お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

内見ポイント完全マニュアル!箇所ごとのチェックリストや当日の流れも解説

内見する際のポイントのイメージイラスト

内見時に確認するポイントは?
お部屋のチェックリストが欲しい!

内見とは、実際のお部屋を見学することです。ニオイや音など写真ではわからない情報を確かめることで、住んだ後の具体的なイメージがつきやすくなります。

しかし、内見では何をチェックすればいいか分からないです。入居後にデメリットに気付いてしまって、すぐに引っ越ししたなんて話も…。

そこで当記事では、内見のチェックポイントを解説しています。リストや用意する持ち物、内見当日までの流れも解説しています。ぜひ参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

内見は必ずすべきと言われる理由とは?

実物を見ることで失敗しづらい

お部屋を決める際は、必ず内見した方が良いです。実物を見ることで、お部屋選びを失敗しづらいからです。

画像だけで判断すると、お部屋の広さで失敗しやすいです。窓が小さく狭く感じてしまったり、天井が低いなどが良くあるイメージとの相違点です。

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内見は普段在宅している時間帯を狙うと良い

内見をする時間帯は、自分が普段在宅している時間帯ですると良いです。周囲のお部屋の騒音状況を確認できるからです。

午前中での内見なら、お部屋の日当たりをチェックできます。夜の時間なら、帰り道が暗くないか、スーパーやドラッグストアの営業時間が確認できます。

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内見時の持ち物は7つ

  • ・スマートフォン
  • ・メジャー
  • ・ビー玉などの転がるもの
  • ・お部屋の間取り図面
  • ・スリッパと予備の靴下
  • ・持ち込む家具家電のサイズが分かるメモ
  • ・身分証明書と収入証明書

内見の際に必要な持ち物は主に7つあります。スマートフォンは、内見に必要な機能のほとんどを備えています。カメラの他にも、懐中電灯や方位磁石の代わりにもなります。

お部屋の傾きを市食べるためのビー玉や、家具のサイズを下調べする必要があります。当日物件を決定したい人は、身分証明書と収入証明書をもっていってください。

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内見の待ち合わせは「現地集合」がおすすめ

内見の待ち合わせは「現地集合」がおすすめです。物件紹介の時間などを短縮できるので、効率よくお部屋探しができます。

弊社が運営している「イエプラ」なら、全物件で現地集合が可能です。経験豊富な営業マンと内見できるので、安心して任せられます。

問い合わせはLINEなどから可能です。「現地集合希望です」「必要な持ち物はありますか?」と送るだけでOKです。

夜23時まで返信が来るので、お仕事終わりのスキマ時間で利用できます。礼金なしのお部屋に住みたい人は、ぜひ利用してみてください。

予約~内見当日の流れ5ステップ

  • STEP1

    気になるお部屋を問い合わせ

    お部屋の問い合わせをする女の子のイラスト

    気になるお部屋があったら、まずは問い合わせをします。問い合わせ方法はメールか電話の2種類です。

    電話で問い合わせると、ほかのお部屋の募集状況も聞けるので効率が良いです。

  • STEP2

    内見日時を調整

    問い合わせ物件が空いていたら、内見日時を調整します。担当者の予定が空いていれば、当日でも予約ができます。

    内見できない場合は、内見できるのを待つか内見せずに先行申し込みをします。先行申し込みをすると、空室になった時に優先的に内見ができます。

  • STEP3

    持ち物の準備

    予約が出来たら、持ち物の準備をします。基本的にスマートフォンがあれば採寸と傾斜の測定などは可能です。

    当日お部屋の申し込みまで進めたい場合は、身分証明書と収入証明書が必要です。用意できないと、お部屋をほかの人に取られる可能性があります。

  • STEP4

    内見当日は不動産屋と待ち合わせ

    内見をする女の子のイラスト

    持ち物が準備できたら、不動産屋と待ち合わせです。不動産屋の店舗・物件前・物件の最寄駅のどこかで集合します。

    問い合わせ物件だけを見て入居申し込みをしたい人は、物件前の集合を希望してください。

  • STEP5

    実際のお部屋を内見する

    内見する際のポイントのイメージイラスト

    合流出来たら、実際にお部屋を内見します。内見にかかる時間は、15~30分程度で終わります。

    お部屋が気に入ったら、不動産屋の店舗か近場のカフェなどで入居申込書を記入します。

内見で確認すべきポイントまとめ

内見で確認すべき箇所

  • ・居室
  • ・玄関周辺
  • ・水回り
  • ・窓やベランダ
  • ・共有部分
  • ・周辺環境

表に、内見で確認すべきポイントをまとめました。後ほどチェックポイントを、細かく解説していきます。

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箇所ごとのチェックリスト【配布中】

内見チャックリストの一部のスクリーンショット拡大する

LINEでお部屋探し初心者向けに、内見チェックリストを配布しています。家賃目安や初期費用について、審査必要な書類など、最初に知りたいことがすべてまとまっています。

