほとんど同じです。

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子どもが中学生以上になると大人1人分の食費が必要

子どもの年齢によって、食費金額が変わります。乳幼児は月5千円ほど、小学生~中学生未満は約1~1.5万円、中学生以上で約2~2.5万円ほどと考えてください。

大人1人当たりの平均食費が約2.5~3万円なので、中学生以上になると大人1人分は必要です。

また、子どもが男の子の場合、成長期の食事量が増えます。月5千円は多めに見ておいた方が良いです。

新生児・乳児の食費について

新生児はミルク代で月5千円ほど、乳児の離乳食は自炊すれば月5千円ほど、ベビーフード購入であれば月1万円ほどかかります。

新生児の場合は、完全母乳にできる人は食費はほとんどかかりません。

離乳食は、自分たちが食べる分の食材を使いまわすことで、月3千円ほどまで抑えられます。

食費の理想は世帯の合計手取りの15%

NHKの番組「あさイチ」に出演されたファイナンシャルプランナーの横山さんによると、食費は世帯の合計手取りの15%が理想です。

以下で手取りごとの食費目安をまとめました。

合計手取り20万円 約30,000円
合計手取り25万円 約37,500円
合計手取り30万円 約45,000円
合計手取り35万円 約52,500円
合計手取り40万円 約60,000円
合計手取り45万円 約67,500円
合計手取り50万円 約75,000円

妻が専業主婦で収入が少ない場合は、自炊メインで食費を抑えないと生活が厳しくなります。

世帯年収別の1ヶ月の食費金額

総務省の「2020年度 家計調査 4人世帯-年間収入階級別(2-7)」を基に、世帯年収別の1ヶ月の食費金額をまとめました。

世帯年収 食費金額
250~300万円未満 66,677円
300~350万円未満 50,322円
350~400万円未満 63,716円
400~450万円未満 64,220円
450~500万円未満 77,458円
500~550万円未満 76,398円
550~600万円未満 78,738円
600~650万円未満 80,582円
650~700万円未満 87,527円

参考:総務省統計局「家計調査 家計支出編(2020年度)」

年収400万円未満の家庭は、合計手取りの15%未満に初期費を抑えないと生活できません。

年収400万円以上の家庭は、収入が上がれば食費に余裕が生まれます。そのため、年収が高い家庭のほうが食費が高めです。

なお、家賃は合計手取りの30%が理想です。家賃を5%抑えれば、食費や貯金額を増やせます。

世帯手取り月収が50万円の場合、家賃を5%抑えれば毎月2.5万円も費用が浮きます。半年で15万円、1年で30万円、3年で90万円も費用を節約できます。

安くて質の良いお部屋の探し方

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4人家族の生活費実例と工夫していること

東京都内で暮らしている、4人家族の生活費実例と工夫していることを紹介します。

世帯構成とともに紹介するので、自分たちに1番近い食費を参考にしてください。

合計手取りが月25万円の4人家族

自炊費 30,000円
外食費 5,000円
合計 35,000円
世帯構成
・東京都葛飾区在住
・29歳正社員の夫(手取り25万円)
・27歳専業主婦の妻
・2歳の長女
・4ヶ月の次女

葛飾区在住の4人家族は片働きです。子どもが小さいので、奥さんが付きっ切りで面倒を見ています。

稀にお惣菜を購入するらしいですが、基本的に1日3食自炊をしています。子どものおやつや離乳食も全て手作りです。

良く買う食材は、お米や豆腐、キャベツや白菜、タマネギやモヤシとのことで、上手くかさ増しすることで安くてボリュームのあるご飯を作っているそうです。

旦那さんのお昼ごはんも、夜残ったおかずメインでお弁当を作っています。

このように、コスパの良い食材で1日3食自炊をすれば、毎月の食費をかなり抑えられます。

合計手取りが月32万円の4人家族

自炊費 35,000円
外食費 10,000円
合計 45,000円
世帯構成
・東京都江戸川区在住
・26歳正社員の夫(手取り24万円)
・27歳パートの妻(手取り8万円)
・3歳の長男
・2歳の長女

江戸川区在住の4人家族は、世帯手取りが32万円です。月の食費が4.5万円なので、理想の食費である15%以内に収まっています。

奥さんがパートで時間を作れるため、1日3食自炊をしています。月に1~2回ほど外食するようですが、下の子が小さいので基本は家でご飯を食べています。

合い挽きのひき肉に、豆腐やキャベツを入れてかさ増しする、ハンバーグや肉団子、から揚げをよく作るそうです。

こちらの家庭も、コスパの良い食材を使うことで毎月の食費を抑えています。

合計手取りが月41万円の4人家族

自炊費 35,000円
外食費 30,000円
合計 65,000円
世帯構成
・東京都杉並区在住
・27歳正社員の夫(手取り23万円)
・24歳契約社員の妻(手取り18万円)
・5歳の長男
・3歳の次男

