最終更新:2021年1月18日

同棲生活しているカップル100組に、現在どういう間取りに住んでいるかアンケートを取ってみました。その結果、同棲カップルに人気がある間取りは、ダントツで「1LDK」でした。
今回のアンケートでは、広めのワンルームや1Kで同棲している人はいませんでした。ほとんどのカップルが1LDK・2DK・1DK・2LDKで同棲していることが分かります。
1LDK・2DK・1DK・2LDKのそれぞれの間取りに住んでいるカップルに聞いた体験談や、どんな生活になるのかメリット・デメリットを紹介していきます。
自分たちの生活スタイルや性格などに合った、最適な間取りを見つけるために是非参考にしてください!
「1LDK」は親密度を上げたいカップルにおすすめ
同棲カップル100組中、39組が選んだ1番人気の高い間取りは「1LDK」です。1LDKのLDK部分の広さは一般的に8畳以上あり、2人で一緒に過ごすのに最適です。
1LDKは以下のようなカップルに向いています。
・常に同じお部屋にいることで親密度を上げたい
・喧嘩してもすぐに仲直りしたい
・1人の時間が無くてもお互い平気
・生活リズムが同じで睡眠時間を邪魔されない
・お互いの生活習慣を理解している
メリットは常に一緒にいられる
1LDKは、リビングが1つに居室が1つの間取りのため、寝室と生活スペースに分けてレイアウトするしかありません。
そのため、リビングにダイニングテーブルを置いて一緒に食事を楽しんだり、大型のテレビやソファを置いて一緒に映画を見たりして過ごせます。
また、あえて小さめのソファを置けば空間を広めに使えるうえ、冬にはこたつも設置できます。そのため、同じお部屋にいる時間を多く取りやすいので2人の親密度が深まります。
居室にダブルベッドを配置すれば、寝るときもずっとくっついていられます。シングルベッドを2つ設置したとしても、空間は同じなので寝起きを共にできます。
デメリットは1人の時間が取りづらい
自分専用のお部屋が無いので、趣味に没頭するため1人になりたいときや、喧嘩をして相手の顔を見たくないときでも、1人でお部屋にこもるというのは難しいです。
また、お互いの生活リズムが違うと、過ごしにくいかもしれません。例えば1人の帰宅時間が深夜で、もう1人が早朝から出勤だと、お互いの睡眠を妨害してしまうかもしれません。
1LDKのお部屋は、お互いの生活リズムが違うカップルより、生活リズムが似ているカップルのほうが同棲しやすいでしょう。
1LDKに住んだカップルの感想
1LDKに住んでいると答えたカップルの、住んでみた感想を紹介します。ほとんどのカップルが、一緒にいられる時間が増えた、リビングが広くて快適な生活を送っていると回答していました。


1LDKのレイアウト例
1LDKの同棲カップルのスタンダードなレイアウト例を紹介します。1LDKの同棲レイアウトの基本は、ベッドを一緒にするか別にするかで決まります。
ダブルベッド1つを配置したレイアウト
居室が6畳と狭めのお部屋の場合は、ダブルベッドを1つ配置して2人一緒に寝たほうがスペースを有効活用できます。
また、ダブルベッドを購入する際はベッド下に収納スペースがあるものがおすすめです。収納スペースが増えるうえ、寝起きにすぐ着替えられて便利です。
シングルベッド2つを配置したレイアウト
居室部分が8畳と広めのお部屋の場合は、シングルベッドを2つ配置してもスペースに余裕があります。
寝る時は別々が良いタイプのカップルにおすすめのレイアウトです。
ベッドを別々にする代わりに、リビングのソファーは小さめのものにしてくっつく時間を増やすのも良さそうです。
来店不要で同棲カップルにピッタリなお部屋を紹介してくれる不動産屋
わざわざ不動産屋に行かなくても「イエプラ」なら、ちょっとした空き時間にチャットで希望を伝えるだけでお部屋を探せます!
SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件もありますし、不動産業者だけが有料で見ることができる信頼性が高い物件情報サイトからお部屋を探して紹介してくれます。
カップル揃って不動産屋に行く時間がない人や、遠くに住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人にもおすすめです!
