木造アパートは防音性が低いけどメリットもたくさんあります!

部屋探しの知恵

中村

この記事の監修:中村
「家AGENT」店長

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木造の物件

木造アパートは防音性が低いって聞くけどメリットはあるの?という疑問を解決します!木造アパートに住む4つのメリットや、防音性や耐震性の比較、木造アパートを選ぶときのコツや、自分でできる防音対策など、詳しく解説します!

木造アパートにも意外にメリットがある

新しめの木造アパート
「木造アパートはやめとけ」「木造アパートに住むと後悔する」とよく聞きますが、木造アパートにもメリットはたくさんあります。

木造アパートに住むメリット
・家賃が安く固定費を抑えられる
・通気性が高いため夏でも涼しい
・結露が発生しにくくジメジメしない
・部屋の角に梁がないのでレイアウトしやすい

各メリットについて詳しく紹介していきます。

家賃が安く固定費を抑えられる

木造アパートは、建物の材料費などの建設コストが安いので、家賃が低めに設定されています。そのため、家賃を元に計算される初期費用も抑えられます。

また、木造アパートは戸数が多いマンションと違い、エントランスやエレベータ、オートロックなどの設備がない場合が多く、管理費も安いお部屋が多いです。

不動産屋専用サイト「ATBB」を使って、東京23区内でワンルーム・1K・1DKのお部屋の家賃を建物構造ごとに調べてみたところ、木造はほかの建物構造よりもかなり家賃が安かったです。

ワンルーム 1K 1DK
木造 3.5万円 4.2万円 5.5万円
鉄骨造 4.6万円 5万円 6.3万円
RC造 5.1万円 5.7万円 7.4万円
SRC造 6.2万円 6.6万円 8.2万円

※家賃安い順30件の平均家賃

学生や新社会人など、家賃を限界まで抑えたいという人は木造アパートがおすすめです。

通気性が高いため夏でも涼しい

木造アパートは、柱や壁の間に隙間を開けて建てられているので通気性が高く、鉄筋造やコンクリート造に比べて湿気や熱がこもりにくいです。

木造とコンクリート造の通気性の違い

築年数が古い建物ほど木造が多い理由は、日本が1年を通して気温が大きく変わる気候で、通気性が高い木造が好まれていたためです。

夏でもお部屋の中に熱がこもることがないので、扇風機さえあれば快適に過ごせます。夏場の電気代を抑えたいという人にもおすすめです。

結露が発生しにくくジメジメしない

木は水分を吸収しやすいという特性があるため、梅雨や冬の時期でも結露が発生しにくく、お部屋の中がジメジメしません。

室内干しをしても、湿気特融のにおいで衣類が臭いということもありません。

ただし、水分を吸収した木を放置するとカビが発生しやすいので、定期的に窓を開けて換気しましょう。

部屋の角に梁がないのでレイアウトしやすい

木造のお部屋は、ツーバイフォー(2×4)工法という木材の面と面を組み合わせる手法で作られているので、部屋の角に梁がなく家具などをレイアウトしやすいです。

一方で鉄筋造やコンクリート造のお部屋は、天井や壁が柱や梁(はり)で凹凸があり、家具を置きづらい形であることが多いです。

出っ張りがない木造の例 出っ張りがある鉄骨造の例
出っ張りがない木造の例 出っ張りがある鉄骨造の例

出典:http://faisisiba.naganoblog.jp/e357061.html

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木造アパートの防音性はどれくらい低いの?

壁に耳を当てる男性
木造アパートの防音性は、建物構造の中でも1番防音性が低いです。木造は通気性が良い反面、音も通しやすいというデメリットがあります。

防音性について、木造・軽量鉄骨造・重量鉄骨造・RC造(鉄筋コンクリート)・SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)で比較してみました。1番防音性が高いSRC造を最大値の10として紹介します。

建物構造ごとの防音性比較のグラフ
木造 テレビや電話の声などの生活音が丸聞こえ
軽量鉄骨造 多少音量が軽減されるが、生活音はほぼ聞こえる
重量鉄骨造 洗濯機や掃除機などは少し聞こえるが気にならない
RC造 子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる
SRC造 防音性が高く外の音が聞こえてこない

隣人のテレビやくしゃみの音、シャワーの音などが聞こえるだけでなく、路上で歩く人の話し声や土砂降りの雨音まで聞こえます。

冷蔵庫のモータ音や、洗濯機や掃除機を稼働させた音も丸聞こえなので、使用する時間帯に気を配らなくてはいけません。

ただし築年数が浅い木造アパートは、壁に防音素材が使われていることがあるので、すべての木造アパートの防音性が低いわけではありません

木造アパートのデメリット一覧

防音性が低い以外のデメリットは4つあります。ただし、すべての木造アパートに共通しているわけではないので、デメリットを把握して不安なお部屋は避けましょう。

・気密性が低く冷暖房が効きづらい
・木は燃えやすいのでやや耐火性が低い
・築年数が古いと害虫が発生しやすい
・1981年6月以前の木造アパートは耐震性が低い

木造は通気性が良いですが、熱を閉じ込めておく気密性が低いので冷暖房が効きにくいです。とくに冬はかなり寒く感じます。

木は燃えやすいのでやや耐火性が低いです。ただし木は燃えると炭化層と呼ばれる層ができ、空気を通しにくくするため、芯まで燃えるには時間がかかるので倒壊の可能性が低いです。

