お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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シェアハウスに住む人にはどんな特徴がある?年齢層や男女比なども大公開!

シェアハウスに住む人の特徴のイメージイラスト

シェアハウスに住む人はどんな人?という疑問に答えます!年齢や職種、性別などの比率と共に、主な特徴を解説します。

シェアハウスのメリット・デメリットも解説するので、自分はシェアハウスに住んでも良いのかの判断材料にしてください!

この記事は国土交通省による「シェアハウスに関する市場動向調査」を元に作成しています。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

シェアハウスに住む人の特徴

シェアハウスに住む人はどんな人が多いのか、調査データをまとめました。

下は、シェアハウス経験者がシェアハウスを選んだ理由のグラフです。
シェアハウスを選んだ理由

多くの人が「家賃の安さ」と「立地の良さ」に惹かれてシェアハウスに住んでいることが分かります。

この結果を踏まえた、シェアハウスに住んでいる人によくある特徴は以下の5つです。

  • ・家賃や初期費用などにお金をかけたくない人
  • ・立地が良い場所に住みたい人
  • ・入居審査が通るか不安な人
  • ・短期間だけ入居したい人
  • ・人とコミュニケーションを取るのが好きな人

以下で、それぞれの特徴について詳しく解説します。

家賃や初期費用などにお金をかけたくない人

シェアハウスに住む人の多くは、家賃や初期費用にお金をかけたくない人です。シェアハウスは、普通の賃貸より諸費用が安いためです。

シェアハウスの家賃は、エリアによって差はありますが普通の賃貸よりも2万円ほど安いです。

普通の賃貸とシェアハウスの初期費用の比較

契約時は、普通の賃貸と違って、礼金・敷金や仲介手数料がかかりません。そのため約18万円も安くできます。

そのため収入が少ない人、できるだけ趣味にお金をかけたい人は普通賃貸ではなくシェアハウスを選びます。

立地が良い場所に住みたい人

お部屋探しをする上で、何よりも立地を重視する人ハシェアハウスに住むことが多いです。

シェアハウスは、渋谷や新宿などのターミナル駅に15分以内でアクセスできる場所に多いからです。

下は「三井住友トラスト基礎研究所」による、東京都区部にある2,873件のシェアハウスの立地の調査結果です。

東京都区部における最寄駅別のシェアハウス個室数
出典:シェアハウスの市場規模と立地特性

「竹ノ塚」や「雑色」「富士見台」など、ターミナル駅に15分前後でアクセスできる駅周辺の物件が多いことが分かります。

そのため、週末は都心に出かけたい人や、通勤通学に時間をかけたくない人に人気です。

入居審査が通るか不安な人

入居審査に通るか不安な人も、シェアハウスに多いです。特に、連帯保証人が用意できない人や職業が不安定で収入が少ない人が多いです。

シェアハウスの入居審査は普通の賃貸よりもゆるく、入居しやすいからです。

そのため、普通の賃貸では審査に落ちやすい無職やフリーランスの人が、シェアハウスを選ぶことは多いです。

▶シェアハウスの入居審査についての詳しい解説はこちら

短期間だけ入居したい人

1~3ヶ月など短期間だけ入居したい人は、シェアハウスには多いです。例えば、仕事で長期出張する人や、普通の賃貸を見つけるまでのつなぎとして利用する人などです。

普通の賃貸物件は2年間の入居を想定しているため、短期入居向きではありません。しかし、シェアハウスの多くは、最低契約期間は約1ヶ月なので問題ありません。

生活に必要な家具家電が揃っていてわざわざ買う必要がないというのも、短期入居者に人気の理由の一つです。

人とコミュニケーションを取るのが好きな人

シェアハウスをコミュニケーションの場として、他の入居者との交流を楽しみたい人は多いです。

共有リビングやキッチンで、他の入居者の気軽に交流できる上、普段出会えないような人と出会えるからです。

また、初めて一人暮らしするけど、1人は苦手で不安という人も多いです。

特に定期的に交流イベントを開催している物件には、お祭り好きで人とのコミュニケーションが好きな人が多い傾向にあります。

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シェアハウスに住む人の属性

シェアハウスに住む人の年齢や性別を、実際の調査データを元に紹介します。

年齢は25歳~30歳が多い

国土交通省が行った調査によると、シェアハウスに住んでいる人の年齢層は、25~30歳が多かったです。

シェアハウス入居者の年齢層のグラフ

35歳以上になると急激に割合が減っています。その理由は、ほとんどのシェアハウスが年齢制限を設けているからです。

運営会社によって年齢制限が異なりますが、だいたい「18歳~35歳」までに設定されていることが多いです。

就業形態は正社員の人が多い

就業形態は正社員がダントツで多く、全体の約47%、次に学生が12%ほどです。(H25年の調査結果参照)

