最終更新:2021年1月15日

上京したことのある100人にアンケートを取り「上京して後悔したこと」を教えてもらったところ、主に8種類の後悔があると分かりました。大学、仕事、生活費のやりくりなど、東京に行きたいけど不安がある人は、参考にしてください!
上京して後悔した8つの理由
東京に上京して後悔した理由を8つ紹介します。後悔した人と答えた方の実体験も合わせて紹介します。
①ホームシックになった
②生活費がかかり過ぎた
③満員電車が辛い・路線が多過ぎて迷う
④就職が上手くいかなかった
⑤孤独感に悩まされた
⑥方言をいじられた
⑦結婚できなかった
⑧体調が悪くても頼る人がいない
①ホームシックになった
ホームシックは多くの人が後悔している理由に挙げています。上京してきたばかりの頃は見知らぬ土地に心を踊らされたり、初めての体験や出会いに刺激を感じる毎日で楽しく過せます。
しかし、徐々に東京での生活に新鮮味を感じなくなり、ふと田舎が恋しくなることが多いのです。
万が一ホームシックになったときや、ホームシックにならないようにするために、以下のことを意識して生活してみてください。
・定期的に実家や地元の友達と連絡をとる
・上京するときに確固たる理由を持つ
・一人の時間をなるべく作らない
定期的に実家や地元の友達と連絡をとる
定期的に実家や地元の友達と連絡をとることによって、励ましを受けたり安心感を覚えたりすることで「もう少し頑張ろう」と前向きになれる場合が多いです。
連絡を取ったら余計ホームシックになると思う人もいますが、むしろ積極的に連絡を取ることで、心の元気を取り戻すことができます。
上京するときに確固たる理由を持つ
上京するなら確固たる理由をもっておきたいところです。
具体的には「出版業界で働く」「芸能界に携わる」など、上京しなければ掴めない夢や目標があれば、ホームシックになるよりも、前を向いて頑張ろうという想いの方が強くなります。
一人の時間をなるべく作らない
一人の時間を作らないようにするには、たくさんの友達を作ったり、没頭できる趣味を作ることが大切です。
友達や没頭できる趣味を作るには、同じ趣味や共通の目的をもったサークルなどに積極的に参加すると良いです。一人でいる時間が減って、東京での生活も充実するでしょう。
②生活費がかかり過ぎた
東京と地方では家賃や物価が大きく違います。東京23区の1Rの平均家賃相場は7万6千円ですが、これは大阪の5万1千円、名古屋の4万6千円、福岡の4万1千円と比べても圧倒的に高いです。
また、一人暮らしを始めると、食費や水道光熱費など全ての生活費が自己負担になります。
今までは実家で何気なく食べていた1食を用意するにもお金がかかりますし、意識していないと水道光熱費が想像以上に高くなってしまうことがあります。
生活費のやり繰りをラクにするためには、以下の内容が効果的です。
・家賃相場が安い地域に住む
・ルームシェアをする
・自炊をする
家賃相場が安い地域に住む
東京の中でも、千代田区や港区などの23区中心部と八王子市などの市街地の端では、家賃が大きく変わります。初めて上京するなら、家賃相場が安いエリアに住むことをおすすめします。
毎月固定でかかる費用を抑えることで、生活費のやり繰りがラクになります。
ルームシェアをする
他人との生活に楽しみを見い出せそうなら、複数人で1つの物件を借りて住むルームシェアという方法もあります。
ルームシェアのメリット・デメリットは一長一短ですが、生活費を安くするという観点では良い選択肢です。
自炊をする
自炊と外食では2倍も3倍も出費に差があります。上京したての頃は環境になれるので精一杯かもしれませんが、早い段階で自炊する習慣をつけると、生活費を抑えた堅実な暮らしができます。
③満員電車がツラい・乗り換えが難しい
上京してきたときに最初に驚くのが満員電車や路線の多さです。毎朝、通勤通学の時間帯は満員電車に揺られて移動するという、地方ではなかなか体験することのない辛さを感じます。
都心部は路線が多いためどこに乗れば目的地にたどり着くのか不安になります。きちんと調べて行ったはずなのに、乗り換えを間違えて行先が違う電車に乗るということも最初は経験します。
満員電車や路線の多さによる上京を後悔しないために、できることは以下の4つです。
・朝夕のピーク時間帯を避けて乗る
・利用頻度が高い経路は暗記する
・空いている号車を見極める
・分からなくなったらアプリや人に頼る
朝夕のピーク時間帯を避けて乗る
朝の7~9時の通勤通学の時間帯と、夕方の17~19時の帰宅時間帯はなるべく避けて電車に乗ってみましょう。1時間ずらすだけでも混雑率はだいぶ変わります。
帰りの時間を遅らせるなら、夕飯のお買い物などを済ませてから電車に乗るなど、時間を有効活用しましょう。
利用頻度が高い経路は暗記する
利用頻度が高い経路は早いうちに覚えてしましましょう。小さいことですが少し通い慣れるだけで、不思議と路線の多さが苦ではなくなります。
座りやすい場所を見極める
空いている号車を早いうちに見つけて、そこに乗ることを習慣づけてみましょう。階段やエスカレーター付近の号車や扉付近は混み合いますが、他の場所は空いていて乗りやすいことも多いです。
分からなくなったらアプリや人に頼る