また、築年数が古い木造アパートは、木が縮んで建物自体に隙間が空いている可能性が高いです。そのため、ゴキブリや蚊、白アリなどの害虫が発生しやすいです。

耐震性については、次の項目で解説します。

木造アパートでも1981年以降の建物なら耐震性は変わらない

アパート
木造アパートでも1981年6月以降に建てられたものなら、耐震性は変わりません。

1981年6月1日に新耐震基準が制定されて、旧耐震基準の「震度5程度の地震で倒壊しない」という基準から「震度6強から7までの地震で倒壊しない」という基準に変わっています。

さらに耐震性を強化したいという人は、木造アパートの耐震設計基準が強化された「2000年6月以降」に建てられたお部屋を選びましょう。

2000年6月以降に建てられた木造アパートは地盤調査が義務化されたため、建物が倒壊する可能性がかなり低いです。

木造アパートを選ぶうえでのコツ

木造アパートを選ぶうえでのコツは5つあります。なるべくすべての項目に気を付けて、理想に近いお部屋を探しましょう。

・大通り沿いのお部屋は避ける
・北向きの木造は避ける
・築年数が浅めの木造を選ぶ
・隣人の居室と隣り合わない間取りがベスト
・内見時にお部屋の防音性を必ずチェックする

大通り沿いのお部屋は避ける

木造アパートは防音性が低いので、大通り沿いのお部屋は避けましょう。いくら壁に防音素材を使っていたとしても、車の音や道行く人の話し声などかなり騒がしいです。

酷いときには外の音で睡眠時間が削られ、ストレス性の不眠症などで日中の生活にも支障が出てしまいます。

北向きの木造は避ける

北向きの木造アパートは、冬かなり寒いのでなるべく避けましょう。木造は通気性が良い分、外の寒い冷気が室内に入ってきやすいです。

また、お部屋を暖めるために暖房をつけたとしても、完全に温まるまで時間がかかり電気代が高くつきます。

築年数が浅めの木造を選ぶ

木造アパートを探すときは、出来るだけ築年数が浅めのお部屋を選びましょう。目安は築15年以下です。

築年数が浅いお部屋であれば、壁に防音素材が使われていたり、木造アパートの新耐震基準をクリアしている丈夫な建物が多いです。

また、築年数が浅い木造アパートは、建物自体に隙間が無くゴキブリや蚊などの害虫が発生しにくいです。

隣人の居室と隣り合わない間取りがベスト

学生寮やシェアハウスのようなお部屋の配置になっている物件は、遮音性が低いのでなるべく避けましょう。

物件の1フロアのお部屋配置

音を遮るものがないので、隣の生活音がダイレクトに聞こえます。なるべくお部屋とお部屋の間に、収納スペースやトイレ、お風呂などがある間取りのお部屋を選んでください。

ネット上の物件情報で隣のお部屋と居室が隣り合っていないかどうか分からないときは、不動産屋に聞けば教えてくれることがあります。

内見時にお部屋の防音性を必ずチェックする

木造アパートは、内見時に防音性を重点的にチェックしておきましょう。確認方法は以下です。

防音性を確認する方法
・お部屋の中央で手を叩いてみる
・壁をノックしてみる
・営業マンに廊下を歩いてもらう
・窓を開けて隣の建物との間隔を確かめる
・物件の周辺環境を確認する

お部屋の中だけではなく、近くに保育園や学校、大きな公園はないか、音が出る工場はないかなど、周辺環境も必ず確認しておきましょう。

木造アパートでの効果的な防音対策

壁に敷き詰めた防音シート
木造アパートに住むなら、なるべくトラブルを回避するためにできる限りの防音対策はしておきましょう。

自分でできる防音対策
・壁際に本棚やタンスを置いて音を遮断する
・防音シートを壁に貼る
・防音マットや厚手のカーペットを床に敷く
・遮音カーテンを使用する
・ドアや窓の隙間を埋める

壁際に本棚やタンスを置くことで、ワンクッションができるので隣人の生活音を軽減できます。

防音シートや防音マット、遮音カーテンを使うことで、隣人だけではなく上下階や外から聞こえる音も軽減できます。全てネットの通販サイトやホームセンターで購入できます。

築年数が古い木造アパートは、建物自体が歪んでいることがあるので、ラバーテープを使って隙間を埋めておきましょう。

また、スリッパやルームシューズを履いたり、踵(かかと)からドスンドスンと歩かないよう気を付けるだけでも、防音対策になります。

不安なら昼と夜に長時間内見する

木造アパートの防音性がどうしても気になるという人は、お部屋の内見を昼と夜の2回におこない、なるべく長時間滞在しましょう。

昼は、住民が出払っていて1番人が少ない時間帯なので、建物の共有スペースをゆっくり確認しやすいです。

夜は、周辺住民がお部屋の中にいる可能性が高い時間帯なので、隣の住民の生活音が聞こえないかどうかや、どんな人が住んでいるのか分かりやすいです。

短時間だと、実際に住んだときと印象が違う可能性が高いので、なるべく1時間以上は滞在して確認すべきです。

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