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都市ガスとプロパンガス(LPガス)の違いとは?料金や見分け方を徹底解説!

都市ガスとプロパンガスの違いのイメージイラスト

都市ガスとプロパンガス(LPガス)の違いってなに?ガス代はどちらが安い?などの疑問を解消します!

それぞれの違いを踏まえて、どんな人に向いているのかをご紹介します。

ガスの見分け方や、ガス代の節約術なども解説するので、是非参考にしてください!

都市ガスとプロパンガスの違い

都市ガスとは、メタンを主成分とした液化天然ガス(LNG)です。全国でも限られた地域で利用できるガスです。

プロパンガスとは、プロパンやブタンが中心の液化石油ガス(LPG)です。LPガスと呼ばれることもあります。

どちらも、海外からの輸入に頼っていることは共通ですが、都市ガスとプロパンガスには大きな違い3つがあります。

・ガス代は都市ガスのほうが安い
・供給方法と利用できる地域
・プロパンガスのほうがガス消費量が少ない

以下で、それぞれの特徴と違いについて詳しく解説します。

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ガス代は都市ガスのほうが安い

使い方や契約したガス会社によって変わりますが、都市ガスの料金はプロパンガスと比べると、かなり安いです。

以下は、都市ガスを扱う東京ガスと、日本エネルギー経済研究所から発表されたLPガスの平均価格(2021年6月時点)から、東京都のガス代を比較しました。

一人暮らしの平均使用量である5㎥を基準に料金を算出しています。

都市ガス プロパンガス
1㎥あたりの料金 136円 502円
5㎥使用した場合の
従量料金
681円 2,511円
基本料金 759円 1,752円
月額合計 1,440円 4,422円

