お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

専有面積はどこの部分?ロフトやバルコニーは含む?一人暮らしに必要な広さとは

専有面積とは?のイメージイラスト

専有面積とはどこの部分のこと?
ロフトやバルコニーは含まれる?

せっかく引っ越すなら広いお部屋が良いですよね!同じ間取りでも、専有面積が広いほうが私物や家具家電を多く置けます。

しかし、専有面積だけでお部屋を決めるのは危険です。床面積には含まれていない箇所もあり、物件の魅力を見逃す可能性があります…。

そこで当記事では、専有面積はどこの部分を指すのか解説します。含まれないものや、一人暮らしに必要な広さも紹介しています。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

専有面積とは

専有面積とは、マンションやアパートなどの集合住宅で、居住者だけが自由に利用できるお部屋の内部の面積のことです。

お部屋の内部のみの面積なので、バルコニーやパイプスペース(配管スペース)、メーターボックスなど、お部屋の外側についている部分は専有面積には含みません。

また、お部屋の屋根裏や天井スペースに当たるロフトや、床の一部としてカウントされる床下収納も、専有面積には含まれません。

ちなみに、物件情報には「専有面積:○㎡(平米)」のように載っており、まれに「占有面積」と表現されることもあります。

専有面積に含めないもの一覧

下記の2つの画像の赤い枠線は、専有面積に含まれる範囲を表したものです。バルコニー(ベランダ)、ロフト、玄関ポーチなどが専有面積の測定範囲から外れているのが分かります。

専有面積がわかりやすい間取り
ロフトがあるお部屋の専有面積の測り方

物件に付属していて居住者が専有していても、専有面積に含めないものは以下の7つです。

専有面積に含めないもの
・バルコニー(ベランダ)
・テラス
・ロフト
・床下収納
・パイプスペース
・メーターボックス
・玄関ポーチ

同じ専有面積であっても、バルコニーやロフトがあるかどうかで、実際に使えるスペースは変わります。お部屋探しの際は、専有面積の数字以外にも目を向けましょう。

ただ、まれにバルコニーやロフトも専有面積に含める不動産屋もいます。間取り図を見て、不自然に専有面積が広いと感じたときは、専有面積の範囲を不動産屋に確認すると良いです。

検索で見つからないお部屋を探せる不動産屋
「イエプラ」は
検索で見つからない
お部屋を探します
イエプラの特徴
  • 検索で見つからないお部屋探します
  • 仲介手数料基本0円
  • 上場企業が運営で安心

