最終更新:2021年1月6日

駅徒歩10分の距離は何キロくらいあるの?という疑問を解決します!駅徒歩の計算方法や、どうやって計測されているのか、駅徒歩10分とそれ以外の時間だと家賃はどれくらいの差があるのかも紹介します!
駅徒歩10分の距離は800m
駅徒歩10分の距離は、メートルに換算すると800mです。物件情報では「80m=1分」で計算されています。
800mと数字で聞くと遠く感じますが、実際はほとんどの人が無理なく歩ける範囲です。仕事で疲れて帰ってきた日でも、徒歩10分以内ならギリギリ遠く感じません。
この計算方法は、地図上の直線距離ではなく、最短距離の道路を測定したものと「不動産の表示に関する公正競争規約」で定められています。
また、男性の平均的歩行スピードで計算されているため、女性はプラス3分ほどかかります。
駅徒歩の距離は、下記を参考にしてください。
徒歩5分 | 400m |
---|---|
徒歩10分 | 800m |
徒歩15分 | 1200m |
徒歩20分 | 1600m |
徒歩25分 | 2000m |
ちなみに、自転車だと「200m=1分」で計算するため、駅徒歩10分の距離を自転車で移動すると約4分ほどになります。
物件情報の時間はあくまで目安
人によって歩くスピードが違うので、物件情報の時間はあくまで目安として考えてください。
駅徒歩10分くらい余裕で歩けるという人もいれば、10分も歩きたくない、遠いと感じる人もいます。履いている靴や天気にも左右されます。
また駅徒歩10分という時間は、駅の一番近い出口から計測されているため、駅構内の距離や人の多さ、信号や坂道などは考慮されていません。
そのため、大きい駅だと出口からホームまででプラス5分ほど、小さい駅だとプラス3分ほど見積もっておいた方が良いです。
信号が多い道は1つに対してプラス1分30秒、急な坂道はプラス2分かかると想定しましょう。
駅徒歩10分の物件は人気があって家賃が高い
駅徒歩10分の物件は、駅に近すぎないうえ、ほとんどの人が無理なく歩けるため、人気が高く家賃が高めに設定されていることが多いです。
そのため、全く同じ条件で探したとしても、駅徒歩の時間が違うだけで家賃に差が出ます。
不動産屋専用サイト「ATBB」で、都内23区にあるワンルームと1Kの築年数10年以内のお部屋で、駅徒歩の時間ごとに家賃相場を調べました。
下記の金額は、家賃安い順に並び替えたときの30件の平均金額です。
ワンルーム | 1K | |
---|---|---|
徒歩10分 | 約4.7万円 | 約5.2万円 |
徒歩15分 | 約4.1万円 | 約4.9万円 |
徒歩20分 | 約3.4万円 | 約4.7万円 |
駅徒歩10分と20分では、約5千円~1万円も家賃に差がありました。
そのため、極力家賃を抑えたい人は駅から離れた物件を選ぶ、家賃より駅徒歩や設備を選びたい人は駅に近い物件を選んだほうが良いです。
繁華街のある駅だと駅徒歩10分は暮らしにくいことがある
駅前に繁華街があるエリアだと、駅徒歩10分の距離は暮らしにくいと感じる場合があります。
繁華街には飲み屋や風俗店が集中し、夜遅くでも人が多いため、酔っ払いに絡まれたりとトラブルに巻き込まれる可能性が高いです。騒ぐ人もいるので、うるさいと感じることもあります。
また、繁華街がなくても主要ターミナルのような大きい駅だと、早朝からキャリーバックを持った人達が集まるので、寝ていても起こされる可能性があります。
必ずしも駅近くの物件が良いとは限らないので、内見時に駅から物件までの道を実際に歩いてみて、自分の目で住めるかどうか確かめましょう。
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