最終更新:2021年3月31日

不動産屋への電話のかけかたが分からない!名乗り方は?電話の仕方を全部教えてほしい!という要望にお答えします!物件の空室状況を問い合わせたいとき、内見の予約をしたいときなど、パターンごとの電話の流れと注意点をご紹介します!
不動産屋への電話のかけかた
お部屋探しの際に、不動産屋に電話をかけるときには、まず名乗り、用件を伝えると良いです。不動産屋は電話対応には慣れているので、要点を掴めるように話を誘導してくれます。
契約を結ぶわけではないので、名前は名字だけでも構いません。
手元には、対応したスタッフの名前と、回答を残せるように、メモ帳を用意しておきましょう。
もしも、ホームズやスーモなどを見て、質問したい具体的な物件がある場合には「LIFULL HOME’S物件番号」や「SUUMO物件コード」などの案内番号も不動産屋に伝えます。
以下では、用件ごとの電話の流れと、注意すべきポイントを紹介します。自分に当てはまるものを参考にしてください。
▼物件の空室状況について問い合わせたい場合
▼内見の予約をしたい場合
▼条件に合うお部屋を探してもらいたい場合
▼設備や初期費用について知りたい場合
物件の空室状況について問い合わせたい場合
不動産屋:お電話ありがとうございます。××不動産の△△です。どちらのサイトで見られた物件か、引っ越し予定日はいつか、お伺いしてもよろしいでしょうか?
お客様:ホームズで見ました。物件番号は「×××」です。引っ越し予定日は〇月〇日です。
不動産屋:かしこまりました。管理会社に空室状況を確認して、折り返しお電話を差し上げますので、お電話番号を頂戴してもよろしいでしょうか?
お客様:「〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇」です。よろしくお願いします。
・引っ越し予定日
空室状況の確認は、仲介の不動産屋を通して、管理会社にすることになります。問い合わせてすぐに分かることは滅多になく、折り返し、不動産屋から電話をかけてもらうことが多いです。
引っ越し予定日を聞かれるのは、現在は入居者がいたとしても、退去予定があり、後日に案内できるかもしれないからです。
もしも管理会社が休みですぐに確認が取れない場合は、そのように教えてもらえます。
希望した物件が空室だった場合には、続いて内見の予約をしましょう。
内見の予約をしたい場合
不動産屋:お電話ありがとうございます。××不動産の△△と申します。物件名か、案内番号は分かりますか?
お客様:「〇〇〇ハイツ」の××号室です。
不動産屋:ありがとうございます。確認したところ、こちらの物件でしたら、〇月〇日にご案内できます。13時か14時にご来店いただくことは可能でしょうか?
お客様:13時に行けます。よろしくお願いします。当日、必要な持ち物はありますか?
不動産屋:印鑑と写真入りの身分証明書をお持ちいただくと幸いです。お部屋を気に入られた場合に、入居申し込みするのに必要になります。
お客様:分かりました。
・内見を希望する日時
内見を予約する際には、希望の日時を2~3つ提示すると、スムーズに日程が決まります。
また、不動産屋のスタッフとどのように合流するのかも調整すべきです。内見先のほうが店舗よりも近い場合には、物件の最寄り駅で待ち合わせられる場合もあります。
当日の持ち物についても、確認しておきましょう。入居申し込みに必要な書類は、物件によって変わります。また、部屋の広さを確認するのにメジャーを借りられるかどうかも聞くと良いです。
条件に合うお部屋を探してもらいたい場合
不動産屋:お電話ありがとうございます。××不動産の△△と申します。同じ沿線沿いなどで、ご希望に添えられるものが見つかる場合もあるので、もう少し詳しくお話をお聞きしてもよろしいでしょうか?
・引っ越し予定日
電話でお部屋探しをしてもらう場合には、なるべく詳しく、希望条件を伝えましょう。また、条件のなかで絶対に譲れないものは何か、を伝えると、なお良いです。
不動産屋は、ホームズやスーモなどの物件情報サイトには載っていないものも含めて、膨大な量の情報を所有しています。
希望条件や自分の事情を詳しく伝えることで、より良い物件を見つけてもらえる可能性が高くなります。
また、あまり電話に時間をかけられない場合は、折り返しで物件情報を教えてもらうよう、電話番号を伝えましょう。短い時間で紹介してもらうよりも、良い情報が得られます。
設備や初期費用について知りたい場合
不動産屋:お電話ありがとうございます。××不動産の△△と申します。はい、どうしましたか?
