木造の物件

木造アパートのメリットとデメリット!鉄骨造と比べて防音性や住み心地はどう?

部屋探しの知恵

2018年1月27日投稿

イエプラ イエプラ

木造アパートのメリット・デメリットって何?防音性ってどうなの?木造と鉄骨造の違いは?木造は寒いの?耐震性や耐火性は?など、木造アパートに関する疑問に徹底回答します!木造に一人暮らしした人の感想、木造物件を探す際のコツも公開!

木造アパートのメリット・デメリット一覧

木造アパートのメリットとデメリットをまとめました。以下の項目でそれぞれ詳しく解説します。

メリット

①建設費用が安いので家賃が安め
②通気性が高く湿気や熱がこもりにくい
③柱が出っ張らないので家具を置きやすい

デメリット

①音が漏れやすい
②気密性が低く冷暖房が効きづらい
③虫が発生しやすい
④古い建物の場合は火が回りやすい

メリットの詳しい解説

①建設費用が安いので家賃が安め

木材は建築資材が軽く運びやすいため、工期を短縮でき、人件費も減らせることから、建物構造の中で最も建設費用が安いです。

東京23区内で、ワンルーム、1K、1DKのお部屋の家賃を建物構造ごとに調べてみました。築年数が古すぎる物件はどの構造でも家賃がかなり安いので、築年数は10年以内に絞っています。

木造のほうが鉄骨造よりも約8千円安く、鉄筋鉄骨コンクリート造と比べると約2.5万円も差があります。

ワンルーム 1K 1DK 平均額
木造 3.5万円 4.2万円 5.5万円 4.4万円
鉄骨造 4.6万円 5万円 6.3万円 5.2万円
RC造 5.1万円 5.7万円 7.4万円 6万円
SRC造 6.2万円 6.6万円 8.2万円 7万円

②通気性が高く湿気や熱がこもりにくい

木材は通気性が高く、鉄筋造やコンクリート造に比べて湿気や熱がこもりにくいです。そのため、結露やカビが発生しづらく、夏場は暑くなりにくいです。

日本は1年を通して気温が変わりやすい気候なので、通気性が良く過ごしやすい木造建築が一般に広まりました。

③柱が出っ張らないので家具を置きやすい

木造のお部屋は、柱が出っ張っらず壁や天井に凹凸がないので、家具を置きやすいです。

一方で鉄筋造やコンクリート造のお部屋は、天井や壁が柱や梁(はり)で凹凸があり、家具を置きづらい形なことが多いです。

出っ張りがない木造の例 出っ張りがある鉄骨造の例
出っ張りがない木造の例 出っ張りがある鉄骨造の例

出典:http://faisisiba.naganoblog.jp/e357061.html

デメリットの詳しい解説

①音が漏れやすい

木造の建物は、建物構造の中で最も音が漏れやすいです。楽器を演奏したり大声で話したりすると、ほぼ間違いなく周りのお部屋にまで聞こえてしまいます。また、古い木造の建物であれば、ちょっとした足音や物音でも聞こえてしまうことがあります。

