お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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一人暮らしの大学生に聞いた平均家賃を大公開!部屋探しの条件や親負担かも解説

一人暮らしの大学生の家賃はいくら?のアイキャッチイラスト

一人暮らしの大学生の家賃はいくら?
お部屋探しの条件はどれを優先すべき?

大学に進学するにあたって一人暮らしを始める人は多いです。親に干渉されずに自由な時間が増えるので、ますます大学生活が楽しみになります。

しかし、一人暮らしを始める場合は「家賃」といったお金の問題が発生します。収入がない大学生は、学業とバイトの両立が難しいです…。

当記事では、1都3県在住の一人暮らしの大学生に聞いた家賃帯について解説します!お部屋探しで優先した条件や、親負担か自己負担かについてもあります。ぜひ参考にしてください。

監修 岩井 勇太
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士

日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。

1都3県在住の大学生に聞いた一人暮らしの家賃

大学生に聞いた現在のお部屋の家賃帯の円グラフ
※無回答があったのでパーセンテージでの表記

アンケート調査内容
  • 調査日:2022年8月
  • 媒体:ランサーズ
  • 対象:1都3県在住の大学生100名
  •    賃貸物件で一人暮らし中のみ
  • Q1.現在住んでいるお部屋の家賃は?
  • Q2.お部屋を選ぶ際に最重要視した条件は?
  • Q3.家賃の支払いは誰が負担している?

家賃6万円のお部屋に住んでいる大学生が多い

1都3県在住の一人暮らしの大学生に、現在のお部屋の家賃を聞いたところ「6万円」と回答した人が最も多かったです。

次いで、家賃4万円と家賃5.5万円が多いという結果でした。1都3県で一人暮らしするなら家賃目安は4~6万円ほど良さそうです。

家賃8万円以上のお部屋に住んでいる大学生もいましたが、親と自分で家賃を折半している人が多かったです。

東京都内の家賃6万円のお部屋はどんな感じ?

ATBBに掲載されている中のの家賃6万円のお部屋
出典:業者専用データベース「ATBB」から転載可の物件

都内の学生街で有名な「中野」「高田馬場」「吉祥寺」「明大前」でお部屋を探してみたところ、アパートタイプのワンルーム・1Kのお部屋ばかりでした。

専有面積の平均は16~17㎡だったので、実際に使えるお部屋の広さは5~6畳ほどです。

ただ、学生街でお部屋を探すとロフト付きの物件が多かったです。多少でも広いお部屋に住みたいという人でも、予算内で理想のお部屋を探せます。

▶東京の学生街についてはこちら

1都3県の家賃相場まとめ

ワンルーム 1K・1DK
東京23区 約7.1万円 約7.8万円
東京23区外 約4.3万円 約4.7万円
神奈川 約4.9万円 約5.7万円
埼玉 約4.2万円 約4.5万円
千葉 約4.2円万 約4.8円万

参考:全国宅地建物取引業協会連合会 2022年9月2日の家賃相場

一人暮らしの大学生の家賃は6万円が多かったので、23区内に住むなら平均よりも抑えていることがわかります。

家賃相場は東京23区が最も高いです。都内の大学でない限りは、できるだけ近郊の埼玉や千葉を選んだほうが家賃を抑えられます。

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一人暮らしの大学生がお部屋を選ぶ際に優先する条件は?

大学生に聞いたお部屋を選ぶ際に重要視した条件の円グラフ
※無回答があったのでパーセンテージでの表記

大学までの通学時間を最重要視する人が最も多い

お部屋を探す際に家賃以外で最重要視する条件を聞いたところ「大学までの通学時間」を選ぶ人が、全体の約半分と最も多かったです。

通学時間の目安は、徒歩・自転車なら20分以内、電車なら乗り換え1回以内の乗車時間40分ほどです。

大学から近すぎる距離だと、今度はたまり場になる懸念があります。自分が歩ける適度な距離を選ぶと良いです。

風呂・トイレ別の条件は2番目

風呂・トイレ別の条件は、2番目に人気でした。とくに女子大生は、風呂・トイレ別でお部屋を探す人が多いです。

室内設備をこだわる場合は、家賃が高くなりやすいので本当に必要なものだけに絞ったほうが良いです。

大学生におすすめの家賃が安いお部屋の探し方

希望条件はできるだけ緩和する

大学生におすすめのお部屋の条件
  • ・家賃6万円以内(管理費、共益費込み)
  • ・駅徒歩15分以内(徒歩通学なら20分以内)
  • ・築年数指定なし
  • ・アパートタイプ(木造、軽量鉄骨造)
  • ・エアコン付き
  • ・室内洗濯機置き場

