お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

線路沿いは騒音が気になる?電車の音はうるさい?メリット・デメリットを解説

線路沿いの賃貸について考える女の子のイラスト

線路沿いは騒音が気になる?
電車の音はうるさい?

お部屋探しをするなら、できるだけ家賃が安い物件が良いですよね。駅近にもこだわっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、駅近で家賃が安い物件は、線路沿いに建てられている可能性が高いです。早朝から夜中まで電車が走って睡眠不足になることも…。

そこで当記事では、線路沿いの賃貸物件の選び方を解説します。線路沿いに住むメリットとデメリットや、防音対策もまとめました。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

騒音問題があるので家賃が安い

線路沿いの物件の家賃は、同じ間取りや築年数の物件と比べて5000~10000円安く設定されることが多いです。騒音問題のために人気が無く、空室が埋まりにくいからです。

朝早く活動し始める人や、休日も家を開けがちな人であれば騒音の影響は少なくなります。

駅から徒歩5分以内の物件も珍しくないので、通勤・通学にとても便利です。道が開けているので見通しが良く、雨の日でも安全に行き来できます。

学生の一人暮らしや新社会人のように収入に余裕がない人や、騒音問題に目をつむれる人にとっては魅力的な物件といえます。

家賃は安く抑えたいけれど、駅へのアクセスも妥協したくない、そんな人におすすめです。

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線路沿い物件のメリット

京成線の線路

家賃や駅から近いこと以外にも線路沿い物件にはメリットがあります。

・街灯が多く夜道が安全
・窓が線路向きなら日当たりが良い
・住民同士の騒音トラブルが起きにくい

以下で詳しく解説していきます。実際に住むイメージをしてみてください。

夜遅くても明るくて安全

駅からの道のりには街灯や電車の明かりが多く、常に人の目があります。仕事で遅くなった日や女性でも安全して帰宅できます。

駅の近くには夜でも賑わっています。帰宅途中の買い物や夕食にも不便しません。

窓が線路向きなら日当たりが良い

お部屋の窓が線路側に向いているお部屋は、日当たりに期待できます。

線路のある方向には背の高い建物がないので、日差しが遮られません。

湿気が少なくカラっとしたお部屋で過ごせるので、洗濯物を部屋干しする人やカビやダニのアレルギーに悩んでいる人におすすめです。

住民同士の騒音トラブルが起きにくい

線路沿いの物件に住むと、日夜電車や踏切の音が耳に入ってきます。

元から騒音におおらかだったり、住んでいる内に騒音に慣れた住民が多いので、多少の物音では住民同士のトラブルは起きにくいです。

イヤホンを付けずに音楽を聴いたり、TVを見たい人におすすめです。

線路沿い物件のデメリット

上中里駅北側の線路

騒音問題を筆頭に、線路沿い物件のデメリットをまとめました。

・電車による騒音問題がある
・電車が通るたび建物が揺れる
・電車から室内を覗かれる
・人通りが多い

電車が通ることで起きるデメリットが多いです。項目ごとに解説していくので、お部屋探しの参考にしてください。

電車による騒音問題がある

線路の側に住む人は、電車の通過する音や踏切の警告音に頭を抱えることが多いです。踏切の近くには人通りがあり、人が行き来する音や話し声も多くなります。

夜や早朝になっても騒音は無くならず、不眠症やストレスのの溜まる原因になります。

環境省が発表した在来鉄道騒音測定マニュアルによると、在来線から25m離れた場所でも80db前後の騒音があるとされています。

80dbとは走行中の電車内やパチンコ店と同程度の騒音です。

日常生活に支障をきたさない騒音は40~50dbほどで、図書館やエアコンの室外機の騒音がこれにあたります。

電車が通るたび建物が揺れる

築年数や建物構造、線路までの距離にもよりますが、電車が通るたびにわずかに揺れることがあります。

線路から10m以内の場所に建っている木造や軽量鉄骨造のアパートの場合、特に振動が伝わりやすいです。

体験しないとイメージしにくいですが、水面や小物がずっと揺れているとかなりストレスに感じます。

電車から室内を覗かれる

電車から誰かに覗かれる人のイラスト
窓が線路側に向いている1~2階のお部屋の場合、電車から室内の様子や干している洗濯物が見えてしまうことがあります。

プライベートな空間を覗かれことは、防犯上でも危険です。住人の人となりが知られることは、ストーカーなどの犯罪に巻き込まれるきかっけにもなります。

