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シェアハウスのメリット・デメリットを徹底解説!実際の体験談も紹介!

シェアハウスのメリットとデメリットのイメージイラスト

シェアハウスに住もうか迷っている人のために、シェアハウスに住むメリットとデメリットをまとめました。

ネット上の良い口コミと悪い口コミや、シェアハウスに向いている人の特徴もあるので、是非参考にしてください。

シェアハウスのメリット・デメリット

シェアハウスには、住む人によって良いと感じる部分と不便に感じる部分があります。

中でも費用の安さは好評な反面、プライバシーに関する問題をデメリットとして挙げる人が多いです。

メリット
・家賃が安い
・初期費用が安い
・家具や家電を用意しなくて済む
・ライフラインやネット回線の手続きが不要
・審査がゆるい
・常に人がいるから安心
・交友関係が広がる
・定期的にイベントが開催される
・留学せずに国際交流ができる
・セキュリティ対策がしっかりしている
デメリット
・プライベートが確保しにくい
・騒音問題が多い
・好きな時に設備を使えない
・衛生面が悪い
・盗難等のトラブルが起こる

シェアハウスに住むメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

クロスハウスバナー

シェアハウスに住む10のメリット

とにかく費用を抑えたい、みんなで和気あいあいとしたいという人にとっては、シェアハウスは最高の環境です。

以下で紹介する9つのメリットがかなりの魅力だと感じた人は、シェアハウスに住んでも快適に暮らせます。

家賃が安い

シェアハウスの家賃は、普通の賃貸物件の家賃よりも安いです。

都内の1K(居室約6畳)の場合、普通の賃貸の平均家賃は約9.7万円です。対してシェアハウスは約6万円なので、3.7万円も安いです。

以下は、エリア毎の家賃比較表です。そのエリアはも、シェアハウスの方がかなり安いです。

シェアハウス 通常の賃貸
池袋・赤羽エリア 52,900円 83,200円
吉祥寺・立川エリア 53,393円 88,000円
新宿・中野エリア 65,460円 99,800円
渋谷・目黒エリア 76,100円 119,300円
蒲田・品川エリア 62,000円 84,800円
浅草・上野エリア 55,730円 106,700円
都内平均 60,000円 97,000円

お部屋の条件によっては、都内でも家賃3~4万円台のシェアハウスもあります。

さらに費用を抑えたい人は、1つのお部屋を複数人で使う「ドミトリー」タイプがおすすめです。安いところだと家賃2万円台のお部屋もあります。

▶シェアハウスの家賃に関する詳しい解説はこちら

初期費用が安い

ほとんどのシェアハウスは、敷金礼金・仲介手数料・保証会社利用料・火災保険料が不要です。賃貸契約の初期費用は約10万円以下で済みます。

家賃6万円のシェアハウスと普通の賃貸の初期費用を比較した結果、約3.5倍も差がありました。

シェアハウス 通常の賃貸
合計 85,000円 311,000円
家賃 60,000円
(家賃1ヶ月分)
60,000円
(家賃1ヶ月分)
共益費 10,000円
(家賃1ヶ月分)
5,000円
(家賃1ヶ月分)
敷金 なし 60,000円
(家賃1ヶ月分)
礼金 なし 60,000円
(家賃1ヶ月分)
仲介手数料 なし 66,000円
(家賃1ヶ月分+税)
保証金 なし 30,000円
(家賃0.5ヶ月分)
火災保険 なし 約15,000円
鍵交換費用 なし 約15,000円
契約料 約15,000円 なし

