お部屋探しのコツや知識まとめブログ|Rooch(ルーチ)
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一人暮らしの平均的な水道光熱費!地域別の料金の違いや節約方法を徹底解説!

水道代・電気代・ガス代を節約する女の子のイラスト

一人暮らしの水道光熱費はいくら?平均ってどのくらいの金額?という疑問にお答えしていきます。

四半期ごとの一人暮らしの水道光熱費の平均や、東京などの都心部と地方での料金の違い、水道代・電気代・ガス代の節約方法を徹底解説しています。

水道光熱費がかかりにくいお部屋の選び方も合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事の内容は、ファイナンシャル・プランナーの岩井さんに監修していただきました。

監修 岩井 勇太
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士

日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。

一人暮らしの1ヶ月の光熱費は約10,752円

総務省統計局公表の「家計調査 家計支出編(2020年度)」によると、一人暮らししている勤労世帯の1ヶ月の水道光熱費の平均額は、10,752円でした。内訳は以下の通りです。

水道代 2,173円
電気代 5,729円
ガス代 2,850円
合計 10,752円

参考:総務省統計局「家計調査 家計支出編(2020年度)」

寒い季節になると暖房の利用やお風呂を沸かす機会が増えるので、ガス代と電気代が平均を超えることが多くなります。

以下は四半期ごとの平均です。

1~3月 11,944円
4~6月 11,376円
7~9月 9,781円
10~12月 9,910円
2020年平均 11,686円

参考:総務省統計局「家計調査 家計支出編(2020年度)」

夏場の7~9月は水道光熱費が安く、冬の1~3月が最も高いという結果でした。

水道代・電気代・ガス代に分けて、もう少し詳しく解説していきます。

水道代の平均は約2,173円

水道代の1ヶ月の平均は約2,173円です。

この後に解説する電気代とガス代に比べて時期による差はほとんどありません。

1~3月 2,076円
4~6月 2,305円
7~9月 2,071円
10~12月 2,242円
平均 2,173円

参考:総務省統計局「家計調査 家計支出編(2020年度)」

毎日浴槽にお湯を貯める人や、シャワーのお湯を出しっぱなしにする人以外は高額になりにくいです。

お風呂代について詳しく解説した記事を紹介します。節約方法やシャワーのみ物件についても扱っているので、ぜひ参考にしてください。

▶一人暮らしのお風呂代の平均金額はこちら

電気代の平均は約5,791円

電気代の1ヶ月の平均額は約5,791円です。以下は、四半期ごとの料金比較です。

1~3月 6,535円
4~6月 5,916円
7~9月 5,330円
10~12月 5,135円
平均 5,729円

参考:総務省統計局「家計調査 家計支出編(2020年度)」

1~3月が最も高く、10~12月が最も安いという結果でした。エアコンを使う頻度が高い季節は電気代が高くなりやすいです。

温かい空気を冷やすのに比べて、冷たい空気を温めるには熱量を多く使います。同時に保湿器を使う人も多く、冬は電気代が高くなりやすいです。

夏もエアコンを使う機会は多いですが、暑い空気は短時間で冷えるのでそれほど電気代は高額にはなりません。

比較的気候が安定していて過ごしやすい秋を含む10~12月はエアコンの利用頻度が下がるため、1年で最も電気代が安くなります。

ガス代の平均は約3,021円

ガス代の1ヶ月の平均額は約3,021円です。電気代同様、1~3月が1番高いです。

1~3月 3,333円
4~6月 3,155円
7~9月 2,380円
10~12月 2,533円
平均 2,850円

参考:総務省統計局「家計調査 家計支出編(2020年度)」

冷たい水を温めるのに時間がかかる分、冬のほうがガス代が高くなりやすいです。

お湯の温度を42度にしている人は、38度設定の人より毎月500円ほどガス代が高くなります。

夏場はシャワーで済ませる人でも、冬はゆっくり湯船に浸かって体を温めることが多いですす。ガス代が高くなる理由のひとつです。

都市部では光熱費が安い

水道光熱費は地域によって平均金額が違います。一般的に大都市が安く、中・小都市は高くなりやすいです。

ここでは大都市を人口50万人以上、中都市を人口10~30万人、小都市を人口10万人未満として扱います。

以下の表は、総務省統計局公表の「家計調査 家計支出編 都市階級・地方別(2020年度)」を元に都市階級別の水道光熱費の平均金額をまとめたものです。

電気代、ガス代、水道代いずれも大都市が1番平均金額が安いことが分かります。

大都市 中都市 小都市
電気代 5,489円 6,030円 6,029円
ガス代 2,935円 3,142円 3,029円
水道代 1,993円 2,441円 2,181円

