お部屋探しのコツや知識まとめブログ|Rooch(ルーチ)
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ALC造とは?鉄骨造は何が違うの?防音性はどんな感じ?

黄色っぽいアパート

ALC造とは?鉄骨造は何が違うの?という疑問を解決します!建物構造ごとの防音性比較や、ALC造のメリット・デメリット、建物構造ごとの住み心地比較も紹介します!ぜひお部屋探しの参考にしてください!

ALC造とは?

ALC造とは、Autoclaved Lightweight Concreteの略で、気泡加工し軽量化したコンクリートを壁に使った建物です。

木造や鉄骨造のように「造」とついていて建物構造と間違えやすいですが、ALC造は構造ではなく基本的に「壁材(壁の素材)」を指すものです。

そのため、建物構造自体は鉄骨造であることが多いです。物件情報には「鉄骨ALC造」「鉄骨造(ALC)」などと記載されている場合があります。

ALC造に使われるコンクリートは、気泡が入っていて普通のコンクリートよりも軽いため、地盤沈下が起こりやすい地域や高層マンションなど、建物自体の重さを軽減したいときに使用されます。

ALC造と鉄骨造の違いは使っている素材

ALC造と鉄骨造の違いは、建物の壁に使われている素材のみです。ALC造は軽量気泡コンクリートを使用した鉄骨造のことなので、鉄骨造もALC造も建物構造に違いはありません。

ちなみに鉄骨造は、柱や梁などの骨組みに鉄骨の厚みが6mm未満のものを使用した「軽量鉄骨造」と、鉄骨の厚みが6mm以上のものを使用した「重量鉄骨造」の2種類あります。

ALC造は、気泡加工し軽量化したコンクリートをボードやパネルにしたものを使うため、軽量鉄骨造でも重量鉄骨造でも使用されます。

まれに木造でもALCが使われている

建設コストを下げたい場合や、多少防音性を高めたいなどの理由で、木造でもALCが使われていることがあります。

その場合は、物件情報に「木造ALC」や「木造(ALC)」などと記載されていることがありますが、基本的には「木造」としか書かれていないのでわかりにくいです。

また一般戸建てでも、ヘーベルボードという名前のALCボードがよく使われています。

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ALC造の防音性は木造や軽量鉄骨造よりは高い

ALC造に使われている軽量気泡コンクリートは、内部にある気泡が音を吸収するため、防音性・遮音性にやや優れています。

そのため、普通の木造や軽量鉄骨造よりは、防音性が高いお部屋が多いです。

木造や軽量鉄骨造で聞こえてきた隣人の話し声やTVの音は、ALC造だとわずかに聞こえてくるくらいで日常生活ではほぼ気になりません。

ただし、足音や洗濯機、掃除機など振動を共にする騒音は、やや聞こえてきます。

建物構造ごとの防音性比較

防音性について、木造・軽量鉄骨造・重量鉄骨造・RC造・SRC造で比較してみました。1番防音性が高いSRC造を10として紹介します。

建物構造ごとの防音性比較のグラフ
木造 テレビや電話の声などの生活音が聞こえる
軽量鉄骨造 多少音量は軽減されるが、生活音はほぼ聞こえる
ALC造 生活音は軽減されるが、洗濯機などの音は聞こえる
重量鉄骨造 洗濯機や掃除機の音は少し聞こえるが気にならない
RC造 子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる
SRC造 防音性が高く外の音がほぼ聞こえない