運営会社によっては、初期費用一律3万円・5万円など破格の設定にしている物件もあります。

安く引っ越ししたい、すぐにお金の準備ができないという人は、普通の賃貸よりシェアハウスのほうが向いています。

▶シェアハウスの初期費用に関する詳しい解説はこちら

家具や家電を用意しなくて済む

大体シェアハウスは、以下の設備・家具家電が元々備え付けられています。
シェアハウスの主な設備一覧

冷蔵庫や洗濯機など、新しく購入したり運ぶ必要はありません。入居する際は、衣類・寝具・お風呂セット・タオル・歯ブラシ・スマホの充電器があれば良いです。

また、シェアハウスによっては、寝具一式や収納ボックスなどを有料レンタルで準備してくれるところもあります。

できるだけ軽装で引っ越ししたい、ミニマリストのようにモノを持ちたくないという人にとってはかなりのメリットです。

ライフラインやネット回線の手続きが不要

シェアハウスに引っ越す際は、水道や電気、ガスの開栓手続きをする必要がありません。

水道光熱費は家賃や共益費に含まれているためです。

また、ネットも元々備え付けられているので、新規契約しなくても良いです。

普通の賃貸に入居する時のように、わざわざ連絡して手続きする手間が省けて楽です。退去時の手続きも不要です。

▶シェアハウスの水道光熱費に関する詳しい解説はこちら

審査がゆるい

シェアハウスは、普通の賃貸と比べて入居審査がゆるいです。収入面や、クレジットカードの滞納歴などの個人の信用情報を厳しくチェックしないためです。

普通の賃貸では審査に通りづらい無職やフリーランスの人でも、問題無く入居できます。

しかし、無職でもあまりにも働く気がないと審査に落ちます。また「共同生活に向いていない」と判断された場合も同様です。

▶シェアハウスの審査に関する詳しい解説はこちら

常に人がいるから安心できる

シェアハウスは、一人暮らしでありがちな不安や寂しさを感じにくいです。同じ建物内や共有スペースには、常に人がいるからです。

何か困ったことがあった時や体調を崩してしまった時など、すぐに助けを求められます。

共有リビングやキッチンに行けば気軽に会話が楽しめるので、孤独を感じません。

交友関係が広がる

シェアハウスには一人暮らしにはないコミュニティがあります。そのため、普段出会わないような人に出会え、交友関係が広がります。

別の職業の人や、外国人などから、様々な分野の話を聞けます。また、新しい人脈を紹介してもらえたり、新鮮な出会いがあります。

定期的にイベントが開催される

シェアハウスによっては、飲み会やバーベキューなどのイベントが定期的に開催されます。

検索サイトによっては、物件の情報欄に「月1回の飲み会開催」「年2回ほどのイベントあり」など、イベント情報が掲載されています。

大人数で和気あいあいと楽しみたいという人にとっては、魅力的なメリットです。

留学せずに国際交流ができる

国際交流のイメージイラスト
シェアハウスは家賃が安いため、留学やワーキングホリデー中の外国籍の人に人気があります。そのため、物件によっては入居者の半数以上が外国籍という場合もあります。

物件内で日常的に異文化交流や語学交流ができるので、外国語を勉強したい人にとっては最高の環境です。

中には、共有スペースでは英語を使用するルールを設けているシェアハウスもあります。

セキュリティ対策がしっかりしている

管理人在住、週2回の見回り巡回あり、防犯カメラ設置など、セキュリティ面がしっかりしている物件が多いです。

また、一人暮らしとは違って常に誰かが要るので、空き巣などの犯罪が起こりにくいです。

普通の賃貸で防犯性を重視すると家賃が高くなってしまいます。しかし、シェアハウスなら安い家賃で高い防犯性を得られます。

シェアハウスに住む5つのデメリット

シェアハウスには良い点ばかりだけではなく、人によっては悪い点もあります。

できるだけ一人でいたい人や、神経質な人はシェアハウスに住むと後悔します。

特に以下の6つのデメリットを知らずに入居すると、思わぬトラブルに悩まされる場合があるので注意です。

プライベートが確保しにくい

シェアハウスは他人との共同生活なので、プライベートが確保しにくいです。

キッチンやトイレ、リビングが共用なので、自室があるとしても誰かと顔を合わせるのは免れません。

特にセミプライベートやドミトリーなどのお部屋タイプは、自室にも他人がいるので完全に1人になれません。

人によってはかなりのストレスになるので、本当に自分に合っているか確認すべきです。

騒音問題が多い

シェアハウスには騒音問題が多いです。リビングで夜遅くまで騒いでいる人がいる、夜中にシャワーを浴びている人がいるなど、普通の賃貸では起こらないような問題が発生します。