「2DK」は各自の部屋が欲しいカップルにおすすめ
2DKのDK部分の広さは6畳以上10畳未満で、テーブルを置いて食事用の空間にしたり、一緒にテレビを見たりするのに向いています。
1LDKや2LDKよりも築年数が古めで、物件数が少ないですが、その分家賃が安めで住みやすい間取りです。
2DKは以下のようなカップルに向いています。
・趣味や仕事用に1人1部屋ずつ分けたい
・同棲とはいえ自分のプライバシーは守りたい
・居室が2つ欲しいけど家賃を抑えたい
メリットは家賃を抑えて各自のお部屋を持てる
2DKは、1980年代に主流になっていたため築年数が古い建物が多いです。その代わり家賃が安めに設定されており、住む場所によっては1LDKより2万円ほど費用を抑えられます。
また、床が畳の和室でも良いカップルの場合は、さらに家賃が安いお部屋を探せます。
居室は2つ欲しいけど、家賃も抑えたいというカップルは「2DK」を探してみてください。
ちなみに築年数が古い建物でも、リフォームされていて外観や内装が綺麗なお部屋が多いので掘り出し物が見つかる可能性があります。
デメリットはすれ違いになる可能性がある
2人のお部屋を分ける場合、共有スペースはダイニングのみです。そのため、食事を一緒にとる習慣が無いと、ふれあいが減ってすれ違いになる可能性があります。
とくに生活スタイルが違うカップルの場合は、すれ違いが発生しやすく、喧嘩から破局に繋がる可能性があるので注意してください。
2DKに住んだカップルの感想
2DKに住んでいると答えたカップルの感想を紹介します。使い勝手が良いようで、色々な感想がありましたが、住み心地が良いと答えてくれる人が多かったです。


2DKのレイアウト例
2DKのレイアウトは居室が2つある分、レイアウトの自由度が高いです。
今回は、各自の部屋を持つ場合と、1つを寝室もう1つをリビングとして使う場合のレイアウト例を紹介します。
別々の部屋を持つ場合
別々のお部屋を持つ場合は、1部屋を自分の好きなようにレイアウトできます。
その代わり、ダイニング部分に食事スペースやテレビを見る空間を作る必要があり、やや狭いと感じます。
寝室とリビングとして使う場合
1つを共同の寝室、もう1つをリビングとして使う場合は、生活のメリハリがつきやすいうえ一緒にいる時間が増えます。
ダイニングにはダイニングテーブルを配置して、食事するスペースとして使います。
1つの居室には、ダブルベッドとヘッドボードのみを配置して完全に寝室にします。もう1つの居室にはテレビやこたつなどを置き、リビングとして使ってください。
ただし、居室に収納棚を置くスペースが少ないので、ダイニング部分に収納スペースを作らなくてはいけません。
「1DK」はとにかく家賃を抑えたいカップルにおすすめ
1DKのDK部分の広さは4.5畳以上8畳未満で、2DKのお部屋と同じく、ちょっとしたテーブルやテレビを置いてパートナーと団らんを楽しむ空間にできます。
他の間取りよりも狭いのでプライベートな空間が減りますが、常にパートナーと一緒にいられる、家賃が安いといったメリットがあります。
1DKは以下のようなカップルに向いています。
・常に2人で一緒に過ごしたい
・持ち物が少ないので収納が狭くても大丈夫
メリットは家賃が安い
1DKは居室の数が1つしかないうえ、築年数が古い物件が多いので、家賃が1LDKや2DKに比べて安いです。
住む場所や設備によっては、一人暮らし向けのワンルームや1Kと同じ~それより低い家賃のお部屋が見つかる場合があります。
ちなみに「東京23区・築年数15年以内・駅徒歩15分以内・専有面積13㎡以上」の条件で出てきた、1DKの家賃の安い順30件分の平均金額は以下です。
ワンルーム | 約5.1万円 |
---|---|
1K | 約6.5万円 |
1DK | 約7万円 |
1LDK | 約8.1万円 |
デメリットはお部屋が狭いうえ築年数が古い
1DKのデメリットは居室が1つしかないうえ、ダイニング部分が4.5畳以上8畳未満と狭いため同棲するとかなり窮屈です。
また、DKは1980年代に流行っていた間取りのため、築年数が古いく居室がフローリングではなく畳になっている場合もあります。
お部屋の広さや設備より、家賃の安さを最重要視しているうえ、常に一緒の空間にいることが苦痛ではないカップルでないと、不満が溜まりやすいです。
1DKに住んだカップルの感想
1DKに住んでいると答えたカップルの、住んでみた感想を紹介します。


