最終更新:2021年1月14日

ワンルームって同棲して良いの?もし同棲したらどんな生活になるの?という疑問にお答えします!
ワンルームでの同棲生活を場面ごとにシミュレーションして、ワンルームで同棲するメリット・デメリットなども解説しています!
デメリットをしっかり知ってほしいので、最後まで読んでみてください!
ワンルームで同棲はほとんどの物件がNG
ワンルームは一人暮らし用の物件なので、ほとんどの物件が同棲を認めていません。認めている物件は全体の2割程度です。
ただ、現状は「家賃にあまりお金をかけたくない」「お金は結婚資金の貯金に回したい」などの理由で、同棲が認められていない物件で同棲しているカップルが多いです。
ワンルームで同棲できるかは大家さん次第
同棲を認めるかどうかは全て大家さんが決めています。大家さんとしては、できるだけ住人同士のトラブルを避けたいので、同棲を禁止する傾向にあります。
一人暮らし用の物件に2人で住むと、足音や話し声などの生活音が2倍になり、一人暮らしの近隣住民から苦情が来る可能性が高くなるからです。
ただ、なかには家賃をちゃんと払っているので同棲を黙認しているという大家さんも多いです。
しかし、本来は認められていないので、ワンルームで同棲したいなら同棲OKかどうかを確認し、大家さんが許可している物件を選びましょう。
ワンルームで同棲した場合の生活シミュレーション
ワンルームで同棲した場合のシミュレーションを生活パターン別に紹介します!
1DKや1LDKでは起こり得ないワンルームならではの問題や良い点があるので、ワンルームで同棲を考えている人は要チェックです。
平日の朝
ワンルームだと寝室との区切りがないため、恋人が朝早く家を出なければ行けない場合、同じタイミングで目が覚めてしまう可能性があります。
朝に強い人なら一緒にご飯を食べたりお見送りすることが可能です。
料理するとき
ワンルームだとお部屋に料理のにおいが充満します。料理が上手でも匂いの強いものは作りづらいでしょう。
また、どちらかがスーツを着る仕事であれば、においがついてトラブルになるかもしれません。
洗濯するとき
ワンルームだと常に相手の行動が目に入るので、洗濯物を一生懸命干しているのにゴロゴロされるとストレスがたまりやすいです。
逆に、洗濯物を干していることにすぐ気づけるので、手伝いやすいです。一緒に家事ができるので親密度もアップします。
寝るとき
お部屋のスペース的にワンルームで置ける寝具は1つです。バラバラのタイミングで寝ようとすると、先に寝ている人を起こしかねないので、生活リズムが違うと両者にストレスがたまります。
逆に言えば、ケンカをしていても寝るときは同じ場所なので、落ち着いて話し合いができるでしょう。また、1日の終わりにスキンシップできる場所なので2人の関係も深めやすいです。
ワンルームで同棲はデメリットが多い
ワンルームで同棲することは可能ですが、デメリットが多いです。1つずつ解説するので、ワンルームで同棲するか迷っている人は参考にしてみてください。
・収納スペースが足りない
・相手への新鮮さがなくなる
・1人の時間が取りづらい
・ケンカをしても逃げ場がない
・家に友達を呼びづらい
・隠し事がしにくい
・隔離できないので風邪がうつる可能性が高い
・ゲップやトイレの音を聞かれる可能性が高い
・寝るスペースが狭い
・部屋のレイアウトや掃除を自由にできない
生活リズムの差がストレスに
仕事の都合などで生活リズムに大きな違いがあると両者にストレスがたまります。
例えば、朝が早いのですぐに寝たいのに、相手の帰りが遅いと入浴の音や電気の明かりで寝られないこともあります。結局、寝る時間が相手と同じになってしまい、睡眠不足になります。
円満に暮らすために、なるべく生活リズムを合わせる必要があります。勤務時間が似たような職場を探すのも良いです。
収納スペースが足りない
一人暮らし用のお部屋なので、1人分の収納スペースに2人分の荷物を収めようとすると、まず足りないです。うまく整頓しないとお部屋が荷物であふれます。
収納グッズを使ったり、不要なものはこまめに処分していきましょう。とくに洋服はすぐかさばるので、畳んで小さく収納する習慣を身につけましょう。
また、玄関も靴で溢れやすいです。靴の収納スペースがない場合、縦長のシューズラックを自分で用意すると良いです。縦長のラックなら幅を取らずに収納できます。
コレクション収集が好きな人は、相手の理解がないとコレクションの置き場で揉めるので、ワンルームの同棲は難しいでしょう。
相手への新鮮さがなくなる
毎日一緒にいると、いつでも相手と触れ合えるので新鮮味が無くなり、話題も尽きて会話が減ってしまいがちです。
加えて、お互いの存在が当たり前になり過ぎると、上手くいってない熟年夫婦のように冷め切った関係になってしまうかもしれません。
まだまだラブラブでいたい人には、着替えをお互い見えないようにしたり、ひとりが友達の家に泊まってあえて会えない日を作るなど、お互いの新鮮さを保つ工夫がおすすめです。
そうでなければ、ワンルームをやめて、1人1部屋ある物件を借りたほうが、相手への新鮮さは保ちやすいでしょう。
1人の時間が取りづらい