上記の条件で探せば、安いお部屋が出てきやすいです。複数の物件を見比べて、自分の理想に近くて安いお部屋を選ぶと良いです。

なお、女性の一人暮らしの場合は、予算や状況によって「風呂・トイレ別」「オートロック付き」を選択して良いです。ご両親と一緒に、本当に必要か考えてみてください。

安すぎるお部屋は不動産屋に理由を確認すべき

安すぎるお部屋は、壁が薄い・設備が古すぎるなど住みずらい条件が揃っている可能性があります。相場よりも家賃が安いお部屋は、不動産屋に理由を確認すべきです。

ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEから気軽に物件の状況を確認できます。

スタッフがすぐに管理会社に問い合わせてくれるので、最新のお部屋の状況を知れます。事前に予算を伝えておけば、安いお部屋に絞って探してくれますし、費用交渉も可能です。

深夜0時まで営業しているので、受験で忙しい中でも自宅で両親と一緒にお部屋探しができて便利です。ぜひ一度試してみてください。

大学生の家賃は自分負担?親負担?

大学生に聞いた家賃の負担についての円グラフ
※無回答があったのでパーセンテージでの表記

家賃は親負担の大学生がやや多い

家賃の支払い状況についてもアンケートをとってみた結果、親負担が全体の40%とやや多かったです。

学生が全額負担、親と折半はともに30%です。実家の状況などによって、家賃の支払いはバラバラということがわかります。

一人暮らししている大学生の体験談

親が家賃7.5万円を全額支払っている
女性のアイコン寝れればいいので安いところでいいって言ったんですが、親がオートロックや防犯カメラなどの防犯設備必須と言って、ちょっと高いところになりました。家賃7.5万円ですが、親が決めた物件なので全額出してもらっています。一人娘なので結構過保護なところがあるんですが、金銭面では助かっています。(10代後半)
毎月5万円だけくれる
男性のアイコン仕送り代わりに毎月5万円までなら家賃を払ってくれるってことなので、それに収まるようなアパートを探しました。おかげで、自己負担は生活費のみです。バイト代だけでも充分生活できていますね。もう少し家賃を抑えて、浮いたお金を自分のものにすればよかったとは思っています…笑(20代前半)
大学2年目から家賃は全額自己負担…
困り顔の女性のアイコン1年の時は親が家賃を出してくれてたんですが、2年からは自腹です。まぁ、そういう約束で好きな大学に進学したんですけど、正直しんどいですね…。毎日、大学とバイトの往復で友達と遊べないです。せっかくの大学生活も楽しくない…。(20代前半)

親が全額~ある程度出してくれている人は、大学生活を楽しめているようです。

一方で、家賃を全額自己負担している学生は、お金の工面で悩んでいます。仕送りすらない場合は、生活費も自分で稼がなくてはいけないので、精神的にも体力的にもきついです。

毎月の仕送りがないなら親に家賃を負担してもらうと良い

親から毎月の仕送りを貰えない人は、せめて家賃だけは負担してもらえないか事前に相談しておきましょう。

家賃と生活費の両方を自分で稼がないといけない場合は、月140時間ほどバイトしなければいけません。社会人のフルタイム勤務とほぼ同じです。

大学に通いつつ、毎日バイトするはめになります。学業がおろそかになる可能性が高いです。

家賃額で賃貸物件の初期費用が決まる

初期費用の目安は家賃4.5~5ヶ月分

費用の相場
敷金 家賃1ヶ月分
礼金 家賃1ヶ月分
仲介手数料 家賃1ヶ月分+税
前家賃(翌月家賃) 家賃1ヶ月分
日割り家賃 入居日によって変動
火災保険料 18,000~25,000円
保証会社利用料 家賃0.5~1ヶ月分
鍵交換費用 15,000~20,000円+税
その他オプションサービス 不動産屋によって変動

賃貸物件の初期費用の相場は「家賃4.5~5ヶ月分です。家賃5万円なら初期費用は22.5~25万円、家賃7万円なら31.5~35万円です。

礼金なし物件や、連帯保証人のみで契約できるお部屋であれば、初期費用を抑えられます。

物件によって初期費用がバラバラなので、申し込み前に不動産屋に概算の見積もりを貰うと良いです。

そのほか引っ越し費用や家具家電購入費が必要

一人暮らしを始める際は、そのほか引っ越し業者利用料金や、新居に置く家具家電購入費が必要です。

引っ越し費用は5~7万円、家具家電購入費は10~15万円ほどを想定しておくと良いです。

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一人暮らしの大学生の毎月の生活費は最低12万円

食費 27,000円
住居・光熱費 55,000円
保健衛生費 3,500円
娯楽・し好費 15,000円
その他の日常費 20,000円
合計 120,500円

令和2年度学生生活調査結果 大学昼間部」と総務省統計局の「単身世帯家計調査 2020年 (表番号1)」を基に、一人暮らしをした場合の生活費をシミュレーションした結果「毎月12万円」は必要です。

統計データは、学生マンションや下宿先が含まれます。賃貸物件で一人暮らしをする場合は、プラス3万円で考えておくと良いです。

そのため、東京近郊で一人暮らしをする大学生の毎月の生活費目安は約15万円となります。

わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?

当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!

さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

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