お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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角部屋はやめたほうがいい?後悔しないためにチェックするポイントはある?

「角部屋はやめたほうがいい?」のアイキャッチイラスト

角部屋はやめたほうがいい?
メリット・デメリットはどう?

マンションやアパートはお部屋の位置によって住み心地が大きく変わります。その中でも角部屋は騒音トラブルが起きにくい、日当たり良好などの理由から大人気です。

しかし、メリットばかりではなくデメリットもあります。しっかり理解した上で住まないと後悔することも…。

そこで当記事では、角部屋の住み心地や向いている人の特徴を紹介しています。角部屋を選ぶときのポイントも解説するのでぜひ参考にしてください。

そもそも「角部屋」とは

各階の1番端に位置しているお部屋のこと

角部屋がどこに位置しているのかがわかる図解(イラスト)

角部屋(かどべや)とは、マンションやアパートの各階の両端に位置するお部屋のことです。廊下がコの字型やL字型になっている場合、屈折した部分にあるお部屋も角部屋になります。

廊下の端にあるお部屋を「端部屋(はしべや)」と呼び、屈折した部分にあるお部屋を「角部屋」と使い分けているケースもあります。

角部屋以外のお部屋は「中部屋」と呼ぶ

中部屋(なかべや)とは、左右が他の住戸に挟まれているお部屋のことです。例えば101~105号室まで横に並んだお部屋がある場合、102~104号室が中部屋になります。

中部屋は外気の影響を受けにくく、角部屋よりも暑さ・寒さによるトラブルが少ないです。

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角部屋がやめたほうがいいと言われる理由

  • ・中部屋よりも家賃が高めに設定されている
  • ・外からの騒音が聞こえやすい
  • ・気温の影響を受けやすい
  • ・隣の建物や道路からの視線が気になる
  • ・窓が多くて家具配置が難しい
  • ・数が少なく探すのに苦労する

中部屋よりも家賃が高めに設定されている

物件A 物件B 物件C 物件D
角部屋 93,000円 95,000円 83,000円 106,000円
中部屋 89,000円 92,000円 82,000円 105,000円

上記の表は不動産屋専用の検索サイト「ATBB」を使って、東京都世田谷区内の新築マンションの家賃をまとめたものです。

同じ階数のお部屋でも角部屋のほうが1,000~4,000円高く設定されています。2年契約で住むと仮定すると数万円以上も出費に差が出ます。

とにかく出費を減らしたいという人は角部屋はやめたほうがいいです。

外からの騒音が聞こえやすい

窓が多い角部屋は、車の音や通行人の話し声など外からの騒音が聞こえやすいです。道路側に面している角部屋は特に注意が必要です。

内見時にどれくらい聞こえてくるのか、自分の耳で確かめておきましょう。

気温の影響を受けやすい

角部屋は窓が多いため外気温の影響を受けやすいです。「一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会」によると、熱の出入りが多いのは窓やドアなどの開口部とされています。

冬の暖房を使った時の熱は58%が開口部から出ていき、夏は開口部から外の熱の73%が入ってきます。

エアコンを使っていても、窓が多いため効きが悪くなるのです。温度の設定を強くすることで光熱費がかさんでしまいます。

二重窓や複層ガラスが採用されている物件なら、断熱性が高いので光熱費が抑えられます。

隣の建物や道路からの視線が気になる

隣に別の賃貸物件やビルがある場合、窓を開けたらお部屋の中が見えてしまうほど近いことがあります。

特に都心部は狭い土地に物件がひしめき合っているため、窓があっても視線が気になってカーテンが開けられないかもしれません。

道路沿いにある角部屋は、通行人からの視線も気になります。

窓が多くて家具配置が難しい

窓が多いと家具が置ける場所が限られてきます。「カーテンと干渉する場所に置くのが難しい」「窓の近くに置くと日焼けの恐れがある」が主な理由です。

テレビやパソコンなどの精密機械は、直射日光による熱が大敵なので窓の近くには置けません。デッドスペースが生まれて思ったよりもお部屋が狭いと感じることもあります。

置きたい家具が多い人や、生活動線にこだわった配置にしたいと考えている人は注意してください。

数が少なく探すのに苦労する

角部屋は中部屋と比べると数が少ないにも関わらず、入居希望者が大勢います。人気のある物件はすぐに埋まってしまい探すのに苦労するでしょう。

探すのに時間がかかると、引っ越しスケジュールが狂ってしまうかもしれません。角部屋を希望するなら、引っ越し2ヶ月前など早めに探し始めることをおすすめします。

角部屋が人気なのはなぜ?

