2018年11月12日投稿
賃貸が安い時期を紹介します。また、安い時期の特徴、安い時期に部屋を借りるメリットとデメリット、高い時期に部屋探しをするメリットとデメリットいついても解説します。
賃貸を最も安く借りられるおすすめ時期は4月と5月と12月
4月、5月、12月は、1年の中で引っ越し費用がもっとも安い時期になり、引っ越しするタイミングではおすすめです。
4月、5月、12月は不動産屋の繁盛期が終わった直後で、引っ越しする人が少なく、閑散期と呼ばれています。
不動産屋の繁盛期と閑散期はそれぞれいつからいつまでなのか、一覧にまとめてみました。
繁盛期 | 閑散期 |
---|---|
1月、2月、3月 | 4月、5月、6月 |
7月、8月、9月 | 10月、11月、12月 |
繁盛期の1月~3月
1年の中で、不動産屋がもっとも繁盛するのが、1月~3月の3ヶ月間です。
進学や就職が決まり、新生活に向けて引っ越しする人が多い時期です。物件数も多く、人気条件の物件が多く出回っています。
閑散期の4月~6月
引っ越しする人がもっとも多い1月~3月が終わり、お客さんが減る4月~6月は不動産屋が落ち着いてきます。
人気条件の物件は、1月~3月にほとんど入居者が決まってしまいますが、残った物件は値下りしたりしていて、安く借りられます。
繁盛期の7月~9月
7月~9月は、転勤する人が多い時期で、1月~3月ほどではありませんが、不動産屋は繁盛期に入ります。4月~6月に比べて、価格も高くなってきます。
閑散期の10月~12月
転勤シーズンが終わる10月~12月は引っ越す人が少なくなるため閑散期になります。とくに11月からは引っ越しする人がかなり減ってきます。
年末に向かってくると、年末年始の準備で忙しくなる人が多く、引っ越しする人はさらに減ってきます。
閑散期の特徴
閑散期の主な特徴は、引っ越し費用が安くなることです。具体的にどういった部分が安くなるのか、以下から解説していきます。
引っ越し業者の費用が約2万円安い
閑散期は、繁盛期と比較して引っ越し業者の費用が約2万円安くなります。ただ、引っ越し業者の費用は引っ越す距離によって金額が変わってきます。
以下に距離ごとの大体の費用の相場をまとめました。
繁忙期 | 閑散期 | |
---|---|---|
500km未満 | 約80,000円 | 約65,000円 |
500km以上 | 約90,000円 | 約70,000円 |
また、関西地方や中部地方の主要駅から東京までの距離も調べてみました。自分が住んでいるところから、引っ越し業者の費用はだいたいどのくらいかかるのか参考にしてみてください。
東京までの距離 | |
---|---|
大阪 | 約510km |
名古屋 | 約350km |
福岡 | 約1,000km |
広島 | 約800km |
宇都宮 | 約90km |
仙台 | 約350km |
青森 | 約700km |
敷金・礼金が安くなる場合がある
繁盛期を過ぎると空き部屋には中々借り手が付きにくくなり、大家さんや不動産屋の焦りから、敷金・礼金を安くしていることがあります。
繁盛期に借り手が付かなかった物件は、下手をすると1年間空室になってしまう可能性があり、大家さんにとってはかなりの損失となってしまうためです。
また、気に入った物件が敷金・礼金がかかったとしても、交渉次第で安くしてもらえる場合があります。
とくに礼金は安くしてもらえるか、上手く行けばタダになる可能性もあるので、積極的に交渉してみると良いです。
フリーレント付き物件が増える
大家さんが入居希望者を増やすため、閑散期には家賃がお得なフリーレント付き物件が増えます。
閑散期はお客さんが減るため、不動産屋や大家さんは多少サービスしても、契約してもらいたいと考えているためです。
また、閑散期ではフリーレント付き物件でなくても、交渉次第でフリーレントにしてもらえることがあります。
閑散期のメリットとデメリット
閑散期のお部屋探しは、以下のようなメリットとデメリットがあります。
閑散期のメリット
不動産屋に相談しやすい
お客さんが少ない閑散期は、不動産屋も時間に余裕があり、お客さん1人1人にしっかりと対応できます。
ちゃんと相談に乗ってもらいやすい時期なので、納得いくお部屋が見つかるまで探しやすいです。
落ち着いて物件を探せる
閑散期は繁盛期と違い、お部屋探ししてる人が少ないので、物件がドンドン契約されることがなく、落ち着いてお部屋探しできます。
気に入った物件があっても、一旦落ち着いて考える時間もあります。
繁盛期では、お部屋探ししてる人がかなり多いので、気になった物件を一旦保留にしてしまうと、他の人が契約してしまうことが多いです。
お部屋は気に入っても取り置きはできないので、すぐに決めないと良いお部屋がなくなってしまいます。
閑散期のデメリット
物件数が少ない
繁盛期にかなりの数でお部屋は埋まってしまうので、閑散期はお部屋の数がかなり減ります。
ただ、閑散期でも探せば希望の間取りの物件は1、2件はあるものなので、日にちを変えて根気強く探したり、地域を広げて探すなどしてみると良いです。
人気条件の物件は埋まっている
駅徒歩10分以内や新築物件など、人気条件の物件は繁盛期でだいたい埋まってしまいます。
閑散期で条件の良い物件を探すには、駅徒歩15分などに条件の幅を広げてみると、良い物件が見つかる可能性があります。
繁忙期のメリットとデメリット
繁忙期にお部屋を探すメリットとデメリットについても紹介します。
繁忙期のメリット
物件数が多く選択肢が増える
繁盛期は退去者も多く、空き部屋も多い時期なので選択の幅が広がります。
また、新社会人や学生に向けて家具付き物件なども多く出回る時期なので、初めて一人暮らしする人には、生活環境を整えやすいという利点もあります。
優良物件を見つけやすい
物件が増えると、自然と駅徒歩10分など人気条件の物件も増えてきます。
ただ、人気条件の物件はドンドン入居者が決まってしまいます。繁忙期では、良いと思った物件はなるべく速やかに決めてしまいしょう。
繁忙期のデメリット
早い者勝ちで部屋が決まっていく
大学生や新社会人など、お部屋を探している人がもっとも多い時期です。
良い物件に出会えても、あれもこれもと迷っていると先を越されてしまい、気に入っていた物件も入居者が決まってしまいます。
不動産屋は丁寧な対応が難しい
不動産屋の繁忙期はお客さんが多く、スタッフさんの担当する人数が増えていますので、なかなか1人1人丁寧に対応するのが難しい時期です。
家賃・敷金・礼金が割高
どうしてもどこかで部屋を借りないといけない人が多い時期です。その分お部屋の需要も上がるので、値段が高くなります。
礼金やフリーレントの交渉がしにくい
大家さんは、値下げの交渉を受け入れなくても他に借り手が決まりやすい時期です。フリーレントや礼金の交渉は非常に難しくなります。
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