気になる人は、LINEで友達追加をし「お部屋探しの極意のパンフレットが欲しい」と伝えるだけです。見落としてしまいがちなポイントを、内見時に思い出せます。

実際に内見するときは、現場経験が長い営業マンがアドバイスをくれます。契約までをチャットでやり取り出来て、気軽にお部屋探しができるのでぜひ利用してみてください。

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【室内】内見で確認する9つのポイント

居室のチェックリスト
お部屋の広さや形 ・家具を置けるか
・想像していた広さと同じか
・いびつな形でないか
防音性 ・壁が十分厚いか
・共用部の音が響かないか
・隣人の生活音
傷や汚れ ・目立つものがないか
・入居前に修繕可能か
・嫌な臭いがないか
・虫の死骸
スマホの電波状況 ・電波の入り
・場所によって差がないか
コンセントの位置 ・高さや位置が変でないか
・数は足りそうか
エアコンの仕様 ・型番が古すぎないか
・効きが悪くないか
・臭いやカビはないか
照明器具 ・備え付けかどうか
・残置物かどうか
クローゼット ・広さが足りるか
・扉の開閉がスムーズか
・汚れや臭いがないか
インターネット環境 ・光回線が引かれているか
・利用料はかかるか

お部屋の広さや形

内見時に室内でチェックすべきなのが、お部屋の広さや形です。入居後に最もイメージと違うと感じるポイントだからです。

置きたい家具の種類と大きさは、事前に調べてください。お部屋の採寸は、部屋の大きさを測るのではなく家具をどう置くか考えながら図ると良いです。

防音性

  1. 隣のお部屋とのドアの距離をチェック
  2. お部屋の中で壁をノックしてみる
  3. 壁に耳を当ててみる
  4. お部屋の中央で手を叩いて反響を確認
  5. 同行スタッフに共用部分を歩いてもらう
  6. ベランダに出て外の音をチェック
  7. 窓を開閉して聞こえ方の違いを確認

防音性は、快適な生活を送る上で重要な要素の1つです。防音性はお部屋の真ん中で手を叩いて、音が返ってこないと防音性が低いと判断できます。

隣室への防音性を確認するには、壁を叩いてみて確認します。硬くて中身の詰まったような音がすると、防音性の高いコンクリート壁と判断できます。

傷や汚れ

新築物件でない場合は、入居者が付けた傷や汚れが残っていないか確認しましょう。自分が退去するときに、身に覚えのない傷で費用を請求される可能性があります。

内見をする時が、クリーニング前の可能性があります。清掃が完了した後に内見をしないと、いざ入居した時にキレイになってなかったなどのトラブルに巻き込まれてしまいます。

スマホの電波状況

電波を拾う人のイラスト

内見中は、スマホのアンテナを適度にチェックしましょう。建物の周囲を高層マンションに囲まれていたり、地下のお部屋だと電波が入りにくいです。

自宅で仕事の電話をする可能性の高い人や、WiFiを用意しない人はお部屋の隅々まで電波を確認するのがおすすめです。

コンセントの位置

コンセントの位置や数は、生活していく上で重要なので確認してください。家電の設置場所と照らし合わせながら確認すると、失敗しにくいです。

エアコンの仕様

エアコンの製造年月日を確認すると、電気代の節約につながります。エアコンの下面に貼られているシールで製造年月日が確認できます。

新しいエアコンだと、冷暖房効率が良くなります。稼働音も小さくなって、日常生活でストレスを抱えるケースを減らせます。

照明器具

お部屋に照明器具が付いているか確認したほうが良いです。付いていない場合、入居日までに準備しておく必要があるからです。

照明器具が備え付けられていても、前の入居者が残していった、残置物のケースがあります。入居後に故障しても交換や修理はしてもらえないので、内見時に不動産屋へ聞くと良いです。

クローゼット

クローゼットが広いほど、室内に収納家具を置かずに済みます。服だけでなく、こたつや羽毛布団など、時期によって不要なものを仕舞えるかどうかを念頭に入れましょう。

扉のレールが壊れていたり、汚れが貯まっていると開閉しづらいです。スムーズに動かないようであれば、入居前に直してもらえるか相談してみてください。

【玄関周辺】内見で確認する5つのポイント

玄関周辺のチェックリスト
玄関や廊下の広さ ・広さは充分か
・搬入に不便はないか
ドアの建て付け ・開けにくくないか
・すきま風はひどくないか
インターフォン ・モニター付きかどうか
・録画機能付きか
・変なメモやシールがないか
ブレーカー ・アンペア数は足りるか
・電力会社の指定の有無
鍵の種類 ・防犯性が高い鍵か
・必要な本数があるか
・複製に許可が必要か
・ドアチェーンの有無

