2016年1月13日投稿
同棲生活での節約術を徹底紹介!基礎編と実践編に分けて、生活費を抑えるための10のポイントをお教えします!
同棲の節約術【生活基礎編】
まずは同棲生活の節約術として、同棲前から意識しておくべきポイントを以下の5つに分けてお伝えしていきます。家賃や光熱費などの基礎的な部分の話もあるので、とくにこれから同棲する方はよく読んでみてください。
- 家賃が一番の出費に!
- 無駄に広い間取りを選ばない
- 都市ガスにする
- 半同棲状態にはしない
- 生活費の支払いルールを決めておく
以下で詳しく見ていきましょう。
家賃が一番の出費に!
同棲生活でよくでありがちなのが「思ったより毎月の家賃の出費が痛い!どうしよう!?」という悩みです。世間的には家賃は収入の3分の1程度が良いなんて言われていますから、その通りに予算を組んでお部屋探しをしたりすることも多いと思います。
でも毎月継続して何万~何十万という家賃を支払い続けるのは案外辛いものです。契約・入居当初は「大丈夫!」なんて思っていても、2人で旅行に行ったり、家具や家電などの大きな買い物をしたり、水道光熱費や食費などで予定外の出費が出てしまったりすると、瞬く間に毎月の家賃を工面するのがやっとなんてこともよくあります。
また、至極当たり前のことですが、一度決めてしまった部屋はそう簡単に引っ越すことはできませんし(契約的に。)、再度の引っ越しとなると費用も余計にかかってしまいます。
こういった面からまずは『家賃予算を高く見積もり過ぎないこと』を意識するようにしましょう。もしくは『家賃予算+生活費で収入の3分の1程度』と考えてみるといいでしょう。
とにもかくにも、「せっかくだから良い部屋に住みたい!」という希望を持ちすぎて予算組がグダグダになると、後でとっても苦労することになります。まずはこの点を忘れずにいましょう!
無駄に広い間取りを選ばない
上記の家賃の話に関連して、同棲に必要以上の間取りを選ぶのは今はまだもったいないことなので止めましょう。
各々のライフスタイルがあるので、「狭い部屋でもいい/広い部屋じゃなきゃ嫌だ」などの価値観があるとは思いますが、例えば2人だけの同棲生活に2LDKという間取りはさほど必要ではありません(結婚して子供の予定があるなら別の話ですが)。
むしろ世の中にはワンルームや1DK、1LDKで十二分な暮らしができているカップルが多くいます。最近では広めのワンルームタイプのマンションも多くありますし、逆に1LDKでも総面積が狭くて、部屋は複数あるけど、結局1つ1つが狭くて暮らしにくいなんてこともあります。
それでも物件的には『間取りが多い=家賃が高い傾向にある』ものが多いですから、そういった意味でも初めての同棲ではそこまで広い間取りを選ぶ必要がないかもしれません。前述の家賃の話も加味して、今一度話し合ってみてください。
同棲の間取りに関してはこちらの記事を参考にしてください↓
【カップル必見】同棲に勧める間取り
都市ガスにする
あなたは都市ガス・プロパンガス(LPガス)という言葉を聞いたことがありますか?不動産屋さんの物件紹介欄には当たり前のように記載されているこの言葉ですが、実はこのどちらかを選ぶかによって同棲開始後のガス代が大きく変わってきます。
結論から言うと費用をなるべく抑えたいのなら『絶対に都市ガスを選ぶように!』してください。
都市ガスよりプロパンガス(LPガス)が高い理由はここでは割愛しますが、地域によっては都市ガスよりプロパンガス(LPガス)の方が最高で2.2倍も高いというデータが出ています(※一般社団法人プロパンガス料金消費者協会調べ)。
これは仮にガス代(都市ガス)が5,000円だったときに、プロパンガス(LPガス)では11,000円もかかってしまう計算です。
たまにいらっしゃるのが、そういったガス料金事情をあまり知らず(不動産屋さんでちゃんと説明してもらえず)、プロパンガスが契約されている賃貸物件を契約してしまう方で、後々自宅のガス代が異様に高いと感じて初めて気づくなんてケースもよくあります。
ですので、とにかく物件契約前に物件が提携しているガス会社と供給されているガスはどちらなのか?必ず調べるようにしましょう。
【参照】
プロパンガスと都市ガスの料金比較 - 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会
プロパンガスと都市ガスの違いはこちらの記事を参考にしてください↓
プロパンガスと都市ガスの違いは?料金を比較すると?
