UR賃貸のメリット・デメリット大公開!【一人暮らし】

一人暮らしの知識

藤本

この記事の監修:藤本
「家AGENT」営業主任

この記事の監修:藤本
「家AGENT」営業主任

UR賃貸

UR賃貸とは、都市再生機構という行政法人が運営している公共住宅(団地)で、一般的な賃貸物件とは違います。

UR賃貸ってどんなお部屋?UR賃貸で一人暮らしできる?という疑問を、UR賃貸に住むメリット・デメリットを基に解説していきます!

自分がUR賃貸に住むべきか、一般的な賃貸物件にするべきかを決めるために、是非参考にしてください。

UR賃貸のお部屋を借りる6つのデメリット

手でバツを作る女性

先に、UR賃貸のお部屋を借りる6つのデメリットを紹介します。デメリットを知ったうえで、本当に住めそうか考えてください。

・入居申込の条件が厳しい
・普通の賃貸物件より家賃が高い
・建物や設備が古い物件が多い
・駅徒歩10分以上の物件が多い
・網戸がついていない
・原則ペットの飼育は禁止

入居申込の条件が厳しい

UR賃貸は、入居申込の条件が厳しいため、審査にすら進めずに落ちる人が多いです。国が運営している賃貸のため、事前にトラブルを防ぐためにも、入居資格の条件を厳しめです。

申し込み条件
①申込者の平均月収額が基準を満たしている人
②日本籍もしくは基準を満たす外国籍の人
③申込者本人もしくは親族と同居する人
④トラブルなく円満に入居してくれる人
⑤URが定める入居日から1ヶ月以内に入居可能
⑥反社会的勢力の関係者ではない人

とくに条件が厳しい①について、一人暮らしの場合とファミリー世帯の場合に分けて解説します。

一人暮らしで申し込む場合の最低月収

基本的に、申込者の月収が家賃の4倍以上ないと申し込みできませんが、家賃によって必要な最低月収額が違います。

家賃 最低限必要な月収額
62,500円未満 家賃の4倍
62,500円~20万円 25万円以上
20万円以上 40万円以上

62,500円未満は家賃の4倍の収入が必要なので、家賃が5.5万円の場合の最低収入ラインは「月収22万円」です。収入が、ひと月でもこの最低ラインを下回ると申し込みできません。

また、最低月収額をクリアしていても、収入に対して家賃が高すぎると支払い能力がないとみなされ入居審査で落ちてしまいます。

ファミリーで申し込む場合の最低月収

世帯で申し込む場合は、基本的に世帯合計ではなく申込者個人の月収で判断されます。

家賃 最低限必要な月収額
82,500円未満 家賃の4倍
82,500円~20万円 35万円以上
20万円以上 40万円以上

82,500円未満は家賃の4倍の収入が必要なので、家賃が7.5万円の場合の最低収入ラインは「月収30万円」になります。

家賃20万円の場合、平均月収額が35万円あれば申し込みは可能ですが、入居審査に落ちる可能性が高いです。

▶UR賃貸の申し込み条件の詳しい解説はこちら

普通の賃貸物件より家賃が高い

UR賃貸は、団地を再利用しているため、リノベーション費用や設備修理費などが上乗せされており、普通の賃貸物件より家賃が高めに設定されています。

不動産屋専用サイト「ATBB」を使用して、UR賃貸と普通の賃貸で1K・1DK・1LDKの平均家賃をまとめてみました。

東京23区・築年数20年以内・駅徒歩15分以内の条件で、家賃が安い順20件分の平均金額を出すと、以下のような金額差でした。

UR賃貸 約110,800円
普通の賃貸物件 約47,900円

ただ、更新料がかからないので、長期間住むなら、普通の賃貸よりもトータルで考えると安くなる場合があります。

建物や設備が古い物件が多い

UR賃貸は、昔に建てられた団地を再利用しているため、築年数が古い建物が多いです。また、エレベータがない建物や、床が畳、間取りがDKなど、お部屋の設備が古いものも多いです。

ただし、築年数が古い建物は順番にリノベーションを進めているので、築年数だけで判断するのではなく、いつリノベーションされたかで判断しましょう。

駅徒歩10分以上の物件が多い

UR賃貸の物件は、もともと都市近郊の大規模開発の際に建てられたので、駅から10分以上離れた場所にあることが多いです。

駅から遠い物件の中には、バスを利用しなければいけないものもあります。通勤面を考えると、少し不便です。

中には駅から近いUR賃貸もありますが、家賃が高いうえ、人気がありなかなか空きません。

網戸がついていない

UR賃貸は基本的に網戸がないので、窓を開けて風を通したいという人は、ホームセンターなどで自分で購入して設置するしかありません。

入居前にUR賃貸側に「網戸をつけてほしい」と言っても、つけてくれません。ただし、営業センターによっては網戸を付けてくれる指定のお店を紹介してくる場合があります。

原則ペットの飼育は禁止

UR賃貸は、首都圏にある「ペット共生住宅」を以外は、原則ペットの飼育は禁止です。

犬や猫はもちろんハムスターやインコなどの小動物や、ヘビやカエルなどの爬虫類や両生類の飼育も禁止です。

もし隠れてペットを飼っていたことがバレると、最悪の場合、契約違反で退去になることがあるので絶対にやめましょう。

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UR賃貸のお部屋を借りる6つのメリット

デメリットを把握したうえで、UR賃貸のお部屋を借りるメリットを紹介します。メリットの方が大きいと感じた人であれば、UR賃貸のお部屋に住んでも後悔しません。

・普通の賃貸物件より初期費用が安い
・保証人と更新料が不要
・耐震性に優れている建物が多い
・原状回復費が明確でトラブルになりにくい
・敷地やお部屋の面積が広い
・割引プランが充実している