目的地への行き方が分からなくなったら、すぐにアプリや駅員に頼りましょう。
駅員に聞いている人は年配者か外国人観光客が多いですが、都内に住んでいても乗る機会が少ない路線は全く分からないので、アプリを駆使して移動している人も多いです。
④就職に失敗する・職場が合わない
東京は地方に比べると求人数が圧倒的に多いです。ただ、何となく上京してきた人の中には、思ったように就職ができず、上京を後悔する人は多いです。
また、就職したのは良いものの、労働環境が自分の理想に合わなかったり、都会の殺伐とした人間関係にストレスを感じてしまう人も少なくありません。
東京への憧れだけで職を求めない
「東京に行けばどこかしら就職できるでしょ」と思っている人は、あまり上京に向いていないかもしれません。
東京は有効求人倍率も高く、アルバイト程度ならいつでもどこでも雇ってもらえます。
ただし、これが就職となると話は別で、わざわざ上京してまで採用試験を受けにきたなら、明確な理由が1つや2つは欲しいところです。
順番としては、地元に住んでる状態で必要に応じて東京に出て就職活動をして、就職先が見つかり次第上京する流れをおすすめします。
⑤孤独感に悩まされた
上京すると誰も知り合いがいない中で生活していくことに不安を覚え、早く地元に帰りたいと後悔することが多いです。
仕事はとてもやり甲斐があって、職場の人も皆優しいのですが、ふとした瞬間に自分は一人だと孤独感にかられます。特に何もされていないのに寂しい・嫌だと感じている自分が情けないです。
孤独を感じないようにするには、友人を1人でも多く作ることです。
東京で何でも相談できる友人を作る
孤独感に悩まされないためには、ひとまず東京で色々相談できる友人を1人作りましょう。東京もけっこう色んな人種がいるので、地方出身の人もわりと多いです。
中にはあなたと同じように孤独感に悩みながら頑張っている人もいます。そんな人が見つかればすぐに打ち解けることができるでしょう。
⑥方言を笑われる
東京と地方では方言の有無が違います。上京すると自分では標準語だった言葉が、改めて方言だと知らされると一気に恥ずかしさを覚え、その瞬間に上京を後悔する人も多いです。
方言をいじられるのが気になる人は、以下のことを意識してみましょう。
・方言を出さないように気を付ける
・自然に標準語に染まるのを待つ
・方言をバンバン喋るキャラで通す
方言をバンバン喋るキャラで通す
気にせず方言を出していくことが1番ラクです。方言という特徴があることで、会話のきっかけになったり、人に覚えてもらえることもあるので、方言も捨てたものではないです。
とくに女性が話す方言はどこの言葉でもキュンとする男性は多いですから、恥ずかしがらずに、むしろ出てしまっても良いんだ!くらいの気持ちで乗り切りましょう。
また、月日が経てば、わざわざ方言を引っ込めようとしなくてもある程度標準語に慣れていきます。
⑦結婚できない・遠距離恋愛が失敗した
上京によって婚期が遅れたという声も良く聞きます。上京してくる人の中には仕事に邁進したい、夢を絶対に叶えたいなど向上心を持っている人も多いためです。
夢や仕事のために必死になりすぎて、恋愛が若干疎かになり、地元に恋人がいても別れてしまったという人も多いようです。
上京生活が落ち着いたころに、ふと結婚のことを考えてみると、完全に逃してしまったと後悔する人もいるのです。
婚期を遅らせないためには、以下の2つを意識して過ごしてみてください。
・プライベートの時間も充実させる
・人と積極的に交流する
プライベートの時間も充実させる
上京して新しい生活に慣れるまでは、仕事や自分のことでいっぱいいっぱいになることは仕方ないです。ただ、半年~1年と経つ頃には、徐々にプライベートの時間も充実させていきましょう。
プライベートを充実させるには、自分磨きも良いですが人と積極的に交流すると良いです。交流機会が新しい恋愛のきっかけになることもあるので、そういう時間も大事にしたいところです。
⑧体調が悪くても頼る人がいない
上京して一人暮らしをする人が多いですが、そんなとき体調が悪くなっても頼れる人がいないのが現実です。
体調を崩さないためには、
・自炊で栄養バランスを整える
・生活リズムを乱しすぎない
・たまには地元に帰ってリフレッシュ
の3つに気を付けてみてください。
自炊で栄養バランスを整える
栄養バランスがとれた食事と良質な睡眠は、毎日を健康に過ごすために必要な生活習慣です。
上京したての頃は辛いかもしれませんが、徐々に慣れてきたタイミングで、体調も意識的に整えたいです。
たまには地元に帰ってリフレッシュ
ストレスが溜まってどうしようもない場合は、地元や実家に帰ってリフレッシュすると良いです。そうしてまた上京生活を頑張っている人はたくさんいます。
上京で後悔しないために対策をきちんとしよう
上京後はどんな形であれ大なり小なり後悔している人はたくさんいます。ただ、せっかく上京したのに後悔ばかりが先行しては、せっかくの上京生活も楽しめるものも楽しめません。
実例と一緒に詳しく紹介した後悔をしないためのポイントを頭の片隅で覚えておきましょう。
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