半同棲状態にはしない
ここからは少し意識の問題というか、お二人の距離感の話をしていきます。
ちょっとドキッとした方もいるかもしれませんが、同棲をするなら、どちらかが相手の家に転がり込むような『半同棲』状態は絶対にしないようにしましょう。道徳的にどうこうとか、将来的にどうこうとかを、ここでは論じるつもりはないのですが、半同棲状態ではしばしば『お金の支払い方』が問題になります。
というのも、半同棲状態では文字通り完全に一緒に暮らしているわけではありませんが、相手が暮らした分だけ生活費が高騰してしまうのは仕方のないことです。
ただそれが、オーナー(物件の契約者・住まわせてあげてる側)の費用負担の認識一つでかなり悪い方向に話が進んでしまうカップルも多々いることを覚えておいてください。
過去の半同棲状態でうまくいかなくなってしまった先輩カップルの例を出します。
「(女性が)週3回しか相手の家にいないのに、家賃・生活費等の折半をさせられた」とか「(男性側が)週5日も一緒に暮らしているから、少しだけでも生活費を支払ってほしいとお願いをしたところ、拒否されケンカになった」など、ちゃんと同棲していれば絶対に起こらないような問題でうまくいかなくなってしまうことも多いのです。
もちろんそれぞれの実家の事情などで、ちゃんと同棲できないカップルもいらっしゃるとは思いますが、将来のためにも極力、半同棲状態で過ごすのはやめた方がいいと思います。
生活費の支払いルールを決めておく
一方で、ちゃんと同棲していてもお金のことで問題が起きてしまうカップルもしばしばいます。
同棲には家賃や水道光熱費、食費、雑費などの生活費が必ずかかります。また結婚を考えているカップルなら貯金もしたいでしょう。けれども、この費用の分担・支払い方を巡ってトラブルになってしまうことがあるのです。
すべてのお金を完全に折半にしているカップルもいますが、それでも目に見えて彼の方が電気や水道を無駄遣いしているような場合に、不公平を感じてしまうことも少なくありません。
また、「家賃や水道光熱費は彼、食費・雑費・貯金などは彼女」という風に決めていても、やはり家賃を支払っている方の負担が大きくなってしまうことは否めません。
こういった部分でお互いに不満が出ないように、同棲生活を始める前にきちんと生活費の支払い方、貯金の仕方などは話合って決めておきましょう!
お金の話はとても現実的で生々しいので、つい遠慮して言いにくい部分でもありますが、それでも2人で一緒に暮らす以上は避けて通れないところなので、頑張って話してほしいと思います。
同棲の節約術【生活実践編】
さて、ここからは同棲生活の中で節約できるポイントを紹介していきたいと思います。今すぐ実践できる簡単な節約術も多数あるので、ぜひ参考にしてみてください。
- なるべく同じ部屋で過ごしてみる
- 生活リズムを同じにする
- お家デート・節約デートもやってみる
- 自炊に取り組む!
- 家計簿をつけよう
ところで、あなたは同棲生活でまず真っ先に節約できるのは何だと思いますか?
答えはとても簡単ですが、きっとあなたも幼いころから親に言われてきたであろう『水道・電気・ガスなどの無駄遣いをなくすこと』ですね。
ということで、個々で節水・節電・節ガスを意識するのは大前提として、それを2人でより節約する方法を中心にお伝えしていきたいと思います。
なるべく同じ部屋で過ごしてみる
電気代・ガス代の節約に役立つ節約術の一つが『一緒の部屋で過ごす』ことです。常に一緒に部屋いるのが嫌だという方もいるかもしれませんが、1つの部屋で過ごしていた方が使う電気も一か所で済みますし、暖房などの効きも良くなります。
お互いにいっぱいコミュニケーションが取れる関係性を築けば、一緒の空間にずっといることも苦じゃありませんし、節約もできて、まさに一石二鳥です!