お客様:インターホンありと書かれていますが、カメラ機能はついていますか?また、セキュリティ面でほかに設備はありますか?
不動産屋:「◇◇◇マンション」のインターホンはカメラ機能付きです。また、エントランスとエレベーターに監視カメラが付いているので、防犯性能はかなり高いといえます。
・知りたい項目
設備について問い合わせたいときには、上記のように具体的に尋ねましょう。「防犯性能は高いですか?」「防音性能は高いですか?となどの抽象的な質問では、役に立つ答えは得られません。
また、初期費用について尋ねるときにも、大雑把な金額ではなくて、具体的な内訳を聞きましょう。自分の予算を一緒に伝えれば、現実的に借りられる物件かも答えてもらえます。
電話での問い合わせはメールよりも的確なやりとりが可能
電話での問い合わせは、メールやチャットよりも的確に情報を伝えられます。お部屋を探しをしている本人だけでなく、不動産屋にとっても嬉しい連絡方法です。
文面では伝わりにくいニュアンスや感情の動きを相手に伝えやすいので、自分に合った対応をしてもらえる可能性が高くなります。
リアルタイムでやり取りできるので、問い合わせた内容がスタッフに伝わっていないと感じれば言い回しを変えれば良いですし、相手の回答に疑問が残るのであれば、すぐに質問できます。
ただ、やり取りの内容が文面に残らないというデメリットもあります。不動産屋に電話する際には、必ず筆記用具を手元に用意して、担当者の氏名と、回答内容を残しましょう。
また、営業時間を過ぎた夜中には問い合わせできないのも、電話での問い合わせのデメリットです。留守番電話になってしまうので、翌日に改めてかけなくてはいけません。
チャットで気軽に相談できる不動産屋もある
ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEで気軽にスタッフに相談できます!
「家賃〇万円のお部屋を探したい」「〇〇駅周辺でBT別が良い」など、なんでも相談可能です。
不動産業者のみが見れる専用のサイトからお部屋を探してくれるので、SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件の紹介もあります。
他サイトで気になったお部屋も、物件名やURLがあればまとめて紹介可能なので、複数の不動産屋に行く手間もありません!
電話対応で良い不動産屋を見分ける3つのポイント
「不動産屋が多すぎてどこに連絡すれば良いか分からない」「親身になってくれる会社でお部屋を探したい」という人は、以下の3つのポイントに当てはまる店舗を利用すると良いです。
・話をしっかり聞いてくれる
・気になる情報を正直に話してくれる
電話を通じて、上記に当てはまらないと感じた不動産屋は、親身に対応してくれない可能性があるので、断りましょう。
「ご対応ありがとうございます。少し考えたいのでまた機会があれば宜しくお願いします。」と伝えれば、不動産屋も見込みがない人と認識してくれます。
言葉遣いが丁寧
不動産屋のスタッフの言葉遣いが丁寧で、物腰が柔らかいと感じたり、元気が良くハキハキ話す場合は良い不動産屋の可能性があります。
逆にやる気がないような暗い声や、砕けた口調で話してきた場合はお断りしましょう。
話をしっかり聞いてくれる
こちらの話を遮らず最後まで聞いてくれたうえで対応してくれる場合は、良い不動産屋の可能性が高いです。
途中で話を遮ったり、空室情報を伝えないまま来店を急かしてくるような不動産屋はやめるべきです。来店さえさせてしまえば契約させられる、という強引な会社の可能性があります。
気になる情報を正直に話してくれる
空室状況や、お部屋のメリットやデメリットなど、気になる質問に正直に答えてくれる不動産屋は良い不動産屋です。
包み隠さずお部屋の情報を話してくれるので、どういうお部屋かイメージしやすく理想に近いお部屋を探しやすいです。
お部屋の良い部分しか話さない、話しを切り替えようとする、言葉を濁す場合は、不動産屋が「契約しておきたいお部屋」を営業される可能性があるのでやめておきましょう。
わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?
わざわざ不動産屋に行かなくても「イエプラ」なら、ちょっとした空き時間にチャットで希望を伝えるだけでお部屋を探せます!
SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件も紹介してくれますし、不動産業者だけが有料で見ることができる更新が早い物件情報サイトからお部屋を探して見つけてくれます!
遠くに住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人や、不動産屋の営業マンと対面することが苦手な人にもおすすめです!