1DKのレイアウト例
1DKのお部屋は同棲向けのレイアウトの幅が少ないため、実際によくある間取り2パターンでの家具配置例を紹介します。
スタンダードな2DKのレイアウト
1DKはダイニングが8.9㎡(約5畳)、居室が6畳とほぼ同じ広さになっている間取りが多いです。
ダイニング部分は2人掛けのダイニングテーブルと、食器棚くらいしか置けません。スペースを工夫すれば、もう1つ収納棚を配置できます。
居室は6畳ほどしかないので、ダブルベッドを置いてしまうとかなり手狭になります。ベッド下に収納スペースがあるベッドを購入するなど、工夫してください。
ダイニングが細いお部屋のレイアウト
ダイニングが細長くなっている場合は、お風呂やトイレなどの扉もあるので、ほぼダイニングテーブルくらいしか置けません。
居室は先ほど同様に、ダブルベッドとテレビ台くらいしか置けないので、スペースを工夫する必要があります。
ベッドにこだわらないカップルであれば、お布団にして日中はスペースを広く使うなど工夫したほうが良いです。
「2LDK」は結婚前提カップルにおすすめ
2LDKのLDK部分は10畳以上あり、ソファ、テレビ、テーブルなどを置いて2人の団らんスペースを十分に確保できます。
結婚して子供が生まれても充分なスペースがあるので、結婚前提の同棲をしているカップルにおすすめの間取りです。
比較的新しい物件が多く対面キッチンなどの設備が充実しているので、家賃が高めです。そのためお金に余裕がないと厳しいです。
2LDKは以下のようなカップルに向いています。
・映画鑑賞用に大型テレビやソファを置きたい
・趣味や仕事用に1人1部屋ずつ分けたい
・2人で過ごすリビングも欲しい
・将来結婚してもそのまま住み続けたい
・子どもが生まれたら子ども部屋も欲しい
メリットはお部屋が広くレイアウトが自由
2LDKはリビング部分が10畳以上と広めなうえ、居室が2つある間取りなのでお部屋が広くレイアウトの自由度が高いです。
リビング部分にダイニングテーブルを置いて一緒に食事を楽しめるうえ、大型のテレビやソファを置いて2人でゆっくりくつろげます。
居室は別々のプライベート空間にしても良いですし、寝室に1部屋、もう1つを客間や趣味の空間にするなど生活スタイルに合わせられます。
また、将来結婚して子どもが生まれても、リビングに子ども用のスペースを作ったり、子ども部屋として1部屋充てることもできます。
デメリットは家賃がかなり高い
2LDKのお部屋は、間取りの面積が広い分1DK・1LDK・2DKよりも、家賃が2万円前後高く設定されていることが多いです。
そのため収入に余裕がないと、生活費が圧迫されて節約をしながらギリギリの生活を送るハメになります。
家賃を2万円抑えられれば一緒に外食をしたり、遠出していつものデートとは違う思い出を作ったり、将来のための貯金ができたりします。
収入に余裕がない、節約しながらギリギリの同棲生活は嫌だと言う人は、2LDKに住むのをあきらめたほうが良いです。
2LDKに住んだカップルの感想
2LDKに住んでいると答えたカップルの、住んでみた感想を紹介します。広々としている間取りなので、かなり快適な同棲生活を送れるという声がほとんどでした。


2LDKのレイアウト例
各自自分のお部屋を持つパターンと、1部屋を寝室・もう1部屋をウォークインクローゼットにした場合のレイアウト例を紹介します。
別々の部屋を持つ場合
リビング部分にダイニングテーブルとソファーなどを配置し、居室はカップルがそれぞれ自分のお部屋を持った場合のレイアウト例です。
自分一人だけの空間を持てるので、趣味に没頭することができます。
そのかわり、一人の時間を多く確保しすぎるとすれ違いが生じる恐れがあるので、食事やテレビはリビングで一緒にするなど2人でいる時間を増やしましょう。
寝室とウォークインクローゼットとして使う場合
部屋を寝室・もう1部屋をウォークインクローゼットにした場合のレイアウトは、荷物が多いカップルにおすすめです。
1部屋をウォークインクローゼット替わりにするので、ほとんどの荷物を納められます。
そのため、寝室はほぼダブルベッドのみのゆったりとした空間を確保できます。
お家でゆっくり同棲のお部屋を探せる不動産屋
ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、お店に行かなくてもお部屋が探せます。チャットやLINEで要望を送るだけで、同棲にピッタリのお部屋を探してくれます!
