
一人暮らし向けの部屋の間取りは、ワンルーム・1K・1DK・1LDKの4種類です。間取りごとの違いを説明し、それぞれの部屋に向いている人の特徴をご紹介します!また、間取りごとのレイアウト例や家賃の比較も掲載しています!
一人暮らし向けの部屋の間取りは4種類
一人暮らし向けの部屋の間取りは、ワンルーム・1K・1DK・1LDKの4つです。
ワンルーム | 1K |
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ワンルームとは、キッチンと居室が繋がっているタイプの間取りです。玄関を開けると、すぐにお部屋が広がっています。
1Kとは、キッチンと居室の間にドアなどの仕切りがあります。お部屋の広さや設備は、ワンルームとほぼ同じです。
1DK | 1LDK |
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1DKとは、ダイニングキッチン部分が4.5畳~8畳未満の間取りのことです。居室の広さは、1Kとほぼ変わりません。
1LDKとは、リビングダイニングキッチンが8畳以上の広さの間取りのことです。居室よりリビングスペースが広い造りになっています。
それぞれの間取りについて、詳しく解説していきます。
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ワンルームとは
ワンルームとは、キッチンスペースが含まれた1部屋だけの間取りのことです。間取り図などでは「1R」と表記されている場合があります。
一人暮らし向けのお部屋の中では、最もシンプルな間取りで仕切りがなく、玄関を開けるとそのまま部屋があります。
一人暮らし向けのワンルームの平均的な広さは約6~9畳(専有面積13~20㎡)です。お部屋が狭めなので、ソファーなど大型の家具を配置するとスペースがなくなって窮屈になります。
ちなみに、東京都内では2007年以降に建てられた物件のワンルームは、専有面積が25㎡以上と定められているので少し広めのお部屋です。
ワンルームに向いている人
下記に当てはまる人なら、ワンルームのお部屋に住んでも快適に暮らせます。
・空間を広く使いたい
・お部屋のレイアウトを楽しみたい
・荷物が少ない
・自炊をあまりしない
ワンルームは、建設や設備コストが低いため家賃が安いので、家賃をとにかく抑えたい人におすすめです。とくにアパートのワンルームであれば、東京都内でも4万円台で探せます。
また、居室の中にキッチンがあるので、衣類や寝具に臭いがついても気にしない、自炊しないという人に向いています。
ワンルームのレイアウト例
ワンルームのレイアウト例を紹介するので、自分が住んだらどんな感じになるのかの参考にしてください。ちなみに内装のポイントは、いかに空間を広めに確保するかです。
家具家電は壁際に配置して真ん中を開ける
ベッドや机などの家具は壁際に配置して、お部屋の真ん中のスペースを空けたレイアウトです。狭いお部屋でも、お部屋の中が広く感じます。
荷物が多い人は、背の高いアルミラックなどを壁際に配置する、下に収納スペースがあるタイプのベッドにするなど工夫をしましょう。
折り畳みベッドで狭いお部屋を広く使う
折り畳みができるベッドにすれば、日中はベッドを片付けられるのでお部屋が広くなります。写真の左側に写っているベッドが、すのこタイプの折り畳みベッドです。
また、コンパクトなテーブルや棚にすることにより、天井までの空間が空くので、開放感がある広いお部屋になります。
1Kとは
1Kとは、居室とキッチンの間に仕切りがある間取りです。
1Kとワンルームの違いは、居室とキッチンスペースの間にドアなどの仕切りがあるかだけです。お部屋の広さや設備はほぼ同じです。
平均的な広さは、キッチンスペースが2畳、居室が5~8畳(専有面積18~23㎡)ほどです。キッチンスペースが狭いので、モノはほとんど置けません。
ワンルームよりは家賃が高めに設定されていますが、大幅に差が出るわけではないので、居室とキッチンを分けたいかどうかで選びましょう。
1Kに向いている人
下記に当てはまる人は、1Kのお部屋がおすすめです。
・自炊をよくする
・ワンルームよりは設備を重視したい
