お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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親に一人暮らしを反対された社会人必見!説得するコツを大公開!

一人暮らしがしたいと親に主張する女の子のイラスト

親に一人暮らしを反対された!
説得するコツってある?

親元から離れて早く一人暮らしをしたいという人は大勢います。親に干渉されない、自分の好きなことを好きな時間にやれるなどメリットがあるからです。

しかし、親に反対されて実家を出れない人もいます。説得しても首を縦に振ってくれない、返事を先延ばしにされるケースもあります。

そこで当記事では、親に一人暮らしを反対された社会人のために、説得するコツを紹介します。具体的に話すことが重要なので、参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

親に一人暮らしを納得させるコツ

親に一人暮らしを納得させる最大のコツは、反対されている理由を見極めて適切な説得をすることにあります。

反対される場合「一人暮らしにはまだ早い」と思われてることがほとんどです。親の不安を解消できれば、打って変わって背中を押してもらえるようにもなります。

一人暮らしが反対されるときは大きく分けて「明確な理由がある」場合と「感情的に反対している」場合の2つの原因があります。

阿部さんのアイコン 阿部
親御さんを説得するときには、一人暮らししたい理由を具体的に伝えてください。明確な資金繰りの計画や一人暮らしへの意欲が伝われば、子どものことを思う親は賛成してくれます。

原因に対する解決策を紹介するので、是非参考にしてください。

反対理由が明確な場合の対処法

一人暮らしに反対する理由が「今の給料で生活できるの?」「家事もできないのに一人暮らしなんて…」といったように明確な場合は説得がしやすいです。

解決すべき課題が明確なので、説得のための資料づくりや普段の生活で改める行動がわかりやすいからです。

理由の大半は「金銭面」「安全面」「生活面」の3つに分けられます。

一人暮らしを反対された人のリアルな声を紹介します。

普段の生活態度が原因で反対された、という声が沢山ありました。アパートの1階や道路に面しているお部屋は防犯面から反対されることがあるようです。

項目ごとに解説していきます。実例も併せて紹介するのでぜひ参考にしてください。

金銭面で反対される場合

家賃や生活費などの金銭面が原因で反対された場合は、毎月の生活費や収入予定表を具体的に示して、一人でも生活できると納得してもらいましょう。

一人暮らしを新しく始めるときには「引っ越し初期費用」「家賃」「生活費」と3種類の大きな出費があります。

収入に見合った家賃目安や、どの程度貯金があれば引っ越しできるかを紹介していきます。

引っ越しの初期費用

一人暮らしを始める場合、賃貸契約の初期費用や引っ越し費用、家具や家電を買い揃えるための費用が大きな負担になります。

必要な費用の目安をまとめました。

賃貸の初期費用 家賃の4~5倍
引っ越し費用 約4万円
家具家電購入費 約15万円

引っ越し費用の内訳の イラスト

賃貸の初期費用とは、敷金・礼金や仲介手数料などお部屋の契約に必要なお金です。一般的に家賃の4.5ヶ月~5ヶ月分と言われています。

引っ越し費用は、引っ越し業者の利用料や自分で引っ越した際のレンタカー代です。

家具家電購入費は、新居に設置する家具や家電を新しく購入した際の費用です。

初期費用について詳しく扱った記事を紹介します。費用を安く抑える方法も詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

▶初期費用についての詳しい解説はこちら

家賃

家賃は一般的に手取りの3分の1以下を目安にすべきと言われています。手取りの3分の1を超えるお部屋は入居審査に通りにくく、生活が苦しくなります。

予算を検討するときは管理費・共益費を含めた「総家賃」で予算を決めてください。どちらも家賃引き落とし日にまとめて支払うお金です。

敷金・礼金、仲介手数料といった初期費用は家賃を元に請求額が決まります。初めての一人暮らしは予期せぬ出費が増えるので、余裕ある家賃のお部屋をおすすめします。

阿部さんのアイコン 阿部
東京23区内で家賃を抑えるなら、「江戸川区」「足立区」「練馬区」などの地域がおすすめです。家賃が安いだけでなく、犯罪発生率も低いので女性でも安心して一人暮らしができます。

生活費

厚生労働省が公表している「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、19歳以下の平均月収は男性で約18.3万円、女性で約17.2万円です。

手取り14万円をサンプルとして、比較のために生活費のシミュレーションをしました。

食費は毎食自炊をしてお昼にはお弁当を持参した場合の金額を、他の項目は最低限の生活ができる金額を割り振っています。

生活費内訳
食費 30,000円
水道光熱費 7,000円
通信費 10,000円
日用品・消耗品代 8,000円
娯楽・交際費 15,000円
合計 85,000円

