最終更新:2021年1月14日

大阪で一人暮らしをする費用はいくら?という疑問に回答します!
一人暮らしするまでにかかる初期費用と、毎月の生活費についてそれぞれ解説しています。大阪に引っ越しを考えている方は参考にしてください。
大阪で一人暮らしする場合にかかる費用は?
大阪で一人暮らしをする場合にかかる費用を、一人暮らしを始めるまでにかかる費用と一人暮らしを始めてからかかる毎月の費用に分けて紹介します。
大阪で一人暮らしを始めるまでにかかる費用
費用内訳 | 金額 |
---|---|
初期費用 | 20~30万円 |
引っ越し費用 | 約10万円 |
家具家電 | 0~10万円 |
合計 | 30~50万円 |
大阪で一人暮らしを始めるには、家賃や引っ越し費用にもよりますが、約30~50万円かかります。
家賃を4万円ほどに抑えて家具家電を新調しなければ、約30万円で大阪での一人暮らしをスタートできます。
大阪で一人暮らしを始めてからかかる毎月の費用
実際に大阪に住み始めてからかかる毎月の生活費は約13~18万円です。貯金をするためには、月々の給料や仕送りから逆算して毎月の生活費を節約することが大切です。
「余裕を持って大阪で一人暮らしを始めたい」という方は、一人暮らしを始めるための費用と、1ヶ月分の費用を合わせた「約50~70万円」が必要です。
「余裕がなくてもいいからとにかく大阪で一人暮らしを始めたい!」という方は、最低でも30万円を用意しましょう。
大阪で一人暮らしする場合の家賃相場
大阪で一人暮らしを始める場合の家賃相場を、東京の有名な駅や大阪内の駅同士で比較して紹介します。大阪の家賃相場を把握する参考にしてください。
家賃相場は、一人暮らしの方に多いワンルームと1Kに注目して紹介します。
東京の主要駅と比較した場合
ワンルーム | |||
---|---|---|---|
東京駅 | 9.7万円 | 大阪駅 | 7.8万円 |
新宿駅 | 7.2万円 | 梅田駅 | 6万円 |
渋谷駅 | 11万円 | なんば駅 | 5.8万円 |
1K | |||
---|---|---|---|
東京駅 | 9.3万円 | 大阪駅 | 7.1万円 |
新宿駅 | 10.6万円 | 梅田駅 | 6万円 |
渋谷駅 | 10.9万円 | なんば駅 | 5.9万円 |
東京の主要駅と比較してみると、大阪の家賃相場が安いことがわかります。また、東京はワンルームと1Kとで家賃相場に大きく差があるのに対して、大阪はどちらも相場が変わりません。
大阪内で比較した場合
同じ大阪でも場所によって家賃相場が大きく異なります。同じ都内でも安いエリアと高いエリアが存在するので、自分の家賃に見合ったエリアを探しましょう。
大阪市内の家賃相場はこちら
区名 | 1Rの家賃相場 | 1Kの家賃相場 |
---|---|---|
大阪市東住吉区 | 約3万円 | 約4.4万円 |
大阪市東淀川区 | 約3万円 | 約4.5万円 |
大阪市住吉区 | 約3.2万円 | 約4.3万円 |
大阪市平野区 | 約3.3万円 | 約3.9万円 |
大阪市生野区 | 約3.3万円 | 約5.2万円 |
大阪市城東区 | 約3.5万円 | 約5.9万円 |
大阪市住之江区 | 約3.5万円 | 約4.5万円 |
大阪市狭山区 | 約3.6万円 | 約4万円 |
大阪市東成区 | 約3.8万円 | 約5.1万円 |
大阪市西成区 | 約4万円 | 約4.7万円 |
大阪市港区 | 約4万円 | 約5.3万円 |
大阪市西淀川区 | 約4万円 | 約5.6万円 |
大阪市大正区 | 約4万円 | 約4.7万円 |
大阪市旭区 | 約4.1万円 | 約5.5万円 |
大阪市天王寺区 | 約4.3万円 | 約5.8万円 |
大阪市淀川区 | 約4.4万円 | 約5.6万円 |
大阪市此花区 | 約4.5万円 | 約5万円 |
大阪市阿倍野区 | 約4.6万円 | 約5.2万円 |
大阪市都島区 | 約5.2万円 | 約6万円 |
大阪市北区 | 約5.3万円 | 約6万円 |
大阪市福島区 | 約5.5万円 | 約6.2万円 |
大阪市浪速区 | 約5.65万円 | 約6万円 |
大阪市西区 | 約6万円 | 約6.1万円 |
