最終更新:2021年1月8日

南向きのマンションの日当たりが1番良いって本当?ほかの方角とどう違うの?という疑問にお答えします!南向きでも日当たりが悪いマンションについても解説していますので、入居してから後悔することがないよう、参考にしてください!
南向きのマンション物件は1日を通して日当たりが良い
南向きのマンション物件は、ほかの方角のお部屋と比べてもっとも日当たりが良く、人気が高いです。
昼間は時間帯に関係なく太陽の光が差しているので、洗濯物を乾かすのに最適な方角です。十分な明かりがあるので、勉強や読書などをするために照明を点ける必要はありません。
ただし、人気に比例して、家賃相場が高くなっています。同じマンションのなかであっても、北向きや西向きのほかの方角のよりも家賃が数千円高いこともあります。
南向きのマンションでも建物の陰になると日当たりは悪い
南向きのマンション物件であっても、周囲に大きなビルや商業施設があったり、窓のすぐそばに隣の建物の壁があったりすると、日当たりは悪くなります。
とくに危険なのは1階のお部屋です。マンションの1階はほかの建物の陰になりやすいので、南向きであっても日当たりが悪い可能性が高いです。
物件情報の図面だけで「南向きだから日当たりが良い」と判断したりせずに、必ず、内見に行って物件の状況を確認しましょう。
南向きのマンション物件のメリット
南向きのマンション物件に住むメリットを4つ紹介します。
・夏は涼しく冬は暖かい
・洗濯物が乾きやすい
・電気代が抑えられる
・カビや結露が発生しづらい
夏は涼しく冬は暖かい
南向きのマンション物件は、季節によって太陽の位置が変わるため、夏は涼しく冬は暖かいです。
夏は太陽の位置が高いので、お部屋の中は明るいですが日陰ができ、涼しいです。逆に冬は太陽の位置が低いため、お部屋の中まで直接の光が入り、暖かく過ごせます。
洗濯物が乾きやすい
時間帯に関係なく日当たりが良いので、どんな時間に洗濯物を干しても比較的すぐに洗濯物が乾きます。
東向きや西向きのマンション物件は、時間帯によっては日が当たらないことがあるので、洗濯物を干す時間帯を考える必要があります。
電気代が抑えられる
日没まで室内が明るいので照明を点ける必要がなく、電気代を抑えられます。
また、夏は涼しく冬は暖かいので、冷暖房費も抑えられます。エアコンは1度温度を下げるだけでも10%ほど節電になります。
カビや結露が発生しづらい
カビや結露は、換気せずに湿気が溜まったお部屋に発生しやすいです。南向きのマンション物件は年中通して過ごしやすい気温になるため、窓を開けて換気しやすいです。
日当たりの良さが直接カビや結露を抑えるわけではありませんが、湿気を抑えて気持ち良く生活しやすいです。
南向きのマンション物件のデメリット
南向きのマンション物件に住むデメリットと一緒に、対処方法も紹介します。デメリットは下記3つです。
・全方角の中で一番家賃が高い
・人気が高く空き部屋が少ない
・カーテンや家具などが日焼けしやすい
全方角の中で一番家賃が高い
南向きのマンション物件は、日当たりの良さで人気が高く、北向きのマンション物件と比べると4,000~6,000円ほど家賃が高いです。
また、もし南向きなのに家賃が家賃相場よりも安めなら、近くに高い建物が建っていて日当たりが悪い可能性があります。
日当たりが良く家賃も安い物件に住みたいなら、駅から離れている、築年数が古いなど、日当たり以外の条件が悪い物件を選ぶ必要があります。
人気が高く空き部屋が少ない
南向きのマンション物件は一番人気が高いので、空室のお部屋はすぐに埋まっていきます。
どうしても南向きのマンション物件に住みたい人は、入居予定日の1~2ヶ月くらい早めにお部屋探しを始めたほうが良いです。
カーテンや家具などが日焼けしやすい
日照時間が長い分、窓に近いカーテンや家具、フローリングなどが日焼けしやすいです。
窓に遮光フィルターを貼ったり、カーテンを遮光性の高いものに替えたりして対策しましょう。
南向きのマンション物件に向いている人
南向きのマンション物件に向いている人の特徴をまとめてみました。南向きのマンション物件に住もうと考えている人は、自分が当てはまるか確認してください。
・家賃より日当たりの良さを優先したい
・日中の在宅時間が長い
・洗濯はベランダに干したい
・寒さに弱くて暖かいお部屋に住みたい
・家具や本の日焼けが気にならない
マンションの方角別の日当たり比較
東西南北すべてのマンション物件の特徴を下記にまとめてみました。お部屋探しの参考にしてください。
南向き | ・どの方角よりも日当たりが良い ・洗濯物が乾きやすい ・夏場は冷房費が高くなりやすい ・家具や本が日焼けしやすい |
---|---|
東向き | ・午前中の日当たりが良い ・夏場でも涼しく過ごせる ・夜は暗く、冷え込みやすい ・午後から干した洗濯物は乾きづらい |
西向き | ・夕方でも日光がお部屋に入る ・夕方から夜にかけてお部屋が暖かい ・朝方は日が入らず、お部屋が暗くて寒い ・夕方は西日がキツくてまぶしい |
北向き | ・どの方角よりも夏場は涼しい ・家具や本が日焼けしづらい ・夜は暗く、冷え込みやすい ・午後から干した洗濯物は乾きづらい |
ライフスタイルによって、住み心地の良いお部屋の向きは変わります。
南向き以外のお部屋についての解説は、別の記事でまとめています。上記の表の青い文字を押すと、それぞれの詳しい解説ページに移動しますので、参考にしてください。
一般的には日当たりが良い方角のお部屋ほど家賃が高めです。
日照時間が長い南向きのお部屋の家賃が一番高く、次に東向き、西向き、北向きの順に家賃が安くなる傾向にあります。
わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?
わざわざ不動産屋に行かなくても「イエプラ」なら、ちょっとした空き時間にチャットで希望を伝えるだけでお部屋を探せます!
SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件も紹介してくれますし、不動産業者だけが有料で見ることができる更新が早い物件情報サイトからお部屋を探して見つけてくれます!
遠くに住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人や、不動産屋の営業マンと対面することが苦手な人にもおすすめです!