参考:総務省統計局「家計調査 家計支出編 都市階級・地方別(2020年度)」

電気代に違いが出る主な理由は「基本料金の違い」や「立地や電源構成による発電コストの違い」などがあります。

仕入れる燃料によって発電にかかるコストが変わるため、発電コストが高い火力発電(石油)がメインの電力会社は高価格になりやすいです。

水道代も水質や地形、人口や需要など様々な要因によって差が生まれます。

都市部は安価な都市ガスが普及しているためガス代が安い傾向にあります。一方、地方では高価なプロパンガスを使う地域が多いため高くなりがちです。

寒い地域は光熱費が高くなる

北海道や東北地方では光熱費の中でも特に電気代が高くなります。

都市部に比べて寒さが厳しいのでエアコンやガスストーブなどを使う機会が多いです。秋口や春先も冷え込むので暖房器具を使う期間が長くなります。

以下の表は、総務省統計局公表の「家計調査 家計支出編 都市階級・地方別(2020年度)」を元に地方別の水道光熱費の平均金額をまとめたものです。

電気代 ガス代 水道代
北海道・
東北地方
6,463円 2,983円 2,648円
関東地方 5,594円 3,115円 2,200円
北陸・
東海地方
5,956円 2,789円 2,049円
近畿地方 5,641円 2,959円 1,833円
中国・
四国地方
6,186円 2,858円 2,235円
九州・
沖縄地方
5,554円 3,210円 2,198円

参考:総務省統計局「家計調査 家計支出編 都市階級・地方別(2020年度)」

また、北海道・東北地方は灯油や木炭などの「その他の光熱費」に分類される光熱費も高額です。

関東地方のその他の光熱費の平均は333円程度ですが、北海道・東北地方では平均2,999円も使用しています。

光熱費は効率的な部分から見直すべき

光熱費の節約に取り組むときには、効率的な部分から見直していくべきです。

一度交換したりプランを見直したりするだけで、それ以降は何もしなくても節約効果が続くものをまとめました。

・節水シャワーヘッドを取り付ける
・新電力会社に切り替える
・省エネ家電に買い替える
・電気とセット割にする
・都市ガスのお部屋に引っ越す

「電気をこまめに消す」「冷蔵庫を長時間空けない」などの節約もいいですが、まずは効果の大きい部分から見直してください。

生活を豊かにするための水道・電気・ガスですから、節約のために神経を張り詰めすぎないようにしましょう。

具体的な方法に付いて解説していきます。

節水シャワーヘッドを取り付ける

節水用のシャワーヘッドを取り付ければ、1ヶ月で約50~100円節約できます。

安いもので500円ほどで購入できるので、半年以上住み続ければ元は取れます。

元々取り付けてあったシャワーヘッドは必ず保管しておきましょう。退去時に交換しないと、原状回復費用を請求されます。

新電力会社に切り替える

従来の地域電力会社から、新電力会社に切り替えるだけで年間20,000円ほど節約できるケースがあります。

プランによってはPontaポイントやTポイントなどの共通ポイントが貯まるので、水道光熱費以外の面でもお得です。

新電力への切り替えは、ネットや電話から申し込むだけで回線工事も必要ありません。電気の質や停電のしやすさも変わらないので、安心して切り替えましょう。

省エネ家電に買い替える

長年使い続けている家電は、省エネ家電に買い替えましょう。新しい製品の方が、消費電力を抑えられます。

家電を買う時は「エネルギー消費:〇〇kWh」のような記載をチェックしてください。数値が高いほど電気代が高くなってしまいます。

特に、LED照明は節電効果が高くおすすめです。電球より85%近くも電力を抑えられます。

電気とセット割にする

電気とガスを同じ会社で契約すると「セット割」が適用されるプランがあります。セット割は、1ヶ月あたり100~270円ほど安くなるところが多いです。

安くなるだけでなく支払いがまとめられるので、払い忘れを防げます。

都市ガスのお部屋に引っ越す

ほとんどの物件では大家さんが手配しているガス会社を変更できません。

都市ガスと比べてプロパンガスは単価が約1.6倍、基本料金も800円ほど高額です。毎月のガス代が気になる人は、更新のタイミングなどで引っ越してもいいかもしれません。