休日や仕事から帰ってきて、趣味に没頭したりゲームなどしてストレスを発散したくても、1人の空間が無いのでなかなか自由にできません。
両者が休みの日に一緒にいると、相手が構ってほしいと言ってきたら、放置するわけにもいかないので、自分のやりたいことがどんどんできなくなってしまいやすいです。
ストレスがたまらないように「自分の時間がほしい」など、相手と話し合うのも大切です。
ケンカをしても逃げ場がない
「ケンカをしたら、距離を置いて頭を冷やして仲直り」がワンルームではできません。どちらかが外に出て頭を冷やすことになります。雰囲気が悪くても一緒に寝るしかないので気まずいです。
家に友達を呼びづらい
自分だけの部屋ではないので、家に友達を呼びづらいです。また、親や友達との電話も長くはしづらいです。うっかり愚痴もこぼせません。
友達を家に呼ぶときは、お互いに許可を取って都合を合わせましょう。電話をする際には、バルコニーや外に出ると喋りやすくなるでしょう。
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隠し事がしにくい
ワンルームは、常にお互いの行動が見えるので、相手の生活パターンを把握しやすく、いつもと違う行動があれば、気が付きやすいです。
たとえ愛し合っているカップルでも、人間なのでお互い秘密にしておきたい事はあるでしょう。
常に監視しあう状態になってしまうと息が詰まるので、多少鈍感に振る舞うなど干渉しすぎないような工夫も必要かもしれません。
よほど両者がオープンで、なんでもさらけ出せる人で無い限りは、1人が友達の家に泊まりに行ったりして息抜きするのも良いです。
ちなみに、もし浮気をしてしまった場合には、言い訳は難しく、隠すのはかなり厳しいでしょう。
隔離できないので風邪がうつる可能性が高い
風邪やインフルエンザが流行る時期などに1人かかれば、お互いがかなりの注意を払わないと高確率でうつります。
うつらないようにするためには、両者の手洗いうがい、マスク着用を徹底し、できるだけ触れ合わない、寝るときも向き合わずに離れて寝るなどの工夫が必要です。
または、元気な1人は相手が治るまで家に帰らなければうつりません。どうしても体調を崩せないときは、友達の家に泊まったり、ビジネスホテルを使う方法もあります。
ゲップやトイレの音を聞かれる可能性が高い
同じ空間で生活するので、ゲップやおならを聞かれる可能性は高いです。トイレに行くのも気をつかって近くのコンビニでするという人もいます。
音を聞かれるのが恥ずかしくて、毎日気をつかっていては心が休まりません。トイレの音については、後付けの音姫を購入すると良いです。また、スマホの音姫アプリを使うのもおすすめです。
寝るスペースが狭い
ワンルームなので、部屋のスペース的にも寝具は1つしか置けないカップルが多いでしょう。シングルサイズでは寝るスペースが狭いので、だんだん体が凝って痛くなります。
最低でもセミダブルの布団で寝たほうが体は楽です。寝るとき以外はお折りたためるベッドやマットレスを使えば、お部屋のスペースも確保しやすいです。
部屋のレイアウトや掃除を自由にできない
好きなアーティストのポスターを貼りたいときや、家具を好きな色で統一したいときなど、お互いの了解を得ないと勝手にできません。
また、掃除のときには、相手の持ち物は、どれを捨てて良いかわからないので確認の手間があります。
さらに、1人が潔癖症だと、散らかした物の片付けを巡ってケンカになる可能性もあります。2人で掃除のルールを作って分担するべきです。
ワンルームで同棲するメリット
ワンルームで同棲するメリットももちろんあります。1つずつ解説するのでワンルームで同棲するか迷っている人は参考にしてみてください。
・隠しごとをされにくい(できない)
・相手のいろんな面を見られる
・掃除が1部屋で済む
家賃が安く抑えられる
ワンルームの最大の魅力はなんといっても家賃の安さです。
「結婚資金を貯めたい」「2人で海外旅行に行きたい」「外食を楽しみたい」など、家賃を抑えた分を他に回したいカップルにとっては最適です。
隠しごとをされにくい(できない)
デメリットのほうにも書きましたが、ワンルームでは隠しごとがしづらい雰囲気になります。
そのため、浮気をされにくい(しにくい)環境にもなるので、安心して過ごせます。
相手のいろんな面を見られる
同じ空間で過ごしていると、相手のいいところも悪いところも見えてきます。
ワンルームだと、嫌でも一緒に過ごすことになるので、そのうち相手の悪いところを受け入れたり、治してもらえたりすることもあるでしょう。
結婚を前提に同棲するなら、お互いをより深く理解できる良い機会になるかもしれません。
掃除が1部屋で済む
ワンルームだから掃除する場所が少ないので2人で手分けすれば早く終わります。
同棲するなら1DKや1LDKがおすすめ
ワンルームでの同棲はデメリットが多くストレスが溜まりやすいので、1DKや1LDKにすることをおすすめします。
家賃を抑えることが最優先でない限りは、ワンルームで同棲するのはやめたほうが良いです。
ストレスばかりの同棲になって、破局や同棲解消といったことにならないようにしましょう。
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