他の建物構造と防音性の比較をまとめてみました。コンクリートが使われている構造は防音性が非常に高いですが、鉄骨造や木造は防音性がかなり低いです。

構造 防音性 特徴
鉄骨鉄筋コンクリート ★★★★★ 何も聞こえてこない
鉄筋コンクリート ★★★★☆ ほぼ何も聞こえてこない


この間は防音性に大きな差がある

鉄骨造 ★★☆☆☆ 木造より少しだけ防音性が高い
木造 ★☆☆☆☆ 隣人の生活音がかなり聞こえてくる

ただ、キッチンが出っ張った造りや、壁側がクローゼットの造りのお部屋など、間取りによっては鉄骨造や木造のお部屋でも音が漏れにくい場合があります。

キッチンが出ている間取り 壁がクローゼットの間取り
キッチンが出っ張っている間取り 壁がクローゼットの間取り

自分でできる効果的な防音対策一覧

木造の物件に住んだ場合に、自分でできる効果的な防音対策を紹介します。

対策内容 防音グッズ
音が出るものは壁から50cm離して配置する 必要なし
壁に本棚やタンスを置いて音を遮断する 必要なし
家電に防振ゴムをつける 防振ゴム
床にカーペットを敷いて足音や落下物の音を和らげる 防音カーペット、ジョイントマット
壁に遮音シートを張る 遮音シート
テレビやスピーカーなどの、音が出るものの後ろに吸音パネルを張る 防音パネル

②気密性が低く冷暖房が効きづらい

木造の建物は気密性が低く、外の温度が室内に伝わりやすいので、気密性が高い鉄筋造やコンクリート造と比べると冷暖房が効きづらく、特に冬場は寒くなりやすいです。

ただ、建築技術の向上で新築の木造建築は気密性がだんだん高くなっており、鉄骨造と変わらないくらいの気密性を持っている建物が増えています。

木造アパートでの寒さ対策

木造アパートで特に寒さが伝わりやすいのは窓際なので、断熱カーテンやコーキング剤で対策すると良いです。断熱カーテンは外の冷たい空気の侵入を防ぐと同時に、室内の暖かい空気が外に逃げるのも防ぎます。

コーキング剤とは隙間を埋めるボンドのようなもので、風呂のタイルとバスタブの隙間によく使われます。すきま風が侵入している場所をコーキング剤で埋めると、暖かい空気が逃げづらくなります。

コーキング剤はホームセンターで数百円~数千円で買えます。

③害虫が発生しやすい

木は湿気を吸収しやすい性質で、築年数が古いほど湿気をため込んでいます。白アリなどの害虫は湿気を含んだ木を好むので、築年数が古い木造建築ほど虫が発生しやすいです。

特に1階のお部屋は虫が発生しやすいので、念入りに害虫対策するべきです。入居する際には家具を運び込む前にバルサンなどの殺虫剤を使いましょう。

④古い建物の場合は火が回りやすい

木は燃えると炭化層と呼ばれる層を作って完全に燃え尽きてしまうのを防ぐ性質がありますが、古くなると木が腐って燃えやすくなります。

鉄骨造と住み心地を比較してみた

木造と鉄骨造を、防音性・耐震性・耐火性・通気性の4項目で比べてみました。以下の項目で詳しく解説します。

鉄骨造 木造
防音性 ×
耐震性
耐火性 ×
通気性 ×

防音性は少しだけ鉄骨造が高い

防音性は鉄骨造のほうが高いです。ただ、コンクリート造の建物と比べると、木造と鉄骨造の防音性に大きな違いは無く、鉄骨造のほうが少し高いくらいです。

そのため、鉄骨造で両端に人が住んでいるお部屋よりも、木造の角部屋のほうが静かな場合があります。騒音の感じ方は人によって異なるので、実際に内見して確かめてみましょう。

壁を軽くノックすると、防音性が分かりやすいです。反響音が大きいほど、音が通りやすいです。

新しい物件なら耐震性は変わらない

耐震性は鉄骨造のほうが少しだけ高いですが、1981年の6月より前の旧耐震基準に基づいて建てられた建物に限ります。旧耐震基準の木造物件は耐震性がかなり低いのでおすすめできません。

1981年以降に建てられた建物は、木造や鉄骨造などの構造に関わらず新耐震基準に基づいています。新耐震基準とは簡単に言うと「震度6強~7の大地震で倒れないこと」です。