そこでおすすめなのが、来店不要のネット不動産屋「イエプラ」です。

LINEやチャットで「プロパンガスのお部屋は最初から弾いてほしい」「光熱費が抑えられるお部屋に住みたい」など希望を伝えるだけで、条件に合ったお部屋を提案してもらえます。

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日常で実践できる節約術

日常生活のなかで簡単に実践できる節約術を紹介します。

過度に神経質にならなくても効果があるものを厳選しました。ポイントも合わせて解説していくので、ぜひ参考にしてください。

水道代を節約するコツ

水道代を節約するコツは以下の3つです。

特別な道具が必要ない方法なのですぐに実践できます。

・洗濯にお風呂の残り湯を使う
・お風呂はシャワーで済ませる
・食器を洗う時は溜め桶の水を使う

洗濯にお風呂の残り湯を使う

お風呂に入る人は、洗濯の際に残り湯を活用しましょう。1ヶ月で約680円節約できます。

使う水の量がかなり減らせるほか、ぬるいお湯の効果で汚れが良く取れます。

お風呂はシャワーで済ませる

湯船に浸からなくても良い人は、シャワーで済ませましょう。1ヶ月で500~800円ほど節約できます。

一般的な浴槽一杯分のお湯の量は、シャワーを15~20分使った場合の量と同じくらいです。

シャワーを15分以内に浴び終われば節水できる上、ガス代の節約にもなります。

食器を洗う時は溜め桶の水を使う

食器を洗う時は、桶に貯めた水を使いましょう。1ヶ月で約200円節約できます。

水を出しっぱなしにして食器を洗うと、5分間で約60リットルもの水を使ってしまいます。

なお、食洗器は水道代は抑えられますが、それ以上に電気代がかさみます。節約の面ではおすすめしません。

電気代を節約するコツ

電気代の節約方法は以下の3つです。

1つ1つの効果は小さいですが「ちりも積もれば山となる」です。実践する人は徹底して節約しましょう。

・エアコンの温度を一定にし長時間稼働させる
・タップ式のコンセントで電源を切り替える
・日中は電気をつけない

エアコンの温度を一定にし長時間稼働させる

エアコンの温度設定を夏は26度、冬は20度で固定するだけで、電気代の節約になります。年間で約15,000円も節約できます。

エアコンは設定温度を1度変えるだけで、13%も電力の消費量が変わると言われているので、電気代が高くなりやすいです。

また、オンオフを繰り返すと、消費電力が跳ね上がります。使うときは、一定温度で長時間稼働させたほうが電気代を抑えられます。

タップ式のコンセントで電源を切り替える

タップ式のコンセントで電源を切り替えれば、待機電力を抑えられます。

特に消費電力が多いテレビやブルーレイレコーダー、パソコンは、寝ている間の時間だけでもオフにしましょう。

月150~300円、年間で1,800~3,600円の節約効果があります。

日中は電気をつけない

6月の電力使用量の明細スクリーンショット
日中電気をつけないだけでも、消費電力を抑えられます。

画像の電力使用量は、実際に電気をつけずに過ごす弊社の女性スタッフの電子明細のスクリーンショットです。

平日は仕事で家を空けており、休日は夜まで電気をつけずに自然光で過ごしているため、電気の使用量が抑えられています。

冷蔵庫・パソコン・スマホの充電・夜の電気などしか使わないので、月の電力使用量が一人暮らしの平均の半分ほどまで抑えられています。

ガス代を節約するコツ

ガス代を節約したい人はお湯の温度を38度に設定してください。

シャワーの温度を1度上げるだけで、1分当たり0.2~0.5円増えます。40度から38度に温度を下げるだけで、月500円近く節約できます。

キッチンで使うお湯や、湯船分も加算すると、月1,000~1,200円も抑えられます。

水道光熱費がかかりにくいお部屋の選び方

水道光熱費を抑えるためにはお部屋の選び方も重要です。

以下で、水道光熱費がかかりにくいお部屋の選び方を4つ紹介するので参考にしてください。

・都市ガスのお部屋を選ぶ
・水道料金の安い自治体で探す
・寒いのが苦手なら南向きや西向きのお部屋選ぶ
・暑いのが苦手なら北向きのお部屋を選ぶ

都市ガスのお部屋を選ぶ