住民同士の仲が良いシェアハウスだと、リビングで夜遅くまで話していたり、酒盛りしていてうるさく感じることが多いです。

特に共用設備やリビングに近いお部屋は、音が響きやすいので注意です。また、物音に敏感な人や寝つきが悪い人は、ストレスが溜まりやすいです。

それでもシェアハウスに住みたい場合、自分でできる防音対策を試しましょう。ドアや窓の隙間をゴムチューブのようなもので埋める、剥せる両面テープで防音シートを貼るなどがおすすめです。

好きな時に設備を使えない

トイレやキッチン、洗濯機などの共有設備は、好きな時に使えない場合があります。

特に朝や夜は混み合う時間なので、なかなか使えずに準備ができないという状況に陥ります。

忙しい出勤前だと、大きなストレスです。しかし、物件を探す際に見落とす人が多いです。

設備の数が少ないシェアハウスの例

特に、上の図のような「住民の数に対して設備数が少ない物件」は要注意です。同じ階の住民8人に対して、各設備が1つしかありません。

設備数の数が足りているシェアハウスの例

上のような、入居者4人に対しトイレ・洗濯機・洗面所が1つ確保できる物件が望ましいです。

衛生面が悪い

住民のモラルが低い物件は、キッチンやリビングなどの共用部が汚いです。

キッチンに汚れた皿が放置されていたり、ごみ箱にごみがあふれているなど、人によってはストレスが溜まります。

特に潔癖症の人は耐えられないので、シェアハウスはおすすめしません。

逆に、多少汚くても気にならない人や、積極的に掃除したり他人に注意できる人であれば問題ありません。

盗難等のトラブルが起こる

騒音だけでなく、盗難や喧嘩などのトラブルが起こるシェアハウスもあります。

具体的に言うと、冷蔵庫の中の食品が勝手に使われた、共用部に置いていた携帯が盗まれたなどです。

ハウスルールが徹底されていなかったり「バレなければルール違反をしなくてもいい」という風潮がある物件には要注意です。

トラブルが多い物件を避けるためには、内見時に担当者に聞いたり、ハウスルールを確認しましょう。

シェアハウスが向いている人の特徴

シェアハウスは、人によって快適に感じたり合わないと感じることがあります。

性格や暮らし方的に合わない人が、シェアハウスに住んでしまうとストレスが溜まります。

また、入居審査でシェアハウスでの生活が困難だと判断されると、審査に落ちてしまいます。

シェアハウスに住んでも問題ない人の条件は、以下の5つです。複数当てはまらない場合、普通の賃貸に住んだ方が良いです。

・細かい事は気にならないおおらかな人
・潔癖症じゃない人
・他人との交流を楽しめる人
・こまめに掃除できる人
・他人に配慮できる人

シェアハウスは他の入居者との共同生活です。人との交流が好きで、人脈を広げたい人には打ってつけの場所です。

しかし、他の入居者に迷惑をかけないよう、他人に配慮できる心構えが必要です。

率先して掃除したり、適度に他人に気を遣える人でないと、トラブルが起きかねません。

また、神経質な人や潔癖症な人は確実にストレスが溜まります。シェアハウスではなく、普通の賃貸を探した方が良いです。

良いシェアハウスを探す5つのコツ

電球と女の子
メリット・デメリットを踏まえて、自分に合った良いシェアハウスを探すコツを紹介します。

ネットでシェアハウスを探す際は、以下の5つを意識しましょう。

・必ず内見をする
・ハウスルールを細かくチェックする
・入居者の属性を知る
・設備の数を確認する

具体的にどうすれば良いか、以下で詳しく解説します。

必ず内見をする

どんなに家賃が安くて魅力的な物件でも、必ず内見をしてから申込みましょう。

ネットの情報で家賃や設備を知ることはできても、実際の雰囲気や住民の様子は内見しないと分かりません。

内見せずに入居したら、不便な点が多くて後悔したという人はよくいます。

入居者の交流具合はどのような感じか、物件内は清潔かなど、実際に住んで問題無いかよく確認しましょう。

ハウスルールを細かくチェックする

内見時や問い合わせ時に、どのようなルールが設けられているか確認しましょう。

ルールが少なかったり、そもそも設けられていないシェアハウスは要注意です。

物件内が無法地帯と化し、不衛生でトラブルが頻発している可能性が高いです。