大阪市鶴見区 | 約6.1万円 | 約5.9万円 |
大阪市中央区 | 約6.4万円 | 約6.1万円 |
大阪市内で一番家賃相場が安いエリアはワンルームだと東住吉区で、1Kならば平野区です。どちらも交通の便が悪く主要駅へ行くには乗換が必須です。
反対に交通の便が良く最寄り駅周辺が栄えている鶴見区や中央区の家賃相場は、東住吉区や平野区と比較して約2倍の金額が設定されています。
大阪で一人暮らしするのにかかる初期費用は約25~40万円
初期費用の目安は家賃の家賃4.5~5ヶ月分と言われています。例えば家賃6万円のお部屋に月初に入居した場合の初期費用は「約27万円」です。
家賃 | 60,000円 |
---|---|
敷金 | 60,000円 |
礼金 | 60,000円 |
仲介手数料 | 32,400円 |
保証会社利用料 | 30,000円 |
火災保険料 | 15,000円 |
鍵交換費用 | 15,000円 |
前家賃 | 0円 |
日割り家賃 | 0円 |
初期費用合計 | 272,400円 |
物件確認だけでも交通費や宿泊費がかかる
東京や北海道など住まいが地方の人は、物件を実際に確認するだけでも交通費と宿泊費がかかります。可能な限りインターネットや電話でお部屋探しをして、大阪に行く回数を減らしましょう。
イエプラなら自宅で内見から契約まで可能
家に居ながらお部屋探しができる「チャット不動産のイエプラ」なら、オンライン内見やネット上で契約まで完了できるサービスがあるので、大阪に行くことなくお部屋を借りることができます。
引っ越し費用はいくらかかる?
大阪で一人暮らしをするためには、初期費用以外にも引っ越し費用が別途必要です。費用は引っ越し時期や移動距離、荷物の量によって変動するため、事前に確認しておきましょう。
引っ越し費用は3月と4月が最も高額
引っ越し時期 | 荷物の量 | 引っ越し費用 |
---|---|---|
5月~2月 | 少ない | 30,000~55,000円 |
多い | 42,000~74,000円 | |
3月、4月 | 少ない | 47,000~80,000円 |
多い | 62,000~105,000円 |
引っ越しの金額が最も高い時期は3月と4月です。安い時期と比較すると最大で7万円以上の差があるので、引っ越し時期が選べる場合はできるだけ引っ越し費用が安い時期を狙いましょう。
東京から大阪へ引っ越す場合の費用
引っ越し時期 | 荷物の量 | 引っ越し費用 |
---|---|---|
5月~2月 | 少ない | 平均40,000円 |
多い | 平均60,000円 | |
3月、4月 | 少ない | 平均70,200円 |
多い | 平均83,500円 |
東京から大阪へ引っ越す場合にかかる費用は、5月~2月であれば6万円、3月4月であれば9万円用意しておけば引っ越しが可能です。
東京-大阪間では約3万円の差が出るので、引っ越し費用をなるべく安く抑えて、浮いたお金で家具や家電を揃えましょう。
一括見積もりサイトで料金が安い業者を選ぶべき
引越し費用は1社のみに絞るよりも、複数の業者から見積もりをもらって比較したほうが費用を抑えられます。
その理由は、引越し費用には定価がないこととオプションが追加されているからです。
業者によっては料金が倍以上も変わるので、一括見積もりサイトを利用してたくさん見積もりを集めましょう。
特に「引越し侍」は一括見積もりサイトの中でも提携業者数が多いのでおすすめです。2020年10月現在で約310社と提携しています。
家具や家電は引っ越し費用と相談しよう
家具や家電は、遠方から全部持って行くと引っ越し費用が高くなります。
引っ越しの荷物が少ない場合と多い場合では、引っ越し金額に12,000~19,000円の差が生まれるため、浮いたお金で洗濯機や冷蔵庫を買い揃えることが可能です。
職業別の具体的な生活費用の例
大阪で一人暮らしを始めた場合にかかる月々の費用を、職業別に分けて具体的に紹介します。
社会人(20代男性)の場合
家賃 | 60,000円 |
---|---|
食費 | 30,000円 |
交際費・娯楽費 | 50,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
通信費 | 10,000円 |
