最終更新:2021年1月18日

ブラックリストでも賃貸物件の入居審査に通るのか不安な人向けに、滞納歴があっても審査に通る方法をご紹介します!
また、どんな物件を選ぶべきか、どの保証会社なら審査に通りやすいかなど、お部屋選びの基準が分かるように解説しています。
過去に事故情報があって審査に通るか心配な人は必見です!ぜひ参考にしてみてください。
ブラックリストとは
ブラックリストとは、クレジットカードやローンの事故情報などが「信用情報」に記録されることです。ブラックリストという名簿などは、実際には存在しません。
過去にカード事故を起こしていたり、自己破産など債務整理の経験がある人は信用情報に記録されています。
賃貸の入居審査において、ブラックリストかどうかを調査するのは、信販系と呼ばれる保証会社のみです。のちほど、保証会社の種類ごとに特徴を解説していきます。
ブラックリストの情報は5~10年で消える
個人信用情報機関にブラックリストとして登録された滞納歴は5~10年で消えます。滞納期間や滞納金額によって、情報が消えるまでの期間が異なります。
クレジットカードのローン滞納や、携帯電話本体代金などの返済滞納でブラックリストに登録されてしまうケースが多いです。
滞納から返済までが2ヶ月間ほどの短い期間であれば、ブラックリストから1年で情報が消える場合もあります。
過去にブラックリストに登録されていても、返済から5年以上経っていれば、信販系の保証会社でも入居審査に通る可能性はあります。
ブラックリストに入っている可能性が高い人の特徴
ブラックリスト入りの目安として、以下のようなケースがあります。
・2ヶ月以上の家賃滞納
・クレジットカードの支払いを60日以上滞納
・スマートフォン本体の分割払いを3回以上滞納
ブラックリストか否かは自分で調査可能
意外と知られていませんが、ブラックリストに載っているか否かは、自分でも調べることができます。手数料が500円~1,000円ほどかかりますが、ネットで簡単に調べられます。
ちなみに、ブラックリストの情報は自己破産を除いて最長5年で消えます。以前ブラックリストに載っていた人でも、現在はリストから消えている可能性があります。
ブラックリストに載っているかどうかで、探せる物件の幅が大きく変わります。自分がブラックリストに載っているか心配な人は一度調べてみると良いでしょう。
ブラックリストに登録されていることは不動産屋に伝えるべき
カードや家賃の滞納歴を隠して入居審査に進んでも、落ちてしまう可能性が高いです。
審査に通るためには、不動産屋を味方につける必要があります。不動産屋に現在の状況を正確に伝えて、審査に落ちにくい方法を提案してもらいましょう。
入居審査に落ちた経験があったり、審査に不安な内容があるなら「イエプラ」がおすすめです。対面では話しにくいことも、チャットやLINEで気軽に相談できます!
ブラックリストだと入居審査は通らないの?
「独立系」の保証会社や、管理会社や大家さんが審査をおこなう場合は、信用情報を確認されないので入居審査に通る可能性があります。
保証会社は大きく分けて「独立系」「信販系」「LICC系」の3つの種類があります。
「独立系」の保証会社は、信用情報を見ないためブラックリストに載っていても審査に影響しません。
以下で「信販系」と「LICC系」について詳しく解説します。
審査が厳しい保証会社まとめ
信販系の保証会社は、信用情報をもとに審査をします。信用情報に記録されている人は、信販系保証会社の審査には通りません。
信販系の保証会社の多くは、親会社がクレジットカードを取り扱っている企業なので、信用情報をもとに入居審査をおこなうからです。
家賃の支払いがクレジットカード指定の物件も、ブラックリストに載っていると審査が難しいです。
保証会社は選べないので、以下の名前の記載がある物件は避けましょう。
・株式会社エポスカード
・オリエントコーポレーション(オリコ)
・株式会社ジャックス
・株式会社クレディセゾン
・セディナ 三井住友フィナンシャル
・ライフカード株式会社
LICC系は家賃滞納履歴に注意
LICC系の保証会社は、加入している企業間で、申込内容や家賃滞納歴などを共有しています。
過去にLICC系の保証会社を利用した物件で、家賃や更新料を滞納したことがある人は審査に落ちやすくなります。
逆に言えば、家賃や更新料の滞納やもめごとがなければブラックリストに載っていても入居審査は通ります。
LICC系の保証会社を以下にまとめているので、家賃滞納をしたことのある人は避けましょう。
・株式会社アルファー
・エルズサポート株式会社
・株式会社近畿保証サービス
・興和アシスト株式会社
・ジェイリース株式会社
・全保連株式会社
・賃住保証サービス株式会社
・ニッポンインシュア株式会社
・ホームネット株式会社
・株式会社ランドインシュア
ブラックリストでも審査に通りやすい物件の特徴
ブラックリストに事故情報が記録されている人は、審査に通る手段として、以下のような物件に絞ることが有効です。
あらかじめ不動産屋に伝えて、独立系やLICC系の保証会社審査の物件か、保証会社不要の物件を紹介してもらいましょう。
独立系の保証会社物件を探してもらう
過去にクレジットカードやローンを滞納したことがある人は、独立系の保証会社に絞って物件を探してもらいましょう。
独立系の保証会社は、信用情報を確認せず独自の基準で審査をするためです。
以下は、信用情報を見ずに審査をする独立系の保証会社の一覧です。青文字をクリックすると保証会社ごとの審査基準を解説したページに飛べます。
保証会社不要物件も狙い目
物件情報に「保証会社不要」と書かれているお部屋は、大家さん本人が入居審査を行います。
大家さんは個人情報保護のため信用情報を見ることができないので、ブラックリストに載っているかの判断ができません。
ただし関東の賃貸物件では、保証会社が不要の物件は少ないです。
また、保証会社不要の物件では連帯保証人を立てるように求められるのが通常です。安定した収入のある親族に、連帯保証人をお願いする必要があります。
わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?
街の不動産屋に行かなくても、イエプラなら、チャットで相談しながら部屋が探せます!
SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件もありますし、不動産業者だけが有料で見れるサイトで、最新情報をチェックしてくれます!
引っ越し先が遠くて不動産屋に行けない人や、外出を避けたい人にもおすすめです!