玄関や廊下の広さ

玄関周辺を内見するときに確認するポイントは、玄関や廊下の広さです。重要なのが廊下や玄関の幅で、約70cmあれば一般的な家具家電の搬入は問題ないです。

子どもがいる家庭は、ベビーカーが玄関に入るかどうかを確認してください。外廊下の幅によっては、普段の使用が困難になる可能性があります。

ドアの建て付け

玄関周辺では、ドアの建て付けを確認してください。開閉時に「ギーギー」と変な音がするようなら、入居までにオイルを注入してくれるか相談しましょう。

ドアの隙間が大きい場合、冷暖房の効率が悪いだけでなく、防音性も低いです。ただし、数百円で買えるスキマテープで対策可能なので、過度に気にする必要はありません。

インターフォン

セキュリティが気になる人は、インターフォンをチェックしてください。モニター付きのものだと、来訪者が誰か認識できるので安心して生活できます。

古い設備だとモニターの映りが悪く、誰が来たか判別できません。同行しているスタッフに外に立ってもらって、映りが問題ないか確認してください。

ブレーカー

玄関付近にブレーカーがあるので、併せて確認してください。ブレーカーには「〇〇A」のようにアンペア数が書かれています。

一人暮らしなら30A、二人暮らしなら40Aを目安にすると良いです。ブレーカーの大きさによってアンペア数は変更出来るので、普段の使用電気量が多いなら増やすと良いです。

鍵の種類

ディンプルキーの説明イラスト

玄関のカギは、ディンプルキーのお部屋がおすすめです。ピッキングに10分以上耐えられるうえ、複製が難しいため防犯性が高く安心して過ごせます。

ただし、鍵の交換費用は普通の鍵より1万円ほど高いです。合鍵を作る場合は身分証明書を提出した後、1ヶ月ほどかかる場合もあります。

【水回り】内見で確認する5つのポイント

水回りのチェックリスト
キッチン ・コンロの口数はいくつか
・シンクの広さは充分か
・収納スペースはあるか
・排水管を通す穴のすき間
トイレ ・ウォシュレットの有無
・換気ができるか
・異臭がするか
・タンク内にカビがないか
バスルーム(お風呂) ・シャワーの水圧
・浴槽や洗い場は狭くないか
・給湯器の種類の確認
・追い焚きなどの機能
洗面台 ・シャワーヘッドなどの機能
・収納スペースは充分か
・排水管を通す穴のすき間
洗濯機の設置場所 ・洗濯機を置けるか
・防水パンはあるか

キッチン

キッチンでは、コンロが2口以上あるか、フライパンを洗えるほどシンクが広いか、まな板を置くスペースがあるかをチェックしてください。

換気扇を動かしてみて、空気を吸いだしているかを確認してください。お部屋の中に臭いがこもってしまう原因になるので、注意してみてください。

トイレ

トイレを確認するときは、温水洗浄便座が付いているか確認してください。事前に確認した物件情報とは違って、実際についているものが違う可能性があるからです。

トイレの室内に、物が置ける棚や突っ張り棒を張れるスペースを見てください。入室した時に異臭がした時は、同行したスタッフに伝えてください。

バスルーム(お風呂)

標準的な給湯器の号数
1~3人家族向け 16号
2~4人家族向け 20号
4人以上の家族向け 24号
給湯器の号数の調べ方
  • 【型番】RUF-SE1605SAW…【号数】16号
  • 【型番】GT-2060SAWX…【号数】20号

バスルームは、チェックすべき項目が多いです。水を出して良いならシャワーの水圧を確認できます。水を出せないケースが多いので、スタッフに確認してください。

水が出せないときは給湯器の「号数」から水圧を推測できます。号数とはお湯を出す能力のことで、一人暮らしなら「16号」以上あれば標準的です。

洗面台

シャワーヘッドやライトなどの機能が付いているか確認してください。とくに独立洗面台では、使い心地に大きく影響します。

洗面台の下には配水管が通っていて、物件によっては通す穴に隙間があります。ゴキブリの侵入経路になってしまうので、パテで埋めても問題ないか内見時に聞いておくと良いでしょう。

