最終更新:2021年1月7日

上京経験者100人に聞いた、上京する人が不安に思いがちな15のことを紹介します!東京で快適な一人暮らしをするために、不安の解消方法も紹介します!
上京する人が不安に思いがちな15の事柄
上京する際に不安に思っていたことを、上京経験者100人に聞いてみました。ほとんどの人が、同じような不安を抱えて上京してきたようです。
・そもそもどこに住めばいいの?
・満員電車に堪えて通勤できる?
・東京で友達を作れる?
・都会の人は冷たいって聞いたけど大丈夫?
・ホームシックになったりしない?
・土地勘がないけど迷子にならない?
・都会の空気や水になじめる?
・トラブルや犯罪に巻き込まれたりしない?
・都会と田舎のギャップについていける?
・災害時に頼れる人がいないけど大丈夫?
・精神的に参ってしまわない?
・仕事についていける?
・一人できちんと家事をこなせる?
・残してきた家族が心配…
以下の項目で、それぞれの不安について詳細と解決策を合わせて紹介します。
きちんとお金をやりくりできる?
東京は物価が高いので、家賃や食費など様々なものが地方より高い傾向にあります。そのため、ちゃんと毎月お金のやりくりをして、きちんと生活できるのか不安な人が多いようです。
とくに、毎月の収入でちゃんと生活費のやりくりができるのか、家賃が支払えるか心配という声が多かったです。
家賃を手取りの3分の1以下に抑えて負担を減らそう
月々の生活費を最も圧迫するのは家賃なので、手取りの3分の1以内に抑えたお部屋を借りるべきです。3分の1を越えると、家賃以外の生活費が圧迫されてしまいます。
以下の表は、手取り額ごとの家賃目安です。
家賃目安 | |
---|---|
手取り15万円 | 約4.5万円 |
手取り16万円 | 約4.8万円 |
手取り18万円 | 約5.4万円 |
手取り20万円 | 約6万円 |
そもそもどこに住めばいいの?
東京は駅も多くて、賃貸物件の数もかなり多いため、どこに住めばいいのか悩む人が多いです。
職場から家賃補助出る人は、規定の範囲でお部屋を探せば良いですが、どこに住んでも良い人は、何を基準に住む場所を選べばいいのか悩むようです。
家賃や治安などで自分が一番重視する場所で絞る
どこに住めばいいか迷っている人は、家賃相場が安い街、治安が良い街、電車での利便性が高い街、都会過ぎず落ち着ける街など、自分が何を一番重視するかで住むエリアを決めましょう。
下記の駅は一人暮らし初心者でも住みやすい街の一例です。
治安が良く女性向きの街 | 護国寺、茗荷谷、江戸川橋 |
---|---|
通勤・通学に便利な街 | 日暮里、高田馬場、赤羽 |
都会過ぎない街 | 調布、高円寺、練馬 |
家賃相場が低い街 | 江古田、大泉学園、亀有 |
山手線沿いでおすすめの街 | 目白、駒込、田端 |
満員電車に堪えて通勤できる?
テレビなどで東京の通勤ラッシュの映像を見かけて、本当に自分はこの満員電車に堪えられるのだろうかと心配になるようです。
確かに、乗る路線や区間、時間帯によっては、スマホを操作する空間すら無いくらい混み合う場合があります。できるだけ通勤ラッシュと通勤時間が被らないような場所に住むべきです。
途中始発電車がある駅なら座って通勤できる
電車の始発・途中始発駅なら、乗客がいないので、座って快適に通勤できます。
下記に、東京メトロと都営地下鉄の途中始発がある駅をまとめたので、お部屋探しの際に参考にしてみてください。
東京の地下鉄始発駅一覧はこちら
丸ノ内線 | 池袋駅、新宿駅、荻窪駅、中野富士見町駅、方南町駅 |
---|---|
銀座線 | 渋谷駅、浅草駅、上野駅、溜池山王駅 |
日比谷線 | 北千住駅、南千住駅、中目黒駅 |
半蔵門線 | 押上駅、清澄白河駅、半蔵門駅 |
東西線 | 東陽町駅 |
有楽町線 | 池袋駅、新木場駅 |
副都心線 | 新宿三丁目駅、千川駅 |
千代田線 | 代々木上原駅、霞ヶ関駅、綾瀬駅 |
南北線 | 白金高輪駅、市ヶ谷駅、王子神谷駅 |
都営新宿線 | 笹塚駅、大島駅 |
都営大江戸線 | 光が丘駅、清澄白河駅、都庁前駅 |
都営浅草線 | 西馬込駅、泉岳寺駅、押上駅 |
都営三田線 | 奥沢駅、白金高輪駅、高島平駅、西高島平駅 |
東京で友達を作れる?
