最終更新:2021年2月19日

二人暮らしのガス代の平均額について徹底解説します。
地域ごとや季節ごとのガス代平均、プロパンガスと都市ガスの料金比較も紹介します!
キッチンとお風呂で節約するコツや水道光熱費のトータル平均額も紹介しています。
二人暮らしの平均ガス代は約4,000円
総務省統計局が公表している家計調査によると、2017年度の二人暮らしの平均的なガス代は4,285円で、二人暮らし以外も含めた平均額は4,725円でした。
ちなみに2000年度の二人暮らしの平均ガス代は4,824円で、年ごとに少しずつ安くなる傾向にあります。
地域ごとの平均のガス代比較
総務省統計局の調査を元に、平均的なガス代を地域別にまとめました。関東圏が最も高額で、北海道・沖縄ではガス代が安くなっているようです。
北海道 | 3,636円 |
---|---|
東北 | 4,558円 |
関東 | 5,354円 |
北陸 | 4,459円 |
東海 | 5,374円 |
近畿 | 5,180円 |
中国 | 4,233円 |
四国 | 4,273円 |
九州 | 4,118円 |
沖縄 | 3,697円 |
ガス代は夏と冬で約2,300円も変わる!
お湯を使う機会が増えるので、夏よりも冬のほうが約2,300円もガス代が高くなります。ガス代は寒い時期ほど高く、暑い時期ほど安くなる傾向があります。
以下の一覧では、1年を季節ごとに分けて平均のガス代をまとめました。
春(3~5月) | 5,778円 |
---|---|
夏(6~8月) | 3,554円 |
秋(9~11月) | 3,761円 |
冬(12~2月) | 5,805円 |
ガス代に関する季節ごとの特徴
季節ごとに、ガス代が高くなる理由や平均的な使用量をまとめました。
夏のガス代は平均より1,500円安い
夏はガス代が一番安い季節です。料金は平均より1,500円ほど安く、ガス使用量は約7㎡です。
夏にガス代が安くなる理由は主に以下の3つで、暑い時期だからこそ取る行動が、自然とガスの使用量を減らしています。
①お風呂をシャワーで済ませることが多い
②長時間加熱しない、冷たい料理が増える
③給湯温度が35℃~38℃と低めになる
冬のガス代は平均より2,000円高い
冬はガス代が一番高い時期です。ガス代は平均より約2,000円は高く、ガス使用量も約15㎡と一年を通して最も多いです。冬にガス代が高くなる理由は、主に以下の3つです。
①湯船に浸かる回数が増える
②洗い物やお風呂の給湯温度が約40℃に上がる
③浴室暖房や暖房器具を使う頻度が増える
春は秋よりもガス代が上がりやすい
春のガス代は平均より約500円高く、ガス使用量は約10㎡です。冬からだんだん暖かくなる時期なので、夏に近づくにつれてガス代が安くなりやすいです。
また、春は1年間で2番目に気温が低い季節です。そのため、皿洗いやシャワーの給湯温度が38℃~42℃くらいの世帯が多く、秋よりもガス代が上がりやすいです。
秋は後半にかけてガス代が上がる季節
秋のガス代は平均より300円ほど安く、ガス使用量は約10㎡です。
秋は四季の中で2番目に平均気温が高く、夏と同様でシャワーで済ませることが多いです。給湯温度は37℃前後のことが多く、ガス使用量が少なくなります。
ただ、冬が近づいてくると気温が一気に下がるので、11月ごろのガス代が非常に高くなりやすいです。
家賃を抑えられればガス代を節約するよりラク
ガス代を抑えるより、毎月の固定費である家賃を抑えたほうがラクです。
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プロパンガスと都市ガスの料金比較
一般的に、プロパンガスよりも都市ガスのほうが料金が安いです。以下の一覧で、プロパンガスと都市ガスの詳しい料金比較をまとめてみました。
プロパンガス | 都市ガス | |
---|---|---|
1㎥あたりの料金 | 504円 | 314円 |
20㎥使用した場合 | 10,080円 | 6,280円 |
基本料金 | 1,574円 | 950円 |
月額合計 | 11,654円 | 7,230円 |
プロパンガスと都市ガスは何が違う?
都市ガスとプロパンガスは以下のような違いがあります。都市ガスとプロパンガスでは都市ガスのほうが費用が安いですが、火力や復旧の早さなどの性能はプロパンガスのほうが高いです。
都市ガス | プロパンガス | |
---|---|---|
使用料 | 低い | 高い |
料金形態 | 公共料金 | 自由料金 |
1㎥あたりの熱量 | 約12,000kcal | 約24,000kcal |
災害時の復旧の速さ | 遅い | 速い |
供給方法 | 地下の配管を繋いで供給 | 液体ガスのボンベを各家庭に供給 |
ガスの重さ | 空気より軽い | 空気より重い |
主成分 | メタン(天然ガス) | ブタン、プロパン |
キッチンとお風呂で節約するコツ
キッチンでの節約方法と、お風呂での節約方法を紹介します。1つ1つのポイントで節約できる金額はわずかですが、小さな節約をいくつも積み重ねれば月間500円~1,000円は節約できます。
キッチンでのガス代を節約するコツ
・料理にこまめにふたをして熱を逃がさない
・火の通りが早い中華鍋で料理する
・火は強火にせずできるだけ中火で使う
・鍋底の水滴は拭き取ってから火にかける
・野菜の下ゆでにはレンジを使う
・短時間で料理できる炒め物を中心に食事を作る
・冷凍物はレンジで解凍してから料理する
・やかんではなく電気ケトルでお湯を沸かす
・食器類はできるだけ冷水で洗う
・一気にたくさん作って作り置きしておく
・ガスバーナーの穴を定期的に掃除する
お風呂でのガス代を節約するコツ
・お湯を溜めたら冷めないうちに2人とも入る
・お風呂のふたをこまめに閉める
・シャワーは洗い流すときだけ使う
・節水シャワーヘッドをつける
・お湯に浸からずシャワーで済ませる
・温度はなるべく40℃以内に抑える
・自動お湯張り機能がある場合は湯量を少なめに調整しておく
水道光熱費の平均額は約21,000円
総務省統計局によると、2人以上で暮らしている世帯の、電気代・ガス代・水道代を合計した水道光熱費の平均月額は、約21,000円でした。
電気代は使用する電化製品が古いと無駄な電力を使っている場合があるので、古い家電から順に買い替えると良いです。
水道代は1ヶ月で約1,500円で、できるだけ水を使わないようにしたり、節水グッズを使うことで300円ほど節約できます。
電力自由化により電気代の安い会社が選べる
2016年4月1日から始まった電力自由化により、消費者が自由に電気代の安い会社が選べるようになりました!
電力会社によって、料金プランや割引キャンペーンがことなります。自分のライフスタイルに合った新電力に乗り換えるべきです。
二人暮らしの電力使用量では、月2,000円ほど節約になり年間25,000円以上お得になることがあります。
以下の記事では、新電力会社のおすすめランキングをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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