洗濯機の設置場所

洗濯機置き場の幅は、円卓気を設置する上で確認が必須です。洗濯機の幅より2cmど余裕がないと、設置ができないケースが多いです。

ドラム式洗濯機の場合は、防水パンから蛇口までの高さも重要です。築浅の物件なら120~13cmはありますが、古い物件の場合95cm程度しかなく洗濯機の設置ができません。

【窓やベランダ】内見で確認する5つのポイント

窓やベランダのチェックリスト
日当たり ・お部屋の向き
・窓は広いか
風通し ・湿気は逃せるか
・網戸が壊れていないか
・24時間換気システムの有無
ベランダ ・洗濯物が干せるか
・侵入しにくいか
・鳥のフンはないか
カーテンレール ・サイズの確認
・ランナーが壊れていないか
外からの臭い ・ゴミ置き場は近くにないか
・異臭はしないか
・害虫はいないか

日当たり

日当たりを確認する時は、10~14時までの明るい時間帯にしてください。開口部からの眺望に高い建物があるか、方角が何向きなのかが大事なポイントです。

日当たりが良いとされる南向きのお部屋でも、目の前に高い建物があると日が差しません。お部屋が縦に長い間取りの場合は、奥の方まで日が入るかを見てください。

風通し

カビやダニを発生させないためには、風通しの良さが重要です。窓が一箇所しかないお部屋であれば、窓から換気扇や玄関まで直線になっているかを意識してください。

建て付けが悪く、網戸が完全に閉まらないことがあります。多少の傾きなら、ドライバーで直せますが入居前なら業者に伝えて修理してもらってください。

ベランダ

実際にベランダに出て、使い勝手や防犯性を確かめましょう。洗濯物が干せるか、侵入経路がないかを重点的にチェックしてください。

近くに電信柱があると、上階でも侵入されるケースがあります。ベランダに飛び移れそうなところがある場合は、避けた方が良いです。

カーテンレール

カーテンレールの幅と床からの高さも重要なポイントです。サイズが合えば手持ちのカーテンを使いまわせます。

古い物件の場合は、カーテンレールが歪んでいるケースがあります。不動産屋に言えば交換してもらえるので、チェックした方が良いポイントです。

外からの臭い

外からの臭いは、実際に内見しないと分からないポイントです。ゴミ捨て場が近いと夏場などに臭いが出てしまいます。

実際に現地へ行かないオンライン内見などしている時は、見落としがちです。担当のスタッフに質問してください。

【共有部分】内見で確認する7つのポイント

共用部分のチェックリスト
共用部分全体 ・清掃が行き届いているか
・私物が置かれていないか
注意喚起の張り紙 ・騒音に関する注意
・ゴミ出しに関する注意
・張り紙の日時
セキュリティ設備 ・防犯カメラがあるか
・オートロックの有無
・非常階段などの避難経路
郵便ポスト ・鍵がかけられるか
・外から取り出しづらいか
・チラシで溢れていないか
便利な共用設備 ・物件資料と相違はないか
・エレベーターの数
・宅配ボックスの数
ゴミ置き場 ・マナーが守られているか
・カラスやにおい対策
駐輪場と駐車場 ・利用状況やマナー
・空きはあるか
・駐車しづらくないか

共有部分全体

共有部分を見る時は、まず全体を確認してください。清掃が行き届いているかどうかで、しっかり管理をしているかどうかを確認できます。

廊下に自転車や靴などの私物が置いてある物件もおすすめしません。住民のマナーが悪いだけでなく、管理会社も注意していないと判断できるためです。

注意喚起の張り紙

物件の掲示板に、騒音やゴミ出しに関する張り紙があるか確認してください。近い日にちの掲示物がある場合は、今住んでいる人が出したトラブルの可能性が高いです。

セキュリティ設備

防犯面を重視したい人は、防犯カメラやオートロックの有無、解錠方法を確認しましょう。オートロックが不具合で閉まらない状況になっているところもあります。

セキュリティ機能が万全でも、非常階段や柵から侵入できる物件があります。エントランスからエレベーターが見えると、何階に住んでいるか特定されてしまうので注意してください。

