最終更新:2021年1月6日

駅徒歩15分の距離は何キロ?遠い?歩ける?という疑問を解決します。
自転車を使えば何分くらいまで短縮できるのか、駅徒歩15分の距離の注意点や、駅から離れた物件に住むメリット・デメリットを紹介します。
実際に駅徒歩15分のお部屋に住んでいる人の体験談もあるので参考にしてください。
駅徒歩15分の距離は約1.2km
駅徒歩15分の距離は約1.2kmです。駅徒歩15分も離れると遠いと感じる人が多いです。
物件情報にある駅徒歩〇分という時間は「80m=1分」で計算されています。
80m=1分という計算方法は、地図上の直線距離ではなく、最短距離の道路に沿って測定したものと「不動産の表示に関する公正競争規約」で定められています。
ただし、男性の平均的歩行スピードで計算されているため、女性はプラス3分ほどかかるので、さらに遠く感じます。
また、駅徒歩は「一番近い駅の出口から物件」までの距離で計算されているため、駅構内の移動時間や信号、坂道などは考慮されていません。
自転車だと約6分ほど
駅徒歩15分(約1.2km)の距離が遠いと感じる人は、自転車を使えば約6分まで短縮できます。
自転車での所要時間に明確な定めはありませんが「200m=1分」が平均的と言われています。
この時間はママチャリのような普通の自転車の場合なので、ロードバイクなどスピードがでる自転車だと約4~5分ほどで到着します。
駅徒歩15分の距離は目安なので実際はもっと遠い
駅徒歩15分などの時間は、あくまでも男性の平均的歩行スピードで計算されています。
そのため、実際に駅から物件まで歩いてみると、5分ほど遠いと感じる人がほとんどです。
主な理由は以下の4つです。
・信号や坂道にかかる時間は含まれていない
・人通りの多さによってかかる時間が変わる
・天候や履物も考慮されていない
駅の一番近い出口から計測されている
物件に1番近い駅の出口から物件までの距離しか計算されていないため、駅構内の移動時間がプラス3~5分ほどかかります。
一概には言えませんが、池袋や新宿などの駅構内が広い駅はプラス5~7分、地下鉄の小さい駅だとプラス3分ほど多く見積もってください。
信号や坂道にかかる時間は含まれていない
信号の数や坂道が含まれていない平坦な道を想定して計算されています。
交通量が多い道路があるエリアだと、信号待ちでプラス3分ほど、急坂があると上りだけでプラス2分ほどかかってしまいます。
例えば、駅から徒歩15分の物件に行くまで信号が2つ、坂道が1つあるとすると、駅から物件までは徒歩で約20分ほどかかります。
人通りの多さによってかかる時間が変わる
通勤通学のラッシュ時や、商店街の人混みの多さが考慮されていません。
朝の通勤ラッシュ時、歩道が狭い場所や人通りが多い道だと時間がかかります。
天候や履物も考慮されていない
風が強い日や、雨・雪など足元が滑りやすくて歩きにくいなどの事情は考慮されていません。
また、ヒールの高いパンプスや履きなれていない革靴など、履物によっても時間が左右されます。
普段よりも歩行スピードが遅くなるのでプラス3~5分は見積もっておくと良いです。
駅徒歩15分以上の物件のメリット
駅徒歩15分以上の物件に住むメリットは、以下の4つです。
・人通りが少なく静かに生活できる
・帰宅ついでに買い物しやすい
・通勤や通学が運動になる
駅徒歩15分は家賃設定が低め
駅近くの物件は人気があるので家賃が高く、駅から離れるほど家賃が安くなる傾向にあります。
徒歩5分未満と徒歩15分以上では、1万近くも家賃に差がでます。
以下は、不動産屋専用サイト「ATBB」で都内23区にある、ワンルームと1Kの築年数20年以内のお部屋の家賃相場を調べた結果です。
ワンルーム | 1K | |
---|---|---|
徒歩5分未満 | 約4.9万円 | 約5.1万円 |
徒歩5~10分 | 約3.9万円 | 約4.5万円 |
徒歩11~15分 | 約3.5万円 | 約4.4万円 |
徒歩15~20分 | 約3.2万円 | 約4.2万円 |
徒歩20分以上 | 約3.2万円 | 約4万円 |
駅徒歩15分も離れると、駅近くと同じ家賃帯で、より広い間取りの部屋が見つかりやすいです。
家賃を抑えて広い部屋に住みたいと考える人は、駅徒歩15分ほどの距離で探してみてください。
人通りが少なく静かに生活できる
駅周辺は買い物スポットや飲食店が集まっているため、夜でも少しうるさく感じます。
しかし、駅徒歩15分も離れると、ほとんどのエリアが閑静な住宅街となっています。
家では静かに暮らしたい、賑やかな場所が苦手という人は駅から離れたほうが過ごしやすいです。
帰宅ついでに買い物しやすい
駅から離れた物件なら、仕事など帰り道のついでにスーパーや薬局に立ち寄れます。
わざわざ遠回りしたり、家に帰宅してから買いに行く手間が省けます。
通勤や通学が運動になる
通勤や通学で、毎日往復30分歩くだけでも運動になります。
社会人になると運動する時間が減ってくるので、日々の運動を心がけたい人や、健康的にダイエットをしたい人におすすめです。
駅徒歩15分以上の物件のデメリット
駅徒歩15分以上の物件のデメリットは、主に以下の3つです。
・荷物が多いと疲れる
・人通りが少なく夜道が不安
長い距離を歩くのが面倒
駅徒歩15分は約1.2kmも歩くことになるので、普段から歩き慣れていない人だと面倒に感じます。
とくに雨の日や夏場の暑い日は、駅までの距離が長いほど辛いです。人によっては、通勤したくないと感じるほどです。
荷物が多いと疲れる
最初のうちは平気ですが、普段からパソコンなど重たい荷物を持ち歩く人は、だんだん腕や腰が辛くなります。
人通りが少なく夜道が不安
とくに女性は、駅から家までの道のりが長いと、ストーカーや公然わいせつなど犯罪に巻き込まれるリスクが高くなります。
せめてお部屋を借りる前の内見時に、大通りを通って帰れる場所なのか確認しましょう。
駅徒歩15分に住んでいる人の体験談
実際に駅徒歩15分の距離に住んでいる人に、毎日の通勤・通学がどんな感じか聞いてみました。
満足している人と後悔している人、それぞれに分けて体験談を紹介していきます。
駅徒歩15分で満足している人の声
駅徒歩15分で満足している人は、距離以外の何かしらのことでメリットに感じている人が多いようです。




駅徒歩15分で後悔している人の声
駅徒歩15分で後悔している人は、歩くのが嫌い、体力がないなどマイナスな部分が多いように感じます。




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