シェアハウス入居者の就業形態のグラフ

会社近くで良いお部屋がシェアハウスだった、仕事関係の縁を増やしたいがためにシェアハウスに入居してみたという理由で、シェアハウスに移り住むことが多いようです。

男女比は圧倒的に女性が多い

全体の約7割近くのシェアハウスが、男性より女性の入居人数が多いという結果でした。

シェアハウスの男女比

家賃を抑えたいけど綺麗なお部屋に住みたいというニーズに、シェアハウスが合っているようです。

物件によっては外国籍の人の割合が多い

物件によっては留学中やワーキングホリデー中の外国籍の人が多いことがあります。

中には、日本人入居者よりも外国籍の人の方が多いシェアハウスもあります。

下は、シェアハウスサイトに掲載されている実際の入居者の国籍情報です。
外国籍の人が多い物件の国籍一覧
出典:OAKHOUSE

外国籍の人がシェアハウスに住む理由は様々ですが「外国籍でも入居審査に通りやすい」「日本文化について深く学べる」などが多いです。

また、海外は日本よりもシェアハウス文化が根付いているからという理由もあります。

そもそもシェアハウスってどんなところ?

そもそもシェアハウスとは、自室とは別に、入居者全員が共同で使うスペースがある賃貸住宅のことです。

共有スペースは主に、リビング・キッチン・お風呂・トイレ・洗面所です。物件によっては、シアタールームや簡易ジムなどが使える場合もあります。

日本シェアハウス連盟では、シェアハウスの定義として以下の3つを定めています。

  1. 最短の契約期間を1ヶ月以上とする、中~長期型滞在向け賃貸物件
  2. 国籍を問わず、入居できること
  3. 入居者同士の共有スペースがあり、交流が図れること

ルームシェアやテラスハウス、ゲストハウスと一緒にされることがありますが別物です。

ルームシェアは1つのお部屋を複数人で共有するもの、テラスハウスは連なった戸建にそれぞれが住むこと、ゲストハウスは1日単位で宿泊できるシェア宿です。

建物の規模によって住み心地が違う

シェアハウスは、建物の規模によって住み心地が違います。以下を参考に、自分に合う規模を探してみてください。

小規模シェアハウスは、入居人数が少ないためコミュニケーション能力が求められます。ただ、仲良くなってしまえば住み心地は抜群に良いです。騒音トラブルが1番少ないです。

中規模は、お風呂やトイレの個数が複数あるので、ピーク時でも多少空きがあります。ただ、人数が多くなる分、騒音や人間関係のトラブルが起きやすいです。

大規模なところは、入居人数が多い割に関わることが少ないです。良くも悪くもドライな人間関係が多い傾向にあるので、初心者に向いています。ただし、騒音トラブルが多いです。

シェアハウスに住むメリット・デメリット

シェアハウスに住むメリットとデメリットを解説します。両方をしっかり把握して、自分に合うのか判断しましょう。

シェアハウスに住むメリット

  • ・家賃が安い
  • ・初期費用が安い
  • ・家具や家電を用意しなくて済む
  • ・ライフラインやネット手続きが不要
  • ・常に人がいるから安心
  • ・交友関係が広がる
  • ・定期的にイベントが開催される
  • ・留学せずに国際交流ができる

シェアハウスの最大のメリットは、賃貸契約の初期費用や家賃など、必要な費用を大幅に抑えられることです。

シェアハウスの中には、初期費用一律3万円など格安で提供している運営会社があります。

東京の一人暮らしのお部屋の家賃相場が約7.5万円なのに対し、シェアハウスの家賃相場は約5万円です。

シェアハウスに住むデメリット

  • ・騒音問題が多い
  • ・プライベートが確保しにくい
  • ・設備の共有でトラブルになる
  • ・ストレスが溜まりやすい

シェアハウスのデメリットは、リビングやキッチン、お風呂やトイレなどの共有部分を自分の好きなときに自由に使えないことです。

予約の手間や、順番待ちの時間がストレスに感じる人がいます。

また、入居者同士の距離が近いので、些細な事でトラブルに発展する可能性があります。

他人との共同生活に抵抗がある人は、家賃の安さだけに惹かれて入居すると後悔します。

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