2018年5月24日投稿
賃貸物件は入居直後でも退去できるのか?みんながすぐ引っ越した理由は?引っ越しにかかる費用や、なるべく出費を安く抑えて引っ越す方法、退去時の手続き方法など、今すぐに退去するための情報を大公開!
違約金を支払えば入居直後の退去は可能
賃貸契約を済ませた直後のアパートでも、違約金を支払えば、入居後1ヶ月しか経っていなかったとしても退去できます。
賃貸契約は、2年契約という縛りのところがほとんどで、2年経ったときに、また2年賃貸契約を更新するか、退去するかを決める形になります。
何らかの事情があって、どうしても2年以内に引っ越さなければならない場合、違約金がかかり、違約金をきちんと支払えば早期退去をすることが可能です。早期退去したからといって次の入居審査に影響することはありません。
賃貸の違約金請求額の相場は賃料の1ヶ月分ですが、違約金が高いところだと賃料3ヶ月分を請求するところもあります。
違約金を支払うかどうかは、賃貸契約をしたときの契約書に記載されています。もしも契約書を無くしたり捨てたりしてしまったら、不動産屋に問い合わせればコピーをもらえるので、確認しましょう。
みんながすぐ引っ越した理由は?
実際に入居してすぐ引っ越した人の体験談をまとめてみました。
引っ越しにかかる費用ってどれくらい?
今すぐ引っ越すと、違約金のほかに引っ越し代や初期費用がかかります。かなりのお金が必要になるので、どれくらいお金が必要なのか、以下で確認してみてください。
引っ越し費用
一人暮らしの場合、引っ越しにかかる費用がいくらなのか紹介します。引っ越し費用は不動産業界の繁忙期と閑散期で相場が違うので、繁忙期と閑散期に分けて紹介します。
繁忙期(1~4月)の平均引っ越し費用
移動する距離 | かかる費用の目安 |
---|---|
~500km | 約7万円 |
501km~ | 約9万円 |
閑散期(5~12月)の平均引っ越し費用
移動する距離 | かかる費用の目安 |
---|---|
~500km | 約6万5千円 |
501km~ | 約8万円 |
初期費用の内訳と相場
敷金や礼金、仲介手数料などの初期費用の内訳と、それぞれの費用の相場をまとめました。お部屋によって支払う費用は変わりますが、初期費用の相場は入居月の翌月家賃を含めて家賃の4ヶ月~5ヶ月分です。
内訳 | 相場 |
---|---|
敷金 | 家賃1ヶ月分 |
礼金 | 家賃1ヶ月分 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月分+税 |
前家賃 | 家賃1ヶ月分 |
日割り家賃 | 日数で異なる |
鍵交換費用 | 15,000円 |
保証会社利用料 | 家賃50%~100% |
火災保険料 | 20,000円 |
なるべく出費を安く抑えて引っ越す方法
違約金と引っ越し費用で出費がかかり、あまりお金をかけられない!という人に、できるだけ安く引っ越す方法を一覧にまとめました。
①敷金0円の物件を選ぶ
②礼金0円の物件を選ぶ
③仲介手数料が安く抑えられる不動産屋を選ぶ
④フリーレント物件を選ぶ
⑤UR賃貸を選ぶ
⑥月末に入居する
⑦保証人のみで審査してもらえるお部屋を選ぶ
①敷金0円の物件を選ぶ
敷金0円の物件を選ぶことで初期費用を安く済ませることができます。敷金0円の場合だとハウスクリーニング代を請求されますが、費用の相場は約3万円なので敷金を支払うよりも安く抑えられます。
家賃が5万円の場合、敷金だと5万円支払う必要がありますが、ハウスクリーニング代なら約3万円で済むので約2万円安いです。
②礼金0円の物件を選ぶ
礼金0円の物件を選ぶことで、初期費用を家賃1ヶ月分安く抑えられます。最近では、入居者を集めるために礼金を不要としている物件が増えているので、不動産屋に伝えてお部屋を探してもらいましょう。
▶敷金礼金なし物件(ゼロゼロ物件)を借りる際の注意点はこちら
③仲介手数料が安く抑えられる不動産屋を選ぶ
不動産屋によって仲介手数料が無料~半額で済む場合があります。以下に仲介手数料が抑えられる不動産屋をまとめました。お部屋を探す際の参考にしてみてください。
mini mini(ミニミニ) | 家賃半月分+税 |
---|---|
いい部屋ネット | 無料~家賃半月分+税 |
エイブル | 家賃半月分+税 |
レオパレス | 無料 |
④フリーレント物件を選ぶ
初期費用を抑えたい場合はフリーレントがあるお部屋を選びましょう。フリーレントとは、約1~3ヵ月分の家賃を無料にする契約形態です。前家賃が不要になると考えても問題ないです。
ただ、一定期間は必ず住むなどの条件がある場合がほとんどです。契約期間中に引っ越してしまうと、無料になっていた家賃の支払いを求められることがあります。
⑤UR賃貸を選ぶ
UR賃貸は、礼金・仲介手数料・更新料・保証人がいらないので、契約の手間がないうえ、初期費用をかなり抑えることができます。
ただ、一人暮らし用の物件が少なく、入居審査が少し厳しいというデメリットもあります。
⑥月末に入居する
月末に入居すると、日割り家賃がかからないので、初期費用を安く抑えられます。また、月初めに入居すると、日割り家賃を取られないこともあります。
⑦保証人のみで審査してもらえるお部屋を選ぶ
保証人のみで審査してもらえるお部屋を選べば、保証会社利用料が不要なので、最大で家賃の1ヶ月分安く抑えられます。保証人のみで審査してもらえるお部屋は、自分で探すよりも不動産屋に探してもらったほうが良いです。
分割払いはクレジットカードのみ可能!
初期費用の分割払いはクレジットカードのみ可能です。分割で払いたい人は、不動産で初期費用を払うときに一旦一括で払い、あとでカード会社に払い方を分割に変更する手続きをしましょう。
初期費用の振込先である管理会社には一括で払う必要があります。
すべての不動産屋がクレジットカード払いに対応しているわけではないので、初期費用を分割にしたい場合は、あらかじめ分割払いに対応しているか、不動産屋に確認する必要があります。
退去時にはさまざまな手続きが必要
早急に解約手続きをする
引っ越すお部屋の解約手続きをする必要があります。通常、退去の1ヶ月前に退去申告すれば、違約金は発生しません。
ただし、契約書に「2年以内に退去した場合は違約金が発生する」という内容があれば、退去申告をしても違約金が発生してしまいます。
退去日が決まったら各種手続きをする
退去日が決まったら、複数の手続きが必要です。契約内容により異なりますが、以下のような手続きが必要です。
・市役所で転出届を受け取る
・水道やガス、電気などの契約解除
「即入居可能」なお部屋から探す
「即入居可能」のお部屋でないと、審査が通ったあとすぐに入居できません。
賃貸物件は、大きく分けて「すでに空室で、即入居可能の物件」と「まだ人が住んでいるが、退去が予定されている物件」の2つがあります。後者の「退去が予定されている物件」には、すぐに引っ越すことができません。
ただし「即入居可能=即日入居できる」というのは、申し込んだその日に入居できるわけはありません。入居するには、入居審査や契約などの手続きがあるので、最短でも申し込んでから1週間ほどかかります。
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