一人暮らしのお部屋を探すときは、プロパンガス(LPガス)ではなく「都市ガス」と記載がある物件を選びましょう。

都市ガスは公共料金なので基本料が安いです。値上がりも少なく、ほぼ同じ金額です。一方プロパンガスは、市場や取り扱う会社によって値段がバラバラです。

以下で、都市ガスとプロパンガスの料金を比較しました。一人暮らしの人が平均的に使用する1ヶ月のガスの量(5㎥)で計算しています。

都市ガス プロパンガス
1㎥あたりの料金 314円 504円
5㎥使用した場合 1,570円 2,520円
基本料金 750円 1,574円
月額合計 2,320円 4,094円

火力(熱量)の違いはありますが、一人暮らしだと性能は大差ありません。都市ガスのお部屋に絞って探してください。

水道料金の安い自治体で探す

水道料金の安い自治体で探すと、特に節約を意識しなくても水道代が抑えられます。安い自治体と高い自治体では、同じ使用量でも8倍もの料金差が生じます。

ちなみに、東京23区内で口径20mm・20㎥の水道を使った場合の料金は約2,816円です。

一方、東京都との県境にある千葉県市川市は約3,250円と約430円も高いです。距離が近くても金額に差があるので注意しましょう。

寒いのが苦手なら南向きや西向きのお部屋選ぶ

寒いのが苦手な人は、南向きや西向きなど日当たりの良いお部屋を選ぶと良いです。日の当たる時間が長いほど、お部屋が温まりやすくなります。

冬でも暖房の温度を極端に上げなくて済むので、光熱費が抑えられます。

暑いのが苦手なら北向きのお部屋を選ぶ

暑いのが苦手な人は、北向きなど日当たりの控えめなお部屋がおすすめです。直接差し込む日光が少ないので、お部屋の温度が上がりにくいです。

また、人気がないので相場よりも家賃が数千円安く設定されていることがあります。

水道光熱費以外で見直すべき支出

水道光熱費以外で、見直すと効果が大きい支出を4つ紹介します。

・通信費
・交際費
・保険料
・定額サービス

交際費以外の毎月決まった額の支出を固定費と言います。一度見直すことで以降何もしなくても節約効果が続きます。

以下で、項目ごとに解説していきます。ぜひ参考にしてください。

通信費

スマホやインターネット回線の「通信費」の平均は約7,000円です。

平均よりもかかっている人は、格安SIMや格安プランへの変更を検討しましょう。

ドコモなど大手キャリアの平均的な料金は約8,300円、格安SIMは約4,400円と約2倍の差があります。年間で考えると約40,000円以上も節約できます。

また、スマホアプリなどに頻繁に課金している人は、減らすように意識してみましょう。

交際費

交際費の平均は約12,000円です。

平均よりもかかっている人は飲み会の回数を減らす、自宅で映画やドラマを見る、2人で料理をするなどお金がかからないように工夫してみてください。

保険料

生命保険に入っている人はプランを見直してみましょう。不要なオプションを外すことで、毎月の出費が抑えられる可能性があります。

掛け捨てタイプなら2,000~4,000円ほどで加入できるプランもあるので、保険会社に相談してみましょう。

定額サービス

アマゾンプライムやNetflixなど定額サービスに複数加入している人は、数を絞れないか一度見直してみてください。

サイトによって取り扱う作品が違い、月額もそこまで高くないのでいくつも契約してしまいがちですが、節約のためには複数加入はおすすめしません。

メインのサイトにどうしても観たい作品がなければ、その都度レンタルするのも1つの手です。

光熱費がかかりにくいお部屋の探し方

都市ガスや南向きなど、光熱費がかかりにくいお部屋を探すなら不動産屋に相談すべきです。不動産屋は住まいのプロなので、日当たりや立地などを考慮してお部屋を提案してくれます。

チャット不動産屋「イエプラ」なら来店不要で、チャットやLINEでお部屋探しできます。

「寒がりなので日当たりが良いお部屋を探している」「都市ガスで家賃◯万円以下」など、店舗に行くのと同じように細かい要望が伝えられます。

不動産屋だけが見れる業者専用の検索サイトから紹介してくれるので、条件が良くても家賃を抑えた物件がみつかりやすいです。

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