最終更新:2021年1月15日

複数の物件で賃貸契約はできる?セカンドハウスとして賃貸物件を2つ借りられる?という疑問にお答えします!
家賃の目安、名義変更の可否、住民票を移さなくてはいけないのか、住民税はどのようにかかるのかなどの注意点も解説します!
これからセカンドハウスとして賃貸物件を借りようとしている人必見なので、ぜひ参考にしてみてください!
複数の賃貸物件を借りることは可能
すでに賃貸物件を借りている人でも、平行して、新たに別のお部屋で賃貸契約を結べます。
東京に住んでいる人が北海道や沖縄に別宅を借りたり、関西の人が仕事のために関東にもお部屋を持っていたりすることは、いわゆる「セカンドハウス」にあたり、珍しいことではありません。
ただし、賃貸契約を結ぶには入居審査に通る必要があるので、家賃を支払えるだけの十分な収入と、複数の物件を借りる正当な理由が必要です。
複数の賃貸物件を借りる理由は正直に話す
2軒目、3軒目のお部屋であっても、入居申し込みの際に、賃貸物件を借りる理由は正直に話したほうが良いです。
「関東と関西の両方で仕事があるため」「会社の近くに寝泊まりする場所が欲しいから」「趣味の部屋にする」など、自分の状況に合った理由を不動産屋に伝えましょう。
下手に嘘をついたりすると不信感を与えてしまい、入居審査に落ちる可能性があります。
また、子どもや親を住まわせるために新たに物件を借りる場合には、事前に「住むのは契約者とは別の人」と話しておく必要があります。
無断で契約者と違う人が住むのは、名義貸しという行為にあたり、契約違反になります。厳しい管理会社や大家さんの物件だと、強制退去を言い渡される危険があります。
複数の賃貸物件を借りる場合の家賃目安
複数の賃貸物件を借りる場合、家賃の合計は手取りの3分の1に抑えるべきです。手取りの3分の1を超えると、生活費が足りず、苦しい暮らしになります。
下記の表に、複数の賃貸物件を借りる場合の、家賃と収入の目安をまとめました。
家賃の合計 | |
---|---|
手取り18万円 | 約6万円 |
手取り20万円 | 約6.7万円 |
手取り22万円 | 約7.3万円 |
手取り24万円 | 約8万円 |
手取り26万円 | 約8.7万円 |
手取り28万円 | 約9.3万円 |
手取り30万円 | 約10万円 |
手取り32万円 | 約10.7万円 |
手取り34万円 | 約11.3万円 |
手取り36万円 | 約12万円 |
手取り38万円 | 約12.7万円 |
手取り40万円 | 約13.3万円 |
例えば、手取り30万円の人がすでに家賃6万円の物件を借りている場合は、2軒目を家賃4万円以下にして、合計額を10万円に抑えるべきです。
都内であっても、風呂なしなど設備を妥協すれば、家賃4万円の物件も見つかります。
手取り額が20万円前後の人は、首都圏に複数の賃貸物件を借りるのは難しいです。ただ、地方都市であれば、家賃3万円前後の物件を2軒借りたりはできます。
もともとの物件の名義を変更するのは難しい
2軒目の入居審査を通すために、もともと借りている物件の名義人を変更するのは難しいです。
最終的には大家さんや管理会社の判断になるので一概にはいえませんが、結婚や離婚、死別などの事情でない限り、名義変更は断られます。
賃貸物件を複数借りるなら経験豊富な不動産屋に相談するべき
既に賃貸物件を借りていたり、持ち家のローンがあってセカンドハウスの審査に通るか不安なら、経験豊富な不動産屋に相談するべきです。
不動産屋は審査を絶対に通すことはできないですが、審査に落ちにくい方法を提案する協力ができます。不動産屋を味方につけることが審査で落ちないために必要なことです。
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複数の拠点がある生活のメリット
セカンドハウスとして、賃貸物件を複数借りることのメリットは3つあります。
それぞれのメリットを詳しくご紹介しているので、参考にしてください。
・休日に一人の時間が作れる
・部屋のレイアウトが自由
平日の通勤がラクになる
会社の近くにセカンドハウスを借りれば、満員電車に乗らなくて済むので通勤がラクになります。
同僚と会社の近くで飲み会をした後、すぐにセカンドハウスに帰れるので時間に余裕ができます。
休日に一人の時間が作れる
主に生活をしている家とは別にセカンドハウスを借りれば、一人の時間が作れてリフレッシュできます。
都心から離れた静かな場所であれば、誰にも邪魔されず自分の趣味に没頭できます。
お部屋のレイアウトが自由
主な生活の拠点に家族や同居人がいる人がセカンドハウスを借りれば、お部屋のレイアウトが自由です。
自分好みのテイストにしたり、本、フィギア、ゲームなど自分の好きなもを置けます。
住民票は実際に住んでいる場所に置く
複数の賃貸物件を借りている場合、住民票は、生活の中心になっているお部屋の住所に置きます。法令によると「生活の本拠」が住民票のあるべき場所だからです。
つまり、新しく借りたお部屋には月に数日しか行かないのであれば、わざわざ住民票を移す必要はありません。
ただし、もともとのお部屋に家族が住み続け、新しい物件に自分が引っ越すような場合には、住民票を動かさなくてはなりません。
また、会社から家賃補助や交通費などを支給されるために住民票の提出が必要な場合も、移動させたほうが良いでしょう。
住民税は住民票のある住所にかかる
住民税は、住民票のある自治体から取られるだけです。複数の賃貸物件を借りているからといって、2重に支払う必要はありません。
ただ、ごくまれに、給与から天引きされたうえに、もう1つの自治体から住民税の振込用紙が届く場合があります。2重に支払った場合には、還付の手続きをしないと損をします。
複数の賃貸物件の選ぶ時の注意点
セカンドハウスとして、複数の賃貸物件を選ぶ時の注意点は3つあります。
・最初は安い家賃の物件に住んでみる
・月に数日しか使わない程度ならもったいない
何のためのセカンドハウスか目的を考える
セカンドハウスを探し始める前には、目的が何なのかを考えましょう。物件を探すエリアを絞るためです。
会社に近い方が良い、自然があって静かな場所が良いなど、目的を決めてからでないと後悔しまいます。
長期的にセカンドハウスを借りるなら、しっかりと計画を立てることをおすすめします。
最初は安い家賃の物件に住んでみる
複数の賃貸物件に住んでみて、やっぱりセカンドハウスは不要だった、自分のライフスタイルに合ってなかったと後悔する人もいます。
そのため、最初は安い家賃の物件をセカンドハウスにしてみることがおすすめです。自分に必要かどうかを試しやすいからです。
月に数日しか使わない程度ならもったいない
それぞれの事情にもよりますが、月に4、5日しか使わないのであれば、2軒目の賃貸物件を借りるのは、金銭的にもったいないです。
セカンドハウスとして賃貸物件を借りた場合、入居時に礼金や仲介手数料といった初期費用、家具や家電などの購入費がかかります。また、毎月の水道光熱費も必要です。
近年は、8,000円以下でビジネスホテルに1泊できます。たとえ月に5日利用したとしても4万円かからないので、複数の賃貸物件を借りるよりも安く済みます。
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