先輩カップルの中には、「これまでは1LDKのお家で、別々の空間にいることも多かった私たちですが、同じ部屋で過ごすようにしてからは、電気代が2割ほど下がりました!」という方もいました。
生活リズムを同じにする
共働きでしかもシフト制のお仕事をしている方がいる家なんかは、生活リズムを同じにするのが難しい場合もあるかと思います。
でも、なるべく「ご飯を同じ時間に食べる、家にいる時間を同じにする、お風呂の時間をあまり空けない、寝る時間を合わせる」などを心がけましょう。
ご飯を温めなおす手間がなくなり、電気の点灯時間が減り、湯船を温めなおすためのガスや水道も必要なくなるので、節約効果が見込めます!
すごく無理して相手に生活リズムを合わせる必要はありませんが、合わせられる環境なら2人の生活リズムを極力合わせることで、高い節約効果が望めるでしょう。
さらに前述の同じ部屋で過ごすようにすることも併せて実践すると、なお一層節約効果があるでしょう。
お家デート・節約デートもやってみる
同棲しているとはいえ「休日は沢山デートしたい!」という方も多いと思います。でもデートするにもお金がかかってしまうことが多いです。そんなときは『あえて外に出ない!』とか『自然を満喫する!』というように、デートを工夫してみるといいですよ♪
お2人のライフスタイルによって好みはあると思いますが、インドア派の2人ならDVDを借りてきたり、ゲームしたり、何気ない日常を過ごすのもアリ。
アウトドア派の2人なら近所や近くの街まで散歩したり、山登りに行ったりとお金をかけずに遊ぶことはいくらでもできます。
先輩カップルの皆さんも、「休日はあえてお家でまったり過ごす」という方も多いようで、普段はちょっと忙しくて一緒に行けない日用品や食材の買い物や、溜まっていた家事を一緒にやるというのも、気張って外にデートに繰り出すより、ずっと楽しく休まるかもしれませんね。
自炊に取り組む!
生活費の中でも家賃の次に高くつき、2人の努力次第で最も節約できるのが『食費』。食費を節約するためにはまずは日々の食事を自炊することから始めてみましょう!
ただ、自炊をしたからと言って、なんでも節約になると思ってはいけません。自炊も多少工夫しながら取り組むことで大きな節約効果を得ることができます。
ともあれ、そもそも自炊をしなければ節約に食費の節約に取り組むこともできませんから、『まずはお家でご飯を食べる、そしてそのご飯は自分たちで作る』これを意識して生活してみましょう!
同棲の際の食費に関してはこちらの記事を参考にしてください↓
同棲中の食費の平均は?食費を抑えるテクニック教えます!
家計簿をつける
最後に節約するならこれだけはやっておいて!ということがあり、それが『家計簿をつけよう』ということです。
お金の支出の全部に家計簿をつける必要はないと思いますが、食費や水道光熱費、雑費(生活必需品費)の節約しているお金の管理は家計簿につけた方がいいでしょう。
最初の数か月は家計簿をつけていても「生活費ってこんなもんなんだ」としか思えませんが、データが蓄積してくると例えば水道光熱費や食費などは、「先月よりちょっと上がった/下がった」などを可視化することができます。
節約効果を最大限高めるためにも、この「上がった/下がった」というお金の流れが見て感じることが大事で、それを繰り返していく中で、「良い感じ」「もう少し気を付けよう」などの意識が芽生え、節約生活を上手にマネジメントしていくことができるのです。
お金に関しては基本的に見栄っ張りで、「なんとかなる!」と思いたいのが男の人ですから、結構お金の管理に関しては大雑把な彼も多いと思います。そんなときこそあなたが思い切って家計簿をつけてみましょう!きっとこれまで以上に節約生活がうまくいくようになりますよ!
同棲生活の節約術はいかがでしたか?
なんでもそうですが、とくに「節約したい!」というなら、2人で一緒に取り組むようにしたいものですね。また節約するにも「結婚資金を貯める!」というような明確な目標があるとなお良いです!
最初は少し大変でも徐々に2人のルールが出来上がり、そんな生活を送っているといつの間にかそれが夫婦の形となり…なんてことも良くあります。
同棲生活を楽しみながら節約する術がいくつもありましたので、ぜひあなたのお家でも実践してみてください。
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