上京したての頃は、職場以外でなかなか人と関わる機会がなく、友達ができにくいです。
しかも、学校のように関わる機会が多く、自然と友達になっていることは少ないので、自分から積極的に友達を作らなくてはいけません。
事前にSNSで友達を作っておく
TwitterやFacebook、Instagramなどいろんな人と関われるSNSがたくさんあるので、事前に共通の趣味をもつ友達を作っておきましょう。
そうすれば「4月から東京に引っ越すので遊んでね!」と、連絡を取り合えます。ただし、変な人も多いので、ネット上の情報だけで大丈夫な人かどうか判断する必要があります。
都会の人は冷たいって聞いたけど大丈夫?
よく「都会の人は冷たい」「他人に無関心」という言葉を聞くので、困ったときはだれも助けてくれないのではないかと不安に駆られます。
東京はきびきび移動してせわしなく働いている人が多いので、他人に関心がない冷たい人が多い、というイメージが付いているのかもしれません。
普通に声をかければ助けてくれる
東京の人でも、普通に「すみません」と声をかければ大抵は助けてくれます。イメージと反して、東京の人だからといって全員が冷たいわけではありません。
住人同士のつながりが強い地方ほどではありませんが、急いでいたりしなければきちんと助けてくれるはずです。
ホームシックになったりしない?
地方から東京に出てきてすぐの頃は、急に環境が変わったせいで地元が恋しくなって、ホームシックになってしまった人もいるようです。
東京で独りぼっちででは、辛いことがあったり悩んだりしたとき、すぐに相談したり会って話したりできる人はいないでしょう。
寂しくなったら親や友人に電話をする
1人で悩まず、寂しくなったら親や友人に電話しましょう。なかなか実家に帰れなくても、電話であればすぐに声が聞けます。
また、定期的に親や友人と話す週間を付けておけば、寂しさが和らぎますし、東京で元気でやっていると話せて親に安心してもらえます。
土地勘がないけど迷子にならない?
土地勘がないから迷子になる、東京はダンジョンだと聞いたからから目的地にたどり着けるか不安という意見がありました。
確かに、大きな駅構内や駅周辺は細い道が入り組んでいますが、その分大きな目立つ通りも多いので、東京だからとって迷子になりやすいということはありません。
グーグルマップやGPSを活用する
土地勘がなく、目的地がたどり着けるか不安な人は、スマホのグーグルマップやGPSを活用しましょう。
現在地と目的地を設定すれば、どのルートが最短で目的地まで行くか案内してくれます。また、駅構内で迷子になった場合は、素直に駅員さんに聞きましょう。
都会の空気や水になじめる?
いきなり、実家から一人暮らしにかわったり、空気や水がまずく自分に合わないなど、様々な環境の変化においつけるか不安な人が多いです。
空気が汚いせいでアレルギーを発症した、環境の変化について行けずに熱を出したという人も、実際にいらっしゃいます。
早めに合うものと合わないものを明確にしておく
東京に着いたら、早めに合うものと合わないものを明確にしておきましょう。
とくに髪や肌が弱い人は、東京の水で肌が荒れたりしてしまうことがあるので、塩素を取り除く浄水器を取り付けたりして、早めに対策したほうが良いです。
トラブルや犯罪に巻き込まれたりしない?
都会はいろんな人が多く集まる街なので、悪徳セールスや宗教活動の勧誘、通り魔などの事件にまきこまれるのではないかという不安があります。
たしかに、東京いろんな地方や国から多くの人が集まるので、価値観の違いなどでトラブルや事件発生率も多いです。
ですが、北千住や錦糸町、新宿の歌舞伎町など治安が悪い一部の地域を除けば、地方と変わらないくらい治安が良い地域がほとんどです。
自分でできる防犯対策は徹底しておくべき
窓から侵入されやすい1階のお部屋は避ける、窓や玄関にSECOMなどのセキュリティーシールを貼る、外に出る時は防犯ブザーを持ち歩くなど対策してください。
セキュリティーシールは、Amazonなどで300円ほどで手に入ります。防犯ブザーも500円ほどで手に入るので、買っておいて損はありません。
都会と田舎のギャップについていける?
