最終更新:2021年4月16日

不動産屋に予約なしで行っても大丈夫?アポなしだけどちゃんとお部屋の紹介をしてもらえるの?など、来店に関する不安を解決します!
予約なしで行く際のポイントや、予約なしと予約ありのメリット・デメリット比較、予約は何日前にすべきかなどもあるので、是非参考にしてください。
予約なしで不動産屋に行って良い
不動産屋に行くときは、予約なしでも大丈夫です。下記のような理由で、ふらっと立ち寄るのもアリです。
・通りかかった不動産屋の雰囲気が良かった
・お店前に掲載されている物件が気になった
・良さそうな物件が無いか調べたくなった
・急いでお部屋を探したい
対応してもらえるまで待ち時間がありますが、手が空いたスタッフが担当してくれます。
引っ越し予定日・希望の物件情報などのヒアリング後に、物件紹介をしてもらえます。タイミングが合えば、当日に内見まで可能です。
ただし、店内にお客が少ない場合に限ります。待っているお客さんが多いと「本日は予約でいっぱいです」と断られる可能性があります。
1月~3月の繁忙期は予約必須
1月~3月は不動産屋繁忙期の繁忙期で、引越す人が多いので来店予約はしておくべきです。
繁忙期に予約なしで来店した場合、待ち時間が1時間以上待たされることが多いです。
また、次の予約のお客が来るまでの間しか対応してもらえないので、希望通りの物件が見つかりにくいです。
水曜日は定休日の可能性があるので事前に確認すべき
水曜日に来店予定の人は、定休日の可能性があるので事前に確認しておきましょう。
不動産業界は基本的に客商売なので、サービス業と同じく土日が1番忙しいです。
そのため、土日から遠い曜日が休みやすいという理由で水曜日を定休日にしているお店が多いです。
予約なしで行く際のポイント
来店時の対応は「初回ヒアリング⇒希望物件の検索⇒物件紹介⇒即日内見できる場合は内見」という流れで進みます。
予約なしでもスムーズにことを運ぶために、3つのポイントを紹介します。
・なるべく午前中に行く
・事前に希望条件を決めておく
時間に余裕を持たせる
予約なしで行く場合は、来店後の時間に余裕を持たせてください。最低でも、2時間ほどあると良いです。
対応されるまでの待機時間があるうえ、初回ヒアリング(希望条件などのすり合わせ)に時間がかかるからです。
店内で待つのが嫌な人や、時間を有効活用したい人は、スタッフに「近くにいるので順番がきたら電話してほしい」と伝えてみましょう。
場合によっては対応してくれるので、カフェや買い物などで時間を潰せます。
なるべく午前中に行く
予約なしで来店する場合は、午前中がおすすめです。特に開店してすぐだと、お客さんが少ないので待ち時間なしで対応してもらえます。
また、即日内見可能なお部屋があれば、午前中に店内でお部屋探し~内見予約、午後から複数の物件の内見ができます。
事前に希望条件を決めておく
物件の希望条件をあらかじめ決めておくと、初回ヒアリングの時間を短縮できます。
スケジュール帳やスマホに、以下のようなものをメモしておくと良いです。
・希望エリア(区、路線、駅など)
・家賃の予算
・希望の間取り(お部屋の広さ)
・駅徒歩の距離
・築年数
・お部屋内の設備(BT別、室内洗濯機置き場など)
引っ越し予定日に関しては、決まっていない人は「未定」「良い物件があれば1ヶ月ほどで引っ越し可能」など、曖昧で良いです。
また、物件の希望条件に優先順位をつけておきましょう。理想のお部屋が無かった場合は、優先度の低い条件を1つずつ緩和してください。
予約ありのほうがメリットが多い
予約なしでも大丈夫ですが、予約したほうがメリットが多いです。
以下で、予約あり・なしのメリットデメリットをまとめました。
予約ありのメリット・デメリット
予約ありだと、事前にスタッフが準備しておいてくれるので、来店時の待機時間がない・時間をかけて対応してもらえる・即日内見できるなどメリットが多いです。
・店内での待機時間がない
・スタッフの対応時間が長い
・初回ヒアリングの時間が短い
・事前に条件に合う物件を探しておいてくれる