普通の賃貸物件より初期費用が安い

光あふれる家

UR賃貸は、礼金や仲介手数料が不要です。必要な初期費用は、家賃2ヶ月分の敷金・日割りの家賃・日割り共益費だけです。

一般的な賃貸物件の場合、初期費用は家賃の4.5~5ヶ月分ほど必要ですが、UR賃貸の場合は家賃の3ヶ月分ほどで済むので、圧倒的に初期費用が安いです。

保証人と更新料が不要

UR賃貸は、保証人がいなくても住めるので、連帯保証人の住民票などの書類を用意する手間がありません。

また、UR賃貸は契約が1年ごとに自動更新されるので、更新料が不要です。ちなみに、普通の賃貸物件は、2年ごとに家賃の約2ヶ月分の更新料が必要です。

耐震性に優れている建物が多い

UR賃貸のほとんどが、RC造・SRC造という建物構造で作られています。RC造・SRC造もコンクリートが使われているため、耐久性・耐震性・耐火性に優れています。

また、UR賃貸は「70年間建物を維持する」ための施策がされています。築年数が古い建物は、新しい耐震基準に合わせるための工事や、振動を緩和する装置の設置などがされています。

実際に、阪神・淡路大震災や東日本大震災の時でも、UR賃貸は人命に危険を及ぼすような大きな被害を受けていません。

原状回復費が明確でトラブルになりにくい

UR賃貸は、原状回復費の負担区分が具体的に書類へ明記されているので、分かりやすくトラブルになりにくいです。

普通の賃貸物件では負担区分が曖昧になっていることが多く、退去費用が高額になったなどのトラブルに発展しやすいです。

また、一般的な賃貸物件の原状回復費は家賃の約2~3ヶ月分なのに対し、UR賃貸の原状回復費は平均で約15,000円~25,000円で済みます。

敷地やお部屋の面積が広い

UR賃貸はお部屋は、敷地に余裕がある都心近郊を開発して建てられたので、物件によっては公園・スーパー・保育園・病院などを備えているところもあります。

また、お部屋1つ1つも広めに作られていて、間取りのわりには面積が広いことが多いです。荷物が多い人や、同じ間取りでも広いお部屋に住みたい人におすすめです。

割引プランが充実している

UR賃貸には、普通の賃貸物件には無い割引プランが豊富です。一人暮らしで役立つプランから、家族向けのプランまで多数あります。

プラン名 割引内容
U35割 35歳以下なら、3年間限定の契約で家賃が最大20%割引き
URライト
(定期借家)
契約更新できない代わりに家賃を20%割引き
近所割 親戚のお部屋の近くに住むと家賃が5%割引き
そのママ割 18歳未満の子どもがいれば、3年限定の契約で家賃が最大20%割引き
子育て割 子どもがいて世帯収入が少なければ家賃が20%割引き
LOVE得 入籍前後のカップルなら3年限定の契約で家賃が最大20%割引き

長期的に住むならUR賃貸と普通の賃貸どっちがお得?

長期的に住むなら、普通の賃貸物件よりもUR賃貸のほうがトータル費用がお得です。

以下で、家賃8万円のお部屋に5年間住んだ場合にかかる費用を計算してみました。日割り家賃や鍵交換費などの、細かい費用は含んでいないので、あくまで目安です。

【家賃8万円の場合】 UR賃貸 普通の賃貸
家賃5年分 4,800,000円 4,800,000円
敷金 160,000円 80,000円
礼金 0円 80,000円
仲介手数料 0円 86,400円
更新料 0円 160,000円
合計 4,960,000円 5,206,400円

家賃8万円のお部屋に5年間住めば、普通の賃貸よりもUR賃貸のほうが約25万円もお得です。

ちなみに、家賃10万円で計算してみると、約30万円もお得でした。

【家賃10万円の場合】 UR賃貸 普通の賃貸
家賃5年分 6,000,000円 6,000,000円
敷金 200,000円 100,000円
礼金 0円 100,000円
仲介手数料 0円 108,000円
更新料 0円 200,000円
合計 6,200,000円 6,508,000円

また、UR賃貸のほうが退去費用が明確になっており、退去費用が高額になりにくいので敷金の返還額が多いです。

UR賃貸での一人暮らしに向いている人の特徴

住宅と電卓と虫眼鏡

UR賃貸に住むメリット・デメリットを踏まえたうえで、UR賃貸での一人暮らしに向いている人の特徴をまとめました。

・申込条件を余裕でクリアできる月収がある
・長期的に住む予定がある
・初期費用を安く抑えたい
・家賃よりトータル費用で抑えられればいい
・連帯保証人になってくれる人がいない
・築年数や駅徒歩の条件を妥協できる
・ペットを飼う予定がない

上記に当てはまる人であれば、UR賃貸で一人暮らしをしても、後悔せず快適に過ごせます。

ちなみに、UR賃貸は結婚前提のカップルしか同棲できないので、彼氏や彼女と一緒に住む予定がある人は止めておくべきです。

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