杉並区在住の4人家族は、食費が合計手取りの15%を少しオーバーしています。

朝・夜は自炊ですが、夫婦のお昼はワンコインランチで外食とのことです。ただ、1食500円を超えないよう、白米だけは家から持っていくそうです。

その他に工夫していることは、主にブランド品は買わない、割引商品ばかり購入して冷凍しているの2点だけとのことでした。

ちなみに子どもは給食が出る保育園に通っているので、お昼は食費に含まれていません。

合計手取りが月49万円の4人家族

自炊費 45,000円
外食費 30,000円
合計 75,000円
世帯構成
・東京都江東区在住
・34歳正社員の夫(手取り27万円)
・34歳正社員の妻(手取り22万円)
・11歳の長男
・8歳の長女

江東区在住の4人家族も、食費が合計手取りの15%を少しオーバーしています。自炊と外食(総菜購入)が半々とのことです。

11歳の長男が良く食べるので、いろんな種類のふりかけを準備し、お米でお腹を膨らませるようにしています。

ほかにも、お豆腐やこんにゃくでかさ増しをしたり、煮物やカレーなど1度に大量に作る食事で食材を無駄なく使う工夫をしています。

近所に業務用スーパーがあり、よくお得パックをまとめ買いをして冷凍しているそうです。

合計手取りが50万円近くあれば、自炊と外食半々でも多少の節約のみで生活できます。

おすすめの食費節約方法

4人家族に特におすすめの食費節約方法を紹介します。

買い物で節約する方法

食費は買い物の節約が1番重要です。工夫するだけで大幅な節約が期待できるので、是非実践してみてください。

・コスパの良い食材を買う
・セールや特売日を狙う
・プライベートブランド商品を選ぶ
・あらかじめ買うものを決めておく
・お徳用や業務用を購入する
・週に1~2回まとめ買いする
・無料で汲めるお水を貰ってくる
・アプリやクレカのポイントを貯める

コスパの良い食材を買う

自炊するなら、コスパの良い食材を購入すべきです。以下は、特におすすめのコスパの良い食材です。

肉類 ・豚コマ切れ肉/100gあたり約130円
・鶏むね肉/100gあたり約70円
魚類 ・鮭の切り身/1パック100~200円
・鯖の切り身/1パック約300円
・秋刀魚/1匹あたり100~200円
野菜・豆製品 ・キャベツ/1玉あたり約200円
・もやし/1袋10~20円
・じゃがいも/1袋約200円
・豆腐/1パック20~30円
・納豆/3パックセット50~150円
果物類 ・オレンジ/1袋約200円
・リンゴ/1玉約100円
・バナナ/1袋約100円
麺類 ・パスタ麺/1袋100~200円
・そうめん/1袋100~200円
飲料 ・天然水/1本70円
・麦茶パック/1袋約150円