方言をバカにされないか、都会はオシャレなイメージがあるけど自分のファッションセンスで大丈夫かなど、都会と田舎のギャップについて心配になる人もいます。
また上京したての頃は、地元ではエスカレータは左に並ぶのに、東京では右側という部分に戸惑って、後ろから舌打ちをされるという経験をした人もいました。
事前に情報収集をしてギャップを埋めておく
テレビや雑誌、ネットの情報を集めて、都会と田舎のギャップを埋めておきましょう。ファッションについては、大手のファッション誌を読んでおけば、東京の流行がわかります。
方言に関しては、敬語を意識すれば方言が薄れます。イントネーションは、標準語を聞いているうちに慣れていくので、気にしないようにしましょう。
災害時に頼れる人がいないけど大丈夫?
地震や台風などの災害時に、頼れる人がいないのでかなり怖く感じます。
とくに東京は、3.11の大地震の後から震度3ほどの小さな地震が多発しているので、災害時の安全性を重視しておきましょう。
住む予定の土地のハザードマップを確認する
地震や津波、台風による川の増水など災害が不安な人は、住む予定の土地のハザードマップを確認し、海や川から離れている、埋立地ではない場所を選びましょう。
練馬区、豊島区、中野区、杉並区、新宿区などは、近くに大きな川がないうえ、地盤が強いので液状化のリスクが低いです。
精神的に参ってしまわない?
親も友達もいない土地に1人、やることが多くて逆に何をすればよいのかわからない、人が多すぎて怖いなど、色々なストレスを抱えてしまいやすいです。
そのせいで、精神的に参ってしまわないか不安に思う人が多いです。
趣味を1つ作っておく
ストレスで押しつぶされないよう、気分転換になる趣味を1つ作っておきましょう。読書や散歩、カフェ巡りなど、些細な趣味で良いです。
趣味が無く暇な時間ができてしまうと、余計なことを考えてしまってストレスが溜まりやすいです。
仕事についていける?
都会で就職したいという憧れで上京する人も、実際の仕事について行けるかどうかの不安を抱えています。
社風や職場の人との相性、仕事量が自分に合っているかなど、考えだしたらキリがありません。とにかくやってみるの一言に尽きます。大事なのは、自分が本当に働きたいかどうかです。
仕事の不安や疑問は職場の人に相談する
入社前に不安なことや疑問があった場合は、内定通知などでやり取りをしてくれた人事か総務の人に相談しましょう。
たとえば「事前に勉強しておいたら良いことはあるか」「チームメンバーの雰囲気を教えてほしい」など、些細なことで良いです。
一人できちんと家事をこなせる?
実家から出て初めての一人暮らしの場合、家事を自分でこなせるのか不安に感じることがあります。
今までは親が全て担当してくれていて、自分では全くやったことが無い、という人が抱える不安です。
一度にまとめてやらずに作業を分ける
1日であれもこれもやろうと思うとパンクするので、炊事洗濯掃除の作業を別の日に分けましょう。とくに、洗濯と掃除は別の日にするようにしましょう。
たとえば、月・水・金で簡単に掃除して、火・木・土にまとめて洗濯をするなど、曜日を分けてスケジュールを立ててみてください。
また、炊事は週末にまとめて作る、電子レンジでできるズボラ料理にするなど工夫すれば、短時間で美味しいものが作れます。
残してきた家族が心配…
「お母さん元気かな?」「弟は学校の勉強大丈夫かな?」など、実家の両親や兄弟の心配をする人がいますが、向こうも同じように、東京に出た家族を心配しているはずです。
お互いの不安を取り除くためにも、こまめに連絡しておきましょう。
LINEや電話でこまめに連絡する
LINEはほぼ毎日、電話は週に1回など、こまめに連絡しておけば、お互いの状況がわかるので安心できます。
また、話し相手ができるのでホームシックになることもありません。「お母さん、今日の晩御飯何作ったの?」など、日常会話を楽しみましょう。
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