洗濯物は見えない高さや位置に干す、ミラーレースカーテンをつけるなどして、対策するべきです。

窓や洗濯物が汚れやすい

線路沿いの物件は、電車が巻き上げるホコリや土煙のせいで窓や洗濯物が汚れやすいです。

線路までの距離にもよりますが、換気のために窓を開けていると、室内にまで土煙が入ってくる危険もあります。

ひどい場合は換気扇からも入ってきます。フィルターを設置するなどの対策は必至です。

人通りが多い

奥まった立地の物件と比べると人の目が多いです。特に踏切の近くでは一日中人の行き来が止みません。

1階のお部屋に住んだ場合、ガーデニングなど屋外での活動に抵抗を感じる人が多いでしょう。

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防音性が高いお部屋の特徴

以下のような特徴のお部屋であれば、騒音を軽減できます。

・建物構造がRC造かSRC造
・窓やサッシが防音用になっている
・高い階数のお部屋

建物のつくりや階層など入居後では変更できない要素が多いです。お部屋探しや内見時に参考にしてください。

建物構造がRC造かSRC造

コンクリートは音を遮断する性質があります。

建物の構造が「RC造(鉄筋コンクリート造)」か「SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)」になっている物件は、コンクリートを使用しているため「木造」や「鉄骨造」よりも遮音性が優れています。

高い音をより遮るので、踏み切りの「カンカンカン」という音が苦手な人におすすめです。

建築費が多く掛かるので家賃は高くなりますが、より防音性が高いのは「SRC造」です。

建物構造ごとの特徴については、別の記事で詳しく解説しています。よければ参考にしてください。

▶木造やRC造などの建物構造の解説はこちら

窓やサッシが防音用になっている

ペアガラスや、防音合わせガラスが使われた防音窓、既存の窓の内側に防音サッシが使われているお部屋は、普通のお部屋と比べて防音性が高いです。

窓は外気の通り道でもあるので、防音性能が高ければ断熱効果も高くなります。

防音用の窓やサッシになっていても完全に音を遮断できるわけではなく、換気のときには効果を失ってしまします。あくまで「無いよりマシ」といったレベルの設備です。

必ず内見をして、どのくらいの防音性があるか確認する必要があります。

高い階層のお部屋

音は距離が離れるほど小さく聞こえるので、高い階のお部屋ほど騒音が軽減されます。5階以上であれば効果に期待できます。

大きなマンションやビルが密集している地域では、音が反響して大きくなることがあります。内見の際は周囲の環境も確認が必要です。

線路沿い物件に住みたくなったら

線路沿いの物件を探すときには、チャット不動産屋「イエプラ」がおすすめです。

初めての一人暮らしや線路沿い物件のお部屋探しに、AIではなくスタッフが直接対応してくれます。

深夜0時まで営業しているので、どんな小さな疑問や不安も納得のいくまで質問できます。

業者専用のデータベースからお部屋を探してくれるので、SUUMOやHOMESなどネット上に無い非公開物件も探せます。

線路沿いに住むなら騒音対策をすべき

電車の音を軽減する対策をまとめました。

線路沿い物件を検討している人だけでなく、既に騒音に困っている人も参考にしてください。

・防音カーテンをつける
・防音テープをつける
・線路側に家具を配置する

完全に音を遮ることは難しいですが、工事が必要なく個人でも簡単にできる対策です。

以下で詳しく解説していきます。

防音カーテンをつける

防音カーテンは高音を防ぎやすく、レールと車輪が擦れる音などに効果的です。

テレビの音や女性が話す声にも効果的です。お部屋の生活音やプライベートが外に伝わることも防げます。

防音カーテンは窓に密着させるほど騒音を防げます。窓より一回り大きいサイズにして、壁の内側にピンなどで固定するとより効果的です。

遮音テープをつける

サッシやドアの隙間を遮音テープで塞ぐのも効果的です。

音は空気を通して伝わります。防音カーテンと同じように空気の通り道を塞ぐことで、より高い遮音効果が得られます。

窓を空けるのに軽く力が必要な程度の厚さのテープががおすすめです。室内をより密閉できるので、隙間風も防げます。

線路側に家具を配置する

タンスとソファ
線路側の壁に家具や家電を配置すれば、緩衝材になってくれます。

壁を伝って届いた音を遮るので、揺れが伝わるほど線路に近いお部屋でも効果的です。

壁にぴったり付けてしまうよりも、1cmほど離すほうが防音効果があります。騒音や土煙が気になって換気がしにくいお部屋ではカビ対策にもなります。

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