毎月の手取り額から家賃と生活費を引いて残った金額が貯金や予備費になります。毎月ギリギリで過ごしていると冠婚葬祭やケガでの急な出費に対応できなくなってしまいます。

自分の収入や各費用を検討してお部屋を選んでください。

安全面で反対される場合

3階建てのアパート

安全面が心配と反対された場合は、治安の良い地域やセキュリティが高い物件を選ぶと伝えてください。

安全性の高さをアピールするために効果的な条件を以下にまとめました。よければ参考にしてください。

・治安が良いと評判の街を選ぶ
・管理人や大家さんが在住している物件にする
・24時間稼働の監視カメラがある物件にする
・近くに警察署や交番がある物件にする
・2階以上のお部屋にする
・モニター付きインターホンのお部屋にする
阿部さんのアイコン 阿部
安全性の高い物件を選ぶ以外でも、親と一緒に部屋探しをして、御眼鏡に適った物件を契約するのも納得してもらいやすいです。

生活面で反対される場合

時計

「一人で生活できるわけがない」「一人で起きられないでしょ?」など、生活面で反対されることもあります。

印象を良くするために、自分の夕飯は自分でつくる、洗濯から取り込みまで自分でするなど、その時点から生活態度を改めましょう。

「日頃できていないけれど、引っ越した途端にできるようになる」というのは説得力が乏しいです。数ヶ月単位で身の回りのことは自分でこなして地道にアピールしてください。

反対理由が感情的な場合の対処法

ノートを見て悩む女性

感情的な理由で反対される場合、計画を事細かに説明するような論理的な説得では効果が薄いです。

「通勤時間が短縮できる」「責任感や家事スキルが身につく」のように自立することのメリットをアピールし、粘り強く説得してください。

感情的になっている人とは理性的な話し合いは中々できません。気分が落ち着いたところで説得を試みてください。

Twitterにあったリアルな声を紹介します。

母親に一人暮らしを反対されて、精神的に参ってしまう人が見受けられました。

以下では、よくある反対される理由と対策を解説していきます。

子離れできない親の場合

「離れて暮らすのが寂しい」「何かあっては大変だ」と子離れできない親には、気持ちを汲んで理解のある態度をとるのが効果的です。

強く突き放したり言い負かすような説得は逆効果です。「自分も寂しいけれど、将来のために一人暮らしを経験したい」といったように感情的に訴えかけてください。

家族の中に味方を増やすのも効果的です。自分だけで説得できなければ、最終的には多数決のような形で押し切れます。

真剣に取り合ってくれない場合

「そのうちね」「今じゃなくてもいいでしょ」など、後回しにされる場合は、真剣に訴えていると理解されていないことがあります。

ネット上でいくつか物件を見つけて「早くしないと埋まってしまう」「このお部屋だったら家賃が安いから自分の給料でも支払える」などアピールを繰り返してください。

どうしても一人暮らしを反対される場合

一人暮らしを反対され続けて、もう絶対に親が折れてくれないと感じた場合は、家出同然に一人暮らしをするのも手です。

ただし、親と喧嘩別れになってしまうので、困ったときに助けてくれない可能性があります。あくまでも最終手段として考えてください。

書類手続きをする上で、親の協力が得られないと苦労する事例を紹介します。以下の2つを解決できなければ家出は現実的ではありません。

賃貸の審査の保証人

保証人のイメージ

お部屋を借りる場合、親に連帯保証人になってもらう必要があります。保証会社を利用する場合でも緊急連絡先として登録が必要です。

三等親以内の親族にも頼めますが、実の親の耳に入らないように協力してもらうのは現実的ではありません。

中には保証人が不要な賃貸もあります。しかし、粗末な物件だったりトラブルが絶えなかったりと問題を抱えていることもあります。

個人で優良な物件を探すのは骨が折れるので、契約前に不動産屋に事情を話して相談に乗ってもらいましょう。

会社との身元保証契約

身元保証契約とは「社会の一員としてトラブルなく生活を送れる」と第三者に保証してもらう契約です。賠償責任も同時に負います。

全ての会社に提出するものではなく、知人や友人にも頼めることがあります。

提出を義務づける法律はなく、普段の振る舞いや抱えている事情次第では提出をしなくていいこともあります。

契約できないからといって、内定が取り消しになることはありません。賃貸の保証人に比べると重要度は低いです。

親に頼れない人がお部屋を借りる方法

親に保証人を頼めない人は、不動産屋に事情を話して相談にのってもらいましょう。保証人の必要ないお部屋を提案してもらえます。

なかでも当サイト運営のネット不動産屋「イエプラ」はLINEなどでやりとりをするので、対面では話しにくいことも相談しやすいのでおすすめです。

またイエプラは、夜職やフリーターのような、収入が不安定な人の難しい審査を通過させてきたスタッフが多数在籍しています。

「親に保証人を頼みたくない」「できるだけ早く入居できる部屋を提案して欲しい」といった事情も気軽に相談してください。

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