最終更新:2021年2月22日

賃貸物件は早い者勝ち?自分よりも前に申込者がいると絶対に入居できないの?という疑問にお答えします!2番手の申し込みであっても入居審査に通る5つのケースについて詳しく解説し、2番手になって後悔した人の体験談も紹介します。
賃貸物件は入居申し込みの早い者勝ち
賃貸物件は入居申し込みの早い者勝ちであることがほとんどです。基本的には、先に申し込んだ人から順番に、入居審査されていくからです。
前に申し込んだ人が審査に通ると、自分の申し込みは無効になってしまいます。
不動産業界では、1番目に審査される人のことを「1番手」といい、順番待ちになっている申込者を「2番手」と表現します。
たとえタッチの差であっても、2番手は、1番手よりも圧倒的に入居できる可能性が下がります。良い物件を見つけたら、なるべく早く入居申し込みしたほうが良いでしょう。
2番手であっても審査に通る5つのケース
基本的に賃貸物件は早い者勝ちですが、以下で挙げる5つのケースに当てはまる場合は、あとから申し込んだ人でも審査に通ることがあります。
②1番手がキャンセルした場合
③1番手の書類不備が解消されない場合
④同時審査の場合
⑤先行契約する場合
すでにほかの申込者がいたとしても審査に通る可能性はあるので、2番手だとしても諦めるべきではないです。
以下では、それぞれのケースについて、詳しく解説していきます。
①1番手が審査に落ちた場合
1番手が入居審査に落ちた場合は、当然、2番手の審査に移ります。家賃の支払能力、連帯保証人の有無、人柄などに問題がなければ、2番手でも審査に通ります。
ただ、1番手が審査に通りそうかどうかは、不動産屋のスタッフにも分かりません。年収などの個人情報を教えてもらうこともできないので、連絡があるまで、ただ待つことになります。
②1番手がキャンセルした場合
1番手の人が申し込みをキャンセルした場合は、自動的に、2番手が入居審査の対象になります。
とくに、1番手の人が、内見をせずに入居申し込みをする「先行申込」を選んでいる場合に、よく起こるケースです。
申し込んだ段階では借りるつもりでいても、実際にお部屋を見ると、不満を感じ、キャンセルすることがあります。
③1番手の書類不備が解消されない場合
1番手になっている人の書類に不備があり、しかもなかなか連絡がつかず、いつまで経っても審査が進められない場合は、2番手の申し込みが優先されることがあります。
たとえ、1番手の人が書類を整えて再提出したとしても、順番がもとに戻ることはありません。1番手は人柄に問題があると考えられ、再申し込みを受け付けられないことがほとんどです。
④同時審査の場合
期日を決めて入居希望者を集める「同時審査」の物件の場合は、そもそも申し込みの順番による優劣がありません。
期日内に入居申し込みをした、すべての人がいっせいに審査されるので、ほかの人よりも遅いタイミングで手続きしたとしても、入居できる可能性があります。
借りたいお部屋が同時審査かどうかは、入居申し込みの段階で、不動産屋が教えてくれます。
⑤先行契約する場合
内見をせずに賃貸契約を結ぶ「先行契約」を選んだ場合は、すでにほかの入居申込者がいたとしても、優先してもらえることがあります。
ほかの申込者と違って、先行契約の人は、あとからキャンセルされる心配がないので、大家さんにとって嬉しいお客だからです。
ただし、先行契約を選べる物件は少ないうえ、1番手よりも優先されるケースはさらに限られています。
物件を見てからキャンセルできない、という大きなデメリットもあるので、よほど大きな事情があるのでない限りは、先行契約を選ぶべきではないです。
すぐに空室確認~内見予約できる不動産屋
ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEで気になるお部屋の情報を送るだけで、すぐに空室確認をしてくれます。
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使い方次第では、お部屋探し~賃貸契約まで来店不要なので、遠方に住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない、対面が苦手という人にも向いています。
入居申し込みが遅くて後悔した人の体験談
入居申し込みが遅くて後悔したことのある人の体験談をご紹介します。
「気になる物件が複数集まらないと内見しない人」や「理想の物件を求めるあまりなかなか申し込みしない人」は、2番手になってしまい、希望のお部屋に住めない傾向にあります。


住みたい、と思う物件が見つかったら、先延ばしにせずに、すぐにでも入居申し込みに向けて行動したほうがいいです。
ただし、ほかに気になる物件があり、同じ日に内見する場合は、すべてのお部屋を見てから申し込んでも遅くはないです。
むやみやたらに入居申し込みする人は、不動産屋からの印象が悪くなり、審査に不利になる危険があります。早い者勝ちとはいえ、審査に悪影響を与えてしまうと本末転倒です。
2番手でも入居申込書は記入する
たとえ2番手であっても、入居申し込みするには「入居申込書」に記入します。
仲介の不動産屋との口約束では、申し込みをした記録が残らないうえ、順番が繰り上がっても審査する材料がないからです。
収入証明書や内定通知書などの書類まで求められるかどうかは、物件によって変わりますが、身分証明書のコピーは提出します。
もしも、仲介の不動産屋が「2番手なので、まだ書類は要らないですよ」と言った場合は、残念ながら、初めから審査を諦められている可能性が高いです。
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