最終更新:2021年1月15日

賃貸物件を探すとき、どうやって優先順位をつければいいのか分からないという人の悩みを解消します!
人気の条件とその理由や、妥協してもOKな条件を紹介します。
優先順位をつけられずお部屋探しに失敗してしまった人の体験談も紹介するので、お部屋探しの際は参考にしてください!
賃貸の希望条件は優先順位はどうつければいい?
いずれかの希望条件を妥協して優先順位をつけ、こだわり条件は3つ程度に絞った方がお部屋探しがスムーズです。
例えば、紙やスマホに自分が希望する限りの条件を書き出して、譲れない条件に印を付けるなど、情報を整理すると分かりやすいです。
具体的にどのような条件が優先度が高いのか説明します。お部屋選びに失敗しないためにも参考にしてください。
賃貸物件で人気の3つの条件
賃貸物件において「場所」「間取り」「家賃」の3つの条件は特に人気です。この3つは必ず設定している人が多いです。
それぞれの条件について、何故人気なのか説明します。
場所
どのエリアでお部屋探しをするか設定することで、利便性や安全性を考慮できるため人気の条件です。
通勤や通学は毎日のことなので、渋滞や満員電車にはできるだけ乗りたくない、時間をかけたくないという人にとって場所の設定は必須です。
検索サイトによっては「勤務先まで乗り換え1回以内」などの条件を加えることができます。
また「都心にアクセスしやすい」「大通りから離れている」などのこだわりがある人も、場所を設定するだけで絞り込みできます。
間取り
「住み心地が良いか」「生活動線が確保しやすいか」などといった、生活感を重視する人にとって間取りの設定は必須です。
特に自宅にいる時間が長い人は、間取りが自分のライフスタイルに合っているかどうか、自分の荷物量に対して適切な間取りかどうかチェックしましょう。
家賃をできるだけ抑えたいからワンルームにするなど、家賃相場を考慮して間取りを設定する場合もあります。
家賃
「固定費を抑えたいから」「家賃が高いと生活が苦しくなるから」等なるべく暮らしにかかるコストを抑えたい人は家賃の設定が必須です。
特に賃貸の家賃は、手取り収入の3分の1を上限として考えた方が良いと一般的に言われており、目安に設定する人が多いです。
エリアごとの家賃相場は大体決まっているので、家賃の下限・条件を設定することで物件の絞りこみもしやすいです。
妥協しても大丈夫な条件
物件を借りた事がない人で「何を妥協していいかわからない」と悩む人のために、妥協してもOKな条件をいくつか紹介します。
どういう人が妥協すべきなのかも説明するので、是非参考にしてください。
・周辺環境
・駅からの距離
・お部屋の広さ
・キッチンの広さ、機能
・日当たりの良さ、ベランダの有無
・お風呂の広さ、機能
築年数
築年数が古い物件だからといって一概に過ごしづらいとは言えないため、第一に妥協すべきです。
古い物件でもリノベーションを行っていたり、リフォームを繰り返している物件は綺麗で快適に過ごせます。
「どうしても新しい物件がいい」などの強いこだわりがある場合は、新築に絞らず10年以内など幅を広げた方が探しやすいです。
周辺環境は自分にとって必要かで判断する
駅前にスーパーやコンビニがあるなど周辺環境が充実していても、施設やお店を利用しなければ意味がありません。
家に帰るまでの道のりに買い物できるお店があれば十分便利なので、駅周辺の環境は特に重視しなくても問題ないです。
たとえ「周辺環境が充実している人気のエリア」であっても、自分にとって住む価値があるのかどうかをよく見極めましょう。
駅からの距離
駅からの距離を絞りすぎると良いお部屋が見つかりにくいので、ある程度妥協すべきです。
条件を設定するにしても、駅徒歩10分~15分以内程度に抑えた方が物件を探しやすいです。
また、駅から遠い物件ほど自転車置き場が設置されている可能性が高いです。なるべく歩きたくない人は自転車を使うのもありです。
お部屋の広さ
1K、ワンルームは20~25㎡、1LDKは45㎡程度あれば生活に問題ありません。
よほど家賃を安くしない限りは平均的な広さのお部屋ばかりなので、特別にこだわらなくても大丈夫です。
また、お部屋が広いと掃除が大変というデメリットもあるので、必要以上に広いと逆に不便です。
キッチンの広さ・機能
普段から料理をしている方でなければ、キッチンの広さや機能などの優先順位は下げるべきです。
料理好きの方にとってはこだわりの条件になりがちですが、そうでなければこだわる必要はありません。
一人暮らしの場合は、スーパーなどの総菜の方が安く済む場合もあります。
日当たりの良さ、ベランダの有無
外出が多く部屋で過ごす時間が短い人、外に洗濯物を干さない人は日当たりを重視する必要はありません。
南向きの日当たりが良い部屋を選んだのに、外出で日中に部屋にいないから意味が無かった、という人はよくいます。
また、浴室乾燥機やコインランドリーを使う人はベランダを使わないため、無くても大丈夫です。
お風呂の広さ・機能
「風呂トイレ別」や「追い炊き付き」など浴室設備に関する条件は、一人暮らしなど人によっては必要ないことが多いため妥協すべきです。
特に一人暮らしはシャワーを使う人が多いため、風呂の広さや機能にこだわる必要性は低いです。
また、風呂・トイレ・洗面所がセットになった「三点ユニットバス」は掃除がしやすいという意外なメリットがあります。
お部屋選びに失敗した人の希望条件例
希望条件を絞れず、お部屋探しに失敗してしまった人の例を紹介します。
自分がお部屋探しをする際にどの条件を設定すべきか、参考にしてください。
こだわりすぎて家賃が高くなった人
場所:池袋駅から20分/乗換1回以内
間取り:1K
築年数:3年以内
こだわり条件:
バストイレ別、独立洗面台、ウォークインクローゼット、オートロック、2階以上

希望条件が多すぎると、条件に合った物件はどうしても家賃が高くなってしまいます。
特に「オートロック」「ウォークインクローゼット」など、設備によってはチェックを入れることで家賃相場は跳ね上がります。
強いこだわりがなければチェックを外し、家賃が下がればその中でお部屋探しをしましょう。
駅近にしたら外で酔っ払いが騒いでる
駅徒歩:5分以内
間取り:1K
築年数:10年以内

駅近で交通の便が優れていても、物件のすぐ近くに飲食店や大通りがあるとうるさい可能性が高いです。
治安が悪いエリアだと、駅から離れた閑静な住宅街にある物件の方が安全です。
なるべく安全で静かに暮らしたいという人は、駅から離れた物件の方がおすすめです。遠くても、駐輪場付きの物件であれば通学・通勤時間は短く済みます。
キッチンにこだわったけど自炊しなかった
間取り:1K
築年数:3年以内
こだわり条件:
コンロ2口以上、南向き、駐輪場付き

忙しい社会人や学生などは、自炊をする時間が無くキッチンの設備が無駄になってしまうことが多いです。
料理が好きで設備にこだわりたいという人でなければ、コンロは1口で問題ありません。
また、キッチンが狭くても百均の収納グッズなどを上手く活用すれば、自炊時も快適です。
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