最終更新:2020年12月25日

1月上旬にお部屋を探そうとしている人のために、繁忙期を避けてスムーズに引っ越せる理想スケジュールを紹介します!
この記事を読めば「不動産屋って年始もやってるの?」「いつまでに物件を決めればいいの?」などの疑問を解決できます。
安くて良いお部屋を素早く探すコツも紹介するので、良い物件を他の人に取られたくない人も必見です!
1月上旬は家賃が安い物件を狙いやすい
1月上旬(1日~10日)は、家賃が安い物件が比較的多く、お部屋探しにおすすめの時期です。
新生活に向けてお部屋探しする人は1月下旬~3月上旬に多く、1月上旬はまだ繁忙期に差し掛かっていないからです。不動産屋も空いていて、じっくり対応してくれます。
しかし、1月中旬を過ぎると家賃が安い人気の物件が一気に取られやすくなってしまいます。不動産屋も次第に混み始め、予約しないと対応してくれません。
中には繁忙期に向けて家賃が値上げする物件もあり、気になっていたお部屋が高くなっていた、ということもあり得ます。
人気の新築物件は埋まっている可能性大
人気の新築物件は、1月上旬の時点で既に埋まっている可能性があります。
新築は1月末に完成することが多く、11月頃から既に募集が始まっているからです。
どうしても新築に住みたい人は、急いでお部屋探しすべきです。戸数の多い新築ならまだ空きがあるかもしれません。
また、完成前の1月中旬に内覧会を開催している新築も多いです。気になる新築があったら、積極的に見に行きましょう。
2~3月に引っ越したいなら「即入居可能」物件は避けるべき
出典:https://suumo.jp/
2~3月に引っ越したい人は、入居可能日に「即」や「即入居可」と書いてある物件を避けるべきです。入居希望日が先すぎると、申し込みを断られる可能性が高いからです。
大家さんは、できるだけすぐに入居できる人を優先します。1ヶ月以上の仮押さえはできないと思っておきましょう。
逆に入居可能日が「2月中旬」など、正確な日にちが確定していない物件なら問題なく申し込めます。
年末年始は不動産屋がお休みなので注意
年末年始は、多くの不動産屋がお休みなので注意です。物件を問い合わせても、返答は営業開始日以降になります。
営業開始日や営業時間は、お店によって異なります。中には12/25~1/6など、10日間以上休むお店もあります。
不動産屋に行って相談しながらお部屋探ししたいなら、事前にサイトや電話で確認しておきましょう。
お店に行かなくても気軽に相談できる不動産屋
チャット不動産屋アプリの「イエプラ」なら、わざわざお店に行かずにお部屋探しできます!
LINEやチャットで不動産スタッフに相談できるので「家賃は〇万円以下がいい」「2月以降の入居希望」などの要望も簡単に送れます。
SUUMOやHOME’Sには載っていない未公開物件も紹介してくれるので、よりたくさんの物件を見たい人にもおすすめです。
年始は4日から営業しているので、不動産屋に行くのが面倒な人や、対面で話すのが苦手な人はぜひ使ってみて下さい!
イエプラはこちらから1月上旬の理想のお部屋探しスケジュール
1月上旬にお部屋探しを始める場合の理想のスケジュールは、以下のカレンダーの通りです。なお、カレンダーは2021年のものです。
この通りに進めれば、家賃が安い物件も探しやすく、不動産屋の混雑も避けられます。
しかし、繁忙期にぶつからないよう、全体的にスピーディに進める必要があります。
【お正月三箇日】ネットでお部屋探し
お正月三箇日のお休みの間で、物件の希望条件を決めたりネットである程度物件を見ておくべきです。
気に入った物件があったら、とりあえず不動産屋にドンドン問い合わせましょう。不動産屋のお休みが終わったら返事が来ます。
もし気に入った物件がなくても、自分がお部屋に求める条件は把握しておくと良いです。絶対に譲れない条件を2~3個を絞るだけで、お部屋探しが楽になります。
【4・5日~】本格的なお部屋探しスタート
三箇日が過ぎた4、5日以降は、不動産屋さんと一緒に本格的なお部屋探しのスタートです。
気になった物件を内見したり、ネットに載っていないお部屋を紹介してもらいましょう。
なお、急いで引っ越したくても、必ず内見はすべきです。住んでから後悔しないよう、適当にお部屋を決めずよく吟味した方が良いです。
【17日~】申し込み・入居審査
遅くとも17日までには物件を絞り込み、申し込みましょう。そのまま入居審査に進み、約4~5日で結果が分かります。
書類に不備があったり本人確認の電話に出ないと、審査に時間がかかります。書類は全て揃え、保証会社や管理会社からの連絡には必ず出ましょう。
また、入居日がある程度確定してるなら、審査中に引っ越し業者を選定しておくべきです。
【23日~】契約・引っ越し準備
審査に通ったら、入居契約の手続きを済ませて引っ越し準備に入ります。
荷物をまとめることも重要ですが、水道やガスのライフライン手続きや役所への転出届も忘れてはいけません。
引っ越し当日にバタバタしないよう、余裕をもって準備しておきましょう。
家賃が安いお部屋を素早く探すコツ