また、逆にルールが厳しすぎる物件にも注意です。仕事で帰りが遅いのに「24時以降の入浴禁止」等のルールがあると不便です。

▶シェアハウスによくあるルールについての詳しい解説はこちら

入居者の属性を知る

シェアハウスにどんな人が住んでいるのか、入居者の属性はチェックしておくべきです。「入居したらイメージと違った」というギャップをなくせます。

特に、国際交流がしたい人や、同世代の人との交流を楽しみたい人など、住みたい物件のイメージが明確にある場合はチェックしましょう。

「国際交流目当てでシェアハウスに入居したのに、自分以外が全員日本人だった」などの失敗を防げます。

オークハウスの入居者情報
出典:OAKHOUSE

一部のシェアハウスサイトでは入居者の属性を公開しています。また、運営会社に問い合わせて確認することもできます。

設備の数を確認する

物件に「トイレ・洗面所・洗濯機・キッチン」などの設備がいくつあるか、必ず確認しましょう。住民数に対して設備が少ないと、確実に混雑します。

特に住民が15人以上の中規模物件は、階ごとにトイレ・洗面所が2つ以上あると望ましいです。

シェアハウスサイトの物件情報ページには、必ず間取り図が掲載されています。階ごとにどの設備がいくつあるか、必ず確認しましょう。

シェアハウスに住む上で気を付けること

どんなに良い物件に入居できたとしても、トラブルを起こすと最悪の場合退去させられます。

入居後、トラブルを起こさないために以下の6つに気を付けましょう。

・ハウスルールを守る
・設備は綺麗に使う
・話し声や音楽など音に気を付ける
・冷蔵庫の物には名前を書く
・共有スペースに私物を置かない
・友人や家族を招く時は住民に知らせる

ハウスルールを守る

物件ごとに決められたハウスルールは必ず守りましょう。

ルールを無視すると、他の入居者に迷惑がかかるだけでなく、管理会社から注意されます。

また、違反が続くと最悪の場合退去させられてしまいます。

入居前と入居後には必ずルールに目を通し、常に意識して生活しましょう。

設備は綺麗に使う

設備を乱雑に使ったり、使った後に掃除しないまま放置すると、トラブルの元になります。

また、住民の1人が汚く利用すると、周りに伝染して無法地帯になる可能性が高いです。

特にキッチンは綺麗に使うべきです。使った皿や調理器具は放置せず、必ず洗って元の場所に戻しましょう。

話し声や音楽など音に気を付ける

話し声がうるさくて困っている人のイラスト
シェアハウス内では、話し声や音楽などの音に気を付けましょう。シェアハウスの壁は薄いので、思っている以上に音が響きます。

特に夜間は音が響きやすく「24時以降の洗濯機の仕様は禁止」など、ルールを定めている物件は多いです。

自室で電話する人や音楽を聴く人は、ヘッドホンやイヤホン必須です。自分の声にも気を付けて、大声を出さないよう気を付けましょう。

冷蔵庫の物には名前を書く

シェアハウスの共用冷蔵庫に物を入れる時は、必ず自分の名前を書きましょう。

名前を書かずに入れると、他の入居者に勝手に使われてしまいます。

また、食べ物以外でも使われたくないものは、個室に保管するかか名前を記入して保管すべきです。

共有スペースに私物を置かない

共有リビングの机の上などに、私物を置かないようにしましょう。携帯や腕時計など、高価なものだと盗まれてしまいます。

また、1人が私物を置き始めると他の入居者に伝染します。気づいたら共有リビングが私物だらけという事態になるケースは多いです。

クッションやスリッパなど、共有できるグッズを善意で置いても私物を放置していると勘違いされます。

もしも私物を共有物にするときは、他の入居者全員に伝達しましょう。

友人や家族を招く時は住民に知らせる

友人招待可のシェアハウスに家族や友人を呼ぶ際は、前もって他の入居者に知らせておきましょう。

いきなり知らない人がシェアハウス内にいると、他の入居者は驚いてしまいます。

多くのシェアハウスは、LINEのグループ機能などを使って情報を共有しています。

数日前と当日など、複数回に分けて通知しておくと確実です。

▶シェアハウスに友達を呼ぶ際の詳しい解説はこちら

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