どうしても防音性を重視したい人は、自分と隣人の居室が隣り合っていない間取りを選ぶか、RC造・SRC造のマンションに住んだ方が良いです。

▶ほかの建物構造についての解説はこちら

ALC造のメリット・デメリット

防音性以外の部分で、ALC造のメリットとデメリットを紹介します。お部屋選びの際に参考にしてください。

ALC造のメリットは軽量なのに断熱性・耐火性が高い

ALC造に使われている軽量気泡コンクリートは、普通のコンクリートよりかなり軽量なのに、断熱性・耐火性が高いです。

もともと軽量気泡コンクリートは、セメントや生石灰といった材料を高温高圧で焼き固めるため、耐火性に優れています。

万が一室内で火事が起きた場合も、普通の木造や鉄骨造のようにすぐに隣の部屋に火の手が回ることはないです。

また、コンクリート内部にある気泡が空気の層を作るため、室内の気温が逃げにくいです。

そのため、夏はエアコンで冷えた空気が逃げにくく、冬は温まった空気が冷えにくいので快適に暮らせます。

ALC造のデメリットは水に弱く劣化しやすい

ALC造は、気泡が入っている特性上、長時間水に浸かると中に水がしみ込んでしまい、骨組みになっている鉄骨にサビが付く可能性があります。

また、氷点下になる日や地域の場合、中にしみ込んだ水が凍って内部で膨張するため、ALCボードやパネルがひび割れを起こします。

基本的に防水塗装で保護されていますが、年月が経つと結局は劣化して水に弱くなります。

そのため、ALC造のお部屋を選ぶときには、築年数もしくはメンテナンス工事(リフォーム)が入った年を気にしなければいけません。

ALC造の寿命(耐用年数)目安は60年ほどで、10年~15年に1回メンテナンスが必要です。

ALC造とほかの建物構造の住み心地を比較

カラフルなアパート

ALC造と、そのほかの建物構造である木造・軽量鉄骨造・重量鉄骨造・RC造・SRC造の住み心地を比較してみました。

ALC造の総評は、木造や軽量鉄骨造よりは優れているが、重量鉄骨造・RC造・SRC造よりは性能が劣ります。

建物構造 家賃 防音性 耐震・耐火 通気性
木造 ×
軽量鉄骨造
重量鉄骨造
ALC造
RC造 ×
SRC造 × ×

そこそこの防音性・耐震性・耐火性・通気性を兼ね揃えていて、家賃を少しでも抑えたお部屋に住みたいという人におすすめです。

自分にとって何を一番重視するかで、おすすめの建物構造が変わってきます。以下を参考に、自分はどの建物構造のお部屋にすべきか考えてみてください。

家賃の安さが最優先なら「木造」

家賃をできるだけ安く抑えたいなら、木造物件がおすすめです。

木造物件は建築費用がかからないことや築年数が古めの物件が多いことから、家賃が安めに設定されています。

不動産屋専用サイト「ATBB」で、都内の2000年以上に建てられた駅徒歩15分の1Kで、共益費管理費込みの家賃が安い順30件の平均額をまとめてみました。

建物構造 家賃
木造 約4.8万円
鉄骨造(軽量・ALC含) 約5.6万円
RC造 約6.3万円
SRC造 約7.6万円

築年数や性能を気にしなければ、木造のお部屋が都内で4万円台から見つかります。ただし、防音性がかなり低いので、音に敏感な人には向いていません。

害虫や結露を優先して避けるなら「軽量鉄骨造」

家賃を抑えたいけど、木造より防音性が高いお部屋に住みたいという人は「鉄骨造」のお部屋がおすすめです。

とくに、一度寝てしまえば朝まで起きない、自分もテレビを見るから周辺の生活音が耳に入ってこないという人で、家賃を抑えたいという人に向いています。

壁の素材は木造と同じなので、防音性が高いと言われれば微妙ですが、テレビの音や話声などの高い音は緩和されます。

アパートの中でも防音性をやや気にするなら「ALC造」

ALC造は、コンクリートの中にある気泡が音を吸収するため、木造や軽量鉄骨造よりは防音性があります。

そのため、マンションよりは家賃を抑えたいが、防音性を気にしたいという人におすすめです。

ただし、あくまでも木造や軽量鉄骨造よりやや防音性があるだけなので、お部屋の間取りや周辺の建物によってはうるさいお部屋もあります。

必ずお部屋を借りる前に、内見で防音性を確認しておくべきです。

防音性や耐震性が最優先なら「RC造」

防音・耐震・耐火性を気にするなら、鉄骨造よりかなり頑丈な「RC造」がおすすめです。

コンクリートは音を遮断するので、防音性が高いです。また、鉄筋は引っ張る力に強く、コンクリートは熱に強いので、耐震性・耐火性に優れています。

ただし、音を通しにくい分通気性が悪いので、室内に熱がこもりやすく夏は暑いです。SRC造より家賃を抑えたいけど、エアコンの電気代くらいなら気にしないという人に向いています。

家賃よりも設備を重視するなら「SRC造」

お金に余裕があって、防音性・耐震性・耐火性などの性能を重視したハイグレードなお部屋に住みたいなら「SRC造」がおすすめです。

SRC造は、RC造をさらに強化した建物のため、家賃がかなり高いです。その分、家賃に見合った性能が充実しています。

とくに、防音性は建物構造の中でも群を抜いて優れています。周辺住民の生活音は、ほぼ聞こえないので、音に敏感な人でも静かに暮らせます。

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