引っ越しを自力でするメリットとデメリット|費用はどのくらい違う?

部屋探しの知恵

鈴木

この記事の監修:鈴木
「イエプラ」宅建主任士

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「イエプラ」宅建主任士

引越しで使うダンボール

引っ越しを自力ですることについて徹底解説します!メリットとデメリット、自力での引っ越しが向いている人の特徴を解説し、実際にどのくらい費用が違うのか、起きやすいトラブルと対策方法、自力で引っ越しするための手順も説明します!

引っ越しを自力でやることのメリットとデメリット

伸びをする男性
引っ越しを自力でやることの大きなメリットは、費用を抑えられ、自分の好きなように日程を調整できることです。

ただし、家具や家電が破損したり、新居に傷をつけたりした場合に保障がないこと、重い荷物を自分たちで運ばなければならず疲れることなどが、大きなデメリットとして挙げられます。

引っ越し業者を使わないということは、荷物の梱包、搬出、搬入、荷ほどきをすべて自分自身でやらなくてはいけないということです。

プロであれば、重い荷物を運ぶことにも、床や柱を養生することにも慣れていますが、自分でやると失敗する危険があります。トラブルがあっても保障はなく、修繕費用がかかる場合もあります。

自力で引っ越しするのが向いている人は?

大量のダンボールを抱えた男性
自力で引っ越しするのが向いている人、業者に依頼したほうが良い人の特徴をまとめました。

自力で引っ越しするのが向いている人
・荷物の量が少ない一人暮らし
・とにかく費用を抑えたい
・旧居から新居までが遠すぎない
・引っ越しのために十分な時間を取れる
・引っ越し日を業者に合わせて動かせない
・引っ越し業者の繁忙期(3~4月)に引っ越しする
引っ越し業者を利用したほうが良い人
・新居がかなり遠い場所にある
・新居が新築物件
・壊れやすい家具や家電がある
・引っ越しを手伝ってくれる人がいない
・引っ越しの準備を自分でするのが面倒
・忙しくて引っ越しに時間をかけられない

自力で引っ越しするのがとくに向いているのは、荷物の量が少なく、引っ越し先までの距離が遠すぎない一人暮らしの人です。

また、大学生やフリーターなどで、引っ越しに十分な時間を取れる人も向いています。

反対に、引っ越し業者に依頼したほうが良いのは、関東から関西までのように新居がかなり離れていたり、引っ越し作業にあまり時間を使えない人です。

「自力で引っ越し」と「業者を使って引っ越し」の費用比較

引っ越しを自力でするか、業者に依頼するかで、どのくらい費用が変わるのかを比べました。分かりやすくなるように、安いほうの金額を青文字、高いほうを赤文字にしています。

自力で引っ越し 業者で引っ越し
~15km
(東京-東京)
約20,000円 約30,000円
15~50km
(東京-神奈川)
約25,000円 約35,000円
50~200km
(東京-静岡)
約44,000円 約45,000円
200~500km
(東京-大阪)
約78,000円 約53,000円
500km~
(東京-福岡)
約142,000円 約54,000円

旧居から新居までの距離が200km以内であれば、自力で引っ越したほうが費用を抑えられることが分かります。

ただし、200kmだとほとんど金額に違いがないので、180kmを目安にすると良いでしょう。東京からだと、静岡あたりまでの距離です。

東京から大阪や福岡まで引っ越すように、片道が200kmを超える場合には、引っ越し業者に依頼するほうが安く済みます。

ただし、上記の表は、荷物の量が比較的少ない一人暮らしで、1度の搬送で荷物を運び出せたケースの金額でシミュレーションしています。

荷物が多くて何往復もするのであれば、近距離の引っ越しであっても業者を使ったほうが安くなる場合もあります。

以下では、それぞれの距離ごとに、自力で引っ越す場合の費用を解説していきます。

レンタカーの料金は、ニッポンレンタカーでワンボックス型のバンを借りた場合の金額を当てはめており、梱包材はダンボール10箱を目安にしています。

15km以内の短距離の引っ越し

車を運転する女性

金額
レンタカー代(6時間) 11,110円
ガソリン代+高速料金 1,000円
乗り捨て料金 -
梱包材の料金 3,000円
友人への謝礼 5,000円
合計 20,110円

新居が15km以内にある場合、自力で引っ越すと費用を約2万円に抑えられます。荷物の量が多くて2往復したとしても、2.5万円ほどで済みます。

引っ越し業者を使うと3万円ほどかかります。例えば、同じ都道府県内で引っ越す人は、自力で引っ越すほうがおすすめです。

表のなかの「乗り捨て料金」とは、レンタカーを別の店舗に返却する場合にかかる費用です。同一の都道府県内であれば、無料のことが多いです。

15~50kmの近隣の都道府県の引っ越し

金額
レンタカー代(6時間) 11,110円
ガソリン代+高速料金 3,000円
乗り捨て料金 3,000円
梱包材の料金 3,000円
友人への謝礼 5,000円
合計 25,110円

東京から横浜に引っ越すなど、新居までの距離が15~50kmに入る場合は、自力で引っ越すと約2.5万円で済みます。業者を使った場合は約3.5万円です。

距離が伸びた分、ガソリン代と高速料金が高くなっています。もしも2回以上往復する必要があるならば、引っ越し業者に依頼したほうが良いでしょう。

新居のあるエリアでレンタカーを返却するなら「乗り捨て料金」がかかります。もともとの店舗まで友人に乗って行ってもらうならば不要ですが、謝礼金を増やしたほうが良いです。