それぞれの合計金額を見ると、約3,000円の差が生まれました。

上の表は、一人暮らしの場合で算出しているので、同棲やファミリーの場合はさらに差が大きくなります。

使用量が同じでも倍以上差が出てしまうのは、価格の設定方法が影響しています。

プロパンガスは会社ごとに料金が違う

都市ガスとプロパンガスは価格の設定方法が大きく違います。

都市ガスは「公共料金」で、国が料金を決めています。基本料金が一定で、使用量ごとの金額も一律で決まっています。

プロパンガスは「自由料金」になるので、ガス会社によって基本料金も使用量ごとの金額も違います。

そのため、1㎥ごとにかかる従量料金もガス会社によって金額の差が激しいです。

プロパンガスは手元に届くまでに費用がかかる

プロパンガスのガス代が高い理由は、消費者のもとへ届くまでに、多くの経費が発生するからです。

以下は、原料が輸入されてから家庭に届くまでの供給ルートの図です。

都市ガスとプロパンガスの供給方法

出典:https://www.gas.or.jp/

都市ガスはタンクから各家庭への供給まで、ガス会社が一貫して管理しています。

しかし、プロパンガスは原料の輸入後に卸売業者と小売業者を介すので、人件費や設備費用などさまざまな費用が発生します。

よって、プロパンガスは消費者の請求金額に費用分が上乗せされるので、ガス会社や地域の状況によって価格がバラバラになります。

供給方法と利用できる地域の違い

都市ガスとプロパンガスは、各家庭への供給方法が異なります。

供給方法が違うので、それぞれのガスを利用できる地域も変わります。以下で、詳しく解説します。

「都市」に整備されている都市ガス

都市ガスは名前の通り、都市に多く整備されています。

首都圏や主要都市だけでなく、すべての都道府県で利用できる地域があります。

ガスの供給は、地下のガス導管によって運ばれ、人口が多い地域に引かれています。

人口が少ない地域ではガス導管を設置する工事費用と、住民から徴収できる値段が見合わないため引かれていません。

ボンベで供給されるプロパンガス

プロパンガスは、ガスボンベと簡単な設備があれば各家庭に供給できます。

都市ガスと違い、工事費用が低額で場所の制限もないため、全国各地で利用されています。

ちなみに、日本ガス協会の調査によると、都市ガスの普及エリアは国土面積の6%で、プロパンガスを利用している家庭が圧倒的に多いです。

プロパンガスのほうがガス消費量が少ない

それぞれのガスで同じ火力を出した場合、プロパンガスの消費量は都市ガスの半分ほどです。

プロパンを1㎥を燃やすと99MJ(24,000Kcal)の熱量が発生し、都市ガスの成分であるメタンの約2.2倍に相当します。

同じ量のお湯を沸かす時間は同じですが、消費量は都市ガスのほうが多いです。

ちなみに、都市ガスの一般家庭向けコンロは火力調整され、プロパンガスの火力と大差はありません。

各ガスに向いている人の特徴

それぞれの違いをを踏まえて、2種類のガスはどんな人におすすめできるかを解説します。

自分がどのように暮らしていきたいか考えた上で、是非参考にしてください。

都市ガスに向いている人の特徴

都市ガスに向いている人は、とにかくガス代を抑えたい人です。

プロパンガスと比較すると、年間でかなりの支出の差が生まれます。

特に、料理を頻繁にしない人や、毎日お風呂に浸かりたい人は都市ガスを選ぶと出費を抑えられるでしょう。

賃貸の場合、都市ガスの物件はとても人気です。都市ガスにこだわりたい人は、早めのお部屋探しをおすすめします。

プロパンガスに向いている人の特徴

ファミリーや料理する機会が多い人は、プロパンガスを選びましょう。

プロパンガスは火力が高いので料理の効率が上がり、料理時間の時短につながります。

また、一人暮らしでお風呂をシャワーだけで済ませる人は、プロパンガスでもガス代を安く抑えられます。

水を温める時間が短いのでサッと浴びられて、水道代の節約にもなります。

都市ガスとプロパンガスの見分け方

賃貸物件を探す際の、都市ガスとプロパンガスの見分け方を2通りご紹介します。

事前に知っていれば、不動産情報サイトに掲載されている写真で判断できます。

ガスボンベがあったらプロパンガス

集合住宅に置かれているガスボンベの写真

一番簡単な見分け方として「ガスボンベがあるかないか」を確認することです。

賃貸物件の敷地内にガスボンベがいくつか置かれていたら、建物で契約しているガスは、プロパンガスです。

都市ガスの場合はガス導管が地下にあるので、ガスボンベがありません。そのため、建物の周りがスッキリして見えます。

ガス警報器の設置場所

プロパンガスと都市ガスのガス警報器設置位置の違い

出典:https://www.hokkaido-gas.co.jp/

室内に設置されているガス警報器の設置場所で、ガスの種類を判断できます。

ガス警報器とは、ガス漏れを検知して知らせる警報機です。

都市ガスは空気より軽いので「壁の上部」に設置され、プロパンガスは空気よりも重いため「壁の下部」に取り付けられてます。

必ずしも賃貸物件に設置されているとは限らないので、内見時に確認してみましょう。

都市ガスとプロパンガスは基本的に切り替えられない

賃貸物件の場合、都市ガスとプロパンガスを容易に切り替えられません。

都市ガスの場合「ガスの自由化」で、契約会社を変更できますが、プロパンガスは建物単位の契約なので自身で契約や解約はできません。

ごくまれに、ガスの切り替えを大家さんが許可してくれる場合がありますが、切り替え費用は自己負担になります。

プロパンガスから都市ガスに切り替えるには、工事に多額の費用が必要になります。工事も、建物の近くにガス導管が引かれていなければ不可能です。

ガス代の節約術5選

都市ガス、プロパンガスに関わらず、ガス代を抑えるための節約術を5つご紹介します。

プロパンガスでも上手に節約すれば、都市ガスよりも費用を抑えられることもあるので試してみましょう。

・追い焚き機能は使わない
・給湯温度を下げる
・節水シャワーヘッドに交換する
・コンロのバーナーを定期的に掃除する
・IHコンロを使う

追い焚き機能はなるべく使わない

お風呂は追い焚き機能を使わず、お湯が冷めないうちに入ることをおすすめします。

都市ガスとプロパンガスでは、1回の追い焚きのガス代はいくらになるのかをまとめました。

温度が17度の残り湯200Lを、追い焚きして40度まで上げた場合で算出しています。

都市ガスの場合(1㎥単価130円)
(40度-17度)×200L÷(11,000Kcal×熱効率75%)×130円=72円
プロパンガスの場合(1㎥単価500円)
(40度-17度)×200L÷(24,000Kcal×熱効率75%)×500円=127円

1回の追い焚きで都市ガスは約72円で、プロパンガスは127円です。

毎日追い焚きすると、それぞれ年間で26,280円と46,355円がかかります。

お湯を冷まさないように時間を空けずにお風呂に入ったり、浴槽の蓋などの保温グッズで温度を下げないように心がけましょう。

給湯温度を下げる

給湯器の温度設定ができる場合、給湯温度を下げることでガス代を節約できます。

普段、給湯温度を気にしない人が多いと思いますが、設定温度を下げることで給湯器への負担が少なくなります。

夏場は40度以下に設定したり、洗い物では30度にするなど、お湯の利用シーンに応じてこまめに設定温度を変更しましょう。

節水のシャワーヘッドに交換する

節水シャワーヘッド

出典:https://www.amazon.co.jp

ガス代は、節水シャワーヘッドに交換するだけでも安く抑えられます。

水量が減るから水の勢いが落ちると思いがちですが、勢いは変わらずに水量だけが減ります。

水道代の節約になり、温める水の量が減るのでガス代の節約も期待できます。

節水シャワーヘッドは市販されていて、簡単に交換できるので是非試してください。

コンロのバーナーを定期的に掃除する

コンロのバーナー部分を掃除して、本来の火力を取り戻しましょう。火力が高くなれば、ガス代の節約につながります。

コンロ周りは吹きこぼれや油などで汚れが付着しています。

汚れをそのままにしておくと、ガスが本来の力を発揮できず、余分にガスを消費する可能性があります。

定期的に掃除をして、コンロをきれいに保ちましょう。

IHコンロを使う

節水シャワーヘッド

出典:https://www.amazon.co.jp

プロパンガスでコンロを使うより、IHコンロで電気を消費するほうが安く抑えられます。

火力にこだわりがない人や、あまり料理をしない人は市販のIHコンロを購入するのもひとつの手です。

賃貸では、物件探しのときにIHコンロ付きの物件を探すこともおすすめです。

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