郵便ポスト

郵便ポストは、内見の際に見落としやすいです。外から手を入れて、郵送物が触れるポストの物件は避けた方が良いです。

ポスト周辺に、チラシが散乱している物件は要注意です。管理が甘いのと、住民のマナーが悪いので住んだ後にトラブルが起こる可能性が高いです。

便利な共有設備

宅配ボックスなど、便利な共用設備の管理が行き届いているかも重要です。部屋数に対して足りているか、宅配ボックスが満杯になっていないかなどを確認しましょう。

同行しているスタッフに、宅配ボックスの荷物が放置されてクレームが来ていないかなど質問してみてください。

ゴミ置き場

内見の際は、ゴミ置き場の様子も見ておきましょう。外の置き場ならゴミストッカーがあるか、室内なら清掃が行き届いているかを確認してください。

ゴミ置き場は、害虫の発生原因となる可能性があります。できるだけゴミ置き場から離れているお部屋を選んだ方が良いです。

駐輪場と駐車場

駐輪場と駐車場の使われ方が雑かどうかを見てください。駐輪場は放置されている自転車がないか、駐車場に私物が置かれていないかをチェックします。

住民のマナー意識と、管理会社の管理能力を同時に確認できます。入居後のご近所トラブルを避けるために、必ず見た方が良いです。

【周辺環境】内見で確認する6つのポイント

内見チェックリスト(周辺環境)
治安の良さ ・交番は近くにあるか
・街灯の数は多いか
・嫌悪施設はないか
交通アクセス ・実際の駅徒歩は何分か
・坂が多くないか
・乗り換えの数は何回か
保育園や小学校の有無 ・騒音の原因にならないか
・子どもを通わせやすいか
騒音と振動 ・道路や線路の距離
・交通量の多さ
周辺施設の利便性 ・病院や役所は近いか
・買い物環境が整っているか
1階に飲食店がないか ・自分の部屋が何階か
・営業時間がいつまでか
・油を多く使う飲食店か

治安の良さ

物件周辺の治安は、内見物件に向かう途中である程度把握できます。駅回りが繁華街かどうかや、帰宅ルートの道の広さや該当の数を確認してください。

夜に内見するのも手です。帰るルートを調べて、危ない地点がないか不審者はいないかをチェックできます。

交通アクセス

内見の際は、駅からお部屋まで実際に歩いて分数を測りましょう。物件情報に書いてある駅徒歩は、信号や踏切、坂などが一切考慮されていないためです。

物件情報に駅徒歩10分と書かれていても、歩いてみると15分以上かかることが多いです。現地集合で内見できる不動産屋なら、駅徒歩を合わせて確認できるのでおすすめです。

保育園や小学校の有無

物件の近くに保育園や学校があると、子どもの声が聞こえてきます。夜勤で昼間に寝たい人、在宅ワークの人は避けたほうが良いです。

近くに公園がある物件も注意が必要です。土日に親子連れが多くて、休日にゆっくりできない可能性があります。

騒音と振動

お部屋の10m以内を電車が通る場合や、幹線道路沿いは騒音や振動が気になる可能性があります。木造・軽量鉄骨アパートはとくに揺れやすいです。

電車なら深夜帯は静かですが、道路は24時間うるさいです。夜になるとトラックの通りが多くなる道路もあるので、夜に内見してみるのもアリです。

周辺施設の利便性

物件の周辺に便利な設備があるか見ておきましょう。帰り道にスーパーやコンビニ、ドラッグストアがあると便利です。

役所や病院、銀行、100円ショップがあればより過ごしやすいです。自炊をしない人は、飲食店や弁当屋があるかをみると良いです。

1階に飲食店がないか

コンビニのアルバイトのイメージイラスト

物件の1階が飲食店やコンビニになっていると、騒音やにおい、虫によるトラブルが多いです。スナックなどが入っていると深夜1時までカラオケの声が聞こえてきます。

1階の飲食店のダクトが、どこにつながっているかも重要です。自分が住みたいお部屋のベランダの下にあると、洗濯物に臭いが付いてしまいます。

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内見時に不動産屋に確認すべき3つのこと

  1. 空室期間がどれくらいか
  2. 前住民がなぜ退去したのか
  3. 過去のクレーム発生率

1.空室期間がどれくらいか

内見の際に、不動産屋へ空室期間を聞いてください。3ヶ月以上空いているお部屋の場合、デメリットが隠れている可能性があります。

なぜ空室期間が長いのか、質問するのもアリです。しっかりとした理由で答えてくれない不動産屋は信頼できないので、別の業者で契約した方が良いです。

2.前住民がなぜ退去したのか

全住民の退去理由は、不動産屋に確認した方が良いです。物件のデメリットや、事故物件であるかどうかなどの確認ができます。

個人情報の兼ね合いで答えてくれない不動産屋もいるので、注意してください。

3.過去のクレーム発生率

過去のクレームの発生率は、トラブルを避けるために確認すべき項目です。入居前にトラブルが起こりやすいお部屋を避けられます。

クレームが入っている物件の場合は、発生時期を確認してください。直近の入居者でなければ、トラブルに遭う危険が減ります。

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