そのため、震度7を越えるような大地震の際には構造による差がありますが、震度7までの地震であれば、構造に関わらず倒壊しないようにできています。

耐火性は鉄骨造のほうが高い

耐火性は鉄骨造のほうが少し高いです。ただ、新築の木造建築であれば鉄骨造と変わらないくらいの耐火性を持っています。

また、構造に関わらず防火構造の外壁や不燃性の屋根材などを使って建てられることが義務付けられているので、耐火性はどの構造にも大きな違いがありません。

通気性の比較

木造建築は、鉄骨造に限らず全構造の中で最も通気性が高いです。鉄骨造もコンクリート造に比べれば通気性が高いですが、木造物件には劣ります。

コンクリート造も含めた詳しい比較情報はこちら

木造アパートで一人暮らしした人の感想

木造アパートで一人暮らしをしたことがある人に、住んだ際の感想を聞いてみました。

家賃が安くて助かった
北千住でコンクリート造のお部屋を探していたんですが、どれも高い物件ばかりで困っていました。不動産屋さんに言われて一旦木造のお部屋を探してみたら、どれも安い物件ばかり。いろいろ気になる点はありましたが、とりあえず家賃優先で選びました。(20代/女性)
湿気が無くて快適
前に住んでいた部屋は、湿気がひどかったので今の木造のアパートに引っ越しました。寒かったり、暑かったりとデメリットはありますが、湿気が少ないので、わりと快適に生活できます。(30代/男性)
虫は見たことが無い
木造は虫が出やすいイメージがありました。でも、虫の侵入場所はほとんどが窓か玄関と聞いていたので、虫よけグッズを置いたりしていたら、一度も虫を見なくて済みました。ただ、飲食店などの虫が集まりやすい場所の近くは避けたほうが良いと思います。(20代/女性)
防音グッズは必須
住み始めの頃は、周りの部屋の音が聞こえてきてストレスだった。防音対策を調べて実践してみたら、そこまで気にならなくなった。木造に住むなら、防音カーテンとカーペットは使ったほうが良い。(20代/女性)
築浅なら木造でも頑丈
新しい物件を選んだからか、思っていたより騒音は気になりませんでした。地震の揺れもあまり感じませんし、木造でも築年数の浅いものなら大丈夫だと思います。(30代/男性)

木造アパートを選ぶ際の5つのコツ

木造アパートを選ぶときに、少しでも快適に過ごすための失敗しないポイントを紹介します。

①1981年以降に建てられた物件を選ぶ
②コンビニや飲食店の近くは避ける
③近くに線路などがある場所は避ける
④2階以上のお部屋を選ぶ
⑤角部屋を選ぶ

①1981年以降に建てられた物件を選ぶ

1981年以降の新耐震基準で建てられた建物なら、大きな地震にも耐えられるように建てられているのでおすすめです。

②コンビニや飲食店の近くは避ける

コンビニや飲食店はゴミや油が出やすく、虫が発生します。木造の物件は他の構造に比べて虫が集まりやすいので、コンビニや飲食店からはできるだけ離れた場所にある物件にするべきです。

特に、建物の1階で飲食店が営業している建物は極力避けましょう。虫だけでなく、料理のにおいが部屋まで届くことがあります。

③近くに線路などがある場所は避ける

木造は防音性が低いため、隣の部屋だけでなく、外の音も聞こえやすいです。線路や幹線道路など、騒音のもとになる場所の近くは避けましょう。

また、線路に近い場合は、電車が通った際にお部屋が揺れることがあります。もし内見の際に電車が通って揺れが気になったら、避けたほうが良いです。終電や始発の時間など、深夜や早朝でも揺れる可能性があります。

④2階以上のお部屋を選ぶ

1階のお部屋は、外から侵入されやすい、虫が出やすい、上階の音が響きやすいなど、デメリットが多いです。木造建築の場合は虫の被害と騒音の問題が特に起こりやすいので、できるだけ2階以上のお部屋に住むべきです。

⑤角部屋を選ぶ

角部屋の場合、隣の部屋が一部屋なので、聞こえてくる騒音が少なくなります。ただ、角部屋はほかの部屋と間取りが異なり、家賃が少し高くなっていることがあるので注意しましょう。

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