一人暮らしするなら専有面積は19㎡前後が目安

一人暮らし向けの間取りであるワンルームや1Kは、専有面積が19㎡前後が目安です。

やや家賃を抑えたいのであれば、少し狭めの15~18㎡のワンルームがおすすめです。

1Kの場合は、キッチンスペースが別になっているのでワンルームよりやや広く、専有面積が18~22㎡ほどのお部屋が多いです。

もし収入に余裕があったり、バス・トイレ別などの設備を重視したい人は、専有面積25㎡ほどのお部屋を探したほうが良いです。

専有面積を畳数や坪数に置き換える早見表

物件情報に載っている専有面積を、畳数や坪数などの広さを表す別の単位に置き換えるための早見表をまとめました。

分かりやすくするために、1畳あたりの平米数、坪数に換算する方法で作っています。1畳は、平米数で表すと1.62㎡、坪数に置き換えると0.5坪です。

畳数の青い文字をタップすると、対応するお部屋の広さを家具配置などのレイアウトを交えて説明した記事に移動します。

平米(㎡) 坪数
1畳 1.62㎡ 0.5坪
2畳 3.24㎡ 1坪
3畳 4.86㎡ 1.5坪
4畳 6.48㎡ 2坪
5畳 8.1㎡ 2.5坪
6畳 9.72㎡ 3坪
7畳 11.34㎡ 3.5坪
8畳 12.96㎡ 4坪
9畳 14.58㎡ 4.5坪
10畳 16.2㎡ 5坪
11畳以上の平米数(㎡)と坪数はこちら
平米(㎡) 坪数
11畳 17.82㎡ 5.5坪
12畳 19.44㎡ 6坪
13畳 21.06㎡ 6.5坪
14畳 22.68㎡ 7坪
15畳 24.3㎡ 7.5坪
16畳 25.92㎡ 8坪
17畳 27.54㎡ 8.5坪
18畳 29.16㎡ 9坪
19畳 30.78㎡ 9.5坪
20畳 32.4㎡ 10坪
21畳 34.02㎡ 10.5坪
22畳 35.64㎡ 11坪
23畳 37.26㎡ 11.5坪
24畳 38.88㎡ 12坪
25畳 40.5㎡ 12.5坪
26畳 42.12㎡ 13坪
27畳 43.74㎡ 13.5坪
28畳 45.36㎡ 14坪
29畳 46.98㎡ 14.5坪
30畳 48.6㎡ 15坪
31畳 50.22㎡ 15.5坪
32畳 51.84㎡ 16坪
33畳 53.46㎡ 16.5坪
34畳 55.08㎡ 17坪
35畳 56.7㎡ 17.5坪
36畳 58.32㎡ 18坪
37畳 59.94㎡ 18.5坪
38畳 61.56㎡ 19坪
39畳 63.18㎡ 19.5坪
40畳 64.8㎡ 20坪
41畳 66.42㎡ 20.5坪
42畳 68.04㎡ 21坪
43畳 69.66㎡ 21.5坪
44畳 71.28㎡ 22坪
45畳 72.9㎡ 22.5坪
46畳 74.52㎡ 23坪
47畳 76.14㎡ 23.5坪
48畳 77.76㎡ 24坪
49畳 79.38㎡ 24.5坪
50畳 81㎡ 25坪

ただし、上記の畳数目安は、居室のみではなく、キッチンやお風呂場なども含めた総畳数で表記しています。

おすすめ人気記事
お部屋探しの裏ワザのアイコン
スーモやホームズにない物件を探す裏ワザ!
記事を読む ▶

おとり物件が少ないサイト3選のサムネイル
不動産屋の悪質な広告「おとり物件」が少ないサイト3選!
記事を読む ▶

専有面積の測定方法は2種類ある

専有面積の測定方法には「内法面積」と「壁芯面積」の2種類があります。

内法面積とは、お部屋の壁より内側の床面積を測ったものです。入居者が自由に使えるスペースを正確に知るのに役立ちます。

一方で、壁芯面積は壁や柱の中心から物件の面積を測る測定方法です。壁、柱の厚さの半分が専有面積の数値に含まれるため、実際に使用できるスペースとズレがあります。

壁芯面積で測った場合、掲載されている数字のおよそ5%が壁や柱の部分にあたります。例えば、壁芯面積60㎡のお部屋であれば、使える空間は57㎡ほどです。

壁芯面積 内法面積
壁芯面積 内法面積

賃貸物件は内法面積で掲載されることが多い

賃貸の物件情報には、内法面積で測られた数値が専有面積として載っていることが多いです。内法面積は登記簿に使用する面積で、大家さんや不動産屋が利用しやすいからです。

よく、登記簿や物件情報で書かれている床面積というのは、この内法面積で測られた、実際に利用できる範囲の面積です。

一方、分譲マンションの売買などに使われるパンフレットには、壁芯面積が使われることが多いです。壁芯面積は建築基準法で指定されている測り方で、物件の完成前に数値が分かるからです。

ただ、なかには、賃貸物件の募集であっても壁芯面積の数字を載せて、居住スペースをより広く見せようとする不動産屋もいます。

物件情報を見ただけでは内法面積か壁芯面積かは判断できないので、心配な人は不動産屋に問い合わせると良いでしょう。

わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?

当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!

さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトはこちら
follow us in feedly
仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトへ
仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトへ
お役立ちまとめページ
  • 東京大阪周辺の住みやすさ大図鑑東京大阪周辺の住みやすさ大図鑑
  • お部屋探しの前に知るべき知識お部屋探しの前に知るべき知識
  • 家賃の上手な決め方家賃の上手な決め方
  • お部屋の間取りや広さについてお部屋の間取りや広さについて
  • 賃貸契約の初期費用について賃貸契約の初期費用について
  • 入居審査についての疑問解決入居審査についての疑問解決
  • 不動産屋を賢く利用する知恵不動産屋を賢く利用する知恵
  • 引っ越しに必要な費用について引っ越しに必要な費用について