  • ・隣人の生活音による騒音トラブルが少ない
  • ・日当たりと風通しが良好で住みやすい
  • ・玄関前を他の住人が通ることがほぼない
  • ・中部屋よりも広く作られていることがある

隣人の生活音による騒音トラブルが少ない

賃貸物件で多いのは、隣の壁から聞こえる話し声やテレビなどの生活音です。角部屋は片方の面しか隣り合っていないので、騒音トラブルに遭う確率が減らせます。

最上階の角部屋なら上からの足音に悩まされることもありません。

日当たりと風通しが良好で住みやすい

角部屋は正面と側面の2ヶ所以上に窓があります。採光面が多いので明るいお部屋が多いです。2ヶ所窓を開ければスムーズに換気ができるので、カビや湿気が防げます。

ただし、最上階と1階では住み心地が変わります。最上階は屋根からの日差しが強いため、夏は暑くなりやすいです。1階は周囲の建物の日陰になって、日当たりが悪くなりがちです。

どこを重視するかによって選ぶべき階数は違います。自分のライフスタイルを振り返って決めましょう。

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玄関前を他の住人が通ることがほぼない

角部屋は建物の1番奥に位置しているので、玄関前を他の住人が通ることがほぼありません。

人が行き交っている時間帯でも、お部屋の中を覗かれる心配がないのでプライバシー保護に繋がります。

中部屋よりも広く作られていることがある

角部屋は中部屋よりも専有面積が広いことが多いです。収納スペースが付いていたり、部屋数が多かったりと使いやすい間取りの可能性があります。

窓が多いため、お部屋が広く見える効果も期待できます。

角部屋に住むなら常に最新情報を確認するべき

角部屋は人気があるので良い物件はすぐに埋まってしまいます。常に最新情報を確認して、早めに動かないと希望に合う物件を見つけるのは難しいです。

新着物件をいち早く知りたい人なら、当サイト運営の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。チャットやLINEで条件を伝えるだけで、最新の物件情報が簡単に手に入ります。

不動産屋だけが使える専用のデータベースから検索するので、SUUMOやHOME’Sには載っていない未公開物件も提案できます。

夜23時まで営業しているため、寝る前のスキマ時間などで利用してみてください!

角部屋に向いている人の特徴

騒音トラブルを避けたい人は角部屋に向いている

  • ・他の住人との騒音トラブルを避けたい
  • ・テレワークなどで家にいる時間が長い
  • ・日当たりや風通しの良さを重視している
  • ・プライバシーを確保したい
  • ・広いお部屋に住みたい

賃貸物件に住む上で、騒音トラブルがもっとも心配という人は角部屋がおすすめです。採光や風通しもいいので、テレワークなどで家にいる時間が長い人でも快適に過ごせるでしょう。

生活費の安さ重視なら角部屋はやめたほうがいい

  • ・家賃はできる限り抑えたい
  • ・暑がりor寒がりでエアコンを頻繁に使う
  • ・日中はあまり家にいない
  • ・家具配置にこだわりがある
  • ・急いでお部屋を探している

角部屋は中部屋と比べると家賃が高めに設定されています。光熱費も高くなりやすいので、生活費をできる限り抑えたい人は角部屋はやめたほうがいいです。

角部屋を選ぶときにチェックするべきポイント

  • ・隣の建物や道路からの距離
  • ・家具配置のしやすさ

隣の建物や道路からの距離

角部屋は隣の建物や道路から近すぎると外から覗かれたり、騒音が気になったりします。

近くに大きな建物があると思ったより日当たり悪いと感じるので、周辺環境は必ずチェックしてください。

家具配置のしやすさ

角部屋は窓が多いので、置きたいところに家具置けないかもしれません。柱がある、壁がななめの角部屋も多く配置が難しいです。

持ち込み予定の家具や家電をあらかじめリストアップしておき、レイアウトをイメージしながら内見しましょう。家具とお部屋のサイズを測っておくと判断しやすくておすすめです。

角部屋で快適に暮らすためには?

  • ・隣人のお部屋がある方に家具を配置する
  • ・エアコン以外の冷暖房器具を用意する
  • ・防犯対策をしっかりしておく

隣人のお部屋がある方に家具を配置する

隣人のお部屋がある方の壁に、本棚や衣類収納などの家具を配置しましょう。壁から伝わってくる生活音が軽減され、快適に暮らしやすくなります。

壁から1cmくらい離した状態で置くとさらに効果的です。

エアコン以外の冷暖房器具を用意する

エアコンだけで温度調整しようとすると電気代が跳ね上がります。サーキュレーターやホットカーペットなど、消費電力が少ない家電と組み合わせて電気代を節約するといいです。

防犯対策をしっかりしておく

角部屋は人目につきにくいことから、不審者に狙われることがあります。ピッキングに強い鍵やドアスコープの目隠しなど、防犯対策をしっかりしておきましょう。

オートロックや防犯カメラといったセキュリティ設備が付いている物件を優先的に選ぶのもおすすめです。

実際に角部屋に住んでいる人の感想

「静か」と感じている人が多い

「耳栓がいらない」「隣の住人の声が聞こえない」など、角部屋は静かに暮らせている人が多いようです。騒音トラブルを減らしたい人にはうってつけの環境と言えます。

家賃がネックだが満足度が高い

角部屋に住んでいる人は「家賃が高いけどそれ以上に満足している」という人が多いです。騒音トラブルによって何度も引っ越すよりも、安く済む可能性があります。

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家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

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