・即日内見できるかも事前確認してくれる
・自分の好きな時に行けない
・希望通りの日程になるとは限らない
デメリットに関しては、連絡とスケジュール調整の手間だけです。
数分の時間を犠牲にするだけで、スムーズなお部屋探しができるので、よほどの事情がない限りは来店予約をしておいた方が良いです。
予約なしのメリット・デメリット
一方で、予約なしのメリットは「連絡の手間がない」「自分の好きなタイミングで来店できる」ことだけです。
・自分の好きな時に行ける
・用事のついでに立ち寄れる
・スタッフの対応時間が短い
・初回ヒアリングに時間がかかる
・条件のすり合わせの手間がある
・即日内見できない事が多い
来店時にほかのお客がいた場合、30分~1時間待たされます。1月~3月の繁忙期だと、2時間以上待たされることもあり、かなりのストレスです。
また、初回ヒアリング、スタッフとの条件のすり合わせだけで1時間ほどかかります。
次の来店予約までの時間しか対応してもらえない場合は、物件紹介時間が少ないので希望のお部屋が見つかりにくいです。
別の日に再度来店しないといけなくなるので、時間に余裕がある・いい物件があれば引越しを検討したい・待つことが苦ではない人以外は、予約すべきです。
予約は何日前までにすべき?
来店予約は、平日なら2日前、繁忙期や休日は1週間前にしておくと良いです。
最低2日あれば、不動産屋のスタッフが余裕を持って紹介物件の準備ができるからです。
繁忙期や休日は予約する人が多いので、1週間前に連絡すると空いている可能性が高いです。
予定の調整がしやすい人であれば、平日の午前中を狙って予約しましょう。利用客が少ない時間帯なので、予約が取りやすいです。
予約方法は電話かメールが一般的
予約方法は、急ぐなら電話、時間に余裕があるならメールがおすすめです。
電話なら、スタッフがその場で予約の空きを確認しているので、最短で調整しやすいです。場合によっては、即日来店も可能です。
メールの場合は、やりとりに時間がかかるので時間の余裕がある人向けです。遅いと、不動産屋からの返信が翌日~1日後になります。
なお、来店予約はネット上で気になる物件が見つかっていなくても可能です。とりあえず相談したいという人でも歓迎してくれるので、気負わず予約しましょう。
予約も来店も不要な不動産屋がある
ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、予約も来店も不要です。イエプラは、基本的にチャットやLINEでやりとりをおこないます。
「物件を紹介してほしい」「〇月に引っ越し予定」「どこに住めば良いかわからない」「審査に通るか不安」など、なんでも相談可能です。
業者専用の物件サイトからお部屋を探してくれるので、SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件も紹介してくれるし、ほかサイトの物件もまとめて確認できます。
深夜0時まで営業しているうえ、年末年始以外の定休日がほぼないので、急なお部屋探しでも気軽に利用できます!
良い不動産屋を見極めるコツ
良い不動産屋を見極めるコツを紹介します。どの不動産屋に行けば良いか迷っている人は、以下の5つのことを注視してください。
・空室情報もなく来店を急かしてくる
・宅建免許証に記載の営業年数が浅い
・外観や店内が汚い
・営業の態度、対応が親身ではない
複数の不動産屋に気になる物件の問い合わせメールを送ってみて、自動返信以外であからさまなテンプレートメールが届いた場合は避けましょう。
返信の際に物件を問い合わせたにもかかわらず、空室情報の返事もなく来店を急かしてくる不動産屋は要注意です。問い合わせ物件が、おとり物件の可能性が高いです。
また、宅地建物取引業者免許証に記載されている営業年数が浅い不動産屋は、経験が少ないので対応が悪いと感じやすいです。
宅地建物取引業者免許証「東京都知事(■)第○○○号」の、■部分に入っている数字が営業年数です。1なら営業5年未満、2なら営業10年以上、3なら営業15年以上です。