・来訪者に室内を見られたくない
自炊をよくする、衣類や寝具に料理の臭いを付けたくないという人は、1Kにするべきです。また、仕切りがあるので、ドアからお部屋の中を覗かれることはありません。
1Kのレイアウト例
1Kのレイアウト例を紹介します。1Kは仕切りがある分、ワンルームより狭く感じるので、なるべくコンパクトな家具家電にしましょう。
背の低い家具でまとめる
身長の半分以下の高さしかない家具や家電にすることで、天井までの空間が空くのでお部屋が広く感じます。
最低限の家具家電だけでスペース確保
家具家電は自分に必要な最低限のものだけにしましょう。あれもこれもと買いすぎると、お部屋が窮屈になります。
1DKとは
1DKとは1部屋+ダイニングキッチンが4.5畳~8畳未満の間取りのことです。
1Kと比べるとキッチンスペースが広いので、寝る部屋と料理や食事をする部屋を分けれます。
平均的な広さは、ダイニングが4.5畳~6畳、居室が5~8畳(専有面積28~32㎡)ほどです。ダイニングが広めなので、食器棚や一人暮らし用のダイニングテーブルが置けます。
ただし、DKは1980年代に流行った間取りなので築年数が古い物件が多いです。お部屋が和室になっている場合があります。
1DKに向いている人
1DKに向いている人の特徴を紹介します。下記に当てはまれば、1DKのお部屋を検討しましょう。
・築年数を気にしない
・和室でも気にしない
・料理をお部屋に持ち込みたくない
・友達を定期的に呼びたい
1DKは築年数が古いことが多いので、家賃設定が低いです。そのため、1Kから5,000円ほど予算を上げれば1DKのお部屋が見つかります。
あまりに高額な家賃は無理だけど、広いお部屋に住みたいと考える人におすすめです。
1DKのレイアウト例
居室は1Kとほぼ変わらないので、ダイニング部分のレイアウト例を紹介します。
狭めのお部屋は最低限の家具のみ
1DKの一番狭いお部屋でも、ダイビングが4.5畳あるので、一人暮らし用のダイニングテーブルと椅子を設置できます。料理を居室に持ち込む必要がないので、衣類や寝具に臭いがつきません。
大きめなソファーでアクセントをつける
ダイニング部分が居室と同じ広さがある場合、大きな大きめなソファーを配置してもスペースに余裕があります。壁際にテレビ台も設置できます。
1LDKとは
1LDKとは1部屋+リビングダイニングキッチンが8畳以上の広さの間取りのことです。
1LDKと1DKの違いはキッチンがあるお部屋の広さです。1DKはキッチンスペースが4.5~8畳未満ですが、1LDKはキッチンスペースが8畳以上とかなり広めです。
キッチンスペースがダイニングとリビングを兼ねているのでかなり広いです。家具をたくさん置いたとしても、スペースに余裕があります。
リビングスペースの広さに上限はないので、一人暮らしをするならリビングが8~10畳あれば充分です。同棲したい場合は、リビングが11畳以上のお部屋がおすすめです。
1LDKは、2000年頃に流行り始めた間取りなので、築年数が浅い物件が多く、オートロックなどの防犯設備が充実しています。その反面、家賃がかなり高いです。
1LDKに向いている人
以下の項目に当てはまる人は、1LDKのお部屋がおすすめです。
・家賃よりお部屋の設備を重視したい
・とにかく広いお部屋に住みたい
・築年数が浅めのお部屋が良い
・荷物がかなり多い
・友達を頻繁に家に呼びたい
・在宅勤務をする
リビングスペースがお部屋より広いので、大型の家具家電を設置してもスペースがあまります。荷物かかなり多い人でも、キチンと収納できます。
オートロックやシステムキッチン、独立洗面台などの設備が充実していることが多いので、収入に余裕がある女性に人気です。
1LDKのレイアウト例
1LDKのお部屋の、リビング部分のレイアウト例を紹介します。ダイニングテーブルにソファー、ローテーブル、大型テレビを設置しても、空間に余裕があります。
パステルカラーで統一
色をパステルで統一することで、女性らしいかわいいお部屋になります。キッチン前にダイニングテーブル、お部屋の奥にソファーとローテーブルを配置しています。
部屋の角にL字ソファーを配置