カット野菜系は、実はやや高めに値段設定がされているので買わないほうが良いです。二人暮らしであれば、食材を多めに買っても消費できます。

セールや特売日を狙う

スーパーのセールや特売日を狙いましょう。食材が通常価格よりもお得に購入できます。

また、朝市や農家直産で野菜を仕入れているスーパーが近くにあるなら利用すべきです。新鮮で安い野菜が購入できます。

プライベートブランド商品を選ぶ

プライベートブランド(PB)とは、小売店や卸業者が企画の段階から商品開発に参加し、独自に販売している商品のことです。

有名なPBの例を挙げると、イオンスーパーの「トップバリュ」やセブン&アイホールディングスの「セブンプレミアム」などです。

PBは普通の商品と比べると値段が安いので、意識して選ぶことで節約できます。

あらかじめ買うものを決めておく

メモなどにあらかじめ購入するものを決めておくべきです。購入するものが決まっていれば、余計なモノを買わずに済むので無駄遣いを防げます。

安いものをとりあえず買おうと思っている人は、人参やじゃがいもなどいろんな料理に使える食材を買いましょう。

お徳用や業務用を購入する

ファミリー向けのお徳用や業務用の大きいパックを購入しましょう。小さいパックより、値段が安くなっています。

特にお肉はお徳用パックがおすすめです。100gあたり30~50円ほど安くなっています。

週に1~2回まとめ買いする

毎日買い物に行くのではなく、週に1~2回まとめ買いしたほうが良いです。

1週間使う分の食材を意識すれば、使いまわしできる食材を無意識に選ぶようになります。

また、出来合いの総菜やお菓子など、余計なモノを買ってしまう頻度を減らせます。

無料で汲めるお水を貰ってくる

スーパーでイオン水やRO水などを貰える場合は、利用しましょう。初回の容器代のみで、その後は水が無料で手に入ります。

スーパーにもよりますが、容器は2リットル入りで300~500円ほどです。毎日2リットルのペットボトルの水を買った場合、1ヶ月で約3千円なのでかなり節約できます。

アプリやクレカのポイントを貯める

スーパーで独自のポイントサービスを実施しているなら是非利用しましょう。ポイントを貯めることで、割引になります。

クレジットカードやスマホ決済を併用すると、ポイントの二重取りができてさらにお得です。

ただし、ポイントを貯めようとして無駄なものを買ってしまうと本末転倒なので注意してください。

調理関係で節約する方法

調理関係で節約する方法は4つです。

・かさ増し調理する
・1度にまとめて料理する
・電子レンジで時短する
・お茶やコーヒーを沸かしておく

かさ増し調理する

豆腐やキャベツ、モヤシなどを使って、かさ増し料理を作りましょう。

ハンバーグや餃子を作る時に水抜きした豆腐を混ぜる、揚げ物のつけあわせに千切りキャベツを置く、炒め物はモヤシで上手くかさ増しするのがおすすめです。

1度にまとめて料理する

週末など、時間がある時に一気に調理して冷凍しておくと良いです。

食材を使いきれるうえ、コンロを使う時間が短縮できます。食費だけでなく、ガスや電気代の節約になります。

なお、冷凍保存するときは作った料理をしっかり冷ましてから封をしてください。

温かいまま封をすると、タッパやジップロックの中に水滴が溜まり、料理の品質が落ちてしまいます。

電子レンジで時短する

煮物系や野菜をゆでる際は、電子レンジを活用しましょう。

調理時間が短縮できるうえ、コンロを使う時間が減るので、ガスや電気代の節約になります。

お茶やコーヒーを沸かしておく

お茶やコーヒーなどの飲み物は、家で沸かしておきましょう。500ml約50円以下で済みます。

コンビニで安いペットボトルを買うと1本100円なので、2倍も費用を抑えられます。

仕事などで出かける際は、水筒に入れて持ち歩けば、月3千円以上節約できます。

家計簿をつけると無駄な支出がわかりやすくなる

家計簿をつけると、無駄な支出が目に見えてわかりやすくなります。

家計簿を細かくつけるのが面倒な人は、ノートにレシートを貼って、毎週末に合計金額を出すだけでも、お金の支出管理ができます。

また、家計簿アプリの中には、レシートの写真を撮るだけで自動的に帳簿を付けてくれるものもあります。是非活用してみてください。

食費以外でも支出を見直すべき

出来る限り費用を抑えたい人は、食費以外の支出を見直したほうが良いです。主に、以下の5つを見直してください。

・家賃
・光熱費
・スマホ、ネット代
・娯楽費、交際費
・生命保険代

家賃

賃貸物件に住んでいる4人家族は、更新のタイミングで引っ越しを検討してみると良いです。

家賃は生活費の30%ほどを占める固定費です。1度安いお部屋に住めば、無理に節約せずとも費用を抑えられます。

引っ越す際は、家賃相場の低いエリアで、駅徒歩15分ほどまで条件を緩和してみてください。駅徒歩5分と15分では、5~8千円も相場が違います。

光熱費

光熱費は、契約中の電気会社やガス会社を見直すだけで、費用を抑えられます。特に地域電力会社の人は、新電力会社に変更したほうが良いです。

電力消費量が多い家庭は基本料金が0円の単一従量プランが、少ない家庭は地域電力会社の料金から一定割引がある会社がおすすめです。

また「でんき+ガス」のセットプランにすることで、ガス代も抑えられます。

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スマホ・ネット代

現在契約中のスマホやネット回線のプランを見直すだけでも、月3~5千円ほど節約できます。

キャリアにこだわりがない人は、格安SIMに変更するのも良いです。大手キャリアが7千円ほどに対し、格安SIMは4千円ほどで済みます。

娯楽費・交際費

娯楽費・交際費は、主に親の分を見直してください。

不要なモノを購入していないか、会社の付き合いの飲み会の回数を減らせないかを見直すだけでも、月1~2万円は節約できます。

生命保険代

生命保険に入っている人はプランを見直してみましょう。不要なオプションを外すことで、毎月の出費が抑えられる可能性があります。

都民共済や県民共済は営利を目的としていないため、1~3千円と安い掛け金で加入できます。

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