50~200kmの中距離の引っ越し

トラックが行き来する大通り

金額
レンタカー代(12時間) 14,410円
ガソリン代+高速料金 6,000円
乗り捨て料金 11,000円
梱包材の料金 3,000円
友人2人への謝礼 10,000円
合計 44,410円

引っ越し先まで50~200km離れている中距離の引っ越しの場合、自力だと約4.4万円かかります。引っ越し業者を使った場合は約4.5万円なので、金額はほとんど変わりません。

ただ、引っ越し先に移動するための新幹線代などは浮きます。東京から静岡だと、約6,000円ほどです。

引っ越しを手伝ってもらう友人は、それぞれの土地にいたほうが良いです。洗濯機や冷蔵庫を1人で運ぶのは難しいので、手伝いのアテがないなら、引っ越し業者を使ったほうが良いです。

200~500kmの遠距離の引っ越し

金額
レンタカー代(12時間) 14,410円
ガソリン代+高速料金 14,000円
乗り捨て料金 37,000円
梱包材の料金 3,000円
友人2人への謝礼 10,000円
合計 78,410円

東京から大阪までのように200~500kmほどの遠距離で引っ越す場合は、自力で取り組むと約7.8万円の費用がかかります。引っ越し業者を使うと5.3万円で済むので、節約にはなりません。

費用を抑えたいという理由ならば、引っ越し業者を使ったほうが良いです。

500km以上の超遠距離の引っ越し

金額
レンタカー代(24時間) 16,610円
ガソリン代+高速料金 32,000円
乗り捨て料金 80,000円
梱包材の料金 3,000円
友人2人への謝礼 10,000円
合計 141,610円

東京から福岡までのように、超遠距離の引っ越しの場合は、自力だと14万円以上かかります。引っ越し業者を使えば約5.4万円で済むので、2倍以上の金額がかかっています。

道中のドライブを楽しみしているなど、別の理由が無い限りは、引っ越し業者に依頼したほうが良いです。

自力で引っ越しする際に起こりやすいトラブルと対策方法

ポイントの文字を指さす手
自力で引っ越しすることで発生するかもしれないトラブルは、主に以下の3点です。

・家具や家電を壊してしまう
・新居やレンタカーに傷をつけてしまう
・荷物の量を見誤って往復回数が増える

それぞれの問題について、詳しく解説するので、トラブルにならないよう参考にしてください。対策方法も合わせてご紹介します。

家具や家電を壊してしまう

もっとも大きな危険は、家電や家具を壊してしまうかもしれないことです。大きな荷物を運ぶことに慣れていないため、重いものを持ち切れず、落としてしまう可能性があります。

また、搬送のあいだに、テレビやパソコンなどの精密機器を壊してしまう危険もあります。しっかりと梱包していないと、揺れや衝撃が原因で故障してしまうかもしれません。

自力で引っ越しする場合でも、精密機器だけは業者の配送サービスを使って送ったほうが良いです。ヤマト運輸の「パソコン宅急便」なら1つ2,000円ほどで送れます。

新居やレンタカーに傷をつけてしまう

荷物を搬入する際に、床や戸口などにぶつけてしまい、傷をつけてしまう危険があります。お部屋だけでなく、エントランスや廊下などの共用部分に傷をつけた場合も修繕費用を請求されます。

また、荷物を積みこんだり、下ろしたりする際に、レンタカーにぶつけてしまう危険もあります。傷やへこみは事故として扱われるので、返却時に費用がかかります。

洗濯機や冷蔵庫、タンスなどの大きな家具家電は、1人で運ぶのは難しいです。必ず、手伝ってくれる友人を1~2人は確保しましょう。

さらに、搬入の際には、床や戸口などを養生テープやダンボールなどで厳重に保護したうえで、荷物を運び込みましょう。

荷物の量を見誤って往復回数が増える

荷物の量を見誤ってしまい、1回で運びきれなかったり、思ったよりも時間がかかったりする場合があります。

同じ都道府県内での引っ越しならば往復する回数を増やせば済みますが、1回の移動で全部運んでしまうつもりでいた場合は、かなり多額の費用と時間を失ってしまいます。

自力で引っ越しする場合は、なるべく早めに荷造りを始めるべきです。もしも荷物が多すぎるならば、予定通りに引っ越しできるように、処分しましょう。

自力で引っ越しするために必要な手順

ダンボールで梱包している様子
自力で引っ越しする場合の手順をご紹介します。準備段階・引っ越し当日・引っ越し後と、段階ごとにまとめてあるので、参考にしてください。

準備段階
①荷物を積める大きさのレンタカーを手配する
②引っ越しを手伝ってくれる友人を確保する
③ダンボールなどの梱包資材を用意する
④荷造りする
⑤地図アプリなどで新居までの道のりを確認する

引っ越し当日
⑥レンタカーを取りに行く
⑦荷物をレンタカーに積み込む
⑧新居まで運転する
⑨新居の床や戸口を養生する
⑩荷物を新居に運び込む
⑪家具や家電を配置する
⑫レンタカーを返却する
引っ越し後
⑬荷ほどきする
⑭ダンボールなどの梱包資材を処分する

自力で引っ越しする場合、距離にかかわらず、丸一日はかかると考えたほうが良いです。荷ほどきや梱包資材の処分を合わせると、2~3日かかるのが一般的です。

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