最終更新:2021年1月7日

定期借家を再契約する場合、費用ってかかるの?という疑問を解消します!
どういった費用がかかるのか、いくら用意すればいいのかなど、再契約費用について詳しく説明します。
定期借家の再契約時に注意すべきことも解説するので、定期借家に住もうか悩んでいる人は是非参考にしてください!
定期借家契約は双方の合意があれば再契約できる
定期借家契約とは、あらかじめ契約期間が定められている契約のことです。原則、契約期間が終了したら更新できず、退去しなければなりません。
しかし、大家さんと借り手双方の合意があれば、再度契約し直すことができます。
通常の賃貸物件のように更新料はかかりませんが、契約金を支払う必要があります。
契約終了の6ヶ月前までに通知が来る
定期借家契約の場合、契約終了の1年~6ヶ月前までに大家さん、もしくは管理会社から契約期間満了の通知が届きます。
再契約できるかどうかは、契約満了通知の書面に記載されています。
もし6ヶ月前になっても何も通知が来ない場合、大家さんや管理会社が忘れている場合があります。管理会社に直接問い合わせましょう。
定期借家の再契約は費用がかかる
再契約をする場合は、更新と違って新たに契約し直すことになるので、再契約金がかかります。
大家さんによって必要費用は異なりますが、目安は家賃の1~2ヶ月分ほどです。以下は、家賃に対する目安金額一覧です。
家賃8万円 | 約9~18万円 |
---|---|
家賃9万円 | 約10~20万円 |
家賃10万円 | 約11~22万円 |
家賃11万円 | 約12~24万円 |
家賃12万円 | 約13~26万円 |
再契約時にかかる主な費用は4つです。
・仲介手数料
・敷金、礼金
・保証料
事務手数料
再契約時の契約書類の作成などにかかる事務手数料です。
一般的には家賃の約0.5~1ヶ月分かかることが多いです。
仲介手数料
大家さんとの間に不動産屋が仲介として入っている場合、仲介手数料がかかります。
事務手数料と同様に、家賃の約0.5~1ヶ月分かかることが多いです。
敷金、礼金
定期借家契約の場合、契約時の初期費用に敷金と礼金がかからないことが多いです。
再契約時も同様に、敷金と礼金は免除されることが多いです。
保証料
保証会社との契約は、通常通り更新になる場合と再契約が必要な場合があります。
どちらになるか不動産屋によって異なるので、確認してみましょう。
ちなみに更新料の相場は約1万円、再契約料(初回保証料)の相場は家賃の1ヶ月分です。
定期借家を再契約する際の注意点
定期借家を再契約する際、注意すべき点が3つあります。
それぞれについて解説するので、トラブルを起こさないように気を付けましょう。
契約書類一式を記入する必要がある
再契約の際は、契約書や重要事項説明書など、契約書類を再度記入しなければなりません。
契約書類は、不動産屋から郵送で送られてくることが多いです。届いたら必要事項を記入し、印鑑を押して速やかに返送しましょう。
書類提出が遅れてしまうと、再契約ができずトラブルの元になります。
また、記入を誤った場合は二重線を引き、訂正印を押しましょう。
トラブルや家賃滞納があると再契約を断られる
大家さんや管理会社とトラブルがあったり、家賃を滞納し続けていると、再契約を断られてしまう場合があります。
もし住み続ける意思があるのであれば、なるべくトラブルを起こさないように、物件のルールを守って暮らしましょう。
再契約のタイミングで家賃が値上がりすることがある
大家さんによっては、再契約の条件として家賃を値上げする場合があります。
その場合、家賃を値上げする旨を契約期間満了通知に記載しています。
大家さんが提示してきた条件に納得できなければ再契約はできません。
家賃の値上げに応じることができない場合、再契約は諦めましょう。
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