リビングスペースを広めに確保したい人は、角にL字ソファーを配置して、お部屋の真ん中のスペースを広く確保しましょう。
各間取りの家賃の違い
不動産屋専用サイト「ATBB」を使用して、間取りごとの家賃をまとめました。
下記の金額は、東京23区・築年数15年以内・駅徒歩15分以内・専有面積13㎡以上の条件で出てきたお部屋の、家賃の安い順30件分の平均金額です。
ワンルーム | 約5.1万円 |
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1K | 約6.5万円 |
1DK | 約7.2万円 |
1LDK | 約8.1万円 |
※東京23区・築年数15年以内・駅徒歩15分以内・専有面積13㎡以上
ワンルームと1LDKだと約3万円の差があります。単純に、キッチンスペースが広くなれば、お部屋の総面積も増えるので家賃が高くなります。
また、1LDKの間取りは、2000年ころに流行り始めたため、築年数が浅い物件が多く、オートロックなどの防犯設備が充実していることが多いので、ほかの間取りより家賃が高いです。
平均より安くて住みやすい物件は探しにくい
平均家賃より安くて住みやすい物件は非常に探しにくいです。立地や築年数などの条件が悪く、住みづらい場合が多いためです。
家賃の安さを優先しつつできるだけ住みやすい物件を見つけるなら、不動産屋に相談するのが良いでしょう。
チャット不動産屋「イエプラ」なら、わざわざ不動産屋に行かなくてもチャットやLINEで希望を伝えるだけで、プロのスタッフが希望に合うお部屋を探してくれます。
【プロ解説】妥協したくない設備
都内で賃貸不動産屋の営業マンを担当されている阿部さんに、一人暮らしをする際に妥協しないほうが良い設備を聞いてみました。
仲介不動産屋「家AGENT」池袋店のお客様第一の優秀な営業マンです。
バス・トイレ別
出典:http://www.jkhome.com/properties/detail/r/4500
バス・トイレ別だと、どちらも個室になっていてリラックスできます。また、浴槽にお湯をためやすいので、お風呂好きな人は妥協しないほうが良いです。
ワンルームや1K、1DKの間取りで家賃の安さを重視すると、バス・トイレ・洗面台がセットになったユニットバスタイプの物件が多いです。
ただし、ユニットバスはシャワーカーテンを取り付けなければならなかったり、お湯を溜めながらシャワーを浴びれなかったりと不便です。
エアコン
出典:http://kutyou.jp/koujiannnai_html/room-ac.html
始めからエアコンが付いている物件を選びましょう。ただ、エアコンが付いていない物件でも、不動産屋に確認すれば取り付けられることがあるので、事前に確認してください。
室内洗濯機置き場
出典:https://www.daiwahouse.co.jp/chintai/700013913-1-201/
室内洗濯機置き場がないと、家で洗濯ができない、外に洗濯機を置くからすぐ汚れるなどの不便が生じます。
洗濯機置き場自体がないタイプだと、近所のコインランドリーに行くことになり、いちいち洗濯のために外に出るのは面倒臭くなります。
室外に洗濯機を置けるという物件もありますが、紫外線や雨で洗濯機が壊れやすかったり、洋服や下着を盗まれたりすることがあります。
【女性向け】2階以上
出典:http://www.kanagawa-snap.com/detail_45594.htm
1階に住むと、窓からの人通りが気になったり、泥棒に侵入されやすくなります。また、ベランダに洗濯物を干すと下着泥棒などの被害に遭うこともあるので、室内に干さなければなりません。
1階に住むよりも2階以上のお部屋に住んだ方が、犯罪のトラブルに巻き込まれにくくなります。
【女性向け】オートロック
出典:http://www.a-c-t.jp/rent_1ldk/post_771.html
オートロックは、完全に部外者をシャットアウトできるというわけではありませんが、あった方が安心はできます。
オートロック+モニター付きインターホンだと、もっと防犯度は上がります。
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