最終更新:2021年1月6日

ルームシェアを検討している人に向けて、ルームシェアのメリット12個とデメリット13個を詳しく解説しています。メリットとデメリットの解説には、ルームシェア経験者の生の体験談も紹介しています。紹介する内容を踏まえて、ルームシェアするのか、判断材料にしてみてください。
ルームシェアするメリット・デメリット
ルームシェアするメリットとデメリットをまとめてみました。以下の項目を、それぞれ詳しく解説していきます。
メリット
・1人で住むより条件の良い部屋に住める
・生活費が節約できる
・より良い家電や家具が揃えられる
・生活リズムが整う
・シェアメイトで家事を分担できる
・他人と暮らすことに抵抗が無くなる
・様々な生活シーンで助け合える
・話し相手や相談相手が身近にいる
・作った食事を食べてくれる人がいる
・帰ったら食事ができていることがある
・2人以上住むことで防犯面で安心感がある
・帰宅途中のちょっとしたお願いが言える
デメリット
・シェアメイトが家賃を滞納する可能性がある
・プライベートの時間と空間が減る
・1人に家事の負担が偏ることがある
・価値観の違いで喧嘩になることがある
・相手都合でルームシェア解消の場合がある
・物音や気配で眠れないときがある
・トイレなどを好きなタイミングで使えない
・相手に依存してしまう、されてしまう
・光熱費や日用品の分担で揉めることがある
・友人を家に誘いづらい
・シェアメイトの友人が頻繁に来ると揉めがち
・シェアメイトのトラブル時に影響を受けやすい
・物を盗まれたり壊される可能性がある
ルームシェアするメリットの解説
上記で説明したメリットを、実際にルームシェア経験者の体験談と一緒に見ていきましょう。
1人で住むより条件の良い部屋に住める
ルームシェアは基本的に家賃を折半するので、好条件の物件に住むことができます。
部屋全体が広くなることはもちろんですが、築浅や駅近・防音性の高い物件、セキュリティーが充実している物件に住めるかもしれません。
生活費が節約できる
ルームシェアすると、家賃や水道光熱費などをシェアメイトで分担するので、一人暮らしに比べ生活費を節約できます。
より良い家電や家具が揃えられる
ルームシェアなら費用を折半することで、より大きく性能が良い、豊富な種類の家電や家具を揃えることもできます。
ただ、注意点として、家具や家電を買う際は、退去時に誰が持っていくか決めておきましょう。
生活リズムが整う
ルームシェアしていると、自分以外の生活音で目が覚めたり、気を遣って夜更かししないようになるので、生活リズムが整う人が多いです。
シェアメイトで家事を分担できる
ルームシェアなら住んでいる人の数で家事を分担することによって、1人当たりの家事の負担を減らすことができます。
他人と暮らすことに抵抗が無くなる
他人と生活するのに慣れておくと、今後結婚などで同棲をする際も、抵抗無く生活できるかもしれません。
様々な生活シーンで助け合える
ルームシェアをしていると、費用の負担や家事の分担以外にも、病気や何かトラブルが起きたときなど様々なシーンで助け合うことができます。
話し相手や相談相手が身近にいる
ルームシェアをすると、誰かと話したいときや相談したいときに、すぐに話すことができるので、1人で悩まずに済みます。
作った食事を食べてくれる人がいる
一人暮らしの場合、自分で作って自分で食べるだけでしたが、ルームシェアをすると、作った食事を食べて感想を言ってもらえることもあるので、料理に対するモチベーションもあがります。
帰ったら食事ができていることがある
相手が食事担当の場合、好意で食事を用意してくれている時は、帰宅してすぐに食事ができます。
2人以上住むことで防犯面で安心感がある
2人以上住むことで家を空ける時間が一人暮らしに比べて減るので、空き巣などの犯罪に巻き込まれる可能性が少なくなります。
帰宅途中のちょっとしたお願いが言える
帰宅してから「忘れてた!」ってときでも、簡単なことならシェアメイトにお願いできます。
例えば「ポスト見てきて」や「牛乳買ってきて」など、帰宅ついでにできることを頼めるのもルームシェアの良い点です。
ルームシェアするデメリットの解説
ルームシェアにはメリットだけでなく、デメリットもあります。注意点や解決策を紹介していきます。
シェアメイトが家賃を滞納する可能性がある
ルームシェアは家賃をシェアメイトの人数で割るので、1人でも滞納すると家賃が払えないというトラブルに繋がります。
また、その問題をきっかけに友情にもヒビが入るかもしれません。
滞納する状況を作らないように、毎月給料が入ったらすぐに回収すると良いです。それでも心配な人はデポジットとして、前もって1ヶ月分の家賃をお互いに入れておきましょう。
デポジットとは家賃を滞納したときに、前もって預かっていた金額から差し引いていき、退去まで使うことが無ければ返金される保証金のことを言います。
プライベートの時間と空間が減る
ルームシェアは、形式上は自分の部屋が確保できますが、他人と住まいを共有しているため、プライベートの時間と空間は作りにくくなります。
勝手に部屋に入ってほしくない場合は内側から鍵をかけると良いです。ホームセンターやネットなどで簡単に取り付けられる鍵が安価で売っているので、気になる方は見てみましょう。
価値観の違いで喧嘩になることがある
