最終更新:2021年1月15日

未成年で一人暮らしするためには親の同意が必要なの?といった、未成年の一人暮らしに関する疑問に回答します。一人暮らしできる可能性を上げる方法、親の助け無しで未成年が一人暮らしするとどんな生活になるのかも解説します。
未成年の一人暮らしには親の同意が必要
未成年が一人暮らしをするには、親の同意が必要です。法律上、親は未成年の子どもの住居を決める義務があるので、親の同意無しでは一人暮らしできません。両親が他界している場合は、祖父母などの親族が親の代わりになります。
ちなみに、結婚している場合と社会人として働いている場合は20歳以下でも成人として扱われ、親の同意が無くても一人暮らしできます。結婚できる年齢は男性が18歳、女性が16歳です。
親が同意しても審査に落ちることがある
大家さんは、家賃をきちんと支払ってくれそうな人を優先して入居させます。未成年は、成人と比べて収入が不安定なので、大家さんに信用してもらいにくく、審査に落ちることがあります。
また、大家さんの意向で未成年を受け付けていない物件の場合は、そもそも申し込みができません。気になる物件が見つかったら、未成年でも入居できるか不動産屋に確認しましょう。
連帯保証人不要の物件に住める可能性は低い
未成年は、連帯保証人不要の物件には、ほぼ住めません。未成年だと、家庭環境に問題があるのではないかと疑われてしまうからです。
一人暮らしできる可能性を上げる方法
未成年で一人暮らしできる可能性を上げる方法は、
・親に契約者になってもらう
・収入が安定していることを証明する
の2つです。
親に契約者になってもらう
契約者とはお部屋を契約する本人のことで、家賃を支払う義務があります。親が契約者なら、入居者が未成年でも審査に落ちることなく一人暮らしできる可能性が高まります。
収入が安定していることを証明する
未成年は収入が不安定なので、家賃を払えるのか心配されて審査に落ちることがあります。給与明細や源泉徴収票などで安定した収入を証明できれば、大家さんに安心してもらえて、審査に通る可能性が上がります。
親の助けが無い一人暮らしはお金がキツい
賃貸契約できたとしても、部屋を借りるときの初期費用や日々の生活費など、一人暮らしにはお金がかかります。収入が安定しない未成年では、親の助けが無いと生活が苦しいかもしれません。
部屋を借りるときにかかる初期費用
初期費用の相場は、家賃の4~5ヶ月分です。家賃が5万円の場合は、20万~25万円ほどかかります。以下の一覧は、初期費用としてかかる主な項目と相場です。
敷金 | 家賃の1ヶ月~2ヶ月分 |
---|---|
礼金 | 家賃の1ヶ月~2ヶ月分 |
仲介手数料 | 最大で家賃の1ヶ月分 |
火災保険料 | 15,000円~20,000円 |
鍵交換費用 | 15,000円~25,000円 |
前家賃 | 家賃の1ヶ月分 |
生活費シミュレーション
家賃5万円のお部屋に住んだ場合の生活費をシミュレーションしてみました。合計で約12万円ほどなので、貯金や急な出費のことも考えると、毎月15万円くらいの収入が必要です。
毎月15万円の支払いが難しいなら、一人暮らしは諦めるべきです。
家賃 | 50,000円 |
---|---|
食費 | 25,000円 |
携帯代 | 10,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
日用品代 | 10,000円 |
衣服など | 10,000円 |
合計生活費 | 115,000円 |
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