その他(日用品・雑費) | 10,000円 |
合計 | 170,000円 |
社会人が家賃6万円のお部屋に住んだと仮定した場合、手取りが17万円以上ないと貯金を切り崩す必要が出てきます。
また社会人は会社の付き合いや飲み会があるため、設定している交際費よりも高くなることもあります。
月々の支出は17万円なので、給与の手取りが20万円の場合は3万円ずつ貯金が可能です。
学生の場合
家賃 | 40,000円 |
---|---|
食費 | 30,000円 |
趣味・娯楽費 | 30,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
通信費 | 10,000円 |
その他(日用品・雑費) | 10,000円 |
合計 | 130,000円 |
学生が家賃4万円のお部屋に住んだと仮定した場合、月々に支払う金額は13万円です。
空いた時間にアルバイトをするだけではまかないきれない金額なので、親からの仕送りをもらいながら生活する必要があります。
生活費を抑えるコツ
生活費は家賃とは違い、工夫一つで節約が可能です。節約して無駄な出費を抑えると、通常の生活費よりも約4万円も安くできます。
電気代の安い新電力会社を選ぶ
2016年4月1日から始まった電力自由化により、消費者が自由に電気代の安い会社が選べるようになりました!
電力会社によって、料金プランや割引キャンペーンがことなります。自分のライフスタイルに合った新電力に乗り換えるべきです。
一人暮らしの電力使用量では、月1,000円ほど節約になり年間10,000円以上お得になることがあります。
以下の記事では、新電力会社のおすすめランキングをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自炊をして食費を節約する
外食をするよりも、自炊する回数が多いほど食費が安くなる傾向にあります。外食だと1日3食で1,000円を超えてしまいますが、自炊なら700円以下に抑えられます。
また、作り置きしたりお弁当を作ったりして工夫すれば、1日に使う食費を500円以下にできます。
ガスと電気は同じ会社にする
ガス代は、関電ガスのほうが大阪ガスよりも利用料金が安いです。
関電ガス | 大阪ガス | |
---|---|---|
1㎥あたりの料金 | 138円 | 173円 |
5㎥使用した場合 | 690円 | 865円 |
基本料金 | 745円 | 745円 |
月額合計 | 1,435円 | 1,610円 |
一人暮らしの平均的なガス使用量(5㎥/月)で比べてみると、関電ガスのほうが175円ほど安くなります。
関西地域の場合、電気は「関西電力」でガスは「大阪ガス」という従来の契約方法を続ければ続けるほど損をしてしまうので、電気とガスを同じ会社で契約し割引を適用させることが重要です。
お風呂をシャワーで済ませる
毎日のお風呂をシャワーだけで済ませると、水道光熱費の節約ができます。
ガスの種類 | 入浴方法 | 1日の料金 | 1ヶ月の料金 |
---|---|---|---|
関電ガス | お風呂 | 57円 | 1,767円 |
シャワー | 42円 | 1,302円 | |
大阪ガス | お風呂 | 71円 | 2,201円 |
シャワー | 53円 | 1,643円 |
毎日のお風呂をシャワーに変えると、関電ガスだと毎月465円ほど、大阪ガスだと558円ほど節約できます。
格安SIMでスマホ代を抑える
スマホの契約を格安SIMに替えると、月々のスマホ代が2,000円台まで安くなることがあります。
大手の携帯会社の利用料金は6,000円前後なので、格安SIMに切り替えるだけで4,000円ほどの節約が可能です。
ただし、業者によっては通話できないなど、スマホの機能が制限される場合もあるので、使いたい機能が使える業者を選びましょう。
家計簿をつけて無駄遣いを減らす
家計簿をつければ、何にお金を多く使っているかが明確に分かって、どんなことに、どれくらい無駄遣いしているのか判断できます。
無駄遣いを見つけてなくしていくことで、月々の生活費を抑えられます。
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