1月上旬にお部屋探しをする際に、安いお部屋を素早く見つけるコツを紹介します。
繁忙期を迎えて他の人に取られてしまう前に、以下のコツを意識して理想のお部屋を見つけましょう。
・駅徒歩や築年数などの条件を緩和する
・新築物件は避ける
・戸数の少ない物件にする
家賃相場が低いエリアを選ぶ
家賃相場が低いエリアに絞ってお部屋探しすれば、より安いお部屋を見つけやすいです。
都内で特に家賃相場が低い区は「葛飾区」「江戸川区」「足立区」「練馬区」「板橋区」の5つです。各区の一人暮らし向けの間取りの家賃相場は以下の通りです。
葛飾区 | 約6.5万円 |
---|---|
江戸川区 | 約6.8万円 |
足立区 | 約6.8万円 |
練馬区 | 約7.1万円 |
板橋区 | 約7.6万円 |
※ワンルーム・1K・1DKの相場・2020年12月25日調査
東京23区の平均家賃が約9万円なので、1番安い葛飾区と比べると約2.4万円も差があります。
家賃が安ければ初期費用も安くなるので、引っ越しにお金をかけたくない人はエリアを絞りましょう。
逆に「港区」「千代田区」「渋谷区」「中央区」「目黒区」は、家賃相場が高いので避けましょう。一人暮らし向けの間取りでも平均家賃が10万円以上です。
駅徒歩や築年数などの条件を緩和する
駅徒歩や築年数などの希望条件はなるべく緩和すべきです。
希望条件を「駅徒歩15分以内・築年数指定なし」に設定すれば、駅近の比較的新しい物件より約5~8千円ほど安くなります。
築年数が古くても、リフォームで内装が新しくなっている可能性があります。古い物件からだからと言って、内見せずに候補から外すのはやめましょう。
新築物件は避ける
1月上旬は新築物件の情報が多く出回っていますが、家賃を安くしたいなら避けるべきです。
築年数が古い物件よりもかなり家賃が高いからです。
もしどうしても新築に住みたい場合は、駅徒歩やお部屋の広さなどの条件を緩和しましょう。
戸数の少ない物件にする
戸数の多い物件は、家賃や管理費が高めに設定されていることが多いです。維持費がかかる防犯設備があることが多いからです。
戸数が少ない中低層マンションやアパートであれば、最低限の設備しかない場合が多いので、家賃が安めです。
中でも特に木造アパートは家賃が安いです。防犯面や防音性が低く、家賃を下げないと入居者が集まらないからです。
事前に用意しておくべき書類
申し込み・入居契約の前に用意しておくべき書類を紹介します。
書類に不備があると手続きが遅れ、最悪入居予定日に間に合わなくなります。できるだけ全て揃えて提出しましょう。
なお、紹介するものはあくまで一例です。人によっては追加の書類提出が必要になります。
申し込み前に用意すべき書類
申し込み前に用意すべき書類は以下の通りです。いずれも、入居審査で必要になります。
・収入証明書(確定申告書の控えなど)
・通帳のコピー(預貯金審査の場合)
・連帯保証人の身分証明書のコピー
・連帯保証人の収入証明書
無職やフリーランスの人は、高確率で通帳のコピーなど「収入額が確認できるもの」の提出を求められます。
また、連帯保証人を設定する場合も、追加の書類提出が必要です。連帯保証人に伝え、早めに用意してもらいましょう。
契約前に用意すべき書類
契約手続きの前に用意すべき書類は以下の通りです。
・印鑑登録証明書
・車検証(駐車場を借りる場合)
・印鑑(実印、銀行届出印など)
・連帯保証人の住民票
・連帯保証人の印鑑登録証明書
・連帯保証人の印鑑(実印)
住民票は、発行日から3ヶ月以内のものでないと使えません。
平日しか取得できないことが多いですが、市区町村によっては、夜間や土日でも取得できる場合があります。住んでいる地域での住民票取得方法を調べてみましょう。
印鑑はシャチハタが使えないので注意です。
1月上旬は引っ越し費用が安い
1月は、家賃だけでなく引っ越し業者の料金も安いです。
以下は、引っ越し見積もり一括サービスの「引越し侍 」を参考に、1月と3月の引っ越し料金を比べたものです。
1月 | 3月 | |
---|---|---|
単身 | 約34,000円 | 約60,000円 |
同棲 | 約58,000円 | 約100,000円 |
3人家族 | 約76,000円 | 約122,000円 |
1月のほうが半額近くも引っ越し料金が安いです。ただし、正月明けすぐは、料金が割高に設定されていることがあります。
かなり安く抑えたいなら平日がおすすめ
大体の人は土日に引っ越しを済ませるため、平日の方が利用料金が安いです。
以下の表で、平日と休日の引っ越し料金を比較しました。
平日 | 休日 | |
---|---|---|
単身 | 約47,000円 | 約51,000円 |
同棲 | 約79,000円 | 約82,000円 | 3人家族 | 約100,000円 | 約120,000円 |
なるべく引っ越し費用を抑えたい人で引っ越し日が調整可能なら、平日に引っ越しましょう。
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