最終更新:2021年1月21日

賃貸物件を探していると見かける「非公開物件」「未公開物件」って何?スーモやホームズには載っていないの?という疑問に答えます!
未公開になっている理由から、探す際に注意すべきことまで徹底解説します。
非公開物件を探すのにおすすめのサイトも紹介するので、理想のお部屋が見つからなくて悩んでいる人必見です。
非公開物件とは?
非公開物件(未公開物件)とは、不動産業者以外には公開されていない物件のことです。
スーモやホームズなどの、ネット上の物件検索サイトには掲載されていません。
不動産業者だけが使える物件検索サイトや、業者間で共有される情報チラシにのみ掲載されています。
非公開物件は、募集準備中の新築物件や大家さん都合で非公開となっているものが多いです。
不動産屋専用の物件検索サイトは「ATBB」と「レインズ」の2種類あります。以下で、どういうサイトか簡単に紹介します。
レインズ
「レインズ」とは、不動産業者同士が情報を共有するための業界独自のサイトです。
国土交通省から指定を受けた「指定流通機構」という4つの団体が運営しており、業者用のIDとパスワードを受け取った不動産業者のみ利用できます。
大体の不動産管理会社や、不動産仲介業者が利用しています。
ATBB
「ATBB」とは、アットホームが運営する国内最大級の不動産屋専用の情報サイトです。
アットホーム不動産情報に登録されている賃貸物件をATBBに取り込んでおり、利用料を支払った不動産屋がそこから物件情報を受けとってお客様に紹介しています。
不動産仲介業者が、お客さんに紹介する物件を探す際に利用することが多いです。
物件が非公開になっている理由
物件が非公開になっている理由は3つあります。
・タイムラグで検索サイトに掲載されていない
・大家さんの都合で一時的に募集していない
それぞれについて、以下で詳しく解説します。
公開する準備ができていない
ポータルサイトに公開する準備ができていないと、非公開物件になります。
特に建築中の新築物件は、検索サイトに掲載するまでに準備が必要です。
新築物件は、物件が完成する約2~3ヶ月前には検索サイトに掲載されますが、それまでは非公開物件となります。
タイムラグで検索サイトに掲載されていない
物件情報がネット上に掲載されるまでにタイムラグが発生して、一時的に非公開になっているパターンはよくあります。
賃貸物件はATBBやレインズに登録されてから、スーモやホームズに掲載されます。そのため、数日間のタイムラグが発生してしまいます。
特に公開されたばかりの新着物件などは、意図せず非公開になっていることが多いです。
大家さんの都合で一時的に募集していない
大家さんや管理会社の事情で広告を出していないと、非公開物件になります。
例えば「周囲の人にバレたくない」「家賃の差があることで他の入居者とトラブルになるのを避けたい」などの事情が多いです。
新築や人気エリアの物件は、あえて広告を出さないというケースもあります。ネット掲載しなくても入居者が決まるからです。
非公開物件を探すメリット
掲載されている物件ではなく、非公開物件を探すメリットは以下の2点です。
物件情報をいち早くゲットできる
非公開物件を探せば、またサイトに掲載されていない新しい物件の情報が手に入ります。
ネット上に出回る前に物件情報が見られるので、人気物件を取られる心配がありません。
特に新築物件を狙っている人には嬉しいメリットです。
安い物件が見つかる可能性がある
非公開物件を探せば、相場より安い物件が見つかる可能性があります。
非公開物件の中には「すぐに借り手が見つかりそうだから」という理由であえてサイトに掲載しない場合があります。
しかし、全ての非公開物件が安いとは限りません。中には相場通りのものや、客寄せのためのおとり物件として掲載しているだけのものがあるので注意です。
非公開物件のベストな探し方
非公開物件を探す時のおすすめの方法は「直接不動産屋で相談する」ことです。自分の希望条件を担当者に伝えれば「ATBB」や「レインズ」から自分に合ったお部屋を探してくれます。
しかし、仕事が忙しい・対面で話すのが苦手などの理由で不動産屋に行けないという人も中にはいます。
そんな人にオススメなのが、チャット不動産屋の「イエプラ」です。
スタッフとのやり取りをLINEやチャットで済ませられる上、非公開物件を含む膨大な物件データからピッタリなお部屋を探して紹介してくれます。
深夜0時まで対応しているので、時間がなくて不動産屋に行けない人にもオススメです!
非公開物件を探す時の注意点
非公開物件は良い点ばかりではありません。物件選びに失敗しないためには、以下の4つの点に注意しましょう。
・新築物件は物件の詳細が分からない場合が多い
・入居可能日が分からない事がある
・非公開物件専門サイトはおとり物件が多い
具体的にどうすればいいか、以下で詳しく解説します。
優良物件とは限らない
全ての非公開物件が安くて魅力的な優良物件ではありません。
中には相場より割高だったり、設備に不具合が生じている物件もあります。
「非公開」という言葉に惑わされず、自分が住んでも本当に問題ないか判断しましょう。
新築物件は物件の詳細が分からない場合が多い
非公開の新築物件の多くは建築途中です。
そのため、ケーブルテレビ代など家賃以外にかかる費用が増えたり、物件の設備の詳細が分からないことが多いです。
物件が完成しないと内見ができないので、申込むのはややリスクが高いです。
どうしても新築じゃないと嫌な人や住むエリアにこだわりたい人でない限り、何も分からない新築に申込むのは避けるべきです。
入居可能日が分からない事がある
非公開物件の中には、いつ入居できるのか分からない物件が多いので注意です。
募集が始まったばかりで非公開になっているパターンの物件は、退去後の清掃や工事がまだ終わっていないからです。
なるべく急いで引っ越したい人は、入居可能日が確定している物件を探してもらった方が良いです。
非公開物件専門サイトはおとり物件が多い
非公開物件のみを掲載している物件検索サイトには、おとり物件が多いので注意です。
おとり物件とは、実際は募集していないのに、集客のために掲載されている物件のことです。
条件が良い物件を非公開物件として掲載し、なかなか借り手がつかないような物件を無理矢理紹介されます。
時間の無駄なので、直接不動産屋に相談した方が良いです。
非公開物件を探したい人におすすめしたいサイト
非公開物件は、不動産業者専用サイトの「レインズ」と「ATBB」を見れば、まんべんなくお宝的な物件を探せたと思って良いです。ただし、駅前などにある不動産屋に足を運ぶ必要があります。
不動産屋に行きたくない!行く時間がない!という人には「ネット上」で営業している不動産屋「イエプラ」がおすすめです!
イエプラは深夜0時まで相談可能なので、仕事が終わった時間だと不動産屋がやってない!といった方も相談できます。
「レインズ」や「ATBB」からお部屋を探して紹介してくれるので、わざわざ不動産屋に行かなくても非公開物件を探せます。
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