ルームシェア相手は所詮他人です。掃除の仕方、料理の好み、リビングでの過ごし方など、「価値観やライフスタイルが違う」と感じることは多いです。
喧嘩にならないように「相手のライフスタイルや価値観を尊重すること」という考え方に変えると良いでしょう。
他人は自分と異なる部分が多かれ少なかれあるはずです。理解したうえで生活を送っていれば、多少の価値観の違いで一喜一憂しないで済みます。
相手都合でルームシェア解消の場合がある
ルームシェアは一時しのぎで暮らす人が多いので、シェアメイトに彼氏彼女ができたり、転勤が決まったりすれば、あっさり解消することが多いです。
ルームシェアを考えているなら「ルームシェアは半永久的ではなく、いつかは解消するもの」と頭の片隅に入れておきましょう。
解消しても大丈夫なように予防策としては、入居時にみんなで使う家具や家電は、金額に不公平が生じない程度に担当を決めて、買った人が解消時の所有者としておくと良いです。
また、多く支払った金額を請求されないように、ルームシェアするなら基本的には何事も折半するようにしてください。
物音や気配で眠れないときがある
ルームシェア相手と生活時間が違うと、自分が寝ようと思った時間帯にリビングや隣の部屋で物音がして、眠れないという人が多いです。
あまりにも気になるようだったら、耳栓かイヤホンをしたり、それでもダメなら相手に言って静かにしてもらいましょう。
また、逆に自分がうるさくしないために、深夜に音楽やテレビなどを付けるときはイヤホンをする、家で動くときは静かに動く、電気は極力暗くしておくなど、気遣うことが大切です。
トイレなどを好きなタイミングで使えない
ルームシェアしていると、お風呂やトイレなどが共用になるので、使いたいタイミングで使えないことが多々あります。
これには明確な解決策は無いので、お互いに譲り合うしかないです。
朝はとくにバタバタするので、同じリズムで準備をするのではなく、1人がご飯食をべてるときにトイレや準備をしたり、相手が準備を始めたらご飯を食べたりするなど、少しタイミングをずらしてみましょう。
相手に依存してしまう・されてしまう
ルームシェア期間が長いと相手に依存したり、されたりしてしまう人もいます。
相手に依存してしまうと、シェアメイトと離れることになった際に、1人では何もできなくなってしまう可能性も出てきます。
急に依存を克服するのは無理なので、少しずつ自立していくようにしましょう。
されている側は、全部面倒見るのではなく、1人で対処できるであろうと思った内容に対しては「自分でして」と言えると相手の成長にも繋がります。
光熱費や日用品の分担で揉めることがある
光熱費や日用品は、相手が多く使っているのに折半だと不満が出たり、あんばいが難しいところです。
最初に決めたルールを絶対にするのではなく、月に一回話し合いを設けて、その都度ルールを変更すると良いです。日用品などの消耗品は月額いくらとまとめて回収し、お金が残った月は翌月分に繰越や、2人で外食する用の貯金にしていくと不満が減ります。
友人を家に誘いづらい
他人と暮らすルームシェアは、自分だけのテリトリーではないので、シェアメイトにも気を遣う必要があります。
友人を家に呼びたいときは、必ずシェアメイトに連絡をしましょう。
ちなみに、友人を頻繁に呼びたいという人は、ルームシェアには向いていません。それでもルームシェアをしたいという人は、事前に友人を頻繁に呼びたいということを伝えておきましょう。
シェアメイトの友人が頻繁に来ると揉めがち
「友人を呼んでも大丈夫だよ」という人でも、連日続くと不満が溜まってしまいます。また、深夜の時間帯に騒がれると、翌日の仕事にも影響してしまいます。
友人など客人を招く際は、時間を何時までと決めておくと良いです。
あとはシェアメイトがどのくらい気遣いできるかによります。
シェアメイトのトラブル時に影響を受けがち
シェアメイトがいることで、空き巣などに入られるリスクは減りますが、シェアメイトが防犯にあまり気を遣わない人だと、逆に窃盗犯に入られたり、不審者が周辺をうろついていたり、トラブルに巻き込まれる場合もあります。
個人の意識の問題なので、なかなか急に改善は難しいですが、鍵を1つでなく2つ閉めるなど項目を増やすと1個忘れていても、1個は施錠できているので安心です。
それでも改善が無ければ、チェックリストを作るなど、自分で確認できるようにした方が良いです。
物を盗まれたり壊される可能性がある
相手に貸しただけなのに壊されて返ってきたり、勝手に自分の物にされていたり、物の貸し借りによるトラブルが多いです。
明らかな解決策はありませんが、こまめに自分の持ち物と相手の身に着けているものを確認しておきましょう。
自分が借りる際・貸す際に声掛けを徹底すると、相手も合わせてくれるかもしれません。
ルームシェアはこんな人が向いている
ルームシェアはどんな人が向いているのかまとめました。
自分に当てはまる項目が少ない方は、ルームシェアではなく一人暮らしをオススメします。
①ルールをきちんと守れる
②協調性がある
③言いたいことを溜め込まずに相手に言える
④プライベートの時間が少なくても良い
⑤報告・連絡・相談がきちんとできる
⑥相手の価値観を受け止めることができる
⑦友人をあまり家に招かない
⑧お金や色々な面で細かすぎない
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