「同棲したいけど、どんな間取りにすればいいかわからない!」「2人の職場の間でお部屋を探して!」など、アプリで気軽に相談できます。
SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件も紹介できるので、物件の選択肢が広く、快適な同棲生活を送れるお部屋が見つかります!
また、プロのスタッフが深夜0時までチャットやLINEで対応しているので、寝る前のちょっとした時間でも、家賃や間取り、買い物環境などについて相談できます!
同棲のお部屋の選び方ポイント
新しく同棲するカップル向けに、同棲するお部屋選びのポイントを紹介します。以下の6つのことに気を付けてお部屋を探すと失敗しにくいので、参考にしてみてください。
②家賃は2人の手取り合計の3分の1以内で
③お互いが職場にアクセスしやすい場所で探す
④同棲可能な物件か確認する
⑤部屋の周辺にある施設を確認する
⑥お部屋探しをどちらか1人に任せない
お部屋に求めるこだわりポイントは男性と女性で違うことが多いので、事前によく話し合って希望条件を出し合いましょう。
その際、お部屋の希望条件を出し過ぎると希望のお部屋が見つかりにくいので、5つほどまでに条件を絞っておくと良いです。
目安は、家賃や住む場所などどうしても譲れない条件3つと、駅徒歩や築年数など妥協できそうな条件2つほどが良いです。
また、大家さんの意向で同棲が禁止されているお部屋があります。物件情報サイトに「2人入居可」などの文字がないか、事前に確認しておきましょう。
同棲のお部屋に必要な設備
池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。
広い収納スペース
2人分だと衣類がかなりの量なので、広めの収納スペースがないと大変です。収納家具を別に置いても良いですが、お部屋が狭くなるうえ、ごちゃごちゃして見栄えが悪いです。
クローゼット(CL)や押入れが2つ以上あるお部屋か、ウォークインクローゼット(WIC)という広めの収納があるお部屋がおすすめです。
2口コンロ
狭いお部屋に住む場合でも、自炊するならコンロが2口あるお部屋が良いです。1口コンロで、2人分の料理を作るのはかなり難しいです。
比較的新しい物件なら、1DKなどの狭めのお部屋でも2口コンロが付いています。
独立洗面台
独立洗面台であれば、ドライヤーやハンドソープ、2人分の歯ブラシだけでなく、ヘアワックスやちょっとした化粧品も置いておけます。
また、どちらかがお風呂に入っている時でも洗面台が使えるので、お互いの生活リズムが崩れにくいです。
広めのシューズボックス
2人分の靴はかなりの量になるので、広めのシューズボックスがある物件を選びましょう。2人分の靴が入るか、棚の位置は変更できるかなど内見時に確認しておきましょう。
シューズボックスが小さくて十分な収納スペースがないと、玄関が靴だらけになります。仕事用、休日用を合わせると、2人の靴の数は20足近くなってしまいます。
物干し竿を2本設置できる金具
ベランダにある金具が物干し竿を2本設置できるものであれば、衣類を干すスペースを十分に確保できます。
物干し竿が1本しか設置できない金具だと、2人分の洗濯物を一度に干せません。干せる量が限られてしまうと、洗濯する頻度も上がってしまい、負担になります。
わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?
街の不動産屋に行かなくても、イエプラなら、チャットで相談しながら部屋が探せます!
SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件もありますし、不動産業者だけが有料で見れるサイトで、最新情報をチェックしてくれます!
引っ越し先が遠くて不動産屋に行けない人や、外出を避けたい人にもおすすめです!